学士入試・大学院入試説明会

下記の通り、中文研究室の大学院(修士・博士課程)入試・学士入試の説明会を行います。ご興味のある方はご参加ください。

日時: 2018年7月22日(日)14時~15時50分
場所: 東京大学(文京区本郷7-3-1)
赤門総合研究棟(赤門を入って右手の建物)7階738号室
  
プログラム:
①齋藤希史教授(研究室主任)による入試に関する説明
②受験論文に関する説明
③中文研究室教員による専門に関する説明
・齋藤希史教授(中国古典詩文)
・大西克也教授(古代中国語学、文字学)
・鈴木将久教授(中国現代文学)
④質疑応答
⑤現役院生との座談会(15時より中文研究室にて。任意参加)

以上、ご不明な点などございましたら中文研究室までお問い合わせください。

東京大学 中国語中国文学研究室
TEL&FAX: 03-5841-3823
E-mail: chubun(at)l.u-tokyo.ac.jp
※(at)を@に入れ替えてお送り下さい。

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駒場ガイダンスおよびオープンハウスのお知らせ(駒場生向け)

5月16日(水)に駒場キャンパスKOMCEEにて文学部ガイダンスが開催されます。
全体ガイダンスに続き、個別ブースにて中文研究室の先生と学部学生・大学院生・留学生から研究室での生活について話を聞くことができます。中国語・中国・台湾・香港に関心があるけれど、興味を一つに絞りきれないという方、是非中文研究室のブースに来てください。

あわせて中文研究室では5月21日(月)から25日(金)オープンハウスを開催し、駒場生の皆さんに授業を公開しています。実際の授業に参加する絶好の機会です。興味のある方はご参加下さい。また、オープンハウス期間中の10時~16時は中文共同研究室を自由に見学できます。進学希望者はもちろん、中国語圏の文化に興味がある駒場生の方は是非見に来てください。お茶やお菓子もあります。

【公開授業一覧】(赤=赤門総合研究棟、法文1=法文1号館)

[5月21日(月)]

・2限:垂水千恵先生「台湾の文化と社会」(赤738)

・5限:田口一郎先生「古文辞派の文学(王世貞詩選読)」(赤738)

[5月22日(火)]

・4限:谷口 洋先生「楚辞『天問』講読(1)」(赤738)

[5月23日(水)]

・2限:齋藤希史先生「東アジア文学史論」(赤738)

・2限:孫軍悦先生「中国現代文学精読」(赤724)

・3限:大木康先生「詞学入門(1)」(赤738)

[5月24日(木)]

2限:鈴木将久先生「『中国新文学大系』講読」(赤738)

3限:孫軍悦先生「高級漢語総合実践(1)」(赤738)

[5月25日(金)]

2限:松村茂樹先生「中国語圏映画研究」(法文1-310)

2限:小川 隆先生「禅の語録を読む」(法文1-214)

3限:大西克也先生「上古中国の言葉と文字」(赤738)

※駒場キャンパス(前期教養課程)に在学中の東大生が対象となります。学外の方は参加できません。

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藤井省三先生の最終講義が行われました。

平成30年3月10日(土)、東京大学本郷キャンパス法文2号館一番大教室にて、藤井省三先生の最終講義が行われました。
最終講義の題目は「魯迅と現代東アジア文学史」。
講義では、蘇蔓殊、魯迅、張愛玲ら近代中国の作家から、夏目漱石や村上春樹、松本清張ら日本人作家、イギリスの詩人バイロンやロシアの童話作家エロシェンコといった数々の作家を取り上げつつ、国家や時代を越えて中国現代文学を読み解いてきた多くの研究成果を、ユーモア溢れる口調と美しいスライドで凝縮してお話されました。その内容は同時に、文化大革命から北京の春、天安門事件を経て現在に到る激動の中国の歴史の中で、魯迅に導かれて中国文学研究者となった藤井先生が、数々の師や著作との出会いによって切り開かれた、先生の研究の歩みそのものでもありました。
会場には在学生や卒業生、研究者や関係者の方々約250名が来場し、立ち見が出るほど盛会となりました。

