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1998年度上半期掲載ニュース
< 1998.4.1 - 1998.9.30 >


プールジャヴァーディー教授京都講演会のお知らせ(9/30)

 10月に1班の招請で来日される、スーフィズムとイラン文学の専門家、ナスロッラー・プールジャヴァーディー教授(テヘラン大学文学部教授)の京都での講演会が、次のようにきまりました。ふるってご参加下さい。(1班(1-a)、2班(2-c)共催)

講演題目:Sufism in Iran(講演は英語で行われます)
日時:10月13日(火)午後4時から6時まで
場所:京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 連環地域論講座 講義室(京都大学文学部東館4階東側)

*講演会終了後、大学近辺にて懇親会を予定しております。


総括班・3班共催研究会のお知らせ(9/30)

国際ワークショップ「中東・アフリカにおける奴隷エリートの比較研究」のパネリストとして海外から参加された方を迎え、「中東・アフリカの地域研究」をテーマに研究会を開催します。世界各地で同時進行する中東・アフリカ研究の交流の場にしたいと考えています。

日時 10月14日(水) 10:00-11:30
場所 国立民族学博物館・地域研究企画交流センター        第2会議室
報告 宮治 一雄(恵泉女子大学、第2班)「日本における中東研究」(英語)
ディスカッサント Carl Petry(USA), Matthew Gordon(USA),Nasser Rabbat(USA),
                            Ahmed Sikainga(USA), Fatima Harrak(Morocco),Sean Stilwell (Canada)

※ご参加をご希望の方は、研究班3事務局までご一報願います。


中央アジア研究会第43回例会のお知らせ(9/30)

発表の内容に関心のある方でしたら、どなたでも参加いただけます。どうぞみなさまお誘い合わせの上、ふるってお出でください。

            記
日時:10月3日(土)14:00から
発表者および題目:
木村暁(東京大学)「18世紀マー・ワラー・アンナフルにおける支配の正統性──ハーンからアミールへ」
野田仁(東京大学)「16世紀カザフ・ハーン国──テヴェケル・ハーン時代の興隆と分立」
場所:東京大学アネックス2階会議室


研究会「クルドとスーフィズム」のお知らせ(9/30)

「スーフィズム研究動向研究会」(2c)、「イラン概念研究会」(2c)及び「聖者信仰研究会」(5a)では共同で、クルド社会とスーフィズムの問題を取り上げた"Agha, Shaikh and State"で著名なブライネッセン先生をお招きし、クルド人とイスラームをめぐる先生のご研究の一端を発表していただくことになりました。ふるってご参加下さい。

日時  1998年10月30日(金)午後3時30分より
場所  東京大学文学部アネックス大会議室
講演者 マルティン・ファン・ブライネッセン先生(ユトレヒト大学教授)「演題未定」
コメンテーター 山口昭彦氏(東京大学助手)

追記;インドネシア研究者である先生の東南アジア関係の研究会も別途予定されています。


ブライネッセン博士講演会のお知らせ(9/30)

 オランダの人類学者マルティン・ファン・ブライネッセン博士(ユトレヒト大学文学部教授)が文部省科研プロジェクト「イスラーム地域研究」第2班の招聘で、10月26日から11月7日まで日本に滞在されます。
 ブライネッセン先生は、インドネシアのイスラームの中でも、特に「伝統派」の動きに注目され、タレカット(イスラーム神秘主義教団)、ナフダトゥル・ウラマー(インドネシア最大の社会宗教団体)に関する研究を次々と発表してこられました。その研究のめざすところは、「伝統派」の「知」の世界を内在的に理解し、そのダイナミズムを描きだすところにあります。1990年代のインドネシア・イスラームに関する研究に最も刺激を与えた研究者と言えるでしょう。
       以下のタイトルで講演(英語)が行われますので、是非お集まりください。

Martin van Bruinessen
"The Global and the Local in Indonesian Islam"

(1)日時:1998年10月31日(土)午後3時より6時まで
   場所:上智大学10号館322教室(3階会議室)
   講演会のあと、同じ会場で懇親会を行います。会費は一般千円、学生五百円です。
   (上智大学アジア文化研究所主催、東南アジア史学会関東例会共催、「イスラーム地域研究」プロジェクト第2班共催)
 
(2)日時:1998年11月5日(木)午後3時より6時まで
   場所:京都大学東南アジアセンター東棟2階教室
   講演会のあと、近くで懇親会を行います。

*ブライネッセン先生の略歴
 1978年にクルド人社会の政治社会構造を論じた"Agah, Shaikh, and state"で学位取得。(博士論文はZed Booksほかから、4か国語で出版)
 1980年代初頭から約10年間インドネシアに滞在。この間バンドンのスラムで調査(1983ー84年)、LIPI(インドネシア科学院)で研究コンサルタントとしてプロジェクト「インドネシアのウラマーの世界観」に参加(1986ー90年)、スナン・カリジョゴ国立イスラーム宗教大学で客員教授(1991ー93年)。1994年より現職。 
 インドネシアに関する主要な業績は以下の通り(いずれもインドネシア語で出版)。

・"Tarekat Naqsyabandiyah di Indonesia: Survei Historis, Geografis dan Sosiologis" (インドネシアのナクシュバンディー教団:歴史学的、地理学的、社会学的研究)Bandung, MIZAN, 1994(改訂版).
・"NU:Tradisi Relasi-relasi Kuasa, Pencarian Wacara Baru",(ナフダトゥル・ウラマー:伝統、権力関係、新しいディスコースの模索) Yogyakarta, LKiS, 1994.
・"Kitab Kuning, Tarekat dan Pesantren: Tradisi-tradisi Islam di Indonesia",(キターブ・クニン、タレカット、プサントレン:インドネシアのイスラーム伝統
)Bandung, MIZAN, 1995.#キターブ・クニンはイスラームに関するアラビア語の原書、古典#プサントレンは寄宿制の伝統的イスラーム塾
・"Rakyat Kecil, Islam, dan Politik"(小さき民、イスラーム、政治)Benteng Budaya, Yogyakarta, 1998.

なお、ブライネッセン先生はクルド問題に関しても講演をなさいます。これについては、「イスラーム地域研究」第2班事務局までお問い合わせください。 
  1)時  間:1998年10月27日(火)3時より 
    場  所:国際協力事業団国際協力総合研究所二階 国際会議場
    タイトル:"The Kurds in Movement: Migrations, Mobilisations, Communications and the Globalizations of the Kurdish Question"
  *クルド運動の指導者 Mahmmud Uthman氏の講演もあります。

  2)時  間:1998年10月30日(金)午後3時30分より
    場  所:東京大学文学部アネックス大会議室
    タイトル:"The religion in Kurdistan: between orthodoxy and heterodoxy, mysticism and political activism. "
        コメンテーター 山口昭彦氏(東京大学助手)


ブライネッセン先生講演会のお知らせ(9/26)

第2班cグループではマルティン・ファン・ブライネッセン教授(オランダ・ユトレヒト大学)をお招きして下記の研究会を開催いたしますのでお知らせいたします。なお、同教授の研究会は10月30日(東京)、10月31日(東京)、11月5日(京都)にも開催を予定しておりますが、詳細は追って御連絡いたします。

日時 1998年10月27日(火)午後3時から
場所 国際協力事業団 国際協力総合研究所二階 国際会議場
    (新宿区市ヶ谷本村町10-5、市ヶ谷駅下車)
講演者と演題
 マルティン・ファン・ブライネッセン先生(オランダ・ユトレヒト大学教授)
    「動乱の中のクルド人---移住、動員、通信、クルド問題の拡大化」(仮題)
 マフムード・ウスマン先生(元イラク・クルド社会党党首)
    「演題未定」
現地報告
 大西健丞氏(ピース ウィンズ・ジャパン)
 同時通訳がつきます(レシーバー代実費)


第1班 年次共同研究会(中央アジア研究セミナー)
「中央アジアの国際関係:歴史と現在」のお知らせ(9/26)

 研究班1では、下記のとおり今年度の共同研究会を開催します。今回は研究グループBが幹事役となり、これに中央アジア・ネットワークが協力した結果、「中央アジアの国際関係:歴史と現在」というテーマとなりました。ソ連崩壊後の激変の中にある中央アジア地域の国際関係を、歴史と現在の二つの方向から多面的に考えてみようというのが今回の趣旨です。この研究会の企画と運営には北海道大学スラブ研究センターの協力を得ることができました。
 なお、今回の研究会は、中央アジア・ネットワークが開催する「中央アジア研究セミナー」としては、第3回にあたります。ご多忙とは存じますが、研究班1のメンバーに限らず、ふるってご出席下さるようご案内申し上げます。 (*10月7日情報更新)

 International Relations in Central Asia: Past and Present

 0ctober 31, 1998   at  Slavic esearch Center, Hokkaido University
 10月31日(土)午前10時から、スラブ研究センター大会議室(法学部棟奥の4階、423号室)
 1.Session:International  Relations in Eastern Turkistan(10:00 AM-12:00PM)
 ・Sugawara Jun 菅原淳(青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程)Graduate Student, School of Literature, Aoyama GakuinUniversity, Tokyo
  'Musafir's in Yarkand: Reconsidering International Relationship in Disturbance(1858-1878)
 ・Kawashima Makoto 川島真(北海道大学法学部助教授) 「1910-20年代新疆外交と中華民国北京政府」
 2. Session: International Relations in Modern and Contemporary Central Asia(13:30 PM-18:00 PM)
 ・Stephane Dudoignon(JSPS Research Fellow 日本学術振興会特別研究員)
  "Interregional Relations inside Central Asia under Stalin. The Case of Tatar and Uzbek"
 ・Rafis Abasov(The United Nations University, Institute of Advanced Studies Research Fellow)
  "Post-Soviet Co-operation and Security Issues in Central Asia"
 ・Iwasaki Ichiro 岩崎一郎(一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程)
  "Russo-Central Asian Economic Relations in Transition Period and its Pass-Dependency")
 (「体制移行期のロシア・中央アジア諸国間分業関係,その経路依存性(仮題)」)
   Discussion  16:00 PM-18:00 PM
  3.  Reception:  7:00-9:00 PM ( 懇親会)


国際ワークショップ「中東・アフリカにおける奴隷エリートの比較研究」
参加申し込みについて(9/26)

すでにお知らせしましたように、来る10月10-11日に上記のワークショップを東京大学東洋文化研究所で開催します。下記の要領で、参加者の事前申し込みを受け付けております。名札や資料のコピーなど準備の関係上、9月30日までにお申し込みをいただけるよう重ねてお願い致します。

1)準備の都合上、参加希望者は、9月30日(水)までに、実行責任者である総括班・三浦徹宛に連絡してください。事前連絡をいただいた方には、名札や資料等を用意いたします。参加料は不要です。飛び込み参加の場合には、これらの用意ができない場合があることをご了承ください。

2)10/10に懇親会を開催します(会費5000円)。こちらについても、準備の都合上、事前にお申し込みを頂ければ幸いです。

3)10/14(水)午前に、国立民族学博物館・地域研究企画交流センターにおいて、海外参加者との交流のための研究会を開催します。関西在住の方は、ぜひご参加ください。内容の詳細は、決定しだい、m-listおよびホームページにて連絡します。

4)発表はすべて英語で行います。

5)「イスラーム地域研究」研究分担者・協力者で、旅費支給を希望されるかたは、所属班の事務局とご相談ください。


Khalmanov Bahtior氏研究会のお知らせ(9/26)

