メンバー紹介

赤星友香赤松はな伊藤淑子 遠藤文博桶田真理子菅野幸子佐藤李青金廷珉佐藤李青鈴木親彦作田知樹柴田葵鈴木親彦武田康考土屋正臣豊田梨津子中村美帆長岡智子長嶋由紀子南雲由子長谷川三保子黄茗詩町村悠香松浦耕平横山梓李知映

*2009年度修了

赤星友香
AKAHOSHI Tomoka

☆多摩時代

立川市で出生、生まれたときからのクリスチャン。

☆横須賀時代1

5歳ですかっこになる。横須賀がなぜかとても好きになる。

☆つくば時代

大学進学。
横須賀が好きなあまり北関東から横須賀市のまちづくりを遠隔操作。
たのしそうなのでまちづくりユニット「ヨコスカン」に出入りするようになる。
http://members.jcom.home.ne.jp/yokosukan/
http://yokosukan.com/(工事中)

2006年頃からヨコスカンの活動が沈静化。なんとかアセスメントをしようとがんばって卒論を書く。
大学院でもまちづくりの問題を考え続けることにする。

☆横須賀時代2

現在。大学院進学を機に横須賀に戻る。
小林先生のもと小金井プロジェクト(リンク参照)に携わることになり、ふるさと多摩地域が後ろから追いかけてきたと感じる。
「多様性を保障するための市民参加にはやっぱり継続的な対話が必要で、そのための契機として地域アイデンティティを捉えて云々」って日々つぶやいている、らしいです。

☆そのほか

じつはバンドマンだったり。
「めがね」っていうゆるい名前のスリーピースバンド。音楽はあんまりゆるくないです。
myspace.com/megane2008

あとブタがすき。
写真はもっぱら風景を撮ります。

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赤松はな
AKAMATSU Hana

【自己紹介】

フランス・リヨン大都市圏の公共空間整備政策について。特に、政策実施プロセスに、市民やその場所の利用者がどう関わるか、そして公共空間を整備することで市民(特に郊外の問題を抱える住民)の生活や、街への帰属感にどのような影響をもたらしたのか、という点に関心を寄せています。

Lyon,my love:

大学時代、リヨンに留学することになり、そしてすぐに、リヨンに恋しました。最初は街並の美しさ、荘厳さに感動していたのですが、暮らしていく中で、河岸のカフェでビールを飲むムッシュー、ルイ14世像の下での待ち合わせ、バゲット片手に道路を横切る青年、大通りのベンチで過ごす昼下がりetc.気がつけば、リヨンの生活がすっかり自分の一部になっていました。今でも一番落ち着く街は、リヨンです。そのような個人的な感情から、「リヨンへの帰属感」というものに興味を持ち現在のテーマを研究するようになりました。

その他きーわーず:

宝塚、USA、ベリーダンス、エスパニョール、”el conejito andarin”、「一瞬も一生も美しく」、la ville de Bron

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和泉聡子
IZUMI Satoko

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伊藤淑子
ITO Yoshiko

【自己紹介】

役人という人たちがどんな仕事をしているのか、今一つわからなかったので、実地に体験してみようと某自治体に就職して約十年。ミイラとりがミイラになりかかった頃、「地域の歴史や文化を生かしたまちづくり」なるものに地元住民の側から関わる機会があり、住民と行政とが同じ言葉を使いながら全然別のことを言い合う状況を目の当たりにして、いろいろ考えてみたくなり、文化資源学の門を叩く。社会制度から無自覚な思考パターンまで、枠組みがはまることによって影響されるものごととか、お互いの言葉が届く距離とかが目下の関心事。

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*2009年度修了

遠藤文博
ENDO Fumihiro

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桶田真理子
OKEDA Mariko

【研究テーマ】

国際文化交流の政策・実施体制について探求していきたい。文化交流政策における公的セクターの役割、文化政策における文化交流の位置づけ、また国内文化政策と対外文化政策との関係について関心がある。

【修士論文】

「ブリティッシュ・カウンシル ー 国際文化交流機関の理念と経営」(2008年1月)

【論文・口頭発表等】

・口頭発表 2008年12月 日本文化政策学会第2回年次大会 分科会 2 国際関係

修士論文のうち、1980年代以降のブリティッシュ・カウンシルの芸術交流事業の変遷に焦点を絞り、時代区分と各期の事業の特徴と背景について発表。
・講演会  2008年11月  青山学院大学国際交流共同研究センター主催ランチタイムセミナーにおいて、「ブリティッシュ・カウンシルの経営改革」と題して講演。
・論文「国際文化交流機関の理念と経営 ― ブリティッシュ・カウンシルの芸術交流事業を事例に ―」(『文化政策研究 第3号 2009』日本文化政策学会、2009年)

