博士号取得論文題目

2019年度

内田康太「共和政末期ローマにおける立法過程の研究―法案の帰趨と元老院の意向をめぐって―」

2018年度

藤澤潤「ソ連のコメコン政策と冷戦―資源・エネルギー問題を中心に」

2015年度

芦部彰「1950年代ドイツ連邦共和国におけるキリスト教民主同盟(CDU)の住宅政策―カトリシズムの影響を中心に―」

2012年度

坂野正則「17世紀フランスにおける篤信家とパリ外国宣教会の成立」
巽由樹子「近代ロシア絵入り雑誌の研究―19世紀後半における都市中間層の文化的側面の分析―」

2011年度

工藤晶人「境域の形成―フランス植民地期アルジェリアにおける学知と空間編成 1830-1914」
藤崎衛「十三世紀における教皇庁役人および教皇家人に関する研究」

2010年度

青島陽子「19世紀中葉「大改革」期ロシアにおける一般教育制度改革 -教育専門職者の登場と教養層の拡大-」
阿部俊大「バルセロナ伯領における征服と植民:フロンテーラ(辺境)における統治構造・社会発展・異文化並存の一事例(12世紀-13世紀初頭)」
小野寺拓也「イデオロギーと「主体性」―第二次大戦末期ドイツ国防軍兵士の野戦郵便―」
田中創「帝国統治と弁論―後期ローマ帝国下の東地中海都市」

2009年度

山本成生「カンブレー大聖堂の聖歌隊―中世・ルネサンスにおける音楽家とその組織」

2008年度

加藤玄「エドワード1世統治下のガスコーニュ」
大清水裕「ディオクレティアヌス帝治世の地方統治改革と西方諸都市」

2007年度

田付秋子「初期中世アイルランドの法文書と紛争解決」

2006年度

青山由美子「11-12世紀におけるフランドル伯の尚書部」
佐藤昇「紀元前4世紀民主政アテーナイの政治文化と賄賂言説」
志内一興「ローマ帝国内の支配・被支配関係におけるコミュニケイションの機能」
田中良英「エカチェリーナ1世時代(1725-27年)におけるロシア統治構造の研究」

2005年度

池田嘉郎「革命期ロシアにおける国家運営と民衆統合:モスクワ市から見る」

2004年度

千葉敏之「複製された神聖王権国家:形成期ポーランドとオットー朝ドイツ」

2003年度

西山暁義「『最後の授業』―『最初の授業』ドイツ第2帝政期(1871-1918)エルザス・ロートリンゲンにおける初等教育政策」

2002年度

伊藤滋夫「近世フランスにおける身分制議会・地方行財政・公信用:ラングドックの場合」

2001年度

荒木洋育「リチャード1世・ジョン期イングランドの政治的展開と領主層」
勝田俊輔「ロッカイト運動:19世紀前半のマンスター農村における経済・騒擾・統治」

1999年度

澤田典子「フィリポス2世とギリシア世界」
長谷川貴彦「アソシエーションの生成:近代イギリスにおけるヴォランタリズムの社会的起源をめぐって」

1998年度

亀長洋子「中世ジェノヴァ商人の「家」:人的結合と「家」の発展」

1997年度

松嶌明男「一八一〇年のコンコルダと「礼拝の自由」の変質過程」

1995年度

樋脇博敏「古代ローマの非嫡出子研究」

1991年度

橋場弦「アテナイ公職者弾劾機構の研究」


博士論文研究計画

2001年度

第二次世界大戦期ナチス・ドイツにおけるナチ・イデオロギー;前線と「銃後」、その間のフィードバック
12-13世紀におけるローマ教皇庁の制度
西洋中世における音楽家とその組織に関する研究

2000年度

初期中世北欧における政治権力の展開と構造
中世後期における北ヨーロッパ商業圏の構造転換
19世紀前半におけるロシア思想史の諸問題
18-19世紀イギリスにおける植民地主義:その文化的側面
ナチズムにおけるテロル
古代ローマにおける支配者像と政治的及び社会的状況

1999年度

帝政期ロシアにおける官僚制の生成と展開
近世イギリスにおける国家と地域社会
中世アキテーヌ公領の形成と統治
4世紀アテーナイの政治と私的ネットワーク
初期中世アイルランドの社会と教会
ドイツ第二帝制下のカトリック中央党