ご参加頂きました皆様には、お忙しい中ご出席賜り、誠にありがとうございました。深く御礼申し上げます。

◇◆最終講義の様子を下記の記事にてご紹介頂きました。どうぞご覧下さい。◆◇

共同記事『四国新聞』2018年3月28日
共同記事『山形新聞』2018年3月22日
記者:田村文様(共同通信文化部編集委員)

WEB東方 「東京便り―中国図書情報」 第48回東京大学・中国文学の藤井省三教授 最終講義レポート “国境を超える文学・文化の持つ力、信じたい”
東京大学・中国文学の藤井省三教授 最終講義レポート
記者:小林さゆり様

田村文様、小林さゆり様、ありがとうございました。

最終講義を迎えられました藤井先生におかれましては、長年に渡り、中国中国文学研究室の発展にご尽力賜り、誠にありがとうございました。
藤井先生の今後のご健勝とますますのご活躍を祈念しております。

東京大学中国語中国文学研究室 藤井教授最終講義準備担当
(文責:白井澄世)

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藤井省三教授最終講義・退職記念祝賀会のお知らせ2

ポスターが完成いたしました。
藤井省三教授最終講義

皆さまのご来場をお待ち申し上げております。

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就職・進路状況

これまでの就職・進路状況について(作成中)

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受賞論文等

安原大熙、第11回東京大学文学部学部長賞、受賞年:2023年。
(受賞論文「茉莉園詩派の『茉莉花』詩に関する一考察―艶詩の potentiality に着目して―」、安原大熙、東京大学卒業論文、2023年。)

葉宇軒、2022年度文化研究學會碩士論文佳作、受賞年:2023年。
(受賞論文「成爲教育學:論明治前期及民國初年荀學言說的近代生成」、葉宇軒、国立台湾大学修士論文、2021年。)

加納留美子、第三回東京大学而立賞、受賞年:2022年。
(受賞著書『蘇軾詩論 反復される経験と詩語』、加納留美子、研文出版、2022年。)

葉宇軒、胡適獎學金、受賞年:2022年。
(受賞論文「成爲教育學:論明治前期及民國初年荀學言說的近代生成」、葉宇軒、国立台湾大学修士論文、2021年。)

三村一貴、日本中国語学会奨励賞、受賞年:2021年。
(受賞論文「上古漢語のモダリティーマーカー「蓋」について――その本質的機能」、三村一貴、『中国語学』267号、42~62頁、2020年。)

雷塘洵(大学院特別研究学生)、日本中国語学会奨励賞、受賞年:2020年。
(受賞論文「古汉语动词“假”“借”的音义、句法及其演变」、雷塘洵、『中国語学』266号、79~97頁、2019年。)

市原靖久、日本中国語学会奨励賞、受賞年:2019年。
(受賞論文「上古中国語の一人称代名詞“我”と“吾”について」、市原靖久、『中国語学』265号、43~61頁、2018年。)

加納希美、日本中国語学会奨励賞、受賞年:2017年。
(受賞論文「拡張二重目的語構文の成立条件 ―臨時量詞による結果描写との関連を中心に―」、加納希美、『中国語学』263号、99~117頁、2016年。)

宮島和也、日本中国語学会学会奨励賞、受賞年:2016年。
(受賞論文「戦国楚・秦における前置詞「于」「於」をめぐって」、宮島和也、『中国語学』262号、114-133頁、2015年。)

【その他受賞】
片倉峻平、Historiographical Institute Poster Prize、受賞年:2021年。
(発表題目:An Attempt at Creating Integrated Retrieval for Chinese Excavated、発表学会:The 11th Conference of Japanese Association for Digital Humanities (JADH2021))

 

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卒業論文題目

近20年間に提出された卒業論文の題目は下記の通りです。
(※卒業論文は公開しておりません)

2023年度卒業論文(3名)
「『列女伝』からみる女性像:劉向のメッセージを読み解く」
「漢代における『司馬法』の受容について」
「謝霊運「⼊彭蠡湖⼝」詩にみられる表現の特徴について」