「イスラーム地域研究」2−bでは、ウズベキスタンからKhalmanov Bahtior氏(農業・灌漑省ウズベキスタン農業科学生産センター対外関係局局長)を招聘いたします。滞在は10月7日から12日までです。つきましては、下記の日程で研究会を開催いたしますのでお知らせ致します。

第1回
[日時] 10月日(金)午後時から
[場所] 日本貿易振興会・アジア経済研究所
[講師] ハルマノフ・バフティオル(Dr. Khalmanov Bahtior)
[題目] 「中央アジアの農業開発とそれがもたらす環境問題」

第2回
[日時] 10月11日(日)午後時から
[場所] 東北大学国際文化研究科(川内北キャンパス)管理棟、3階(新会議室)
[講師] ハルマノフ・バフティオル(Dr. Khalmanov Bahtior)
[題目] 「21世紀の中央アジアにおける農業安全保障問題」
[共催] 東北大学学際科学研究センター


イスラム国家論研究会9月例会のお知らせ(9/19)

 今回の発表では、マドラサにおける学問・教育内容の教育社会学的分析から、その政治・社会的状況との関係を問うための作業的な枠組について、詳しい分析をしていただく予定です。皆様の御参加をお待ちしております。

         記
日時:9月26日(土)午後1時30分〜5時
会場:東京大学(本郷)法文1号館317教室
報告者:阿久津 正幸 氏(慶應大学大学院)
題目:「マドラサの社会史 ─ ザンギー朝・アイユーブ朝アレッポを中心に ─」
コメンテーター:柳沼 豊 氏(中央大学大学院)

  会場は東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。
銀杏並木沿いの小さな扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。


シンポジウム「異文化を旅する人々−ヨーロッパとイスラムのあいだで−」
のお知らせ(9/19)

研究班3は、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻との共催により、以下の通りシンポジウムを開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:1998年11月7日(土)14:30〜17:30
場所:東京大学教養学部13号館1313教室
主催:東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻
新プログラム「イスラーム地域研究」研究班3

<プログラム>
T.ヨーロッパ人の見た中東世界

工藤庸子(東京大学大学院総合文化研究科)「ピエール・ロチ『アジヤデ』とイスタンブル」
斉藤文子(東京大学大学院総合文化研究科)「セルバンテスのアルジェ体験と『ドン・キホーテ』」
安岡治子(東京大学大学院総合文化研究科)「プラトーノフのトゥルクメニスタン紀行」
羽田 正(東京大学東洋文化研究所)「シャルダン『ペルシア旅行記』」

U.中東人の見たヨーロッパ

山内昌之(東京大学大学院総合文化研究科)兼・司会「トガンのウィーン体験」
小松久男(東京大学大学院人文社会系研究科)「ブハラの知識人ミールザー・シラージュッディンのヨーロッパ紀行」
八尾師誠(東京外国語大学)(予定)「近代イラン人のヨーロッパ紀行」
杉田英明(東京大学大学院総合文化研究科)「エジプト人タフターウィーのパリ旅行記」

V.ユダヤ人における両世界の出会い

臼杵 陽(国立民族学博物館・地域研究企画交流センター)「シュムエル・ヤブニエリ『イエメンへの旅』−社会主義シオニストとイエメン系ユダヤ教徒との遭遇」

なお、各報告者の報告の標題は仮題となっております。


プールジャヴァーディー先生をお招きしてのワークショップと講演会のお知らせ(9/19)

このたび、1班の招請により、テヘラン大学教授、ナスロッラー・プールジャヴァーディー先生をお招きして、ワークショップならびに講演会を開催します。ぜひとも御参加ください。

@比較神秘主義研究に関するワークショップ(1班・2班・5班共催)

題目:Mystical Visions of God in Three Abrahamic Religions
講演者(敬称略・順不同):

ナスロッラー・プールジャヴァーディー(テヘラン大学・イスラム神秘主義)
手島勲矢(立教大学非常勤講師・ユダヤ教神秘主義)
鶴岡賀雄(東京大学助教授・キリスト教神秘主義)

日時:1998年10月3日(土)14:00〜17:00
会場:上智大学7号館第4会議室

*講演は英語で行われる予定です。
**ワークショップ終了後、発表者を囲んでの懇親会を予定しております。

Aプールジャヴァーディー先生講演会−T(1班主催)

題目:Metaphors of Secular Love in Persian Mystical Literature
日時:1998年10月5日(月) 13:00〜15:00
会場:東京大学本郷キャンパス・法文1号館319教室
*講演は英語で行われます。

Bプールジャヴァーディー先生講演会−II(1班主催)

題目:The Sufism of Ahmad Ghazali
日時:1998年10月7日(水) 13:00〜15:00
会場:東京大学本郷キャンパス・イスラム学研究室
*講演は英語で行われます。


研究会「イスラーム国家の類型論」のお知らせ(9/19)

1班cでは、「イスラーム国家の類型論」と題して、研究会を開きます。みなさまの積極的なご参加を期待しております。

日時:1998年9月27日(日)13:00-17:00
    (さきには9月12日とお知らせしましたが、変更します)
会場:東京大学東洋文化研究所・第2会議室
報告者・内容:
     高野 太輔「イスラーム国家の類型論:国家とイスラームとの関わりをめぐって」
     磯貝健一「17世紀中央アジアの死地蘇生文書について」
問い合わせ先:柳橋博之、hiyanag@ibm.net, tel. 047(345)3769


研究会「中国におけるスーフィズム研究の動向 
─ 新収集資料に基づいて」のお知らせ(9/19)

第6班と第2班の共催で、「中国におけるスーフィズム研究の動向 ─ 新収集資料に基づいて」と題する研究会を催します。ご関心をお持ちの方は、ふるってご参加下さい。

日時:9月27日(日)午後1時〜6時
場所:上智大学(東京・四谷)10号館322
発表:読書会形式で行われる発表と、研究発表が1つずつあります。
   1.読書会発表: 安藤潤一郎さん(東京大学・院)
     F.Aubin, "La Chine,"  A.Popovic & G.Veinstein(eds.), Lesvoies d'Allah, Paris : Fayard, 1996, pp.261-267.
   2.研究発表: 黒岩高さん(東京大学・院)
    「17〜19世紀の中国西北部におけるイスラームの変容と"ネオ・スーフィズム"(仮題)」
     コメンテーター:濱田正美さん(神戸大学)
 
 本研究会は、2-cにおいては、第5回スーフィズム研究動向研究会となり、神戸大学の今松泰さんがオーガナイザーをつとめます。


2班Aグループでは下記のとおり研究会を開催いたします。(9/19)

「開発と社会運動」研究会
        [日時]10月24日(土)午後1時〜3時
        [場所]東大文学部アネックス小会議室
        [議題]「マグレブ文献目録・アルジェリア」
        [報告者]渡辺司 他


国際ワークショップ
「中東・アフリカにおける奴隷エリートの比較研究」開催のお知らせ(9/9)

イスラーム地域研究(総括班、2班、6班)の主催により、上記のワークショプを、来る10月10-11日に東京大学東洋文化研究所(3階大会議室)において、開催します。今回は、とくに中東とアフリカ(西アフリカを含む)の奴隷エリートに焦点をあて、9世紀から現代まで、奴隷エリートの社会的役割について比較検討します。

海外からも多くの応募があり、計9名の研究者がパネリストとして、発表します。公開で開催しますので、ふるってご参加ください。


東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究プロジェクト
第2回研究会のお知らせ(9/9)

今年度より3年計画で発足しました東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト「イスラーム圏における国際関係の歴史的展開−オスマン帝国を中心に−」は、第2回研究会を以下の要領で開催いたします。

本プロジェクトの研究会は公開ですので、御関心のある方は、どうぞふるって御参加ください。事前の連絡などは必要ありません。

日時:1998年10月3日(土)午後1時〜5時
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所4階・大会議室(2号館)
会議内容:
    研究報告
      1)宮崎和夫(筑波大学・現代語・現代文化学系)「スペイン王権・スペイン諸王国とオスマン帝国」(仮題)
      2)羽田正(東京大学・東洋文化研究所)「新発見シャルダン文書の史料的価値」

オスマン帝国のみならず、広くイスラーム圏とヨーロッパ世界との政治的・文化的交流の実態を、16世紀から17世紀にかけてのタイム・スパンで検討する会になるでしょう。

なお、研究会終了後、近辺で懇親会も予定しておりますので、こちらへの御参加も歓迎いたします。


第3班・第2班共催による研究会のお知らせ(9/9)

研究班3は、研究班2と共催で以下のとおり研究会を行います。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:1998年10月14日    14:30〜17:00
会場:国立民族学博物館  第2会議室
報告者:Ahmad Sikainga氏(Ohio State university, Dept of History)
タイトル:“Social networks and solidarity among the Sudanese railway workers at Atbara,1924-1948”(スーダンの鉄道労働者に おける社会的ネットワークと連携―1924年〜48年のアトバラのケースから)


イスラーム地域研究第3班Cグループ研究会について(8/29)

イスラーム地域研究第3班Cグループでは下記の通り研究会を開きますのでふるってご参加ください。なお、講師のハサン・アマト・ノール氏は日本とマレーシアの先住民政策の比較研究のために来日されたものです。

日時    9月14日(月)15:00−17:00
場所    国立民族学博物館4階第3演習室(4059)
発表者  ハサン・マト・ノール(Hasan Mat Nor)
          マレーシア国民大学社会学・人類学科講師
        (Lecturer, Department of Anthropology & Sociology, Universiti Kebangsaan Malaysia)
テーマ  マレーシアにおけるオラン・アスリと開発(Orang Asli and Development in Malaysia)


シャフィイ・マアリフ氏(インドネシア・ムハマデイア副議長)を囲む研究会(8/29)

報告者:Prof. Dr. Ahmad Syafi'i Ma'rif (ムハマデイア副議長、ジョクジャカルタ国立教育大学教授、最高評議会議員)
演題:"Peran Muhamadiyah dalam Proses Reformasi Total di Indonesia Masa Kini"(インドネシア語・通訳なし)
日時:1998年9月9日(水)午後1時ー3時30分
会場:アジア経済研究所役員会議室
   東京都新宿区市ヶ谷本村町42
   営団地下鉄四谷三丁目、都営地下鉄曙橋下車
共催:東南アジア・イスラーム研究会
   インドネシア研究会

 報告者のシャフィイ・マアリフ氏は、現在、インドネシア・イスラム社会教育運動の全国組織ムハマデイアで、副議長をつとめ、会長アミン・ライスに次ぐNo.2の位置ににあります。
 1935年、西スマトラ生まれ。ジョクジャカルタの国立教育大卒業、アメリカに留学、Ohio State Univ.で MA、ついで、Chicago Univ. で Ph.D. 取得 (Dissertation, "Islam as the Basis of State: A Study of the Islamic Political Ideas as Reflected in the Constitutional Assembly Debates in Indonesia"、1982)。
 帰国後、母校のジョクジャカルタ国立教育大学の教官、ムハマデイア系知識人として、一貫して、教育、評論、布教に専心。
 今回の政変では、ムハマデイア代表として、国軍主催の「国民対話集会」に参加、アミン・ライスと並んで、スハルト退陣要求・民主化運動の先頭に立ってきました。ハビビ政権成立後は、大統領にたいする最高諮問機関である最高評議会(Dewan Pertimbangan Agung=DPA)のメンバーに任命され、政治改革に関する最高政策決定に参加しています。今後は、アミン・ライスが新党「国民信託党(Partai Amanah Nasional=PANの仮訳)」の党首になるので、シャフィイ氏がムハマデイアの最高責任者となるようです。(先週18日、ジャカルタで会った時のお話。)
 
