卒業論文題目

2022年度

古代ローマの歴史記述におけるカルタゴ人とハンニバル
ヴァイキング・ダイアスポラにおけるノルウェー・ヴァイキングのアイスランド入植-『エギルのサガ』を参考に-
16世紀イングランドにおける浮浪者像の検討-「男らしさ」の観点から-
奴隷貿易と海上保険の関連性-奴隷貿易から見た海上保険と、海上保険から見た奴隷貿易-
アメリカ独立後のイギリスによるカナダ統治の変遷について
産業革命期における英国都市労働者の生活水準の動向
大反乱後のイギリスのインド統治
19世紀イギリスにおける田園都市構想~現代日本のデジタル田園都市国家構想は実現可能か~
フランス革命初期「大恐怖」における情報伝播
ナポレオンにおける「大陸軍軍報」の再考-イギリスに関する記述に注目して-
1889年パリ万国博覧会における植民地展示とその帝国意識への影響ーセネガル村の事例を中心としてー
1930年代から1950年代にかけてのドイツにおけるカトリック政治勢力の変容
二重君主国における記念祭と王朝的愛国心の形成-アスペルン戦勝100周年記念祭を中心に-
イギリス1945年総選挙についての分析 副題:労働者層の保守党への反感を中心に
1984年-1985年イギリス炭鉱争議における労使関係上の争点

2021年度

古典期アテナイにおけるギュムナシオンの持つ役割
ヨーロッパ中世初期の「国家」の定義の再考―クローヴィス王権下のメロヴィング朝フランク王国を例に―
カロリング家とローマ教皇座との結びつきについて―カール・マルテルからカール大帝期におけるフランク・ローマ関係―
ハインリヒ獅子公の領域政策と家門意識
13〜14世紀バレンシア王国におけるムスリム役人:王権とアルハマの間に立つカーディとアミーン
17世紀イングランドの海上戦力が敵対勢力の駆逐に果たした役割について
17世紀中葉ロンドンにおけるペストの流行と社会システムについての考察
神聖ローマ皇帝カール6世治世初期における皇帝権と帝国諸邦
革命期フランスの食糧政策における自由主義の実際−地方都市ルーアンで発生した3つの騒擾を通して−
18世紀イングランドの地方都市における劇場の社会的な性質
18世紀の”Gin Craze”を中心としたロンドンの都市労働者と酒類の関わり
19世紀イギリスにおける東インド会社の役割と解散の影響
19世紀インドにおけるイギリスの膨張政策とその経済的意義
ヴィクトリア時代におけるツーリズムの進展:トマス・クックの事業を追って
1848年革命とウィーンのユダヤ人
いわゆる「中間層テーゼ」の再検討を通した,ヴァイマル共和国末期におけるナチスの支持基盤の考察
ファシズム期イタリアにおけるカトリック勢力の体制参加の一形態ー1930年代イタリアカトリック大学生連盟(FUCI)を中心にー
第二次世界大戦期におけるイギリスの対日外交および対日戦略
南チロル人民党(SVP)の「包括性」の姿
負債と経済変動
ポーランドとハンガリーにおける東欧革命の進展の比較

2020年度

2世紀から3世紀ローマ帝国における騎士身分に関する一考察 軍政民政分離に注目して
11-12世紀カタルーニャにおける入植地初期社会の建設―バルセロナ伯と教会領主の動向―
シャルル7世とパリの住人の関係から見る、百年戦争後期フランスにおける「臣民意識」
神聖ローマ帝国等族としてのデンマーク
17世紀後半から18世紀にかけてロンドンのコーヒーハウスの果たした社交場としての意義
工業化後のイングランドにおける労働者の「余暇時間」と水辺リゾート都市の発展
18世紀中葉から19世紀末におけるイギリス産業発展と民衆教育の関係性
フランス革命期の市民服・官服の受容に見る革命家ら指導者層と民衆層の意識の差異
19世紀中葉スコットランドにおけるナショナリズムの性質:スコットランド権利擁護民族協会を中心に
ドイツ第二帝政期におけるポーランド人問題
アイルランドにおける1883年から1911年までの農業労働者立法について
革命初期のドイツ独立社会民主党穏健派の動向と連立政権の失敗―妥協と包摂、非妥協と排除の観点を中心に―
ヴァイマール期ドイツにおける優生学に関する考察