2022年度卒業論文(3名)
「王維律詩の方法ー典故と詩語の利用からー」
「史鉄生の知識青年時代に対する印象について」
「茉莉園詩派の『茉莉花』詩に関する一考察―艶詩の potentiality に着目して―」

2021年度卒業論文(1名)
「閻連科『丁庄夢』に見る死を待つ人の欲求、倫理観」

2019年度卒業論文(2名)
「容与堂本『水滸伝』の〈詩詞〉について」
「王漁洋詩に於ける「煙」についての考察」

2018年度卒業論文(1名)
「『史記』・『漢書』における漢代詩歌について」

2016年度卒業論文(6名)
「上古中国語における「如/若」に関する認知言語学的考察」
「先秦における「也」と「矣」の機能について―劉承慧(2008)の検証を中心に―」
「魯迅における芥川龍之介の受容―「鼻」「羅生門」を中心に」
「上古漢語の接続詞「故」の文法機能と談話機能」
「『説文解字』における「部」の意義と変遷」
「『祖堂集』の「個什摩」疑問文研究」

2015年度卒業論文(3名)
「『孫子』の兵法―『六韜』との比較を通じて―」
「王禎和『玫瑰玫瑰我愛你』における娼妓」
「高倉健と中国映画」

2014年度卒業論文(4名)
「張愛玲研究」
「上古中国語における一人称代名詞「余(予)」の使用について」
「PM2.5汚染報道に見る『人民日報』と中国都市報の比較」
「「你説」とコミュニケーション上の戦略―「主観性」と「際立ち」の観点から―」

2013年度卒業論文(3名)
「満州事変が引き起こしたもの―日中文学が描いた満州の比較―」
「文人曹操~文学作品から見る曹操の一生~」
「”指示代詞(+量詞)+名詞” フレーズにおける量詞の有無について」

2012年度卒業論文(3名)
「日本に於ける中国語辞典の発展についての考究」
「現代日本文学に対する魯迅の影響 魯迅『祝福』と山田宗樹『嫌われ松子の一生』を中心に」
「日本における老舎 「駱駝祥子」の受容をめぐって―邦訳版本の比較研究」

2011年度卒業論文(1名)
「『聊斎志異』研究―狐妖と人間の関係について」

2010年度卒業論文(1名)
「蘇軾の自称表現」

2009年度卒業論文(1名)
「『三国志演義』に見える家族の描写について」

2008年度卒業論文(4名)
「張愛玲文学と民国期のファッション」
「詩の夢・詞の夢――温庭筠と晩唐緒家との比較による考察――」
「中国古典文学における女性の侠の形象について――侠女の誕生と変遷――」
「台湾作家白先勇論――『孽子』を中心に――」

2007年度卒業論文(2名)
「莫言の作品における女性像について~『赤い高粱』『豊乳肥臀』『四十一炮』に見る母性を中心に~」
「中国語の名詞述語文“NP了”」

2004年度卒業論文(3名)
「張次立による『説文解字繫傳』の校訂について」
「田漢の京劇『白蛇伝』について ―その改作をめぐって―」
「『水滸伝』の三女将について」

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修士論文題目

2023年度修士論文(5名)
顔小凡「二陸における望郷―贈答詩を起点として―」
胡睿「戦時下の徐遅における「現実」を論ずる:詩と報告文学を中心に」
裴杰「和訳『紅楼夢』の圏域と美の意識ー昭和時期を中⼼としてー」
葉曉同「上古中国語に「形容詞」という文法範疇はあったか」
楊乃馨「『玉臺新詠』における綺語の研究」

2022年度修士論文(1名)
耿沛涵「唐代における詠物詩の変化について」

2021年度修士論文(2名)
金卓「上古中国語における「疾」「病」再考――出土資料による」
森下朋美「馮夢龍と万暦三大征」

2020年度修士論文(1名)
小嶋奎吾「『漢書』における「文」の位置づけ」

2019年度修士論文(1名)
趙鈺傑「頼山陽『日本楽府』研究――創作の方法を中心に」

2018年度修士論文(3名)
三村一貴「上古漢語の副詞「蓋」のモダリティ」
片倉峻平「清華簡を中心とした楚簡の用事避複についての考察」
王 柳「莫言の文学における郷土とその想像」