 今回の研究会は、インドネシア改革運動の当事者から、その展望、目標、とくに新党PAN、ムハマデイアの課題、困難などについて、率直なお話を伺う機会にしたいと思います。
 報告・討議の密度を高めるため、研究会での使用言語はインドネシア語といたします。 


プロジェクト・リーダーからのお知らせ(8/29)

 2年目の「イスラーム地域研究」も、いよいよ本格的な活動のときを迎えようとしております。折しもアメリカ軍による「テロ活動抑止のための」大規模なミサイル攻撃がおこなわれ、「現代世界史のなかのイスラーム研究」は、ますますその重要さを増しているように思われます。
 地球規模におよぶイスラーム研究を実証的に推し進めるためには、関連の資料を収集し、これをインターネットで結ぶことが必要なことはいうまでもありません。コンピュータ利用による基礎的資料のデータベース化が本プロジェクトの主要な目的に定められているのは、すでにご承知の通りです。
 これに関連して、今年度末から総括班、東洋文化研究所、地域研究企画交流センターの3カ所に、データベース化を強力に推進しうるサーバが設置されることになりました。これらの機器を活用し、イスラーム関係資料および史料の組織的な蓄積をはかりたいと思います。現在、具体的な活用方法として考えられているのは、以下のものです。

1.アラビア文字表記によるテキストのデータベース化
2.地理情報システムの利用(地図のデータベース化も含む)
3.画像資料(スライドや絵画、また8ミリビデオなどの動画)のデータベース化
4.   マイクロフィルム資料のデータベース化

 これ以外にもさまざまな活用の方法があると思います。研究分担者、協力者、登録者を問わず、この件について新鮮なアイディアと強い意欲をお持ちの方は、9月中旬までに総括班事務局にご連絡くださいますようお願いいたします。なお、今回のサーバ設置を機会に、これを有効に活用するための専門委員会を設置する予定でおります。皆様の一層のご協力をお願いいたします。

佐藤次高


マニサル・イスタンブル大学教授来日会合のご案内(8/22)

 中東調査会はこの度、外務省の招聘で来日なされますマニサル・イスタンブル大学ヨーロッパ・中東研究センター長をお招きして、下記にて、各種会合を開催いたします。トルコをより深く知る貴重な機会となると存じます。

            記
1. 意見交換会・懇親会
日  時: 1998年8月24日(月)15:00〜18:30
会  場: 霞ヶ関三井クラブ ※地図別添
       (東京都千代田区霞が関3-2-6東京倶楽部ビル3F、TEL:03-3580-0651、最寄り駅:銀座線「虎ノ門」駅より徒歩4分、南北線・銀座線「溜池山王」  駅より徒歩6分、丸の内・千代田・日比谷線「霞が関」駅より徒歩8分)
テーマ: 「トルコ研究を行う上での助言」-大学および研究機関の研究動向と資料収集について-
次  第: 15:00〜15:20 基調報告
             15:20〜17:00 自由討論
     17:00〜18:30 懇親会(立食、軽食)
使用言語:英語・トルコ語
参加対象者:トルコ研究者

マニサル氏(Enoglu Manisali)プロフィール
1940年、イスタンブル生まれ。London school of Economicsより博士号取得。1975年よりイスタンブル大学経済学部教授。現在、同大学ヨーロッパ・中東研究センター所長。また、欧州評議会トルコ代表、World Trade Centerトルコ国内役員などを歴任。「ジュムフリエット」紙に週1回コラムを執筆中。<著書>国際政治経済問題に関する国際ギルネ(キレニア)会議(同教授が主催)会報(1986〜95)、「ヨーロッパ及びアジアにおけるトルコ」(1997)、「関税同盟の政治的・経済的対価」(1995)、その他、トルコ経済、経済理論、トルコ・旧ソ連圏関係、トルコ・欧州関係、トルコ・中東関係、トルコ・アジア関係、トルコ・ギリシャ関係、キプロス問題などに関する多数の論文、著作がある。


アハラム戦略研究所所長の講演会のご案内(8/22)

 中東調査会では、外務省の招聘にて来日されます、世界的に有名なエジプトのアハラム戦略研究所のサイード所長をお迎えし、下記にて講演会を開催いたします。本会では、21世紀を間近にひかえ、国際社会ひいては日本の行方を考える上で一つの鍵を握るアラブ、イスラム世界の潮流についてご講演いただきます。
  具体的には、政治面では、(1)米国の中東政策をどう見るか、(2)ペルシャ湾の安全保障問題、(3)テロおよび大量破壊兵器の拡散問題、(4)中東各国の指導者の世代交代について等。また、経済面では、(1)原油の価格低迷が中東地域に与える影響、(2)中東の工業化が抱える諸問題、(3)EUの統合化が中東地域に与える影響、(4)中央アジアのエネルギー開発が中東地域に与える影響等についてお話しいただく予定です。さらに、記憶に新しいケニア、タンザニアでの爆弾テロ事件についてもふれていただく予定です。つきましては、皆様お誘い合わせの上、ご参加賜りますようご案内申し上げます。

(記)
・日  時:1998年9月1日(火)14:00〜16:00
・場  所:フォーリンプレスセンター「コンファレンスルーム」千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル6F
最寄り駅:地下鉄丸の内線・千代田線・日比谷線「霞が関」駅、都営三田線「内幸町」駅
・講  師:アブデル・モネム・サイード・アリー・アハラム戦略研究所所長(Dr. Abdel Monem Said Aly )
   <略歴>1948年エジプト生まれ。北イリノイ大学にて政治学のPh.D.を取得。エジプト情報省勤務を経てアハラム戦略研究所に入所。北イリノイ大学にても勤務。また、世界各国での講演も数多い。1994年より現職。
・ テーマ:「21世紀に向けてのアラブ、イスラム世界の課題― 政治・経済を中心に―」   *逐語訳


第8回歴史地理情報処理研究会(8/15)

主催:「地理情報システムによるイスラーム地域研究」班
日時:8月19日 朝10:30〜11:30時
場所:東京大学法文2号館4階2425 水島研究室

内容:南インド・ポンネリ地域についての一連の村落資料のうち、1801年のザミンダーリー制実施時点の村落統計と1850年代土地台帳の村落センサスから作成された地図を資料に、今後の研究計画と資料処理の優先度を討議する。


「イスラームとフェミニズム」第一回シンポジウム(8/15)

日時:1998年9月26日(土)13:00ー18:00
会場:東京大学文学部アネックス 第一会議室

パネリストおよび報告内容(仮題)
  基調講演:岡真理「イスラームとフェミニズム それが提起する問題と可能性について」(30分)

  パネルディスカッション(報告は各30分)
       中西久枝 「『イスラム的フェミニズム』はあるかーーイランを事例に」

            Rezrazi Mustafa:The gender issue from an islamic point of view- the feminist islamic literature as an emerging area in women studies-
       川橋範子 「宗教とフェミニズムーーポスト家父長制仏教の語りをめぐって」
       
       大塚和夫 「二重の<差異>に面してーー日本人男性人類学者がアラブムスリム女性を語ること」


「開発と社会運動」研究会について(8/15)

1)日時:8月29日(土)午後1時〜3時
2)場所:東大文学部アネックス小会議室
3)議題:「マグレブ文献目録・解題作成計画について」
 提案者:宮治一雄
4)その他:出席を希望される方には、あらかじめ資料をメールでお送りしますので、宮治までご一報ください。


インドネシア・ムハマデイーヤ議長アミンライス氏の来日公演について(7/29)

7月29日(水)19:00-2100
会場 日本青年館中央ホール (地下鉄外苑前下車)
定員 先着250名 資料代 一般1000円
予約 主催者 日本インドネシアNGOネットワーク(NANNI)電話03-5818-0507まで。

インドネシア・ムハマデイヤーからは、副議長の一人、アフマド・シャフィイ・マアリフ教授の9月9日来日が確定しました。同日午後1時頃から、東京で、彼が党首との下馬評にあがっている新イスラーム政党(新マシュミ党)の構想の話をしていただく予定です。会場・時間など確定次第、お知らせいたします。


『イスラームと衣の文化』読書会のお知らせ(7/29)

「生活の中のイスラーム」をテーマとする研究班5班aグループの公募により発足した『イスラームと衣の文化』の第1回読書会をお知らせします。本研究会ではイスラーム地域の衣の文化に関する問題を総合的に考察したいと思います。今年度の活動として読書会を2回、研究発表を1回行います。読書会では、まずNancy Lindisfarne-Tapper and Bruce Ingham編のLanguages ofDress in the Middle East(Curzon Press 1997)を取り上げ、先行研究を紹介します。「視覚的にも訴える」研究会です。皆様のご参加をお待ちしております。読書会で取り上げる論文のコピーをご希望の方は、大坪までご連絡ください(誠にすみませんがコピー発送は8月10日以降になります。)。

日時 8月31日(月曜日) 午後1時から
場所 上智大学10号館10−322教室

第1章 “Approach to the Study of Dress in the Middle East”, Nancy Lindisfarne-Tapper and Bruce Ingham
発表者 斎藤 剛(東京都立大学大学院) 
コメンテーター 武笠明子(東京都立大学大学院)

第9章 “Faith and Fashion in Turkey”,John Norton
発表者 鈴木瑛子(お茶の水女子大学大学院) 
(コメンテーター未定)


比較神秘主義研究に関するワークショップのお知らせ(7/29)

このたび、1班・2班・5班共催の、神秘主義に関する比較研究のワークショップを以下の要領で開催することになりました。皆様には、ぜひとも御参加いただきたく、ご案内申し上げますので、よろしくお願いいたします。

ワークショップ:Mystical Visions of God in Three Abrahamic Religions
講演者(順不同・敬称略):Nasrollah POURJAVADI
                        手島勲矢
                        鶴岡賀雄
日時:1998年10月3日(土)14:00−17:00
会場:上智大学7号館第4会議室

その他、詳細につきましては、決まり次第、別便にてご案内いたします。なお、
講演は英語で行う予定です。


第2班Cグループ・第5班Aグループ合同研究会のお知らせ(7/22)

2Cグループ、スーフィズム研究動向研究会第5班Aグループ、聖者信仰研究会では、次のように合同研究合宿を開く予定です。くわしい情報をご希望の方は、赤堀雅幸,東長靖までご連絡下さい。折り返しメールにてご送付申し上げます。なお、赤堀は22日より28日、8月6日から19日の間不在です。

[日時]8月26日(水)〜27日(木)
[場所]東京都八王子市・大学セミナーハウス
[発表]
1.読書会(A. Popovic & G. Veinstein (eds.), Les voies d'Allah: Les ordres mystiques dans le monde musulman des origines a aujourd'hui, Paris: Fayard, 1996の地域別解説部分)
2.研究発表(京都大学・小牧幸代氏他を予定)
などを予定しています。

コーディネーター(五十音順)
赤堀雅幸(上智大学、5-a)
斉藤剛
高岡豊
東長靖(東洋大学、2-c)
森山央朗


第1班事務局夏休みのお知らせ(7/22)

第1班事務局は下記の期間夏休みをいただきます。

8月8日(土)〜8月26(水)

この期間中は事務担当者が不在となります。また、期間外も8月中は火・木のみ(10:00〜17:00)の出勤となりますので、ご連絡いただく際にご留意下さい。


総括班事務局夏休みのお知らせ(7/22)

総括班事務局は下記の日程に従い夏休みをいただきます。

8月8日(土)〜8月16日(日)