2019年度

アテナイにおける戦車競走が衰退した時期とオリュンピア祭の権威に関する考察
ヘファイステイア祭におけるメトイコイについて
コンスタンティノープルにおけるヴェネツィア人居留地 ―ラテン帝国下における統治と教会
乾燥為替の「無因的金融資産」的側面
ロマノフ朝初期における正統性の演出と僭称者
17世紀末のイギリスに立ち現れた「プロジェクトの時代」とそれに連なる産業革命期の企業家の心性
ジョン・ウェスレー 18世紀イングランド国教会における説教者としての特殊性
18世紀フランス社会における同性愛概念 ―呼称とその変化を手掛かりに―
ポーランド=リトアニア共和国における立法制度改革 五月三日憲法を中心に
アメリカ建国期の工業化に関する一考察―アレクサンダー・ハミルトンによるthe "S.U.M."計画とジョン・ニコルソンによる工場経営を中心に―
19世紀イギリス海軍の技術転換 ―主に艦船に着目して―
イングランドにおける協同組合設立にオウエン主義は不可欠であったか
第二帝政期におけるフランス銀行の独立性
1890年独露再保障条約不更新にみるドイツ外交の変容と継承―ビスマルクから「新航路」へ―
ボーア戦争期のイギリスの対ドイツ外交政策に関する一考察
バレエ・リュスとロシアの関係に関する一考察―『眠れる森の美女』上演分析を中心に―
1930年代ソ連におけるコムソモールの転換
多民族秩序としての「中欧」構想―ナショナリズムと反ナショナリズムの狭間で―
第三帝国兵士研究において社会心理学的知見がもたらす意義―『兵士というもの―ドイツ兵捕虜盗聴記録に見る戦争の心理』を巡って―
ナチス・ドイツと1938/39年「難民危機」
解放期から第四共和政初期にかけての官僚に対する粛清―指導的官僚への粛清の実態とその歴史的特徴―
第2次世界大戦後の英国における南アジア系移民の政治参加
福祉国家と「怒れる若者たち」―オズボーンから見る福祉国家への「怒り」―
エサレン研究所はなぜ「コーチング」の発展に寄与したか?
北アイルランド紛争と和解の考察 ―サニングデール合意からベルファスト合意へ―

2018年度

ローマ帝国の皇帝礼拝―皇帝アウグストゥスと、平民の関係―
「魔女への鉄槌」成立の背景に関する一考察
近世神聖ローマ帝国における帝国クライス制度の運用―グルンバッハ事件への対応を例として―
海域世界としての環バルト海世界―デンマーク・スウェーデン・ロシアのバルト海政策の比較を中心に―
スポーツ研究に関する歴史学と社会学の融合―ウィンチェスター校のパブリックスクール・マッチ脱退問題の位置付けの試み―
19世紀中葉の連合王国農業におけるハイ・ファーミングと「黄金時代」についての一考察―小麦の農業経済統計に注目して―
ルイ=ナポレオンと労働者住宅―『貧困の絶滅』と1867年パリ万国博覧会を中心に―
明治維新期の工部省官傭外国人においてスコットランド人技師を重用した明治政府の思惑
ヴィルヘルム2世期における中央党とカトリック―バイエルンの事例を中心に―
20世紀初頭のイギリス自由党政権下における社会保障制度改革の意義―「救いがたい状況」への国家の対応
ハプスブルク帝国のイスラーム教徒及び対イスラーム政策―20世紀初頭ウィーンにおけるモスク建設計画を中心に―
南アフリカ戦争の原因に関する一考察
トレードカード体制の歴史的意義―第一次世界大戦期イギリス―
両大戦期イギリスにおける兵役拒否
ヴァイマル共和国とドイツ国家国民党―「共和化」論再考
ジョージ六世即位前後における新聞の国王報道の変化について
第二次大戦期のバビ・ヤールにおけるユダヤ人大量虐殺とその記憶について
20世紀オーストラリアにおけるアンザック神話を用いた「国民」の形成について

2017年度

古代ギリシアにおける運動競技の平等性と民主政の関わり
デロス同盟の「アテナイ帝国」化について
前期帝政期ローマのブリタンニア属州統治ー対外クリエンテラの視点からー
帝政ローマのキリスト教迫害の意義についてー大迫害に至るまでの3世紀の迫害を検討するー
中世スペイン社会の多様性・複雑性
12世紀エルサレム王国におけるフランク人と現地住民の関係について
12~13世紀にかけてのマグナ・カルタに至るまでのイングランドにおける諸侯の動向
13世紀イングランドの諸侯の改革運動と国王の外交関係
16世紀カスティーリャ都市参事会における血の純潔規約の影響ートレド市を例にー
17~18世紀フランスにおける宮廷貴族と国王の関係ー宮廷派閥(faction)に関する論考ー
革命期フランスにおける非キリスト教化運動の位置づけー聖職放棄運動による聖職者モデルの変化を中心に
「怪物」についての社会的想像力ーピエール=フランソワ・ラスネール(1803-1836)のギロチン処刑を通して
リヴァプール・マンチェスター鉄道と地域社会
19世紀におけるブリテン王室の受容
19世紀イギリスにおける貴族院の政治的影響力
パリにおける1878年6月30日の国祭日
19世紀末から20世紀初頭におけるアイルランド・ナショナリズムーアビーシアターの活動を中心にー
「世紀末ウィーン」に至るオーストリア芸術政策の意図:大学画事件再考
カレッジからユニバーシティへの移行期のアメリカにおける大学の経営体制の変容ーハーバード大学におけるディーンの役割に着目してー
ヴァイマル共和国期ドイツにおける映画とドイツ共産党
第三帝国外務省の研究ーズデーテン危機におけるエルンスト=フォン=ヴァイツゼッカーを中心とした考察ー
フルシチョフ期における地方ソヴェト改革
ヴァンス=オーウェン和平案交渉の時期における米国のボスニア政策

