Ahmad Sikainga先生紹介

Ohio University, Department of History: Associate Professor

Sikainga先生はスーダン出身の歴史家で、スーダンの軍隊、奴隷解放の問題等についての著作があり、現在はスーダン北部の「鉄道の町」アトバラについて社会史的研究をおこなっています。社会変容や社会運動に強い関心を抱き、中東研究に社会史的手法を意識的に取り入れようとされています。

[日時]1998年10月14日 14:30〜17:00報告書
[会場]国立民族学博物館 第2会議室
[報告者]Ahmad Sikainga氏(Ohio State university, Dept of History)
[タイトル]
"Social networks and solidarity among the Sudanese railway workers at Atbara, 1924-1948"
(スーダンの鉄道労働者における社会的ネットワークと連携
――1924年〜48年のアトバラのケースから)
(研究班3と共催)

国際ワークショップ
「中東・アフリカにおける奴隷エリートの比較研究」報告書
(総括班、6班との共催)
[日時]1998年10月10日〜11日
[場所]東京大学東洋文化研究所(3階大会議室)
今回は、とくに中東とアフリカ(西アフリカを含む)の奴隷エリートに焦点をあて、9世紀から現代まで、奴隷エリートの社会的役割について比較検討します。海外からも多くの応募があり、計9名の研究者がパネリストとして、発表します。公開で開催しますので、ふるってご参加ください。