2017年度修士論文(3名)
今井順子「中国“語文”教科書のなかの魯迅―「藤野先生」から考える「魯迅の希望」―」
金子賢太郎「九〇年代台湾の同志雑誌における文学――《G&L》掲載作品の分析を中心に」
武 茜「『捜神記』の編纂――「方士的儒生世界」の浮上」

2016年度修士論文(6名)
張 憶「日本における莫言文学の受容:1949年以後の中国農村社会凝視を中心に」
李 慧文「東アジアにおける村上春樹文学とウォン・カーウァイ映画について―ウォン・カーウァイと村上春樹の影響関係を巡って―」
李 筱婷「馬王堆漢墓帛書『春秋事語』用字研究」
市原靖久「上古中国語の一人称代名詞「我」と「吾」について」
彭 琳「寺山修司の作品における中国―魯迅との比較を中心に」
LI Jing「1929年-1930年における陶晶孫の左翼文芸活動について―『大衆文芸』でのプロレタリア文学作品の翻訳を中心に―」

2015年度修士論文(1名)
蔡 燕梅「清初杭州の文人ネットワークと『尺牘新語』」

2014年度修士論文(4名)
松原 功「福岡・亀井門下の女子漢詩文教育(付)少栞と雪首の贈答詩」
榑林雪子「老舎『四世同堂』日・英翻訳研究」
陳 佳「張愛玲の小説と映画化作品におけるイメージの比較研究―『傾城の恋』と『半生縁』をめぐって」
林 愷胤「台湾語の授与動詞の歴史変遷」

2013年修士論文(3名)
卓于綉「日本統治期台湾における映画文化の形成をめぐって」
宮島和也「出土文献から見た上古中国語における「于」と「於」」
張燁萌「鄧小平時代以降の中国における日本児童文学の受容―宮沢賢治、新見南吉、安房直子を中心に」

2012年修士論文(6名)
鈴木政光「温庭筠詩における情景表現の諸相―李商隠・杜牧との比較を中心に―」
杉山裕梨「『三国志演義』における女性描写について」
権慧「中国語圏・韓国における村上春樹文学の翻訳状況と受容状況の比較研究―『ノルウェイの森』を中心に―」
千賀由香「近世白話小説における民間宗教―蘇庵主人『帰蓮夢』を題材に―」
YANLU「映画『さらば、わが愛 覇王別姫』の日本における受容の研究」
張瑶「ポスト鄧小平時代における郭敬明を中心とする「八〇後」文学研究―その模作的創造と出版戦略をめぐって」

2011年度修士論文(6名)
八木はるな「映像による白先勇文学再創造―35年後の「孤恋花」、ポスト民主化の台湾で―」
徐 子怡「中国における「村上チルドレン」及び「村上春樹ファッション」~「70後」「80後」作家群・書き込みサイト読者を中心に~」
田 家綾「侯孝賢映画における空間イデオロギーの再構築」
楊 冠穹「「八〇後」と現代中国出版市場の変容~韓寒を中心に」
白石将人「渋川春海の分野説に就いて」
武井遥香「中国古典小説における女性の「侠」の変遷について―唐代から明代まで―」

2010年度修士論文(3名)
吉原小百合「中国語の名詞述語文“NP了”構文の意味と構造」
笠見弥生「「三言」「二拍」における道教」
佐髙春音「『水滸傳』における人物の形容表現について」

2009年度修士論文(4名)
明田川聡士「「虚構」の想像/創造~李喬《寒夜三部作》におけるフォークナー作品からの影響を中心に~」
加藤健太郎「「二二八文学」と台湾意識の変遷――呉濁流『無花果』と李喬『埋冤・1947・埋冤』を中心に――」
藤田 玲「饒舌なトポス――莫言が高密の大地から聞く音と声」
林 卓頴「「三言」所収白話小説とその文言原作との比較――恋愛に関する話を中心に」