2016年度

ヘルメス柱像破壊とエレウシスの秘儀冒涜―事件の性質と関連性について―
重装歩兵改革の再考―兵士・装備・戦術を通して―
第一次ポエニ戦争以前におけるローマ艦隊の組織像の再検討―「海軍二人委員duoviri navales」を中心にして―
第二次マケドニア戦争におけるローマの対外政策―ギリシャの自由宣言をめぐって―
セウェルス朝期における女性皇族の政治的介入について
13~14世紀シュトラスブルクにおけるベギンと托鉢修道会との関係について
ヘンリー7世の経済政策の歴史的意義―イングランドを繁栄に導いた偉大な王―
16世紀ケルンに於ける市政の変容と大学の改革―中世以来のケルン大学史に於ける改革の意義をめぐって―
17世紀イングランドにおける常備軍の形成について
18世紀中葉のイングランド財政金融革命における議会のコスモポリタン性
18世紀後半におけるブリテン帝国によるオーストラリアの植民地化―その背景についての考察―
19世紀中葉のイギリスにおける簡易生命保険の興隆―プルデンシャル社の事例を中心に―
19世紀後半期マルセイユにおける移民・社会・暴力
二〇世紀ロシアの自由主義政党カデット―大改革時代からコルニーロフ・クーデターまでの系譜―
ニュージーランド総督ロバート・フィッツロイの軍事・経済政策―他のブリテン帝国植民地総督との比較―
戦間期イギリスにおけるファシズム運動
独ソ不可侵条約とノモンハン事件―1930年代全体を俯瞰して―
ヴィシー政権期Jeune France(若きフランス)の活動とその意義

2015年度

ブリテン諸島における宗教的アイデンティティー
18世紀イギリスにおける選挙制度へのエドマンド・バークの姿勢に関する考察
フリードリヒ2世の十字軍
13、14世紀の修道院における写本文化
19世紀アイルランド国民学校制度に期待された教育効果
19世紀後半から独立までのポーランド人と教育:秘密教育と民族意識
ミッドランドにおけるラダイト運動の原因と性格
19世紀後半のリヴァプールにおけるアイルランド人移民と聖職者の関わり
ウクライナ・ナショナリズムと国家の問題,1890-1918
19世紀後半から20世紀前半におけるアメリカの産学連携
18世紀イングランドにおける階層構造―中産層の消費を中心に―
19世紀後半から20世紀前半におけるイギリスの社会浄化運動に関する一考察
古典期から初期ヘレニズム期のアテナイにおける「高位顕彰」の変遷について
ドイツ外洋艦隊の失敗要因
帝政ロシア末期におけるフィンランド大公国の「第一次ロシア化」の背景
古典期アテナイの農業奴隷について
19世紀中葉のイギリスにおける庶民の投資行動
東ドイツナショナル・アイデンティティ形成におけるプロイセン像
第一次世界大戦時の教養市民の活動
ドイツ1848・49年革命における統一と民族の問題―ドイツ人・ポーランド人・デンマーク人―
19世紀ロンドンにおけるリヴァリ・カンパニーと自治体改革について
ノルマン朝・初期プランタジネット朝イングランド(1066‐1199)における王位継承課程の諸問題
10世紀ビザンツ史料におけるブルガリア王シメオン1世の位置づけ
戦後のソ連社会と「脱スターリン化」
ルネサンス期アリストテレス主義とヴェネツィア共和国
18世紀中葉の西インド植民地における疑似ジェントルマンの社会的地位の向上と政治的役割について
12世紀ラングドック地方におけるカタリ派
1845年賭博禁止法に関する一考察