また、8月中は週2日、火・木の10:00〜17:00を開室日とし、他の曜日は閉室いたします。お盆の一斉休暇期間と火・木以外の曜日は事務手続きをいたしませんのでご了承下さい。


新掲載:大石高志「アセアン諸国イスラーム研究国際会議
(タイ、パタニ市)に参加して」( 7/17)

投稿ニュース欄に、大石高志さん(日本学術振興会・特別研究員)の「アセアン諸国イスラーム研究国際会議(タイ、パタニ市)に参加して」が掲載されました。


カイロ学振新事務所移転のお知らせ(7/15)

イスラーム地域研究プロジェクトの皆様へ

 カイロは火炎樹が咲き誇った初夏の季節も過ぎ、本格的な真夏になりつつあります。さて、日本学術振興会カイロ研究連絡センターは、先月に新事務所に移転しました。新事務所は、これまでセンター長の住居と兼用であった旧事務所と同じビルのグランド・フロア(日本式一階)にありますので、以前にお越しになった方には分かりやすいかと存じます。新事務所の住所は下記のとおりです。

JSPS Research Staiton, Cairo
9, Al-Kamil Muhammad St., Zamalek, Flat No. 4
Zamalek, Cairo, Egypt
Tel: +202-3413752
E-Mail:
jsps-cai@rite.com

新事務所への移転と合わせ、事務スタッフを雇用し新体制の下で、エジプト人研究者の日本留学経験者ネットワークの形成など、日本と現地の学術交流の発展に寄与し、また日本の中東・イスラーム研究の将来の研究拠点の基礎固めをする作業にとりかかっておりますので、皆様のご支援と協力をよろしくお願いします。また、この夏以降、調査などでエジプトに立ち寄るご計画を立たれている方は、事前お知らください。可能な便宜はおはかりいたします。最後にお願いで恐縮ですが、この4月に赴任して驚いたことに、当センターには、一の寄贈本を除いて、日本で出版された中東・イスラーム関係の基本文献がほとんど所蔵されていません。現在、学振本部にお願いして基本文献の一部を購入していただく手続きを取っておりますが、来埃の折に、皆様の近著(以前に書かれた本や論文の抜き刷り、資料なども、もちろん歓迎です)をお持ちいただき、当センターに御寄贈いただければまことに幸いに存じます。


とるこ文化研究メーリングリストのお知らせ(7/15)

トルコ研究に興味があるかたの共通のコミュニケーションの場になることを目指して、「とるこ文化研究」のホームページを再開します。メーリングリストを作成しますので、興味のある方は登録して下さい。また、原稿もお待ちしています。

■と文研メーリングリスト(tbk@m4.list.ne.jp)への参加方法
メーリングリストに参加するには,まずはじめに、メールアドレスをメーリングリストに登録してください。それには、majordomo@m4.list.ne.jpあてに、以下の本文を書いたメールを送っていただきます。
subscribe tbk
本文に書くのであって,このときsubjectを空にしておかないとエラーが出てしまいます。
このメーリングリストは参加承認が必要なので、メーリングリスト管理者、すなわち吉岡にこの参加について承認を求めるメールが到着します。私の参加承認メールが返送されてくれば登録は完了です。

■ガイド
メーリングリストプログラムのコマンド一覧は、majordomo@m4.list.ne.jpあてに help とだけ書いたメールを送ると返送されます。また、Webでも使い方ガイド見られます。http://www.list.ne.jpの「ユーザ専用」ページに移り、次のユーザ名とパスワードで入ってください。はじめてメーリングリストをご利用になる方は、まずこの初心者ガイドを見て下さい。
ユーザ名 :LNUsers
パスワード :xx8899aa
■バックナンバー機能の使い方
申込時にバックナンバー機能をご希望いただいたメーリングリストでは、過去にメーリングリストを流れたメールを取り出すことができます。バックナンバーを取り出すには、まずメールの一覧を取り寄せてください。それには、majordomo@m4.list.ne.jpあてに、
get tbk INDEX
と書いたメールを送ります。メール番号の一覧が届きますので、それを見てさらにmajordomo@m4.list.ne.jpあてに、
get tbk メール番号
と書いたメールを送ってください。
(重要)サーバの負荷上昇を防止するため、1度に取得できるバックナンバは最大20通となっています。20通を越えるメールは、20通ごとに30分程度の間隔をおいて取得してください。


全体集会プログラムのお知らせ(7/11)

「イスラーム地域研究」関係者の皆様、大変遅くなりましたが、今年度の全体集会のプログラムがほぼ確定しましたのでお知らせいたします。ご覧のように多彩かつ内容豊富なプログラムとなりましたので、ふるってご参加下さい。また、せっかくの機会ですので、懇親会の方にも是非ご参加下さいますようお願いいたします。
山上会館の場所をご存知でない方は、ファクスで地図をお送りします。総括班事務局までご連絡下さい。

「イスラーム地域研究」全体集会プログラム

全体テーマ:「イスラームと地域:比較と連関」
日時:1998年7月20日午後1時より
場所:東京大学山上会館

受付開始 12時30分  開会 13時00分 

趣旨説明:佐藤次高(研究代表者、東京大学)

第1セッション:「GISで読むイスラーム地域」

趣旨説明・・・・岡部篤行(東京大学)
リモートセンシングデータによるペルシャ湾岸土地被覆変容の分析とその意味づけ・・・・岡部篤行・酒井啓子(アジア経済研究所)
インド・ポンネリ地域におけるGIS分析過程・・・・貞広幸雄(東京大学)/水島司(東京大学)
小人数・短時間の現地調査における空間データの収集方法・・・・曲渕英邦(東京大学)
イスタンブルの都市データとGIS・・・・浅見泰司(東京大学)
ディスカッション 

ティーブレイク

第2セッション:「聖者とスーフィーの開くイスラーム地域研究」(パネルディスカッション)

東長靖(京都大学)・・・・司会・思想研究の立場から
粕谷元(日本大学)・・・・現代トルコ政治の視点から
小林寧子(愛知学泉大学)・・・・インドネシアの場合
矢島洋一(京都大学・大学院)・・・・歴史学の視点から
赤堀雅幸(上智大学)・・・・人類学からのコメント

ティーブレイク

第3セッション:「絵の開く地域」

ヤマンラール水野美奈子(東亜大学)・・・「サライアルバム(宮廷画帖)研究:イスタンブル・タブリーズ・ヘラート・中国を結ぶ図像」
帯谷知可(民博地域研)・・・・・・・・・中央アジア史からのコメント

事務連絡
閉会 17時30分

懇親会 山上会館 地下食堂      会費:5,000円(学生 3,000円) 


イスラム国家論研究会7月例会のお知らせ(7/10)

夏休みを目前に控えた今月例会は、マムルーク朝史を専攻される五十嵐大介氏に報告をお願いしました。いまだ明らかにすべき点の多い末期マムルーク朝の地方支配について、新たな知見が加わるものと思われます。また去る5月例会とは逆のパターンで、前期マムルーク朝の立場からコメントを頂くことになっております。マムルーク朝史の全体像を見直す機会にもなると思われます。
 皆様の御参加をお待ちしております。

         記
日時:7月18日(土)午後1時30分−5時
会場:東京大学(本郷)、法文1号館、317教室
報告者:五十嵐大介氏(中央大学大学院博士課程)
題目:15世紀後半以降マムルーク朝のシリア統治政策:ダマスクス州の事例から
コメンテーター:中町信孝氏(東京大学大学院博士課程)

会場は東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。

お問い合わせは、e.mail連絡担当の堀井までどうぞ。


新掲載:三浦 徹『ワークショップ「オスマン朝時代のマシュリクの
アラブ都市の空間と社会」に参加して』 (7/9)

投稿ニュース欄に、三浦徹さん(お茶の水女子大学、総括班兼第6班)の『ワークショップ「オスマン朝時代のマシュリクのアラブ都市の空間と社会」に参加して』が掲載されました。


インドネシア、ムハマデイヤー指導者来日のお知らせ(7/9)

インドネシアのイスラム社会教育団体ムハマデイヤーの最高指導者が この夏、相次いで来日します。

最初は、今やインドネシアにおける反スハルト改革運動のヒーローになったアミン・ライス博士です。日本インドネシアNGOネットワーク(JANNI)の招待で、7月28日から4日間、滞日とのことです。来日プログラムの詳細は、JANNI事務局にお問い合わせ下さい。

第二弾はムハマデイヤーNo.2マンのアフマド・シャフィイ・マアリフ博士(Ahmad Syafi'i Ma'arif, Ph.D. Chicago)です。同氏は国立ジョクジャカルタ教育大学教授で、インドネシア最高評議会[DPA]--大統領に対する国政の最高諮問機関--のメンバーでもあります。筑波大学で開かれる近現代東西交渉史の国際会議出席のため9月8日から11日頃まで、来日の予定です。この機会に、東南アジア・イスラーム研究会にお招きして、話をしていただこうと計画しており、すでに、ご本人の内諾を得ています。詳細決まり次第、アナウンス致しますので、ご期待下さい。

中村光男、千葉大学(掲載時一部改変)


新掲載:中村光男『「アセアン地域イスラム研究国際セミナー」に参加して』 (7/9)

投稿ニュース欄に、中村光男さん(千葉大学)の『「アセアン地域イスラム研究国際セミナー」に参加して』が掲載されました。


第2班Cグループ「イラン概念」研究会のお知らせ(7/8)

来る7月11日、「イラン概念研究会」を下記の要領で行います。

日時/7月11日(土)午後1時30分より
場所/東京・上智大学10号館10−322教室
報告/中西久枝氏(光陵女子短大)「モサデク政権の研究動向について」
報告終了後、研究会の今後の方針について出席者により協議したいと思います。

上記研究会への参加をご希望される方は、「イスラーム地域研究」第2班事務局(担当:上智大学大学院・湯浅剛)まで至急ご連絡下さい。


第5班事務局所蔵資料配付のお知らせ(7/8)

5班(東京大学東洋文化研究所)事務局に、一般配布可能な次のような資料が40部程残っています。必要な方は5班事務局まで電子メイルで連絡して下さい。

「インドネシア・マレイシアにおけるムスリム・アイデンティティーと中東地域との人的・経済的関係に関する調査研究」

財団法人:産業研究所
委託先:社団法人アジア社会問題研究所

調査研究委員会(敬称略)
委員長:後藤明
副委員長:中村光男
委員:大堀訓啓、大日方敏夫、金子詔二、鳥居高、中村緋紗子、
永井卓、永野力、西野節男、福田美紀

目次
総論
第1章:インドネシア・マレイシアの国家体制と社会制度のイスラーム的側面
第2章:イスラーム世界とインドネシア・マレイシア
第3章:中東地域と両国経済的関係の分析
第4章:中東地域と両国の人的関係


第3班ホームページ刷新のお知らせ (7/8)

研究班3では、ホームページの大幅な更新を行いました。アドレスは次の通りです。

http://www.minpaku.ac.jp/index03.htm

どうぞご参照ください。また、ホームページについてご意見等ございましたらお聞かせいただけると幸いです。


第4班「第6回歴史地理情報処理研究会」のお知らせ(7/8)

主催:「地理情報システムによるイスラーム地域研究」班

日時:7月16日 朝10:30〜11:30時

場所:東京大学法文2号館4階2425 水島研究室

内容:
南インド・ポンネリ地域についての一連の村落資料のうち、1801年のザミンダーリー制実施時点の村落統計と1850年代土地台帳の村落センサスから作成された地図を資料に、今後の研究計画と資料処理の優先度を討議する。


