哲学会 -The Society of Philosophy-
1998年度
ギリシア・中世哲学研究の現在
Contemporary Studies of Greek and Medieval Philosophy
哲学雑誌第113巻、第785号
中間者の現実 -アリストテレスの視点から-山本 巍
ソクラテスは何をしたのか篠崎 榮
形相から現実態へ 渡辺邦夫
アリストテレス哲学における方法論 -形而上学の可能性を開くもの-千葉 惠
哲学者とその影納富信留
人声天語 -初期中世における言語理解とアンセルムス- 清水哲郎
真理と善の間に -超越概念から見た聖トマスの認識理論-花井一典
ドゥンス・スコトゥスの存在の一義性とアヴィケンナの影響山内志朗
トマス・アクィナスにおける人間の「ペルソナ」(persona)の理解加藤和哉
「私」が「思惟する事物」であること吉田知章
「これ」の把握と「受容者」の導入 -プラトン『ティマイオス』48e2-52d1の存在論萩原 理
語られたものの現前と非現前 -ハイデガーの言語論の一側面-古荘真敬