2014年度

古代ギリシャの重装歩兵について~階層をめぐる議論を中心に~
紀元前5世紀頃におけるメトイコイの三段櫂船奉仕について
古代マケドニア王国におけるアレクサンドロス3世とフィリッポス2世の対立関係
12世紀中葉トリーアにおける都市共同体形成―コンユラーティオの意義・機能に着目して―
フィリップ2世期における統治構造の変質―王のバイイballivus domini regisに注目して―
フランス宗教戦争期における「政治理性の自立化」について―ナント王令の成立過程および内容からの検討―
17世紀イギリスの海外進出とカリブの海賊バッカニアに関する考察
18世紀ロンドンのコーヒーハウスにおけるシビリティの成熟について
近代イングランドにおける社交生活と娯楽~トマス・クックの旅行業からの考察~
1830年代におけるマーチャントバンキング―ベアリング商会の成長過程―
Great Western Railwayの軌間をめぐる意思決定―組織科学の観点を踏まえて―
19世紀パリにおけるブルジョワ的都市空間の生成―アメニティと階級―
フランス第三共和政期アリアンス・フランセーズの研究―植民地主義と対外文化政策の観点から―
ヴォルガ=ウラル地域のアニミズム集団に対する異質性認識―19世紀半ばまでの行政的な統合と認識上の差別の様相―
穀物法廃止と地方地主階級の関係
19世紀イギリスにおけるジェントルマンとチャリティについて―5%フィランソロピーから見るジェントルマンのあり方―
19世紀末から20世紀初頭における技術教育とイギリス経済衰退の関連
近代イギリスのユダヤ人政策―シオニズムの中のユダヤ主義―
英国統治下におけるマルタ島の英国化とナショナリズム―1880年代からの言語問題と1934年の英語・マルタ語の公用語化に関する一考察―
19-20世紀南アフリカにおけるアフリカ人エリート層の帝国観:初期ANC指導層の南アフリカ連邦成立への態度をめぐって
19世紀末カナダにおける植民地ナショナリズムについて―1897年のヴィクトリア女王即位60周年祭から―
イギリス関税改革運動におけるキャンペーン活動と1906年選挙の帰結について
フランスの1905年政教分離法成立をめぐる諸問題―「原則」の二か条を中心に―
ハプスブルク帝国末期におけるナショナリズム―言語境界地域におけるドイツ系学校協会の活動に着目して―
青年トルコ革命をめぐるドイツとオスマン帝国の軍事関係
内戦期のロシアにおけるコサック解体
ヴァイマル共和国と海軍―内部対立の問題を中心に―
イギリス帝国の植民地ナショナリズム―第一次世界大戦からバルフォア報告まで―
オズワルド・モズリーおよびイギリス・ファシスト連合に関する一考察
宥和政策への評価に対する考察
第二次世界大戦開戦直前のイギリスの対ソ連外交―1939年春から夏の英ソ交渉とその破綻を中心に―
ナチス指導者原理とその表出

2013年度

アテナイの身分制度における商業が持つ機能について
ローマ共和政末期における選挙不正と「分配人」
カロリング期の農村と荘園制―所領構造の把握と展望
オットー大帝期の紛争における政治儀礼・Spielregelnの考察―バイエルン公ハインリヒ1世の反乱とシュヴァーベン公リウドルフの反乱に関して―
13世紀の列聖審査過程における聖職者の行動―ビンゲンのヒルデガルトとテューリンゲンの聖エリーザベトの例から―
カスティーリャ王国における王政とユダヤ人の関係
1666年ロンドンの大火とステュアート朝の国王たち―建築規制の国王布告を中心に―
18世紀イギリスにおける近代保険制度の成立と賭博との関係性
有限責任法案可決と時代状況
19世紀イギリスにおける売春規制について
19世紀イギリスの民衆娯楽に於ける階級意識
奴隷制廃止おけるイギリス人女性の社会進出
19世紀半ばのイギリスの対東アジア地域戦略における日本の位置づけ―極東における英露戦争が日英協約締結に与えた影響―
マッチウェンロック・オリンピック大会とクーベルタン
イギリス金融・サーヴィス利害の国家観―19世紀大不況期を中心に
ヴィクトリア朝社会における恐怖のイメージと伝播~切り裂きジャック報道を中心に~
第一次世界大戦期イギリスにおける外交と内政の重心―アルスター問題を中心に―

2012年度

前4世紀アテナイにおける立法手続について
ローマ共和政末期の選挙不正と「分配人」
コンスタンティウス2世帝治下(337-361)における宮廷宦官―praepositus sacri cubiculi エウセビオスとその権力―
12世紀サンチャゴ・デ・コンポステーラにおけるディエゴ・ヘルミレスの諸活動とコミューン運動
中世イタリアにおける船舶の発展とその経済・政治的影響に関する考察―ヴェネツィアのガレー船を中心として―
パライオロゴス朝前期ビザンツ帝国における知識人と古典
1563年の魔術禁止法再考
名誉革命期のイングランドにおけるナショナル・アイデンティティの形成―キリスト教知識普及協会(SPCK)との関連を中心に
ヴァンデ戦争におけるカトリック王党軍の組織―フランス革命期の地方反乱について―
近代ロシアにおける農民の出稼ぎに関する考察―農民伝統と出稼ぎ―
トマス・アーノルドのパブリックスクール改革
ドイツ帝国統治下ストラスブールの都市政策
19世紀イギリスにおける女性と慈善活動
19世紀中葉のイングランドにおける警察組織の発展と犯罪の発生について
19世紀末から20世紀初頭におけるイギリス造船企業と日本海軍の関係
世紀転換期の英独海軍競争とイギリスとの海軍制度
1900年代のピウスツキについて
1911年の議会改革をめぐる貴族院の反応と、その再評価
ワイマール共和国の保守革命論―タート紙に見られるタート派、青年保守派の思想を中心に、権威主義への歩み寄りについて―
連合王国の解体とアイルランドのナショナリズムの形成
スペイン第2共和政期「左派の2年間」における政教関係―教育問題を中心に―
戦間期イギリスの文化広報活動の変容
戦間期イギリスにおける石炭産業衰退に関する一考察
戦間期スコットランドの経済的停滞から見るスコティッシュネスの萌芽
戦間期アメリカの通商政策
ナチ演劇政策:ティングシュピールの隆盛と衰退
アメリカ合衆国における東欧系ユダヤ移民の社会的上昇に対する考察―教育を主眼点に―