2008年度修士論文(2名)
蓋 曉星「日本における中国映画『白毛女』の受容――一九五〇年代から一九七〇年代まで」
侯 蘇寒「テレビドラマから見る中国人の経済観念」

2007年度修士論文(7名)
糸原敏章「大徐本『説文解字』反切の研究」
加納留美子「蘇軾詩に見る夜の諸相」
謝恵貞「日本統治期台湾人日本語作家巫永福小説における横光利一の受容と変容――『文体模写』『空想・夢描写』による『自由間接話法』の達成」
蕭 涵珍「李漁の作品における両面性:真情の重視と伝統的礼教」
高橋直子「映像と文学に見る『女の街』上海―老上海から現代に続く系譜―」
陳 燕琪「老舎の『微神』論――ダンテおよび英文学からの影響を中心に」
長谷川賢「中国語における条件構文のカテゴリー」

2006年度修士論文(4名)
荒木達雄「容与堂本『水滸伝』における『義』~明代文学作品の『義』認識を視野に入れて」
鈴木弥生「韓世忠の妻梁氏故事の演変について」
鄧 延桓「龍瑛宗文学における女性像―『知られざる幸福』(1942)及び『ある女の記録』(1942)を通して―」
原田春子「戦国時代における各国の文字遣い分布調査―出土資料による考察―」

2005年度修士論文(名)

2004年度修士論文(6名)
上原究一「白話小説の回目に見える「義釋」について―明末清初小説相互の影響関係」
宇都健夫「接続詞“就是”の意味と機能 ―補足注釈と譲歩を中心に―」
梶村 永「妄りに語る「唐代伝奇」 ―文学を考える一つの試み―」
加納希美「動量詞のシンタクスと意味 ―QV+N型とりたて表現の成立をめぐって―」
末岡麻衣子「現代台湾作家七等生論 ―その過去への視線と語り」
福田素子「鬼討債説話の成立と展開 ―我が子が債鬼であることの発見」

2003年度修士論文(2名)
朗  潔「朱彝尊と査慎行の交友とその作品」
山崎 藍「中国厠妖怪譚 ―六朝志怪、唐代伝奇を中心に―」

2002年度修士論文(7名)
遠藤星希「唐代詩歌史上における李賀の位置 -詩的題材としての神話・伝承の扱いをめぐって-」
大野公賀「豊子愷と近代中国について」
白井澄世「瞿秋白における知識人アイデンティティの形成 -生命主義及びゴーリキー『市儈(小市民)』観の受容をめぐって-」
任秀彬「“満州”をめぐる中国、日本、韓国の三十年代文学」
陳 縦「三生石故事と『紅楼夢』」
馬場昭佳「清代知識人の『水滸伝』認識」
夫婦岩香苗「李昂研究 -都市遍歴と創作過程」

2001 年度修士論文(5名)
松浦史子「江淹新考 -郭璞との関係を中心に-」
大澤理子「淪陥期上海における日中文学者の“交流”について -太平出版公司、太平書局を中心として」
高芝麻子「韋應物詩の変遷 -同時代の言葉から自らの言葉へ-」
謝 智芬「『聊斎志異』における夢描写について -夢兆と夢幻という視点から-」
田中智行「『金瓶梅』の小説作法 -視線と批評性-」

2000 年度修士論文(5名)
古宮陽明「差異としての<文> -テクストとしての『文心雕龍』について」
馬場久佳「批評家以前 -近代都市武漢から近代国家日本-」
藤澤太郎「一九三〇年代・中国文壇のメカニズム -上海・南京・北平を中心とする作家・メディアの力学」
大村和人「六朝閨怨詩における音楽の詩的イメージ ~斉梁詩を中心に~」
谷村晃司「近代漢語における「就」と「則」について」

1999 年度修士論文(3名)
佐野誠子「五行志と志怪書 -志怪書発生に関する一考察-」
樫尾季美「趙樹理再考 -二十世紀末の視点から-」
黄 安妮「植民地作家呂赫若の東京体験 -東京留学による呂赫若のアイデンティティの流動について-」