第1班Bグループ研究会のお知らせ(6/29)

1-b班の今年度第二回目の研究会を下記の要領で行ないますので、ぜひご参加ください。

題目:

今日のイラン(Thinking of Contemporary Iran) モジュタバ・サドリア氏(中央大学)
イランを中心とするペルシア湾岸情勢 高橋和夫氏 (放送大学)

日時:7月11日(土)午前10時30分より
場所:山上会館−地階会議室(東京大学本郷キャンパス)


中央アジア研究会の第42回例会のお知らせ(6/29)

中央アジア研究会の第42回例会を下記の通り開催いたします。発表の内容に関心のある方でしたら、どなたでも参加いただけます。どうぞみなさまお誘い合わせの上、ふるってお出でください。

日時:7月4日(土)14:00から
発表者および題目:吉村貴之(東京大学大学院)「知識人と社会─19世紀在外アルメニア人コミュニティと民族的故地」(仮題)
場所:東京大学アネックス2階会議室


中央アジア・セミナー(北大スラブ研プレ・シンポジウム)のお知らせ(6/29)

Central Asia in Transition
Pre-Symposium to the 1998 Slavic Research Center Summer Symposium

July 22 (Wed.), 13:00〜15:30

Askar Shomanov (Institute for Development of Kazakhstan)
Lobbyism and Pressure Groups in Kazakhstan: Past and Present (in Russian)

Najia Badykova (National Institute of Statistics and Forecast, Turkmenistan)
The Gas Problem in the Caspian Region (in Russian)

Kamchybek Omurzakov (Advisor to the Parliament of the Kyrgyz Republic)
The Kyrgyzstan Economy: Latest Developments and Policies (in English)


国立民族学博物館・地域研究企画交流センター外国人研究者短期招聘のお知らせ (6/24)

国立民族学博物館・地域研究企画交流センターでは本年度の外国人研究者短期招聘事業の一環として、ハーヴァード大学中央アジア研究フォーラム主任、ジョン・ショーバーライン-エンゲル博士(専門は社会人類学)を招聘いたしますので、お知らせ申し上げます。

なお、ショーバーライン氏の日本滞在中の研究報告等は以下の通り行われる予定です。
(1)10/07/1998 (Fri.) 14:00- 東京大学山上会館 中央アジア研究セミナー(新プロ第1班中央アジアネットワーク、第3班および地域研連携研究「西アジア社会の政治経済社会変容」共催)において報告。この会については追ってメイリングリストでご案内致します。詳しくはそちらをご参照ください。
(2)14/07/1998 (Tue.) 15:30 国立民族学博物館・地域研究企画交流センター
(3)15/07/1998 (Wed.) 15:30 国立民族学博物館(4階特別研究室) 館内合同研究会において報告
(4)22/07/1998 (Wed.) 午前 野尻湖畔藤屋旅館 日本アルタイ学会(野尻湖クリルタイ)において報告(スライドあり)


第2回「サライ・アルバム研究会」開催のお知らせ(6/24)

今回は日本におけるサライ・アルバム研究の先駆者であり、またアルバムにおける中国絵画の影響に関しての研究で内外に著名な杉村棟先生にこの研究会で
の個別研究発表の口火を切っていただきますので、ふるって御参加下さい。
なお研究会のテーマに関しましては、以下の二つの他にも発表の御希望があれば組み入れたいと思いますので、御遠慮無くお申し付け下さい。
また今回は会場が上智大学になりますのでお間違え無いようにお願いいたします。

日時:平成10年7月18日(土) 13:00-17:00
会場:上智大学 9号館252番教室
上智大学: JR中央線・総武線 四谷駅下車 3分
         地下鉄 丸の内線 四谷駅下車 3分
*9号館はキャンパスのほぼ中央部にあります。

テーマ:
(1)「サライ・アルバム」研究小史;これまでの主な研究テーマと諸問題(スライド使用) ヤマンラール・水野美奈子
(2)「中国絵画の影響を受けたペルシア絵画」(スライド使用) 杉村棟
(3)情報交換・雑談
特に御覧に御覧になりたいスライドがあれば御一報下さい。


第3班「ムスリム・アイデンティティ研究会」のお知らせ(6/24)

第3班は今年度最初の「ムスリム・アイデンティティ(メディア・女性・教育)研究会」を以下の要領で開催いたします。なお、この研究会において、成果の公表の手段を含めた、今後の長期的な研究会の具体的な進め方をも議論する予定でおります。

「ムスリム・アイデンティティ研究会」開催要領
テーマ: 「教育」
日時:7月12日(日)12時〜18時
場所:一橋大学西キャンパス職員集会所
報告者:Mr. Mohammad Reza Sarkar Arani(名古屋大学教育学部)
「イランの高等学校教育制度の改革について」(1990年代後半に実施された改革を中心に、イランの教育が抱える諸問題を検討する)
コメンテータ:

イランの教育制度 桜井啓子氏
トルコの教育制度 粕谷元氏
エジプトの教育制度 師岡カリーマ・エルサムニ氏

なお、この他に幾人かのコメンテータが付け加わることになる かと思います。


第2回中央アジア研究セミナーのお知らせ(6/24)

第1班中央アジアネットワーク主催、第3班、および国立民族学博物館・地域研究企画交流センター連携研究「西アジア地域の政治経済社会変容」共催により、下記の通り、第2回中央アジア研究セミナーを開催致しますので、お知らせ申し上げます。今回は中央アジアの国境画定の問題をめぐって、報告と討論を行います。研究会終了後、同じ会場において懇親会も予定しています。

日時:7月10日(金)14時〜
場所:東京大学山上会館
報告:
(1)小松久男(東京大学教授)"Some notes on the National Delimitation in Central Asia"
(2)John S. Schoeberlein-Engel (Director, Harvard Forum for Central Asian Studies) "The National Delimitation as a Historical Moment and a Conceptural Trajectory of Central Asian Identity"


第5回歴史地理情報処理研究会のお知らせ(6/24)

主催:「地理情報システムによるイスラーム地域研究」班
日時:7月2日 朝10:30〜11:30時
場所:東京大学法文2号館4階2425 水島研究室
内容:南インド・ポンネリ地域についての一連の村落資料のうち、1801年のザミンダーリー制実施時点の村落統計と1850年代土地台帳の村落センサスから作成された地図を資料に、今後の研究計画と資料処理の優先度を討議する。


モハマド・ソバリ氏の公開講演会のお知らせ(6/24)

ソバリ氏はジョクジャカルタの改革主義ムハマデイヤー運動を身近な出身環境としながら、伝統的なイスラム(NU)の影響下にある農民・都市下層民の運命に強い関心を寄せてきた研究者であり、現代インドネシアの知識人の中でも、バランスのとれた立場からイスラム界を見渡せる立場に立っています。研究者としての活動のみならず、短編作家、「コンパス」など日刊紙のコラムニストとしても鋭い社会批評を続けてきました。同氏にはスハルト政権の崩壊にともない、何がこれから起ころうとしているのか、インドネシアの今後の方向を議論していただきます。(用語英語・通訳なし)

"From Resistance to Renaissance: Prospects for the Total Reformation Movement in Post-Suharto Indonesia"

講演者:モハマド・ソバリ氏 (インドネシア科学院社会文化研究センター研究員、アジア経済研究所客員研究員)
司会:中村光男
日時:7月2日(木)午後7時
会場:国際文化会館講堂(営団地下鉄 日比谷線 六本木駅下車 徒歩7分)


タイからの国際会議のお知らせ(6/15)

タイのPrince of Songkla UniversityのImtiyaz Yusuf教授から、"Islamic Studies in the ASEAN"というタイトルの国際会議が近く開かれるとのお知らせが届きました。「イスラーム地域研究」にとっても興味深い会議ですので、どうかプログラムをご覧下さい。機会があれば、いずれご報告したいと思います。

INTERNATIONAL SEMINAR ON ISLAMIC STUDIES IN THE ASEAN REGION: History, Approaches and Future Trends
25-28 JUNE 1998

PROGRAM
Venue: Auditorium, College of Islamic Studies, Prince of Songkla
University, Pattani, Thailand.

Thursday, 25 June 1998
12.00 - 20.00 Arrival of Delegates.
19.30 - 20.30 Welcome Dinner

Friday, 26 June 1998
07.30 - 08. 30 Breakfast
08.30 - 09.00 Registration
09.00 - 09.30 SIGNING OF MEMORANDUM OF UNDERSTANDING (MOU) BETWEEN UNIVERSITI MALAYA AND PRINCE OF SONGKLA UNIVERSITY
- Qur'an Recitation.
- Signing of the Memorandum of Understanding (MOU) between the Prince of Songkla University and University of Malaya, Kuala Lumpur, Malaysia.
09.30- 11.00 SEMINAR OPENING CEREMONY
- Speech by Sunthorn Sotthibandhu (Ph.D.), President, Prince of Songkla University.
- Opening Remarks by His Excellency Mr. Wan Muhammad Nor Matta, President of Thai Parliament.
- Keynote Address by His Excellency Nik Abdul Aziz Nikmat, Chief Minister of Kelantan, Malaysia.
- Remarks by Mr. Shiro Honda- Representative, Toyota Foundation.
- Presentation of donation to the College of Islamic Studies Scholarship Fund by His Excellency Mr. Wan Muhammad Nor Matta, President of Thai Parliament, to be received by the President, Prince of Songkla University.
11.00- 11.15 Coffee Break
First Session
11.15 - 12.30
Theme: History of Islamic Studies in the ASEAN
Chairperson: Dr. H.M. Atho Mudzhar, Rector, IAIN, Yogyakarta, Indonesia
Rapporteur for the day: Dr. Preeda Prapertchob, Khon Kaen University, Khon Kaen, Thailand.
Papers:
Assoc. Prof. Ibrahim Abu Bakar, Universiti Kebangsaan Malaysia (UKM),Bangi, Malaysia, "History of Islamic Studies in Malaysia."
Prof. Dato' Dr. Hj. Mahmud Saedon Awang Othman, Advisor to Ministry of Religious Affairs, Brunei Darussalam, "History of Islamic Studies in Brunei."
12.15 - 13. 30 Jumaa prayers and Lunch
Second Session
13.30 - 17.00
Theme: History of Islamic Studies in the ASEAN (Contd.)
Chairperson: Dr. Chaiwat Satha-Anand, Thammasat University, Bangkok.Thailand.
Papers:
Wadja K. Esmula, Institute of Islamic Studies, University of Philippines, Diliman, Quezon City, Philippines, "History of Islamic Studies in the Philippines."
Dr. Zamakhsyari Dhofier, Rector, IAIN, Walisongo, Indonesia, "History of Islamic Studies in Indonesia."
Dr. Hasan Madmarn, College of Islamic Studies, PSU, Pattani, Thailand,"History of Islamic Studies in Thailand."
14.30-14.45 Coffee Break
Dr. Hakimatullah Babu Sahib, Majlis Ugama Islam Singapore (Singapore Muslim Religious Council), Singapore, "Islamic Education in Singapore: Past Achievements, Present Dilemmas and Future Direction."
Dr. Maghfur Usman, Dean, Faculty of Islamic Studies, University of Brunei, Brunei Darussalam, "Pengajian Islam di Institusi Tinggi Di Brunei Darussalaam: Pendekatan dan Masalah."
19.30 - 20.00 Dinner
20.00 - 21.00
SPECIAL ADDRESS: Dr. Abdullah bin Saleh al-Obaid, Secretary General, Rabitah al-Alam al-Islami (Muslim World League), Saudi Arabia.
Chairperson: Dr. Isma-ae Alee, College of Islamic Studies, PSU, Pattani, Thailand.