2011年度

古典期アテナイにおける三段櫂船奉仕役と役人
紀元前2〜1世紀 共和政ローマにおけるムニキピウム
12・13世紀スコットランドにおけるストラサーン伯と伯領
中世ヨーロッパ都市の女性とベギン運動
中世末期北イタリアの教育と社会
十字軍国家における支配階級の構造
スティーヴン治世の「アングロ=ノルマン王国」
中世初期アイルランド修道院制度をめぐる諸問題
中世イタリア都市の教育−フィレンツェを中心に−
18世紀ロンドンにおける治安維持
19世紀−20世紀の世紀転換点におけるウェールズのナショナリズムとその運動
インド総督リットン(1876-1880年)の再評価
19世紀イングランドの労働者階級私営学校
『歴史とは何か』の改定版に向けて
神聖ローマ帝国におけるタクシス家の郵便経営
オーストリア・ハンガリー帝国軍隊の超民族性
王と二つの言説:オーストリア継承戦争をめぐるプロイセン王フリードリヒ二世の言行の「矛盾」と実際
19世紀前半パリにおける社交組織の展開——「セルクル」の事例研究を中心に
19世紀ロシア帝国の近代化と農民関係−農奴解放における農村共同体の存置
スペイン内戦と軍事技術
戦間期から第二次世界大戦期のイギリスにおける左翼知識人のソ連・共産主義へのまなざし
民族と安全保障:戦後東西パワーバランスの下におけるオーストリア共和国のアイデンティティ確立について

2010年度

戦間期イギリスにおける経済政策
古典期アテナイの穀物供給
ゲルツェンの思想と行動:亡命中の出版活動を中心に
穀物法廃止後のイギリスにおける農業生産について
フルシチョフ農業政策に関する研究−1958年のMTS政策について−
「近代郵便の父」ローランド・ヒルの再評価
スペイン内戦におけるスペイン共産党の政治路線の分析
イギリス都市ルネサンス期の都市改良
ヴァイマル共和国期の平和主義
ジョージ・ケナンと対ソ封じ込め政策
17世紀メキシコの異端審問とユダヤ人
1917年のロシア革命と飢餓
エリザベス1世の神格化について
第一次五カ年計画と社会主義・スターリニズム
九世紀末から十世紀初期におけるマーシア
14-15世紀フランスにおける王権と諸候
古典期アテナイの殺人訴訟における法手続きの柔軟性について
20世紀初頭のイギリス海軍政策とドイツ海軍の「脅威」
1930年代のソ連政治史についての研究

2009年度

精神史の史料としてのJohann Hermann: Sontags- und Fest-Evangelia (1936)
在地巡礼と遠隔地巡礼の比較
19世紀後半におけるパリ外国宣教会の対日本宣教活動
キリスト教の拡大とローマ帝国—来世観・埋葬慣習との関連から—
4世紀のアテナイと第二次海上同盟
中世エルサレム王国と騎士修道会
19世紀イギリスのパブと飲酒の社会的役割の変化
戦後イタリア共和制の形成と行動党
19世紀前半におけるイギリスの対中貿易に関する政治的論争
1890年代ロシアにおける財政政策と国際関係
第一回十字軍における十字軍理念の形成とその浸透—南フランスにおける教皇庁と十字軍のネットワーク
古典期アテナイにおけるギュムナシオンと民衆
フェデリーコ二世のユダヤ人政策について
18世紀フランスの小麦粉戦争における王権と土地の対応
第二次世界大戦におけるソ連のポーランド占領政策
ヘラクレイオス帝治世下(610−641年)のビザンツ帝国におけるオリエンスの軍制
ジェファソンと奴隷制
英国1850年代前半における二大政党制の萌芽
18世紀から19世紀前半までのアイルランドにおける運動家・民衆・教会の相互関係について

2008年度

16世紀前半トゥールーズの大青商人
アウグストゥスの建築に表される宗教的権威とその受容
近代・国民国家形成期スペインの地域ナショナリズムの興隆における、言語の扱われ方とその背景について:カタルーニャ、バスク、ガリシアの比較を通して
シュライヒャーと横断戦線構想:体制変革への展望
歴史十書の解釈とトゥールのグレゴリウスの史家としての立場に関する考察
西欧と日本の武術の比較:現代の武術が抱える問題の解決のための研究
ヴィクトリア時代の節酒運動:Teetotalism 絶対禁酒主義を中心に
サン=マロと東インド会社:フランス・インド会社に見る商人と特権貿易の関係
ローマ共和政末期の上位公職選挙の性格:『選挙運動備忘録』を中心に
4世紀アテナイの外交決定方針と海上同盟
イギリス近代競馬の成立
英国庶民院選挙における腐敗行為の実態と議員の認識:1883年腐敗行為防止法成立過程を通じて
グラッドストンとイギリス帝国主義
中世末期ドイツにおける聖遺物崇敬と宗教改革:ニュルンベルクの事例から
19世紀イギリスにおけるアヘンの流通・使用と規制
上海における騒擾へのイギリスのまなざし:アムリットサル事件との比較を通して
18世紀後半のネイボッブ観とイギリス帝国
ナチズムの文化政策と美意識:バウハウス様式との関係から
リヴァプール・マンチェスタ鉄道(1830)と諸利害
1845-55年 ロンドン コレラに関する考察:ジョン・スノーへの評価
アウグスティヌスにおけるドナティストの性格についての考察
帝政ローマ期の属州ブリタニアにおけるボウディッカ反乱について
イギリス宗教改革期の文法学校に関する考察
オットー1世治世前半期(936-954年)の東フランク王国における大公について