【経歴】

1990年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、国際交流基金に入社。舞台芸術などの文化芸術交流の業務のほかドイツ(ケルン)勤務などを経て現在に至る。慶應義塾大学文学研究科美学美術史学専攻(アート・マネジメント分野)修士課程を修了。

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菅野幸子
KANNO Sachiko

研究テーマ:

  • 文化政策という領域に関心を持ったきっかけは、芸術や文化には社会を変える力が内在されているのではないかという事例やそれに取り組む多くの方々に、世界各地で出会ったことからでした。そこで、文化政策を研究する際に、常に参照の対象とされる英国の文化政策を改めて研究したいと考え、再度、日本の大学院に進学することにしました。修論では「英国の文化政策における意思決定過程の検証~地方ミュージアム改革の事例を通して~」と題して、ブレア政権の文化政策を取り上げ、文化省が設立されたことにより政府と文化セクターの間における意思決定過程の変化について検証を試みた(2009年12月)。


主な経歴:

1991年  グラスゴー大学美術史学部装飾芸術コースディプロマ課程修了。2010年3月東京大学人文社会系研究科文化資源学研究専攻文化経営専攻修士課程修了。同年4月同博士課程に進学。

<職歴>

宮城教育大学、ブリティッシュ・カウンシル東京を経て、1994年より国際交流基金に勤務。プログラム・コーディネーターとして、「芸術と社会を結ぶ」、「なぜ地域社会にアートは必要か?」、「アーティスト・イン・レジデンス」、「クリエイティブ・シティ~都市の再生を巡る提案」などの各種シンポジウムや交流プログラムを手がけるとともに、国際文化交流に関わる助言、コンサルテーションを行う。専門領域は、国際文化交流、文化政策、アート・マネージメント。

主な活動:

武蔵野美術大学特別講師、宮城学院女子大学非常勤講師横浜市創造界隈形成推進委員会委員、東京芸術文化評議会専門員、秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス選考委員、文化経済学会<日本>会員、日本NPO学会員、日本文化政策学会会員、文化資源学研究会会員

主な著作

<寄稿>

「欧州NPOと草の根交流」『経済広報』、(財)経済広報センター、1998年9月
「アートサポートの創意工夫:ヨーロッパにおける二つの共同メセナと日本の文化支援の現状」『メセナノート第13号』、(社)企業メセナ協議会、2001年5月
「欧州における芸術と社会の関わり」『日本文化経済学会<日本>』、日本文化経済学会<日本>、2000年9月
「創造都市への取り組みと国際交流基金の役割」『横浜市調査季報154号』、横浜市、2004年3月
「ナント市の挑戦~エロー式都市再生戦略」『地域における文化・芸術活動の行政効果~新たな地域戦略~』、(財)地域創造、2008年1月
「アーティスト・イン・レジデンスの可能性」『都市問題Vol.99. No.1』、(財)東京市政調査会、2008年1月
「地域と世界を繋ぐアーティスト」『地域創造2010 Spring  Vol.27』、(財)地域創造、2010年3月

<書籍>

「文化・芸術交流」『国際交流・協力活動入門講座Ⅰ 草の根の国際交流と国際協力』、明石書店、2003年 「現代アートとグローバリゼーションーアーティスト・イン・レジデンスをめぐってー」
『グローバル化する文化政策』佐々木雅幸・川崎賢一・河島伸子編著

<共著>

‘Building National Prestige: Japanese Cultural Policy and the Influence of Western Institutions’, Global Culture: Media, Arts, Policy and Globalization、Routledge、2002年5月


これから:

金融危機やさまざまな課題があるニッポン。でも、美しい自然や水、そして人などまだまだ見過ごされている素晴らしい宝が埋もれているのではないでしょうか。宝さがしを続けていきたいと思います。

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金廷珉
KIM Jung Min

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佐藤李青
SATO Risei

【研究関心】

戦後の美術全般、とくに1960年代日本の前衛美術の研究。1950年代後半から60年代の、いわゆる「反芸術」作家を中心に、彼ら(彼女ら)の活動と、それを支えた制度状況を明らかにしたいと思っています。その背景には、今、自分の生きている社会や、そこで生まれてくる新たな表現への興味があります。「過去五十年を考えてみるということは、これから五十年先の人々が今日のわれわれをどう見るかという問題と密接につながっている」(木下順二)。過去あったことから現在の表現や制度へ目を向け、未来へつながる実践に関わっていければなぁ、と考えています。

