哲学会 -The Society of Philosophy-
2021年度
世界哲学の中の西田幾多郎
NISHIDA Kitarō in World Philosophy
哲学雑誌第135巻、第808号
発行所:哲学会
発売所:
有斐閣
《世界哲学の中の西田幾多郎》
知るということは自己の中に自己を映すことである――『自覚に於ける直観と反省』における「無」の登場――
板橋 勇仁
西田のいう「論理」を再考する
朝倉 友海
西田幾多郎と無位真人の世界――後期ハイデガーの人間概念を背景として――
景山 洋平
西田における「自覚」と「非合理的なるもの」
古荘 真敬
「経験と論理」をめぐる呼応と交差――西田幾多郎/京都学派と古典的プラグマティズム――
嘉指 信雄
西田のヘーゲル批判再批判に向けて――ヘーゲルの「概念(Begriff)」をてがかりに――
山田有希子
《シンポジウム報告》
世界哲学の中の西田幾多郎
《ワークショップ報告》
マクダウェルにおける合理性の概念をめぐって
19世紀フランス哲学再考――反省哲学の系譜から
《公募論文》
「永遠の今」としてのエロス――キルケゴールと西田幾多郎の愛の理論――
植村恒一郎
色のクオリアの逆転など起こっていない――哲学と絵画への一視角――
高橋 克也
ハンナ・アーレントにおける「イデオロギー」と「現実」
手塚 博
《研究論文》
経験からの要求と実体的紐帯――後期ライプニッツにおける複合実体の問題――
三浦 隼暉