Saturday, 27 June 1998
07.30 - 08. 30 Breakfast
First Session
08.30 - 12.00
Theme: Topical and Methodological Aspects of Islamic Studies in the ASEAN
Chairperson: Assoc. Prof. Ibrahim Abu Bakar, Universiti Kebangsaan Malaysia (UKM), Bangi, Malaysia.
Rapporteur for the day: Dr. Chairat Siripatana, Walailak University, Nakorn Si Thammarat, Thailand.
Papers:
Prof. Osman Bakar, Deputy Vice-Chancellor (Academic) Universiti Malaya, Kuala Lumpur, Malaysia, "Towards a More Holistic, Synthetic and Integrated Approach to Islamic Studies: The University of Malaya Experience"
Dr. Jehad Muhammad Abu Naja, Islamic College Yala, Yala, Thailand, "Teaching Islamic Studies in Thailand."
Prof. Mitsuo Nakamura, Chiba University, Japan, "Japanese Scholarship on Islam in Southeast Asia."
Dr. Wan Sabri, Head, Department of Usul al-Din and Comparative Religion, International Islamic University Malaysia, Selangor, Malaysia, "Some Reflections on the Historical Development of Qur'anic Exegesis in Southeast Asia."
10.00-10.15 Coffee Break
Dr. H. Abdurachman Masud, IAIN, Walisongo, Indonesia, "Why the Pesantren (Islamic Boarding School) as a Centre of Islamic Studies Remains Unique and Stronger in Indonesia?"
Dr. Ibrahim Zein, Department of Usul al-Din and Comparative Religion, International Islamic University Malaysia, Selangor, Malaysia, "Teaching Fiqh and Usul from Islamic Revealed Knowledge Perspective".
Dr. Vivienne SM. Angeles, La Salle University, Philadelphia, USA, "From the Outside Looking In: American Scholarship on Islam in Southeast Asia."
12.00 - 13. 30 Lunch and Zuhr prayers
Second Session
13.30 - 17.00
Theme: Cultural and Inter-Religious Dialogical aspects of Islamic Studies in the ASEAN countries.
Chairperson: Dr. Zamakhsyari Dhofier, Rector, IAIN, Walisongo, Indonesia.
Papers:
Dr. Imtiaz Ahmed, Faculty of Islamic Studies, Universiti Brunei Darussalam, Bandar Begawan, Brunei, "Teaching Islamic Studies in the Institutions of Higher Learning in non-Arab World With or Without Arabic-a Dilemma."
Dr. Johan Meuleman, INIS-IAIN, Jakarta, Indonesia, "Tradition and Renewal within Islamic Studies in the Southeast Asia: The Case of Indonesian IAIN's."
Assoc. Prof. Mohd Nur Manuty, Centre for Community Services and Continuing Education, International Islamic University Malaysia, Selangor, Malaysia, "Islamic Studies and Comparative Religion-Studies in the ASEAN: The Case of Malaysia."
14.30-14.45 Coffee Break
Dr. Muhammad Machasin, IAIN, Yogyakarta, Indonesia, "Christian-Muslim Relations in Southeast Asia in the Point of View of the Journal The Muslim World."
Dr. Jaran Maluleem, Institute of Asian Studies, Chulalongkorn University, Bangkok, Thailand, "Teaching Islamic/Middle East Studies Courses in Thai Universities: Problems and Approach".
Dr. Ahmed M. Abol-Khayr, Faculty of Education, Dimyat University, Dimayat al-Jadidah, Egypt, "The Prospects of the Silk Road in Reviving Trade Relations between the ASEAN and Arab World."
19.30 - 20.30 Dinner and Group Workshops
All participants are invited to join one from the following groups of their interest.
Current List of Group Members from Thailand.
Group I: Islamic Studies and the IMT-GT Program
Dr. Preeda Prapertchob, Khon Kaen University. (Coordinator)
Acharn Abdullah Abroo, PSU, Pattani. (Secretary)
Dr. Peerayot Rahimulla, PSU, Pattani.
Acharn Worawit Baru, PSU, Pattani.
Acharn Abdul Rashid, PSU, Pattani.
Dr. Tajuddin, PSU, Pattani.
Group II: Research Priorities and Issues in Islamic Studies
Dr. Arong Suthasasna, Chulalongkorn University, Bangkok. (Coordinator)
Dr. Wae Asae, PSU, Pattani. (Secretary)
Dr. Hasan Madmarn, PSU, Pattani.
Asst. Prof. Dolmanach Baka, PSU, Pattani.
Acharn Yusof Talek, PSU, Pattani.
Dr. Jaran Maluleem, Chulalongkorn University, Bangkok.
Dr. Wanna Panmuning, PSU, Pattani.
Dr. Chairat Siripatana, Walailak University, Nakorn Si Thammarat.
Group III: Networking Islamic Studies in ASEAN
Dr. Chaiwat Satha-Anand, Thammasat University, Bangkok. (Coordinator)
Dr. Imtiyaz Yusuf, PSU, Pattani. (Secretary)
Dr. Isma-ae Alee, PSU, Pattani.
Acharn Nivete, PSU, Pattani.
Acharn Suvicha, PSU, Pattani.
Acharn Chiraphan, PSU, Pattani.

Sunday, 28 June 1998
07.30 - 08. 30 Breakfast
First Session
08.30 - 12.00
Theme: Law, Politics and Islamic Studies in the ASEAN.
Chairperson: Wadja K. Esmula, Dean, Institute of Islamic Studies, University of Philippines, Diliman, Quezon City, Philippines.
Rapporteur for the day: Dr. Hakimatullah Babu Sahib, Majlis Ugama Islam Singapora (Singapore Muslim Religious Council), Singapore.
Papers:
Dr. H.M. Atho Mudzhar, Rector, IAIN, Yogyakarta, Indonesia, "The Study of Islamic Law in Indonesian Islamic Universities."
Mr. Phu Van Han (Samach), Institute of Social Sciences in Ho Chi Minh City, Vietnam, "Islamic Community in Vietnam: History and Participation in Vietnamese Social Communication-Developing Trends towards 21st Century."
Dr. Robert B. Albritton, Northern Illinois University, DeKalb, USA, "Studying Political Diversity Among Muslims of Southern Thailand."
10.00-10.15 Coffee Break
Dr. Yusny Saby, IAIN, Ar-Raniry, Ache, Indonesia, "The Role of Religious Leaders in Combatting the Colonial Occupation: The Case of Ache, Sumatra."
Dr. Wan Abdul Rahman Bin Hj. Wan Abas, Kolej Utama Malaysia, Kelantan, Malaysia, "Politics and Islamic Studies: ASEAN Political Systems & Educational Policies Toward Islamic Studies In the Age of Economic Growth and Globalisation."
Prof. lik Arifin Masurnoor, Dept of History, University of Brunei, Brunei Darussalam, "Islamic Education, State and Society in Brunei."
12.00 - 13. 30 Lunch and Zuhr prayers
Second Session
13.30 - 16.00
Theme: The Future of Islamic Studies in the ASEAN.
Chairperson: Dr. Hasan Madmarn, College of Islamic Studies, PSU, Pattani, Thailand.
Papers:
Prof Anis Ahmed, International Islamic University, Islamabad, Pakistan, "Advancement of Islamic Studies in the ASEAN: Quest for New Approaches and Methodologies."
Dr. Surin Pitsuwan, Minister of Foreign Affairs, Royal Thai Government, "Islamic Studies and the Challenge of the 21st Century."
Dr. Ismail Ibrahim, IKIM- Institute for Islamic Understanding Malaysia, Kuala Lumpur, Malaysia "Improving the Standards of Islamic Studies in the ASEAN: Challenges and Future Direction."
Prof. John Voll, Center for Christian-Muslim Understanding, Georgetown University, Georgetown, USA, "Islamic Studies: After Orientalism and Area Studies."
Dr. Isma-ae Alee, College of Islamic Studies, Pattani, Thailand, "The Future of Islamic Studies in the ASEAN."
Prof. Mohd Kamal Hassan, Holder of Malaysian Chair in Islamic Studies, Georgetown University, Georgetown, USA, "The Study of Islam in Contemporary Malay-Indonesian Archipelago: Some General Observations."
16.00-16.30 Coffee Break
16.30 -17.30 Closing Ceremony


第2班aグループ研究会「続・東南アジアイスラーム研究の現在」のお知らせ (6/14)

第2班で下記の要領で研究会を開催いたします。ご多忙のこととは思いますが、是非ご出席いただきたいと思います。この研究会はプロジェクトのメンバー以外にもオープンになっていますので、東南アジア地域のイスラームに関心をお持ちの方がおられましたら、是非、お誘いください。

ハハ この研究会では、東南アジア地域のイスラームに関する研究はどのように蓄積されてきたのか、その流れを追うと同時に、現在どのような問題が課題とされているのかを検討します。報告では、この地域のイスラーム研究に必要な基本的な情報を提供できるようにしたいと思います。前回はインドネシア、フィリピンについて行いましたが、今回はマレーシア、タイを中心に行います。

日時:1998年7月18日(土)13:00-17:30
場所:上智大学7号館第4会議室
マレーシア:中澤政樹(九州産業大学)
タイ:オマル・ファルク(広島市立大学)
討論:コメント 小杉 泰(京都大学)
    コメント 青山 亨(鹿児島大学)


全体集会についてのお知らせ(6/14)

そろそろ今年度の研究活動が実際に始まろうとしています。そこで、今年もまたプロジェクト全体の方向を確認しあうために全体集会を開催することになりました。プログラムの詳細は総括班で決定次第あらためてお知らせします。さしあたり下記の日時をご予定下さるようお願いいたします。

日時:7月20日(月)午後1時
場所:東京大学山上会館大会議室

なお、当日は終了後、懇親会を予定しています。


第4班小地域空間分析グループの研究会のお知らせ(6/14)

第3回研究会
日時:1998年7月6日(月) 午後3時〜5時
場所:東京大学都市工学専攻会議室(東京大学本郷キャンパス工学部14号館8階802号室)
発表者:

豊島さおり「バルケスィル郊外の農村住宅群」
概要:トルコのバルケスィル郊外にある農村住宅群の空間構成について、現地調査などをふまえた分析結果を報告する。

鶴田佳子「トルコ諸都市における商業地区の空間構成について」
概要:現トルコ国内の諸都市に於いて商業地区がどのように構成されているか。空間を構成する諸施設と影響を及ぼすとみられる諸要素について、独自に調査を実施した20都市を中心に事例を挙げながら報告する。


イスラム国家論研究会6月例会のお知らせ(6/14)

6月の例会は、昨年度末に修士論文を提出された斎藤久美子さんに報告をお願いしました。16世紀初頭において、ディヤルバクル地方がオスマン朝の地方支配体制に取り込まれていく過程と、その背景にある同地方の社会について分析していただく予定です。皆様の御参加をお待ちしております。

日時:6月20日(土)午後1時30分〜5時
会場:東京大学(本郷)法文1号館317教室
報告者:斎藤久美子氏(東京大学大学院博士課程)
題目:「16世紀初頭のディヤルバクル地方 ─オスマン朝による東アナトリアの征服と支配─」
コメンテーター:山口昭彦氏


東南アジア・イスラーム研究会第51回研究会のお知らせ(6/14)

報告者:モハマド・ソバリ氏(Mohamad Sobary、インドネシア科学院研究員、「コンパス」紙コラムニスト、アジア経済研究所外国人研究員、千葉大学外国人研究者)