【経歴】

宮城県塩釜市生まれ。戌年。蟹座のO型。
2005年3月 国際基督教大学教養学部国際関係学科卒業
2006年度 企業メセナ協議会研究部会インターン
2006~07年度 特定非営利法人トリトン・アーツ・ネットワーク評価委員会事務局
2007年度~ (仮)小金井市芸術文化振興計画策定 小金井プロジェクトグループ
小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」事務局
2007年度~ 早稲田大学GCOE芸術文化環境研究コース研究員
2007年度~ 東京大学文化資源学公開講座「市民社会再生」運営委員会事務局

【写真】

新潟現代美術家集団GUN「雪のイメージを変えるイベント」1970年
撮影:羽永光利

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作田知樹
SAKUTA Tomoki

【研究テーマ】

視覚・メディア芸術やスポーツ、博物館等の、視覚的側面が強い専門的文化活動において、当該専門的文化活動の自律性や持続性、資金調達やマーケティングと個人の発話の関係を捉え直すことに関心を持っています。今は、(視覚芸術を中心とした)表現をめぐる事件や報道に伴って浮かび上がる人々のアート/公共性の意識など、専門家でない個人が、文化活動の参加体験や報道についていかなるつぶやきや反応をしているか着目し、ネットワーク上とリアルのフィールドワークを続けています。

【経歴など】

行為/メディアとしての建築、映像、コミュニティデザインに関心を持ち、アートや情報技術による個人の表現/社会的創作活動の支援に携わる。麻布高校卒、早稲田大学第一文学部中退、東京芸大美術学部先端芸術表現科卒(2004)、一橋大学法学研究科法務専攻(法科大学院)中退、2009年より東京大学大学院文化資源学所属。取手アートプロジェクト事務局(2000) アートフェア東京広報インターン(2007-2008) 東京都現代美術館キュレトリアルインターン(2007-2008) ヨコハマ国際映像祭CREAMアシスタント・キュレーター(2009)など、様々な主体が行う近現代の視覚・メディア芸術の展示の企画運営等に関わる。
2004年に法律や契約の実務面でクリエイターを支援する弁護士・アートマネージャーによる非営利プログラムArts and Lawを立ち上げ、以降共同代表と相談窓口を担当する。他ではThinkC(著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム)事務局、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局など情報社会の新たな倫理に関する活動に参画している。行政書士(東京都行政書士会)。実践女子大学非常勤講師(2009)、京都精華大学非常勤講師(2010〜)。

【著書・寄稿】

『プレゼンのトリセツ』(4D2Aとの共著・Arts and Law名義、2010/5発刊、ワークスコーポレーション)
『クリエイターのためのアートマネジメント-常識と法律-』(2009/5発刊、八坂書房)
『アートコレクター』(隔月誌、主婦の友社 連載中)
「保護期間延長問題と創作・流通促進に関する共同提言」(著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム、2008年10月30日公表、原案作成プロジェクトメンバー)
『美術手帖』(美術出版社)
「ネットTAM」(トヨタ自動車+企業メセナ協議会)
「TABlog」(TOKYO ART BEAT )など。

【その他Twitter/SNS/趣味など】

twitter facebook Google Profile
サッカー・ダイビング・登山・マラソン(ジョギング)・自転車・カポエイラ・野球・水泳・キャンプ・魚釣り・天体観測などは誘われたらどんどん行きます。楽器はバイオリン・胡弓・テルミン・サックス・ベースの所有歴がありますが、後に行くほど弾けません。

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*2009年度修了

柴田葵
SHIBATA Aoi

【研究テーマ】

「公共空間の芸術作品」.特に、1960年代から世界的な芸術運動として発展してきた「彫刻シンポジウム」の歴史について研究している.

【学歴】

・2006年3月:東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程卒業

・2008年3月:東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻修士課程修了

・2008年4月:東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻博士課程入学

【職歴】

・2008年4月〜:明治大学「教育の情報化推進本部」和泉教育メディアグループ特別嘱託職員(情報アシスタント)

【口頭発表等】

・「転換点としての震災復興期のパブリック・アート」第11回文化資源学研究会口頭発表(2007年3月、東京大学)

・「パブリック・アート設置事業における力学:東京都庁アートワークを事例として」日本文化政策学会第1回年次研究大会ポスターセッション(2007年12月、東京大学)

・「パブリックアート“最近の動向”と“新宿副都心のPA研究”報告」Public Art Forum/地域美産研究会 第55回催事「再開・パブリックアート研究会」(2008年7月、パブリックアート研究所)