2007年度

外交政策におけるチャーチルの思考分析:スペイン内戦を例に
19世紀中葉イギリスの鉄道輸出における鉄道建設請負業者の役割について
中世後期フィレンツェの都市建設と権力構造
冷戦開始期のソ連の極東政策策定におけるマリクの役割:対日対米関係を中心に
帝政ロシア期の農民生活:ピョートル期における農民逃亡を中心に
19世紀イギリス鉄道業経営における減価償却会計の適用について
宗教改革期における大学と知識人:政治的決定において神学者と法学者の果たした役割からの考察
カプリーヴィ期のポーランド政策:「新航路」における位置づけをめぐって
カスティーリャ王国におけるユダヤ社会と王権・キリスト教民衆の関係性:convivenciaビジョンを超えて
貸本屋と19世紀イギリスの小説出版
日曜学校の読本から見る産業革命期前後のイギリス民衆教育
後期スチュアート期のコーヒーハウス:1675年制限令の分析を中心に
ネロ治世における皇帝:軍隊関係の変化
13世紀後半のカスティーリャ王国における地方統治:アデランタード・マヨールの導入から見る
19世紀末スペイン・バスク地方における民族主義運動の台頭とその変遷:カルリスモ、フエリスモ、バスク・ナショナリズム
アレクサンドル1世期のロシア外交について
フランス第二帝制における地方の政治:バ・ラン県の事例から
19世紀後期アメリカにおけるアイルランド系移民の民族意識と階級意識:炭鉱労働者を中心に
アルザス地方のユダヤ人:解放~1808年
19世紀後半のオープン・スペース活動とその意義
近代イギリスのパブリック・スクールにおけるアスレティシズムとジェントルマン
宗教革命前夜のヴィッテンベルク:フリードリヒ3世の大学設立と移植された人文主義
ブリクストン暴動(1981年)と警察改革
18世紀末フランスの高等法院とモプー改革(1771-1774):パリ、ボルドー、グルノーブルの例から
《南スラヴ人》統一運動のバルカン・ナショナリズムに対する影響
19世紀末アイルランドのナショナリズム:C.S.パーネルとその前後の連続性
前4世紀アテナイにおける神事と人々
古代ギリシアにおける貨幣の発展とアリストテレスの貨幣観について
第三共和政期ブルターニュにおける農業組合運動:フィニステール県とイル・エ・ヴィレヌ県の事例を中心に

2006年度

古代資本主義論争の行方
3月前期ドイツにおける政治運動 ナチスの勢力拡大と視覚的プロパガンダ:1933年までを中心に
クロアチア独立国における民族浄化とローマ=カトリック
中世イギリス都市の盛衰
17世紀ロシアの教会改革とモスクワ第三ローマ理念
リース=ロス・ミッションとイギリスの対日協調路線の限界
ロンドンにおけるコーヒーハウスと階層
オランダ独立戦争期のアムステルダムの経済発展:海上貿易の拡大・競争・外圧
中世初期ブルターニュ地方の共同体
1930年代のソ連統治と大テロル:大テロル期の統治機構と民衆
12から15世紀フランス南部のサンチャゴ巡礼扶助組織についての考察
18世紀から19世紀におけるイギリス国教会
19世紀イギリス国内海浜リゾート地にみる観光旅行文化
19~20世紀のグラスゴーにおけるフットボールと生活について
ヴィクトリア時代の女性:CD法をめぐる動きから
宗教戦争期ラ・ロシェルの改革派教会と市政:16世紀中葉から1628年まで
第二次世界大戦とアメリカの黒人
中世後期ネーデルラントにおけるベギンの運動
ロシア皇帝ニコライ二世暗殺の歴史的意味
アウグストゥスの建築にみる宗教的権威
中世後期におけるドイツ国王/神聖ローマ帝国皇帝の歓待礼:スイスを中心にして
帝国理念と聖職者:シャルルマーニュの時代
帝政末期ロシアと1930年代日本による満州への移民政策
ロンドンにおいてリヴァリ・カンパニーが果たした役割について:16・17世紀を中心として