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博士論文題目

題名をクリックすると【東京大学文学部・大学院人文社会系研究科・博士論文データベース】のページが開きます。

2023年度博士論文(3名)
張燁萌「日本児童文学の中国における受容——八十年代以降を中心に」
宮島和也「上古中国語における書記言語の地域的変異と通時的変化:戦国秦漢時代出土文献を中心に」
笠井直美「中國近世白話文學における秩序と逸脱 ―『水滸傳』を中心として」

2022年度博士論文(2名)
笠見弥生「凌濛初「二拍」の研究」
王 旭東「六朝小説の研究 ―鬼怪観の諸相、外来文化の受容と変容、祥瑞思想との関係―」

2021年度博士論文(2名)
千賀由佳「明末通俗小説における僧侶と神異」
李 曌宇「南朝文人の精神世界と詩的言語」

2020年度博士論文(2名)
権 慧「東アジアにおける村上春樹文学の翻訳と受容」
佐髙春音「明清白話小説の「語り」 ――『三国志演義』『水滸伝』を例に」

2019年度博士論文(2名)
長谷川賢「中国語の複文研究――構文論の観点から」
蔡 燕梅「明末清初尺牘集の研究 ――その生産と流通を中心に――」

2018年度博士論文(2名)
荒木達雄「百回本『水滸傳』の編纂方針」
加納留美子「蘇軾詩論――反復される經驗と詩語」

2017年度博士論文(6名)
張 瑶「中国における岩井俊二——その映画と小説の受容の比較研究」
蓋 曉星「日本における中国映画の受容 ――中華人民共和国建国(一九四九)以後」
加納希美「現代中国語における数量詞の構文機能 ――属性・様態描写の機能を中心に――」
楊 冠穹「「八〇後」作家の韓寒と現代中国文化市場の変容」
八木はるな「白先勇小説翻案作品論――変奏する現代台湾文学――」
王 暁白「張恨水文学と民国期「古都」北京の残照」

2016年度博士論文(3名)
上原究一「百回本『西遊記』の成立と展開 ――書坊間の関係を視野に――」
徐 子怡「中国における村上春樹の受容と「村上チルドレン」の成長 ――「70後(チーリンホウ)」「80後(バーリンホウ)」作家群および一般読者を中心に」
明田川聡士「李喬文学と“台湾意識”の形成――フォークナー、安部公房の受容と“歴史素材小説”創作をめぐって」

2015年度博士論文(3名)
戸内俊介「上古中国語文法化研究序説 ――「于」「而」「其」の意味機能変化を例に――」
黒田眞美子「韋應物詩論 ―「悼亡詩」を中心として―」
前田真砂美「現代中国語における「比較」と「程度」の考察 ――“还”、“更”、“比较”を中心に――」

2014年度博士論文(2名)
三野豊浩「雨の詩人 陸游―その作品と生涯―」
張 佩茹「現代中国語における視覚動詞の文法化」

2013年度博士論文(8名)
山﨑 藍「中国古典文学に描かれた厠と井戸の研究―正と負の厠神・井戸をめぐる・轆轤と瓶―」
徐 暁紅「施蟄存文学研究―1920、30年代の創作・翻訳活動を中心に」
蕭 涵珍「李漁の創作とその受容」
遠藤星希「李賀研究―その詩にあらわれた時間意識を中心として―」
福田素子「討債鬼故事の成立と展開―我が子が債鬼であることの発見―」
馬場昭佳「『水滸伝』の成立と受容―宋代忠義英雄譚を軸に」
郎 潔「明清「文学世家」の研究」
松崎寛子「鄭清文とその時代:“本省人”エリート作家と戦後台湾アイデンティティの形成」

2012年度博士論文(2名)
髙芝麻子「苦熱・納涼・生命の汪溢―先秦から唐代の詩賦に見る「夏」の描写の変遷―」
謝 惠貞「日本統治期台湾文化人による新感覚派の受容―横光利一と楊逵・巫永福・翁鬧・劉吶鷗」

2011年度博士論文(3名)
王 俊文「武田泰淳における中国―「阿Q」と「秋瑾」の系譜を中心として―」
王 姿雯「日本統治期日台文学交流史の研究―佐藤春夫・葉山嘉樹から張文環・翁鬧まで―」
白井澄世「近代中国におけるロシア文学の受容―李大釗・魯迅・瞿秋白ら五四期知識人を中心に―」

