[2000/1/31] いつのまにかアクセス数が7000をこえていたようです.感謝.

[2000/1/31] 大山博・炭谷茂・武川正吾・平岡公一編『福祉国家への視座−−揺らぎから再構築へ』(ミネルヴァ書房,1999年12月)が刊行されました.かつて関東社会学会で報告した「市民権の構造転換」に関する論文を掲載してあります.

[2000/1/31] 学繁期につき,しばらくホームページの更新を休止します.

[2000/3/4] 大山博・炭谷茂・武川正吾・平岡公一編『福祉国家への視座−−揺らぎから再構築へ』(ミネルヴァ書房,2000年1月20日,xiii,305頁)が刊行されました.1999年12月刊行のものは,法政大学大原社会問題研究所叢書用でハードカバー,今回のは市販用のペーパーバックです.

[2000/3/4] 武川正吾・佐藤博樹編『企業保障と社会保障』(東京大学出版会,2000年2月25日,282頁)が刊行されました.

[2000/3/15] 3月31日に,東京国際フォーラムで,「医療と福祉における市場の役割と限界」というシンポジウムが開催されます.グレナスター,ルグラン,ナップの各氏の基調講演がありますので,興味のある方はご出席ください.詳細はこちら

[2000/3/15] アクセス数が8000をこえました.

[2000/4/6] 授業関係のページを更新中です.一年間掲載していた隠しページ「季節の移ろい」をアップロードしました.

[2000/4/10] 「ミレニアム・世紀・デケイド−−生活保障を考えるタイムスパン」(『JILI FORUM』(特集:シニアクライシス)生命保険文化センター,No.9(2000年3月):15-21)が刊行されました.

[2000/4/10] こんにちは,いよいよ新学期が始まりました.東京のニュースは満開となった桜の花がもっぱらですが,本郷のキャンパスのなかにいると,銀杏の新芽の方に気を取られます.本郷の銀杏は,秋の黄葉も圧巻なのですが,この時期の,新緑のなかに,みなぎる生命力を感じ取るのも,なかなか味なものです.若草色の芽をみていると,つくづく春だなぁと感じます.

[2000/5/31] 先週の週末に社会政策学会がありましたが,このサイトの意外な読者がいることを知ることができ,また,更新の意欲がわいてきたところです.

[2000/5/31] 「どうする?社会保障 国際競争圧力の中で」(『ひろばユニオン』労働者学習センター,通巻460号(2000年6月):34-37)が刊行されました.労組系の月刊誌の社会保障特集への執筆です.

[2000/6/6] 「財界の国際戦略」(『世界社会の現実化と市民意識の成熟度』〔平成9〜11年度科学研究費補助金(基盤研究(A)(1))研究成果報告書(研究代表者・古城利明)〕,2000年5月,7-11頁)が刊行されました.なぜ私がこの項目の分担になったのかの経緯は不明なのですが,中央大学の古城先生の科研費プロジェクトの分担執筆です.インタビュー記録の整理といったところです.

[2000/6/6] 「シティズンシップ(市民権)」「地域社会計画」(地域社会学会編『キーワード地域社会学』ハーベスト社,2000年5月15日)が刊行されました.地域社会学会総動員の事典です.

[2000/6/12] 先週の金曜日から日曜日にかけて地域福祉学会に出席するために,岩手に行ってきました.この学会,しばらく参加していなかったのですが,今回,久しぶりの出席を思い立ったのは,学会そのものとは別に,理由があったからです.じつは,前から一度は訪ねてみたいと思っていた沢内村へのオプショナル・ツァーが今回の学会には含まれていたのです.地域医療の伝説的な存在として名を馳せたこの村は,いまでも老人医療の10割支給を継続しているのですが,医師不足は相当深刻なようでした.また,介護保険の方は1割の本人負担がありますから,医療と社会福祉の境界領域では,いろいろとしっくり行かない問題も出ているようです.

それはさておき北上川を見ることができたのも,ひとつの収穫でした.多摩川や隅田川を見慣れている東京の人間にとっては,この水量の多いドクドクと流れる川の存在は驚きです.私たちは水(water)と湯(hot water)を別のものとして区別しますが,多摩川と北上川を同じく「川」という語を当てて表現してもいいものなのだろうか,と一瞬思ってしまったほどでした.

[2000/6/13] 社会学研究室で従来からおこなってきた研究室研究会改め「社会学談話会」の第1回が6月7日に開催され,そのトップバッターとして,「福祉国家と福祉社会の協働」という報告をしました.そのときのスライドをアップロードしました.

[2000/6/19] アクセス数が10,000を超えたようです.

[2000/7/17] 「育児休業」(高梨昌・花見忠監修『事典・労働の世界』日本労働研究機構,2000年6月20日,202-205頁)が刊行されました.7年前に『日本労働研究雑誌』No.408に書いた記事の転載です.

[2000/7/17] 受講者のみなさんへ:合宿,コンパ,レポート情報をアップロードしました.

[2000/7/18] 秋の日本社会学会で,三重野卓氏のコーディネートで「福祉国家・福祉社会研究のニューフェーズ」というテーマセッションが開催されます.このプログラムを掲載しました.私も「連帯と承認の弁証法」というタイトルで報告の予定です.その予稿をアップロードしました.

