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歴史文化コース

■専門分野の紹介

韓国朝鮮歴史文化専門分野は、歴史学、考古学などの分野を複合し、古代から現代までの長い時間軸の中で韓国朝鮮の社会と文化を研究します。歴史学では史料読解、史料批判、史料調査などの方法を、考古学では発掘調査と資料評価の方法をそれぞれ学び、韓国朝鮮の歴史と文化を総合的に分析する方法を模索していきます。伝統と文化から韓国朝鮮の総体に迫っていくところがこのコースの特徴です。


■教員紹介

六反田 豊(ろくたんだ ゆたか)教授

中近世(高麗・朝鮮時代)史研究を専門としている。韓国精神文化研究院(現韓国学中央研究院)での留学経験をもち、韓国の学界と太いパイプをもっている研究者である。
 最近の著書に『朝鮮史1 先史〜朝鮮王朝』(共著、山川出版社、2017年)、『韓国・朝鮮史への新たな視座―歴史・社会・言説』(共著、勉誠出版、2017年)、『朝鮮王朝の国家と財政』(単著、山川出版社、2012年)などがあり、また論文に「朝鮮時代の「武」と武臣」(『韓国朝鮮文化と社会』102011年)、「朝鮮前近代史研究と「海」―韓国学界の動向と「海洋史」を中心として」(『朝鮮史研究会論文集』512013年)、「興原倉小考―その所在地と移転問題―」(高倉洋彰編『東アジア古文化論攷』1、中国書店、2014年)などがある。
 近年では朝鮮半島における「水環境」の歴史学的研究に関心をもち、漢江流域の現地踏査も進めている。講義では朝鮮時代の税制や国家財政を扱い、演習では朝鮮時代史の基本史料である『朝鮮王朝実録』などを講読する。授業は東洋史学・日本史学・西洋史学・中国思想文化学の各専修課程で必修科目に認定されている。


過去3年間に本専攻に提出された博士論文の題目(歴史文化)
2020年度
・一七〜一九世紀朝鮮の周縁的社会集団に関する研究:朝鮮戸籍大帳と僧・白丁

過去3年間に本専攻に提出された修士論文の題目(歴史文化)
2019年度 
・新羅の「質」派遣とその背景