2010年度博士論文(2名)
田中智行「『金瓶梅』の創作手法論的研究」
林 桂如「余象斗の小説と日用類書」

2009年度博士論文(5名)
池田 晋「現代中国語におけるダイクシスの連接機能」
松浦史子「六朝文学に於ける『山海経』の受容について―郭璞と江淹の場合」
溝部良恵「唐代初期小説の研究 牛肅『紀聞』と戴孚『廣異記』を中心に」
大村和人「梁代「艶詩」の再検討―楽府「相逢行」「長安有狭斜行」「三婦艶」に基づく考察―」
大野公賀「中華民国期の豊子愷 新たなる市民倫理としての「生活の芸術」論」

2008年度博士論文(2名)
藤澤太郎「一九三〇年代文壇史から見た中国左翼作家連盟」
陳 朝輝「魯迅と一九二〇~三〇年代日本文芸思潮―日中プロレタリア文学受容の比較研究―」

2006年度博士論文(2名)
大山 潔「元代詩法叢書の研究――『詩法源流』、『木天禁語』、『詩家一指』を中心に」
鄧 捷「一九二〇年代中国近代詩における文学と国家の二重奏―風と琴の葛藤―」

2005年度博士論文(2名)
佐野誠子「魏晋南北朝怪異記録の研究 ―志怪書とその周辺」
張 文薫「植民地プロレタリア青年の文芸再生 ―張文環を中心とした『フォルモサ』世代の台湾文学―」

2004年度博士論文(3名)
市川桃子「中国古典詩における植物描写の研究 ―詩を生む心―」
飯田真紀「広東語の文末助詞」
趙 昶佑「巴金文学における異邦人」

2003年度博士論文(1名)
根岸宗一郎「周作人とギリシア文学 ―西洋文学の受容と文学観の成立、及びギリシア文学の翻訳活動を軸に」

2001 年度博士論文(4名)
呉 翠華「明清両代の童謡集」
任 明信「韓国近代精神史における魯迅 −「阿Q正伝」の韓国的受容」
廖 肇亨「明末清初の文芸思潮と仏教」
西村正男「中華民国期の王西彦」

2000 年度博士論文(1名)
張 季琳「台湾プロレタリア文学の誕生 ─楊逵と「大日本帝国」」

1998年度博士論文(1名)
董 炳月「新しき村から「大東亜戦争」へ −周作人と武者小路実篤との比較研究− 」

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藤井省三教授最終講義・退職記念祝賀会のお知らせ

【藤井省三教授最終講義・退職記念祝賀会のお知らせ】

当研究室にて長年教鞭を執られてきた藤井省三教授が、

2018年3月末日をもって御退職されます。

1988年4月の助教授就任以来、先生は中国語中国文学研究室の教育指導にご尽力され、

数多くの研究者を育成するとともに、有為な人材を世に送り出してこられました。

つきましては、長年にわたって先生から頂戴した御恩に感謝し、

今後のご健勝とさらなる御活躍をお祈り申し上げるために、

下記により最終講義ならびに御退職記念祝賀会を開催致します。

ご多忙の折とは存じますが、万障お繰り合わせのうえ、ご臨席賜れれば幸いに存じます。

なお、最終講義は公開でございますので、

こちらの不手際により本状をお届けできなかった方も、

当日直接会場においで下さいますれば有り難く存じます。

研究室一同ご来場をお待ち申し上げております。

【藤井省三教授最終講義】

題目:魯迅と現代東アジア文学史

日時:2018年3月10日(土)午後3時から

場所:東京大学文学部 一番大教室(法文二号館二階)

(当日、入り口に案内を掲示します)

【退職記念祝賀会】

日時:2018年3月10日(土)午後6時から(5:30より受付開始)

場所:Capo PELLICANO Hongo(カポ・ペリカーノ本郷店)

(東京大学本郷キャンパス構内、医学部教育研究棟13階 電話:03-5841-1527)

 

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