2005年度

ヒトラー神話形成に関するナチ芸術の政治的作用
クレディ・モビリエ崩壊の原因についての考察
コンスタンティヌス帝の改宗
紀元前5世紀を中心としたアテナイの法に関する研究
現代イスラエルの国旗・国家
19世紀ロシア農民の犯罪観
19世紀アメリカにおける西漸運動と奴隷制の発展
商業としてのエリザベス朝演劇
フランス革命戦争に対するピットの中立政策転換
18世紀ロンドンにおける新聞について
14世紀後半のフィレンツェにおける政権の推移と貨幣政策
ヴァイマル共和国における労働青年の生活
開国から世界大戦までの東アジア綿製品市場におけるイギリスと日本
日米関係と国務省
18世紀における大西洋を渡るドイツ移民とペンシルヴァニア植民地
カロリング期における帝国統一理念
啓蒙期ヨーロッパにおけるリヨン:アカデミーとフリーメイソン
ナチ・ドイツにおけるT4作戦と精神医学研究
19世紀イギリスブラッドフォードに於ける節酒、禁酒運動
13世紀アラゴン連合王国国王ハイメ1世のマヨルカ征服
ビザンツ皇帝マヌエルの対ヴェネツィア政策
古代ローマのパトロネージ
ヨーゼフ2世の政策とガリツィア・ユダヤ人社会
ヴィクトリア時代のカヴァネス
アマチュア陸上競技連盟の設立
コジモ1世の文化政策におけるアカデミーの役割
魔女狩りに見る16世紀後半のエセックス州
チェンバレンの宥和政策前史
ロンドン首都警察の導入と確立

2004年度

19世紀末~恐慌期アメリカ資本主義経済制度において、財務ディスクロージャーと会計士の与えた影響についての検討
17世紀初頭ロシア「動乱」時代前後におけるツァーリ像の変化に関する考察
1900~1933年当時のドイツにおける優生学/社会衛生学と社会主義の相互関係
16,17世紀スペインにおけるクロニカ(新大陸の年代記)の政治性
前4世紀アテナイにおける富裕層のレイトゥルギア忌避の背景
近世フランスにおける魔術師迫害
1590年代のロンドンにおける劇場統制
チャールズ2世治下におけるロンドン住民
中世後期ケルンにおけるベギン運動
フランス革命期の女性の市民権と政治運動について
帝政期の都市ローマにおけるオリーブ油供給
18世紀後期ローマにおける小麦供給
カロリング期フランク王国における女王権力
ソ連における社会政策の変遷
15世紀初頭のフィレンツェにおける社会風俗について
フットボールと国民国家:ナショナリズムとアイデンティティの検証
第三次ポエニ戦争をめぐる考察
ノルマン征服のノルマンディ公ギョームの政策における意義
18世紀イギリスにおける航海用時計開発
ルイ9世期のenquéte:低ラングドック地方を中心に
ジェントルマン資本主義論をめぐる歴史的考察
18世紀におけるル・アーヴル商業の発展

2003年度

なぜソ連の経済改革は失敗したのか:フロー中心主義アプローチ
シルビオ・ゲゼルと自由貨幣:自由貨幣の構想と、大恐慌期における実践例について
14世紀後半フランスの国王課税
19世紀ブルゴーニュ地方におけるワイン生産構造の変化について
現代セルビアの中世観:初等基礎学校歴史教科書を手がかりに
中世ドイツ語圏における城塞の機能と城塞政策:その領邦国家形成に果たした役割
中世後期フランクフルト大市の興隆:発展要因の考察
18世紀イギリスにおけるジェントルマン:その生活文化とアイデンティティ
1970年代のドイツ民主共和国の男女同権、社会保障政策について:旧東ドイツ地域における「オスタルジー」の背景
ブレジネフ期ソ連の安定化政策についての一考察:アンドロポフのKGBへの異動の背景
キリスト教社会党の成立までのカール・ルエーガーの政治行動
18世紀中頃のフランスにおける出版統制
太平洋戦争直前のイギリス情報部情報活動と対日政策
スペイン内戦下における共和国陣営のポスタープロパガンダ
ヴィシー政権下のユダヤ人迫害:移民ユダヤ人とフランス国籍ユダヤ人を巡る考察
裁かれなかった『民衆』の責任意識:戦後西ドイツにおけるナチスに関するアレンスバハ・アンケートより
ソ連のスポーツ政策とスポーツ教育
古代ローマの乳母:利用の背景
第2次ベルリン危機とフルシチョフ外交:フルシチョフの1957年11月27日付最後通牒手交の動機について
イギリスの太平洋防衛政策と「日本脅威」:1911年の帝国防衛委員会の議論を中心に