題目:"Gus Dur and Amien Rais: Competition, Complementarity and Comradeship between the Two National Leaders of the Indonesian Muslim Community"(英語、通訳なし)

日時:6月19日(金)午後3時より(会終了後、別会場で懇親会の予定)
会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所4F大会議室(入場無料)JR山手線大塚駅下車都電荒川線西ヶ原4丁目下車徒歩5分


第4回歴史地理情報処理研究会のお知らせ(6/14)

主催:「地理情報システムによるイスラーム地域研究」班
日時:6月18日 10:30〜11:30
場所:東京大学法文2号館4階2425 水島研究室
内容:南インド・ポンネリ地域についての一連の村落資料のうち、1801年のザミンダーリー制実施時点の村落統計と1850年代土地台帳の村落センサスから作成された地図を資料に、今後の研究計画と資料処理の優先度を討議する。


第2班cグループ「第4回スーフィズム研究動向研究会」のお知らせ(6/14)

日時:7月4日(土)午後1時〜5時
場所:上智大学(東京・四谷)
発表:今回もこれまで同様、読書会形式で行います。発表順序は未定です。
1)Th. Zarcone, " L'Iran," A. Popovic & G. Veinstein(eds.), Les voiesd'Allah, Paris: Fayard, 1996, pp. 309-321.(山口昭彦さん・東京大学)
2)A. Schleifer, "Sufism in Egypt and the Arab East," S. H. Nasr(ed.), Islamic Spirituality II: Manifestations, New York: Crossroad, 1991, pp.194-205.(大塚和夫さん・東京都立大学)

なお、当日は研究会終了後、今年度の運営方法および夏合宿などについての話し合いをかねた懇親会を予定しておりますので、こちらもあわせてご参加下さい。


第2班研究会のお知らせ(6/14)

スーダン研究所の所長Hayder Ibrahim Ali氏が総括班の招聘で来日し、6月27日のソフィア・シンポジウムで報告(「アラブ諸国における市民社会と民主化」)されます。Hayder氏は、民主化問題について幅広い研究活動をされており、世俗化と民主化についての議論もされております。
ついては、第1班との共同で下記のように研究会を行いますのでご出席ください。

6月30日(火)16時〜18時
「アラブ世界における世俗主義」(第1班と合同)
報告: Dr.Hayder Ibrahim Ali(スーダン研究センター)
場所:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・ゼミ室(文学部東館4階)
使用言語:英語


第2班bグループ研究会「中央アジアの資源開発と経済構造」のお知らせ(6/14)

第2班bグループでは下記の研究会を開催いたします。

日程:6月20日 13:30-18:00
場所:東北大学大学院国際文化研究科等 管理棟3F大会議室

報告者・報告タイトル:
1)Dr. Makhmatjon Kashimov
(東北大学学際科学研究センター客員研究員,タシケント国立経済大学準教授)
「ウズベキスタンにおける農業構造の変化」
2)Dr. Najia Badykova
(アジア経済研究所客員研究員,国立トルクメニスタン統計予測研究所投資政策部長)
「中央アジアの資源開発 -トルクメニスタンの石油・ガス開発をめぐる諸問題-」


1-a班研究会のお知らせ(6/14)

1-aグループでは、今年度最初の研究会を次のように開催いたします。是非、ご参加ください。

これまで、当グループでは論点研究会、書評研究会、思想家研究会、地域研究会などを行なってきましたが、今回は初めての「原典研究会」です。イスラーム思想やイスラーム法において重要なイジュティハードに関して、ペルシャ語原典から興味深い内容が紹介されますので、ふるってご参加ください。

日時:6月20日(土)14時〜17時
場所:東大文学部アネックス会議室
主題:ジャンナティーの『イジュティハード論』
報告:富田健次(大分県立芸術文化短期大学)


シンポジウム「世俗化・世俗主義を考える」のお知らせ(6/3)

第3班は、国立民族学博物館・地域研究企画交流センターおよび東京都立大学人文学部の連携研究「イスラーム復興の諸側面」(研究代表者 松原正毅・大塚和夫)と共催しまして、下記の通り、シンポジウム「世俗化・世俗主義を考える」を開催致します。新プロ関係者の方々の多数の参加をお待ちしております。

場所:東京都立大学国際交流会館中会議室(京王相模原線南大沢駅下車)
日時:6月27日(土)

13:30-13:45
問題提起:大塚和夫(東京都立大学)

13:45-15:45
「政教分離論の不毛−問題構成の再検討」:中田 考(山口大学)

16:00−18:00
「オスマン帝国・トルコ共和国における「世俗化」過程−連続性と非連続性および「反動」の問題を中心に−」
:新井政美(東京外国語大学)

6月28日(日)

10:00-12:00
「世俗主義と反世俗主義のせめぎあい−比較の視点の提示」:島薗 進(東京大学)

13:00-15:00
総合討論:コメンテーター 鈴木規夫(愛知大学)


スーフィズム研究動向研究会・聖者信仰研究会
合同メーリングリスト「i-saint」立ち上げのお知らせ(6/3)

このメイリングリストは研究会関連の情報を簡便に配信するとともに、さらにもう少しインフォーマルな、研究情報の交換や議論の場を提供することを目指しています。

単なる告知の手段としてではなく、私たちの研究の進展に様々な形で利用されることを願っております。

なお、さしあたり、このMLの管理は上智大学の赤堀が行い、赤堀の長期不在時などには京都大学の東長が代行します。メイリングリストからの脱会は自由にできますが、入会は赤堀を通さなくては行うことができません。


総括班・第2班シンポジウム(ソフィア・シンポジウム)のお知らせ(6/3)

「 グローバル化過程における開発と民主化」

「イスラーム地域研究」プロジェクトでは、総括班および第2班とが合同で上記のシンポジウムを開催いたします。開発と民主化は、第2班の研究課題であるだけでなく、最近のインドネシア情勢や中東情勢からも明らかなように緊急の重要性を有するテーマといえます。ふるってご参加ください。なおこのシンポジウムは上智大学の主催、イスラーム地域研究プロジェクトの共催で行われます。

主 催:上智大学大学院外国語学研究科地域研究専攻
共 催:文部省科学研究費補助金「イスラーム地域研究」プロジェクト
開催日:1998年6月27日(土)10:30〜17:00
場 所:上智大学10号館講堂
使用言語:英語、日本語(同時通訳)
入場無料

プログラム

午前の部(10:30〜12:30)

  1. 学長の挨拶
  2. 地域研究専攻の紹介
  3. 基調講演(司会:私市正年)
    Dr.Arief Budiman(インドネシア、社会科学者)、メルボルン大学教授
    Dr.Hayder Ibrahim Ali(スーダン、社会科学者)、スーダン研究センター
    Dr.Renate Brigitte Viertler(ブラジル、文化人類学者) サン・パウロ大学教授
    Civil Society and Democratization in the Globalizing 21st century, Seeking for Alternative and Sustainable Development, The role of State, Private Sectors and NGO for the next centuryに関する講演が行われる予定

午後の部(14:00〜17;00)

  1. アトラクション 東南アジア/中東/ラテンアメリカの芸能のパフォーマンス
  2. 基調講演に対するコメント(司会:三田千代子)
    佐藤次高(イスラーム研究)、東京大学
    松尾弌之(アメリカ研究)、上智大学
  3. パネル・ディスカッション「グローバル化過程における民主化と地域」(司会:三田千代子)
    3人の基調講演者および2人のコメンテイター

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト
「中央アジアにおける「民族」の創出に関する総合的研究」の研究会のお知らせ(6/3)

日時:1998年6月20日(土) 午後1:30〜5:30
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 大会議室(2号館4階)
(住所:東京都北区西ヶ原4-51-21。最寄り駅:都電荒川線西ヶ原4丁目またはJR山手線巣鴨)

報告:

  1. 澤田稔(帝塚山学院大学人間文化学部・助教授)
    「パミールの東と西:カシュガル・ホージャ家の足跡」
  2. 磯貝健一(日本学術振興会・特別研究員)
    「16世紀末ブハラのマドラサの図書館への寄進図書目録:クル・ババ・クケリタシュ・マドラサのワクフ文書より」

なお、研究会終了後、懇親会を予定しております。よろしくお願い申し上げます。


第3回歴史地理情報処理研究会(6/3)

主催:「地理情報システムによるイスラーム地域研究」班
日時:6月4日 朝10:30〜11:30時
場所:東京大学法文2号館4階2425 水島研究室

内容:
南インド・ポンネリ地域についての一連の村落資料のうち、1801年のザミンダーリー制実施時点の村落統計と1850年代土地台帳の村落センサスから作成された地図を資料に、今後の研究計画と資料処理の優先度を討議する。


1998年度 1-b班 第一回研究会のお知らせ(6/3)

題 目:イラク一党独裁から個人独裁への移行のメカニズム−政策決定過程への影響−

報告者:酒井啓子氏(アジア経済研究所)
日 時:6月13日(土)午後2時より
場 所:山上会館−地階会議室001(東京大学本郷キャンパス)


38回 羽田記念館講演会(6/3)

<演題・講演者>

「モンゴル帝国・元朝の軍事制度について」
松田孝一氏(大阪国際大学 経営情報学部 教授)

「遊牧からみたユーラシア世界」
松原正毅氏(国立民族学博物館 地域研究企画交流センター センター長)

日時 1998年 6月 6日(土)午後2時(午後 5時 30分より懇親会)
場所 京都大学 文学部 羽田記念館
〒 603-8832 京都市 北区 大宮 南田尻町 12
TEL075-491-6027 / FAX 075-491-1052


サライ・アルバム研究会の発足と第1回研究会のお知らせ(6/3)

サライ・アルバムとはトプカプ宮殿美術館に所蔵されている登録番号H.2152,2153,2154,2160の4冊の画帳(アルバム)です。
イルハーン朝、ジャライル朝、ムザッファル朝、白羊朝、黒羊朝、ティームール朝、サファヴィー朝、オスマン朝などで流行した絵画や書道の手本を集めた粉本(murakka)として製作されました。合計で1000いますが、画帳全体の内容はヴァラエティーにとみ、絵画史、書道史だ点以上の絵画を含んでけでなく、イスラーム文化史や東西交渉史などの観点からも豊富な研究テーマを提供してくれます。

研究会の発足: 
IAS5班a グループの有志による小研究会として「サライ・アルバム研究会」が発足しました。したがって公開の研究会です。興味のある方はふるってご参加ください。研究会では毎回スライドでアルバムの作品を紹介する予定ですので、スライドを観るだけにいらしても構いません。

第1回研究会のお知らせ

日時: 平成10年5月30日(土)13:00-17:00
会場: 東京大学文学部アネックス
テーマ:
1)研究会の方針
共同研究:データーベースの作成

個別研究
2)サライ・アルバムの概要
3)これまでのサライ・アルバム研究


アル=アフガーニーとイスラームの「近代」研究会のお知らせ(6/3)

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、「イスラーム地域研究」1−a班との密接な連携のもとに、本年度より3年の計画で、共同研究プロジェクト『アル=アフガーニーとイスラームの「近代」』(主査:飯塚正人)を発足させました。つきましては、その第1回研究会を下記の要領で開催いたしますので、ご関心をお持ちの方は万障お繰り合わせのうえ、是非ともご参加ください。

