都市史研究会


都市史研究会とは

都市史研究会は、1990年に設立された日本を代表する都市史研究者の共同組織です。この研究会は、日本近世史と日本建築史との長期に及ぶ学際的な研究交流によって創出されました。日本都市史を問わず、時代や地域を超えて、広く都市史に関心をお持ちの方はどなたでも都市史研究会の事業活動に参加できます。

現在まで、会員制・会費制はとっておりません(検討中)。下記の研究会など、企画日程などの連絡をご希望の方へは、e-mailにて予定の通知をしております。

主な事業活動

1.研究会・シンポジウムの組織と運営

研究例会を年4~5回開催しています。自由研究発表や、都市史に関する書評などを行っています。また、毎年11月初旬の土日に、シンポジウムを開催します。これまでの成果は『年報都市史研究』各号をご覧下さい。

この外、次のような小研究会を開催中です。「江戸町触を読む会」毎月1回。「都市と宗教」研究会 年4~5回。「描かれた都市」研究会 年4~5回。いずれも参加は自由で、多くは東京大学工学部か文学部で開かれています。

2.史料調査

日本近世都市に関する史料調査を随時実施しています。現在は、大坂両替商・逸身家文書、中野卓旧蔵史料、旧飯田藩家中・野原家文書などの調査を行っています。

3.『年報都市史研究』の編集

山川出版社から刊行。2007年現在15号まで。科学研究費補助金による共同研究の成果や、シンポジウムの内容を掲載し、併せて都市史研究の現状をサーヴェイします。また投稿原稿も、厳正なレフェリーを経て毎号掲載しています。

4.ニューズレター『都市史研究』の編集

1990年8月に創刊され、現在60号まで刊行されています。

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