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文化資源学フォーラム
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東京大学創立130周年・国立民族学博物館開館30周年記念フォーラム「文化資源という思想―21世紀の知、文化、社会―」
2007年11月25日(日)13:00-17:30 *募集終了
  • 場所:東京大学法文2号館1番大教室 (参加無料、申込不要、定員150名)
  • 主催:東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻/国立民族学博物館/朝日新聞社
  • 後援:文化資源学会/神田神社
  • 構成:
  • セッション1 身振り、身体、近代化
  • 趣旨説明「文化資源学がひらく世界」 木下直之(東京大学)
  • 報告「明治の演説と身振り」 月村辰雄(東京大学)
  • 報告「他者を演じる身体の諸相---南九州・奄美における琉球系・ヤマト系民俗芸能をめぐって」 笹原亮二(国立民族学博物館)
  • セッション2 祭礼、伝統、復元、国家
  • 報告「江戸の天下祭---現代から考える」 福原敏男(日本女子大学)
  • 報告「資源としての民族文化:パプアニューギニアの舞踊と国家」 豊田由貴夫(立教大学)
  • コメント・討論 田村克己(国立民族学博物館)
  • セッション3 実演「神田祭の音楽」
  • 常磐津演奏「三番叟常磐色揚」 五世常磐津文字兵衛(常磐津節三味線奏者・東京芸術大学)
  • 対談 五世常磐津文字兵衛、古井戸秀夫


チラシのダウンロードはこちらから


2000年に東京大学大学院に文化資源学研究室が開設された時、「文化資源」は聞き慣れない言葉でしたが、その後次第に普及し、「文化資源学」という学問領域が形成されつつあります。2002年に文化資源学会が生まれ、さらに2004年には、国立民族学博物館が文化資源研究センターを設置しました。

文化資源学の構想は、長い歴史と伝統を有する人文学がテキスト研究中心であったことを見直し、人間の文化を「おと・かたち・ことば」という根源的なレベルからとらえ直し、その研究成果を社会に還元しようとするものです。

2007年、東京大学が創立130周年、国立民族学博物館が開館30周年を迎えたことを機に、「文化資源」を共有する両者が合同で、「文化資源という思想:21世紀の知、文化、社会」という標題の下に、フォーラムを開催することになりました。文化資源という概念を世界に向けて発信し、21世紀の知、文化、社会の相互のありようを考え、ひいては、歴史や文化、自然を語り継いでいくための新しい仕組みを構想しようとするものです。

本フォーラムでは、東京大学文化資源学研究室と文化資源学会が取り組んでいる神田祭附祭復元プロジェクトを手掛かりに、文化がどのように生まれ、人間の生活と社会をどのように形づくってきたのかを、そして、過去の文化を現代に生かすにはどうすればよいのかを、演説・祭礼・舞踊・演劇・音楽・国家などの観点から横断的に論じ、議論を深めます。実演として、江戸時代の神田祭の常磐津復元を試みます。

21世紀の文化と社会の在り方を考える1日になるはずです。どうぞご来場ください

問い合わせ:東京大学大学院人文社会系研究科 文化資源学研究室
TEL:03-5841-3722
E-mail:bunka@l.u-tokyo.ac.jp


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