本プロジェクトは、昨年11月に「イスラーム地域研究」1班の主催で開かれました「アフガーニー・シンポジウム」を受け、1997年に没後100年を迎えた、この偉大な革命家の思想や足跡、各地における評価などを総合的に分析することによって、最終的にはイスラーム世界における「近代」の意味まで問い直すことを目指しております。研究分担者、研究協力者、登録者の皆様のご理解、ご協力、さらに積極的なご参加をいただければ幸いです。

日 時:7月18日(土) 午後1時半より5時半

場 所:東京大学文学部アネックス2美術史学演習室 (203)
(通常、新プロの会議に使われている部屋です)

報告者:飯塚正人(AA研助教授)
「『固き絆』誌に見るアフガーニーの思想」

中田考(山口大学教育学部助教授
「近代主義の継承 ---- ハサン・ハナフィーによるアフガーニーの評価」
その他、今後の研究計画に関する打ち合せ等


イスラム国家論研究会5月例会のお知らせ(5/16)

日時:5月23日(土)午後1時30分−5時
会場:東京大学、法文1号館、317教室
報告者:中町信孝氏(東京大学大学院博士課程)
題目:イル・ハン国からマムルーク朝に流入した軍事集団
コメンテーター:五十嵐大介氏(中央大学大学院博士課程)


国際ワークショップ「アフリカと中東における奴隷エリート」の開催のお知らせ(5/13)

イスラム地域研究(総括班と2,6班の共催)プロジェクトでは、本年10月に、上記のワークショップを開催します。奴隷身分出身者がエリートとして、軍事的・政治的実権を掌握する現象は、アラブ世界のマムルークにとどまらず、広くイスラーム世界に見られるものであり、イスラーム地域の政治・社会システムの特質を示すものとして議論されてきました。本ワークショップでは、98年度の研究目標である「地域間の比較」の観点から、アフリカ(とくに西アフリカとスーダン)と中東に焦点をあて、下記5つの論点にそって、具体的な事実を提示しつつ、各地域・時代における奴隷(エリート)の共通性と相違点、相互の影響関係などを比較することによって、奴隷エリートの超域性とイスラームとの関わりのいかんを検討することにしたいと考えています。ワークショップという趣旨から、ゆったりとテーマにそって掘り下げた議論をするような会にしたいと考えています。

ワークショップの運営は、三浦徹(総括班兼研究班6)とジョン・E・フィリップス(弘前大学、西アフリカ研究)が担当します。この機会に研究発表を希望される方は、5月末日までに、事務局(国際交流担当または三浦宛)にご連絡ください。また、海外からの研究者の参加希望等の情報やご意見がありましたら、あわせてご連絡ください。


99年国際会議のペーパー公募のお知らせ(5/13)

99年10月に京都で開催される「イスラーム地域研究」国際シンポジウムの実行委員会は、以下の要領でこの会議で読まれるペーパーを募集します。前回のメールでは、会議は4つの独立したセッションで構成されるとお知らせしましたが、その後の委員会での討議の結果、全体のテーマ"Beyond the Border"の下で、相互に関係を持つ3つのセッションが新たに持たれることになりました。この会議で読まれるペーパーは原則として公募とします。以下の要領をお読みの上、ふるって応募下さるようお願いします。なお、この文章は同時に外国人研究者のメーリングリスト、と外国の主な研究機関にも送付します。

なお、この件に関するご意見、ご質問は、i-officeではなく、i-inrという国際交流専用のアカウントへお願いします。


5班ホームページに書評欄などを掲載(5/13)

5班ではホームページの更新に伴い、5班独自のWhat's New?や書評欄などを掲載しております。また、i-mlistではお知らせしていない情報も含まれていますので、そちらもご覧下さい。

5班(東大・東洋文化研究所)のホームページはこちら


サーバ停止のお知らせ(5/13)

5月22日(金)18:00から5月25日(月)9:00まで、東大文学部のサーバーが、停電のため停止します。

これに伴って総括班のホームページやメール関連の機能もすべて停止いたしますので、この期間内は事務局へメールを出したり、メーリングリストへの投函をなさらないよう、お願いいたします。


中央アジア・ネットワークからのお知らせ(5/13)

このたび「イスラーム地域研究」研究班1の中央アジア・ネットワークの活動の一環として、メイリングリストを立ち上げることとなりました。このメイリングリストは、「イスラーム地域研究」の主旨に基づき、中央アジア研究に関心をもつ人々のための情報交換の場として、中央アジア研究の発展に貢献すべく利用されることを目的としています。中央アジアに関連した研究会・講演会についての案内や中央アジア関連書籍の新刊情報、来日した研究者・専門家の紹介や現地での滞在・調査の報告など、中央アジア研究のための情報を自発的かつ自由に交換してまいりたいと思います。なお、ここでいう中央アジアとは、現在の国と地域名でいえば、おもにタタルスタン・バシコルトスタン・カザフスタン・ウズベキスタン・トルクメニスタン・タジキスタン・クルグズスタン・新疆ウイグル自治区などの領域からなる地域をさしています。これらの情報のうち、一定期間、保存するのにふさわしいものは、順次、中央アジア・ネットワークのホームページに掲載していく予定です。

このメイリングリストに参加したい方は登録を申し込む必要があります。登録を希望される方は、1.氏名、2.所属、3.Eメールアドレス、4.住所、5.専門分野を i-cas@l.u-tokyo.ac.jp までお送りください。当メイリングリストの管理・運営はすべてこのアカウントで行って参ります。メイリングリストの開始は、五月末日を予定しておりますので、しばらくお待ち下さい。

なお、中央アジア・ネットワークでは、ホームページ作成やメイリングリスト管理等、ボランティアでご協力いただける方を募っています。どうぞよろしくお願いいたします。


第2回歴史地理情報処理研究会のお知らせ(5/13)

  • 主催:「地理情報システムによるイスラーム地域研究」班
  • 日時:5月21日 10:00〜11:00時
  • 場所:東京大学法文2号館4階2425 水島研究室
  • 内容:南インド・ポンネリ地域についての一連の村落資料のうち、1801年のザミンダーリー制実施時点の村落統計と1850年代土地台帳の村落センサスから作成された地図を資料に、今後の研究計画と資料処理の優先度を討議する。

特別講演と公開討論会のお知らせ(4/20)

ムスタファ・エルレズラズィ氏を中心とする研究会TEAS(The Internatoinal Research Group For the Transregional & Emerging Area Studies)が、以下の要領で特別講演と公開討論会を開催します。

マフディ・エルマンジェラ教授 特別講演会

若手の地域研究者のグループ、TEAS(The Internatoinal Research Group For the Transregional & Emerging Area Studies)では、モロッコのムハンマド5世大学の マフディ・エルマンジェラ(Mahdi Elmandjera) 教授をお招きし、以下の要領で特別講演会を行います。参加費は無量で、どなたでもご参加いただけます。ふるってご参加ください。

  • 講演日時:1998年4月27日(月) 16:00−18:00
  • 会場:東京大学東洋文化研究所3階会議室
  • 講演題目:Japan : Advocate of Cultural Diversity or a Hostage of Globalization?
  • 講演は英語で行いますが、内容を紹介した英文のペーパーを配布する予定です。
  • マフディ・エルマンジェラ先生のプロフィール
    1933年、モロッコ生まれ。コーネル大学で国際関係論のPhDを、ロンドンのSchool of Economicsで経済学のPhDを、それぞれ取得。UNESCOのAssistant Director Generalを務めたほか、国際未来学会会長、ローマクラブ会員。モロッコ国内ではモロッコ未来学会ならびにモロッコ人権連盟を創設。現在、ムハンマド5世大学教授。

公開討論会のお知らせ

若手の地域研究者のグループ、TEAS(The Internatoinal Research Group For the Transregional & Emerging Area Studies)では、以下の要領で公開討論会を開催いたします。参加費は無料で、どなたでもご参加いただけます。ふるってご参加ください。

  • 公開討論会:文化的多様性と文明間の対話:21世紀に向けて
  • 会場:東京大学東洋文化研究所3階大会議室
  • 日時:1998年4月24日(金) 10:00開始

プログラム

  • 10:00−12:00 午前の部セッション:中東世界と日本との対話を中心とした報告・討論
  • 司会:内藤陽介(東京大学、比較政治思想)
  • パネリスト:
  • マスウード・ダーヘル(レバノン大学、近代アラブ史)
    エル・モスタファ・レズラズィ(日本学術振興会特別研究員、世論研究、地政学)
  • コメンテーター:
  • ジャミール・アイドゥン(ハーヴァード大学大学院博士過程、アジア近代史)
    中川恵(東京大学大学院博士過程、近代モロッコ政治体制研究)
  • 14:00−16:30 午後の部セッション:文化的多様性と文明間の対話に関する報告・討論
  • 司会:後藤明(東京大学、初期イスラーム史)
  • パネリスト:
  • マフディ・エルマンジェラ(ムハンマド5世大学、国際関係論、未来学)
    鈴木菫(東京大学、オスマン朝史)
    田中明彦(東京大学、国際関係論)
    内田孟男(中央大学、国際関係論)
    ユルダシェヴァ・グリ(ウズベキスタン戦略・地域研究所、地政学)
    サドリア・モジュタバ(中央大学、東アジア文化研究)
  • コメンテーター:
  • ゴーミ・ヘイディ(Goteborg大学、イラン研究)
    姜珍亜(東京大学大学院博士過程、中国近代史)
    池内恵(東京大学大学院博士過程、現代アラブ思想)

中央アジア研究会の第41回例会

  • 日時:5月9日(土)14:00から
  • 発表者および題目
    • 渡邉謙信(東京大学大学院)「ロシア革命期におけるムスリム自治国家建設の試み」
    • 渡邉日日(東京大学大学院)「旧社会主義社会研究の一側面「サユーズ」第7回年次大会に参加して」
  • 場所:東京大学文学部アネックス2階会議室

公開シンポジウム「イスラーム諸国におけるイスラーム教育」

社団法人 日本イスラム協会から、次のようなお知らせが届いています。

イスラーム諸国においてアラビア語、コーラン・ハディース、イスラーム史などのイスラーム教育は初等、中等、高等教育、私塾でどのように行われているのであろうか。イスラーム主義と世俗主義のせめぎあいの中で揺れる教育の問題は、個々人のアイデンティティーや政治的イデオロギーの問題とからんで子供の健全な育成や伝統の伝達といった教育本来の機能にとどまらず大きな広がりを見せているが、将来のイスラーム世界を占う上で最も重要な要因の一つであると言えるだろう。5人の研究者が現地での調査経験を踏まえながら議論をたたかわす。

  • パネラー
    • 飯塚 正人(東京外国語大学AA研究所助手)「エジプトのイスラーム教育」(司会兼任)
    • 大石 高志(日本学術振興会特別研究員)「インドのイスラーム教育」
    • 粕谷 元 (日本大学文理学部助手)「トルコのイスラーム教育」
    • 桜井 啓子(学習院女子大学国際交流学部助教授)「イラン・パキスタン・タイの12イマーム派の教育」
    • 西野 節男(名古屋大学教育学部助教授)「インドネシアのイスラーム教育」
  • 日時:平成10年4月25日(土)午後2時〜午後4時20分
  • 会場:慶應義塾大学三田キャンパス西校舎519番教室
    (JR「田町」または都営地下鉄三田線・浅草線「三田」下車 徒歩8分)
  • 入場無料

イスラム国家論研究会

  • 日時:4月18日(土)午後1時30分〜5時
  • 会場:東京大学(本郷)法文1号館317教室
  • 報告者:前田 弘毅 氏(東京大学大学院博士課程)
  • 題目:「サファヴィー朝のゴラームに関する諸問題(仮題)」

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