日時:
2014年11月19日(水曜日)午後7時
会場 : 本郷キャンパス 法文2号館 二番大教室
主催:
東京大学大学院・人文社会系研究科
死生学応用倫理センター
上廣死生学・応用倫理講座
*入場無料 事前登録不要
公益財団法人 上廣倫理財団 平成25 年度研究助成「共感の倫理に根ざしたまちづくり ――松本市における地域共同的な死別者支援モデル」により一部支援を受けています。
社会が死と臨終を管理する仕方を規定しているのは何だろう。狩猟採集社会、農耕社 会、産業社会、ポスト産業社会など、その社会の経済的状況だろうか。それとも国単位 の歴史・法・文化だろうか。今日のグローバルな諸力の影響はどの程度あるのか。それとも死を管理する方法は、東洋と西洋とで明確に区別されるのだろうか。この講演では、 これら様々な要因がどのように相互作用して、死に方、葬儀の形態、悲嘆の様態を形作っているのかを明らかにしたい。
Tony Walter
1948 年生まれ。バース大学の死と社会センターの
センター長。著書にThe Revival of Death (1994)、
The Eclipse of Eternity: A Sociology of Afterlife
(1996)、On Bereavement: The Culture of Grief
(1999)など。死生学、とりわけ死の社会学の第一
人者であるが、いずれも未邦訳。死生学研究者のあいだで、今もっとも注目されている人物。
◆通訳付き: プロによる逐次通訳ですから、英語を聞いた上で、通訳の日本語を聞くことができます。
この講演会に参加された方には、「死生学トピック」のシール1枚をお渡しします。