[2000/8/25] 「家族の介護力は元々存在しなかった」(『社会学年報』東北社会学会,第29号(2000年7月):35-43)が刊行されました.昨年,東北社会学会のシンポジウムでおこなったコメントを基にしたものです.

[2000/8/25] 「地域福祉計画をめぐる諸課題」(『地域福祉計画をめぐる現状と諸課題−−平成11年度地域福祉計画に関する調査研究事業報告書』全国社会福祉協議会,2000年3月,5-10頁)が刊行されました.社会福祉法(旧社会福祉事業法)改正がらみの研究プロジェクトです. 

[2000/8/25] アクセス数が12,000を超えました.ありがとうございます.とくにリピーターのみなさん.

[2000/8/31] ゼミ合宿のシーズンとなりました.今年の院ゼミは清里でした.帰りに,「ア・ミュージアム・オブ・アート」という美術館に寄りました.モラリスト的作品群を集めた「笑える美術館」といったところです(何度も吹き出した).

[2000/9/03] 日本社会学会のプログラムが確定しましたので,テーマセッションのページを更新しました.

[2000/9/05] マッキントッシュの G4 Cube の実物を今日はじめて生協の店頭で見ましたが,「え,これが本当にコンピュータなの?」という感じでしたね.思わず見とれてしまいました.光学マウスのデザインと使い勝手にはとくに惹かれます.危険な欲望のとりこになりそうですが,G3が稼働中なので,ここはぐっと我慢でいくしかないようです. 

[2000/9/05] 私の書いた本というコーナーを作成しました.こういうことに時間を割くのは,前にも書いたように,現在,ちょっと仕事に追われているからかもしれません(笑).

[2000/9/12] 学部ゼミの合宿が終わりました.ことしは秩父でした.天候に恵まれず,引率者が開始日を間違える,というaccidentはありましたが,まあ,成功だったと言えるでしょう. 

[2000/10/03] アクセス数が13,000を超えました.

[2000/10/05] 「沖縄の高齢者福祉をめぐる状況−−世界長寿地域宣言と国際都市形成構想のはざまで」(『冷戦後国際化時代の地域形成と生活様式−−沖縄にみるグローカリズムの可能性』〔平成9〜11年度科学研究費補助金(基盤研究(A)(2))研究成果報告書(研究代表者・庄司興吉)〕,2000年9月,83-95頁)が刊行されました.昨年まで実施していた科研費調査の報告書です.

[2000/10/16] 震災後の神戸をみてきました.

[2000/10/18] 文学部のサーバーがダウンしたため,ホームページへのアクセスができたなかったようです.この間に訪れた人にはお詫び申し上げます.

[2000/10/18] 「震災後の神戸:2000年秋−−コミュニティに介入する権力」を更新しました.

[2000/10/30] 秋の学会シーズンです.先週末は京都で社会政策学会でした.

[2000/10/30] 雑誌『社会政策研究』が東信堂から創刊されます.創刊号の目次などをアップロードしました.

[2000/11/06] そろそろ黄葉の開始です.昨年よりは少し遅いのですが,薄黄色の葉が出始めました.学会シーズン第二段は,先週末に,久々に東京で開催された日本社会福祉学会でした.

[2000/11/23] 学会シーズンもようやく終わりました.最後は広島の日本社会学会でした.学会のテーマセッションでの報告(「連帯と承認をめぐる弁証法」)のさいに用いたスライドをアップロードしておきます.当日,配布レジュメが不足したようですが,入手できなかったひとは,これを参考にしてください.

[2000/11/25] 今年も銀杏の季節になりました.休日には,写生する人びとや記念写真をとる人びとがキャンパス内に集まってきます.

[2000/11/27] 昨年,イギリスのパブの男子トイレには,おむつの交換台が設置されていたと報告したことがあるのですが,この秋の社会学会の帰りに,わが羽田の飛行場の男子トイレに次のような掲示があることを発見しました.「男性のお客様でおむつ替え等ベビーベッドをご利用の際は,お近くの多目的トイレをご利用いただきますよう,お願い申し上げます」.これはちょっとした驚きで,日本社会も「半歩前進」といったところでしょうか.もしかしたら,社会変動における10年ラグ説は,うれしいことに訂正した方がよい段階に来ているのかもしれません.

[2000/11/27] 「福祉国家と福祉社会の協働」(『社会政策研究』1,東信堂,2000年11月20日,29-50頁)が刊行されました.なお,この雑誌は,日本における社会政策研究の前衛をめざしたもので,社会科学多分野の中堅研究者が中心となって編集をしています.この雑誌は学会組織をバックとしたものではないため,その存続が読者のみなさんの支持にかかっています.どうかよろしくお願いいたします.入手方法などの詳細は,『社会政策研究』のホームページをご覧ください.

[2000/12/17] アクセス数が15000を超えたようです.

[2000/12/21] 2001年1月14日(日)に,東京大学法文2号館3番大教室で,日本居住福祉学会(Academy of Housing for Life and Well-Being, Japan)の設立総会が開催されます.なお設立を記念して「災害復興は住宅再建から−−21世紀の課題『居住福祉』」をテーマに公開シンポジウムが開催されます.パネリストは小田実,片山善博,暉峻淑子の各氏です.ご関心の向きはふるってご参加ください.

[2000/12/21] 社会政策学会第102回大会(2001年5月26〜27日)において,「福祉国家と福祉社会」というテーマ別分科会を企画します.