2002年度

1930年代ソ連における「大テロル」の背景:中央─地方関係を中心に
19世紀フランスにおける公娼制度と売春
フランス七月王政期における新聞の発達
シャンパーニュ伯と交易
中央党と第一次艦隊法
第一次大戦期イギリスにおける国内プロパガンダ
13世紀バレンシアにおけるムデハルの改宗について
ソヴェトとイギリスの関係:27年ウォースケアーを中心にして
19世紀初期グラスゴーにおける死体解剖
ロシアにおける1881年ポグロムについて
フリッツ・ラングのメトロポリス
「ペタンのヴィシー」のプロパガンダ政策
19世紀ポーランドにおける民族解放闘争と社会問題:1月蜂起における農民、ユダヤ人の動向を中心に
19世紀後半のパリにおける労働者居住環境の変化:オスマン計画とその後
戦間期フランスにおけるロシア・東欧系移民
サッチャリズムの功罪
20世紀転換期ガリツィア農村社会の変容:出稼ぎ、移民による農村社会の構造変化に関する社会史的考察
ワイマル共和国崩壊期における政治過程と経済動向
古代アッティカの防衛
18世紀イギリス出版事情の「近代化」
18・19世紀フランス中央山地からの出稼ぎ労働者の研究
古代ギリシアにおけるマスターベーション
ヴァイマル期ドイツの教育改革と青年層

2001年度

適応する手織物業とコミュニティの再編:植民地期マドラス管区における1880-1947年
南アフリカにおけるアパルトヘイトの起源
19世紀イギリスにおける工業化とレジャー
18世紀フランス黒人奴隷貿易:ナント、ボルドー比較の視点から
英国近代競馬成立の背景:ダービー設立の観点から
イギリス資本市場:国内産業への資金供給について
アヘン戦争をめぐる主張と力学
ヴィルヘルム時代における技術職員と技術工業官吏同盟
16世紀における新大陸へのスペイン人移民
近代イギリスの拳闘を支えた人々
紀元前4世紀のテーベとボイオティア連邦:「テーベ連邦」を中心に
ビザンツ皇帝アレクシオス1世コムネノスの対ヴェネツィア通商特権下賜
ペロポネソス戦争以後のアテナイにおける軍事職
エリザベス朝の私掠船活動
イギリス農業革命が下層農民に与えた影響について
古代ギリシアにおける戦闘の実際についての考察:デマの塔・長壁にみるアッティカの防衛政策
シャンパーニュ伯と交易:12~13世紀における伯権力の年市関与
7世紀前半のビザンツ帝国と海軍:皇帝ヘラクレイオスとJundとの関連性から
クヌーズ聖王治世における「教皇改革」理念の反映
帝国統治における元老院と騎士
服飾史上における革命期フランスの「革命」性
テミスティオス演説に見る頌詞の社会的性格
イエズス会追放後のコレージュ運営:その知的活動からの再検討

2000年度

カロリング朝末期における大公領
19世紀アメリカのアイルランド人移民とその民族的意識の所在
上海租界に生きるイギリス人
15世紀ポルトガルのギネー経営に関する考察
10世紀ドイツにおける教養市民層:ルドルフ・フィルヒョウをケーススタディとして
1870年代のアイルランドにおける自治運動
アウグストゥスの婚姻法
普墺戦争に至るまでのドイツ統一過程
第2次世界大戦前のイギリスとソヴィエトの協力関係の可能性について
「大改革」期ロシアの検閲改革とP. A. ヴァルーエフ
名誉革命体制期のイギリス軍とユグノー
フランスにおける大戦戦没者記念碑建立事業
13世紀パリ大学における托鉢修道会闘争と学芸学部の発展
第2次世界大戦時レニングラード封鎖下における市民生活と行政
紀元前600年頃に於ける隷属農民とソロンの改革
1930年代オランダにおけるドイツ亡命者の受け入れ状況(補論 <思想>としての亡命:L.ウィトゲンシュタイン)
12世紀ラングドックにおけるカタリ派
グレーヴィチの歴史研究の底流にあるもの:ヨーロッパにおける個人の起源の歴史

1999年度

近代ドイツ教養市民層の崩壊:“フェルキッシュ”をキーワードとして
1800年代後半から第一次世界大戦直前期におけるドイツ参謀総長の戦略・戦術思想の変化と当時の軍事思想の変遷について
19世紀中葉北東イングランドにおける炭坑経営と鉄道建設:ロンドンデリー侯の事績を中心として
1707年スコットランド・イングランド「合同」成立の背景
イギリス18世紀における中流層:改良委員会の動きから
産業革命期ウェッジウッドの陶器産業:特にその果たした役割について
17世紀フランス港湾都市ラ・ロシェルをめぐる対抗宗教改革
トマス・スタンフォード・ラッフルズのジャワ統治について
14-16世紀ヴェネツィア国営造船所Arsenaleとその構成員
サッチャー政権と1983年総選挙
戦後ポーランドをめぐるシコルスキの戦術
マクシミリアン2世時代の王朝外交
オーストリア=ハンガリー二重帝国体制へと至るまでのオーストリア国制の推転について
近世フランスにおけるニューファンドランド鱈漁業:Saint Maloの事例研究から
1160年代ノルマン朝シチリア王国におけるジェノヴァ商人の衰退について:その実態と要因
国際為替相場の実態分析
エドワード3世とエノー・ホラント・ゼーラント伯女フィリッパの結婚:百年戦争初期(1325-1347)におけるその影響
18世紀「財政軍事国家イギリス」:その海軍を通しての考察
『仕事と日』における農民の生計に占める交易の位置