1997年年度
○事前の調査活動(1997年夏に実施)
→『日本におけるイスラーム地域現地語資料の所蔵および整理状況の調査』
1997〜1998年年度
○東洋文庫と東大東文研西アジア部門との連携作業開始
東洋文庫の4D形式とデータを流用→同定→ローカルデータの修正、新規入力、 東洋文庫のデータと合併、修正を経て「アラビア文字合併データベース」を構築
1999年年度
○第1回アラビア文字文献総合データベース連絡会(1999.12.20. 於東洋文庫)
→ 議事録
2000年度
○東洋文庫所蔵アラビア語、ペルシア語図書のWEB 検索サービス開始(Windows/Mac)
- マックユーザー向け:
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/IAS/6-han/bs/Arabic(Mac)2.html- ウィンドウズユーザー向け:
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/IAS/6-han/bs/Arabic(Win).html
○LC翻字→アラビア文字への変換プログラムの作成
変換の実例
○第二回アラビア文字文献総合データベース連絡会
(2001.2.9. 於東洋文庫)
→ 議事録
○第一回アラビア文字文献関係ワーキンググループ
(2001.3.1 於東洋文庫)
→ 議事録
2001年度
○第二回アラビア文字文献関係ワーキンググループ
(2001.5.18. 於国立情報学研究所)
報告事項
- 6月に東洋文庫・東文研・東外大ペルシア語の総合目録Web版公開されることがアナウンスされる。
- 東外大のLC翻字データを、変換→前処理→新4D形式データベースへの流し込みをした結果の報告。変換は、ほぼ問題ないことが確認される。
- 国立情報学研究所のNACSISの多言語化の計画のなかで、アラビア語が2002年度実施の対象として、有力視されていることがアナウンスされる。
作業の進め方についての提案
- 今後作成されるデータベースは、東洋文庫方式の4Dアプリ上からも、LC変換データからも、ともにデータを流し込める「新4Dアプリ」として開発される。
- 上記の「新4Dアプリ」においては、データの同期は、学情IDで取ることになる。学情IDを現在、もっていない東洋文庫などの図書の扱いは、今後の検討課題となる。
- 同期に学情IDを用いる関係から、LC翻字データは、大学のローカルシステム上の情報ではなく、NACSISのものを直接もちいることにする。これにともない、ローカルのシステムに応じて、複数の変換プログラムを作成する手間は省かれる。今後、各大学がアップしていない分については、総合データベースが始動するのをまって入力・アップしてもらう方が得策と思われる。
入力規則ワーキングの立ち上げについて
- NACSIS-CAT のアラビア語への対応が現実味をおびてきたことにともない、本プロジェクトとしては、それに協力するため、入力規則の細則などを討議する小ワーキンググループを立ち上げることとする。6月〜8月に作業し、9月までに「提案」をまとめることを目標とする。
- 入力規則ワーキンググループの作業課題
- 不可欠なフィールドの確定、翻字データの取り扱い(よみ?)
- ローマ字とアラビア文字のまざった書誌の扱い
- 年号、略号、その他のアラビア語・ペルシア語に固有の問題について