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アラビア文字文献
総合データベース・プロジェクト

イスラム地域研究6班
「イスラーム関係資料の収集と研究」

担当(世話役):林佳世子、後藤敦子
   協力者:福田洋一

last updated on  2001/8/10

NEW !  ペルシア語図書総合目録オンライン検索 公開
(東洋文庫、新プロ6班、東京大学東洋文化研究所、東京外国語大学)

 

目的 日本の大学・研究機関に所蔵されているアラビア文字文献の整理・利用を効率化するため、図書情報のアラビア文字によるデータベース化をすすめる。データベースをインターネット上で公開し、アラビア文字のままでの「検索」を可能にする。ただし、公開されるアラビア文字文献データベースは暫定的なもので、2002年度中には、国立情報学研究所のNACSIS-CATへの統合を目的とする。(ただし、独立したアラビア文字文献総合データベースとして、運用を続ける可能性もある。) <2001.5.20 記>

アラビア文字文献総合データベース趣意書

これまでの活動

→ 詳細はこちら


1997年年度
○事前の調査活動(1997年夏に実施)

1997〜1998年年度
○東洋文庫と東大東文研西アジア部門との連携作業開始

1999年年度
○第1回アラビア文字文献総合データベース連絡会(1999.12.20. 於東洋文庫)

2000年度

○東洋文庫所蔵アラビア語、ペルシア語図書のWEB 検索サービス開始(Windows/Mac)
○LC翻字→アラビア文字への変換プログラムの作成
○第二回アラビア文字文献総合データベース連絡会
(2001.2.9. 於東洋文庫)
○第一回アラビア文字文献関係ワーキンググループ
(2001.3.15 於東洋文庫)

2001年度

○第二回アラビア文字文献関係ワーキンググループ
(2001.5.18. 於国立情報学研究所)

○第一回アラビア文字文献入力規則ワーキンググループ
(2001.6.9. 於国立情報学研究所)

○第二回アラビア文字文献入力規則ワーキンググループ
(2001.7.12. 於国立情報学研究所)

 

暫定版:総合データベース公開

アラビア語文献総合データベース・オンライン検索

参加機関:東洋文庫、東京大学東洋文化研究所

NEW !!  ペルシア語文献総合データベース

参加機関:東洋文庫、東京大学東洋文化研究所、東京外国語大学

NACSIS-CAT
アラビア文字文献入力規則について
○第一回文献入力規則ワーキンググループ
(2001.6.9. 於国立情報学研究所)

第一回の会議では「基本方針」「目録規則」について、討議しました。次回、7月12日までの宿題は、「データ記述方法の詳細」と、もっとも問題となっている「ローマ字表記による「よみ」の扱いについて、です。

議事録

配布資料

○第二回文献入力規則ワーキンググループ
(2001.7.12. 於国立情報学研究所)

各項目についての確認ののち、ふたたぶ「ローマ字表記による「よみ」と数字の扱いについて議論し、問題点の整理を行いました。次回は9月に、関係各機関の方に広くお集まりいただき、最終的な結論をだす予定です。

議事録

配布資料

  1. 1回アラビア文字文献入力規則WG議事要旨

  2. 翻字および数詞の問題について(東京外国語大学附属図書館)

  3. アラビア文字からローマ字への自動変換テーブル(案)

  4. 東洋文庫ペルシア語目録データベース入力規則

 

2001年度の作業予定スケジュール <済み>2001.2〜3
 LC翻字データ→アラビア文字変換プログラム作成
 (by Yoichi FUKUDA  & Sotoku KINOSHITA)

<済み>2001.4〜5
 LC翻字データをアラビア文字化するプログラムの
 試用版作成(4D)
 (by Yoichi FUKUDA)

以下は、かなり楽観的な作業目標です。

  • 2001.6〜8
    アラビア語、ペルシア語の入力規則の策定
  • 2001.6〜8
    東京大学文学部アラビア語・ペルシア語蔵書4D形式入力
  • 2001.8〜9
    新入力規則にもとづき、LCデータを、アラビア文字を用いるNACSISフォーマットのデータベースに変換するプログラム、ならびに、その上で変換後のデータの修正作業の行える4Dアプリの開発(新4Dアプリ)。
    東京外国語大学アラビア語アラビア語図書LC翻字データでの実験作業。
  • 2001.9
    第3回ワーキンググループ会議により入力規則の原案決定
    (同月に、総合目録委員会が開催予定)
  • 2001.10〜2002.3
    他の参加機関のLC翻字データの新4Dアプリへの変換、校正作業。
    一部機関では、旧来型4D直接入力によるデータ作成作業
    旧来型4D直接入力分の新4Dアプリへの変換。
    4D直接入力データとLC変換データの同期とり作業
  • 2002.3
    総合データベースの暫定版公開(当面、NACSIS-CATの外での公開をめざし、2002年度中のNACSISアラビア語対応に備える。)
参加機関・組織  

ワーキンググループ参加機関:

国立情報学研究所、東洋文庫、東京大学東洋文化研究所、東京外国語大学、大阪外国語大学、アジア経済研究所、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科

連絡機関:

上記機関のほか、東京大学文学部図書館、お茶の水女子大学、上智大学、中近東文化センター、国立民族学博物館地域研究企画交流センター、京都大学文学部図書館、ほか。