・「彫刻シンポジウムは都市に何をもたらしたか」2008クリエイティブシティ・シンポジウム学生会議「POSTER GO ROUND」(2008年11月、BankART Studio NYK)

・「東京オリンピック芸術展示にみる対外文化戦略」日本文化政策学会第2回年次研究大会(2008年12月、帝塚山大学)

【個人ウェブサイト】

「彫刻回帰線」

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鈴木親彦
SUZUKI Chikahiko

【何者か?】

日本における出版文化とは何かについて、悩み続ける中年男性。松坂大輔と杉良太郎と渥美清と森喜朗に似ている、と言われている。

【何をたくらんでいるのか】

知のインフラを支えようと、出版販売会社に勤務。出版産業の置かれる環境が大きく変化する中で、どのようにインフラを発展させるかを考えるために、一度出た大学の修士課程に再入院。
しかし入院とともに勤務先を去ることになってしまい、フィードバックの方法を模索中。現在の研究関心は、出版物が届くスピードの変化が、価値観にどのような影響を与えたのか。および、出版物は読者の手に渡る直前でどのように分類され、その分類がどのように変化してきたのかについて。

【なぜテアトロンkにいるのか】

2011年出版予定である「文化行政」本の販促を担当するため・・・では多分ない。

【どんな経歴をもっているのか】

・2003年東京大学文学部 歴史文化学科 美術史学専修課程卒業
・2005年同大学院人文社会系研究科 基礎文化研究専攻 美術史学専門分野 修士課程修了
 同年  株式会社トーハン入社(2010年5月まで勤務)
・2010年より東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室

・2008年4月:東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻博士課程入学

【職歴】

・2008年4月~:明治大学「教育の情報化推進本部」和泉教育メディアグループ特別嘱託職員(情報アシスタント)

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武田康考
TAKEDA Yasutaka

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土屋正臣
TSUCHIYA Masaomi

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*2008年度修了

豊田梨津子
TOYODA Ritsuko

三重県の山間のまちに生まれる。
子どもの頃から、ものをつくることと古いモノに興味を持つ。

 

18歳で進学のため上京。
文化人類学とカルチュラルスタディーズを学ぶ傍ら、
子どもむけアート・ワークショップやホスピタルアートに携わる。
(→Wonder Art Producion http://www11.ocn.ne.jp/~wap/)
その後、現代美術をつくっている人々と出会い、
新しく生み出されるアートへの関心が高まる。
後に現代美術グループBOICE PLANNINGの一員となる。
(→BOICE PLANNING http://www.boice-planning.net/
近所でやっていたアートプロジェクトに加わり、アートとまちの関係を考え始める。
(→目白だいち http://www.mejiro-de-art.org/

2007年から文化資源学研究専攻在籍。
自らが携わってきたアートNPOという存在への関心と 同時代の芸術をいかに支援するかという問題意識のもと、
ドイツの非営利組織Bonner Kunstvereinを研究。小林ゼミでは小金井市芸術文化振興計画の策定に向けた活動に従事。

アートの現場により深くコミットすべく、新たに次の2つの活動を始める。
美術とその言説について考えることを目指し、 作家・批評家らによって結成されたゆるやかな運動体、美術犬(I.N.U.)。
(→美術犬(I.N.U.) http://bijutsuken.cocolog-nifty.com/
同年代の人々が何を考えているのかを知るため、様々なコミュニケーション手法を試しつつ アートと社会のつながりを考える、84プロジェクト。

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中村美帆
NAKAMURA Miho

【経歴】

大学4年次を休学して8ヶ月ほど過ごしたイタリアの片田舎で「人間には文化が必要だ!」と思い立って帰国。その後、美大の友人の家でたまたま手にした1冊の本から文献を辿って文化資源学と出会う。
・2004年度 慶應義塾大学アート・センター アート・マネジメント・エキスパート・セミナー修了
・2005年3月 東京大学法学部第2類(公法)卒業
・2005年3月 東京大学学際情報学環教育部修了
・2010年4月 青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了
2005年4月より文化資源学研究室に在籍して現在に至る。

【研究テーマ】

人間の価値観や生き方に深く関わる文化の問題を、社会のデザインの問題として考えたいと思い、文化政策の研究をしています。理念や思想といった抽象的なものから、それを現実にする具体的な実践のロジスティックまで、幅広く対象にしています。特に、人間が人間らしく文化的に生きていくことを、生まれながらの人権として認める文化権(Cultural Right)という考え方に関心があります。権利というと堅苦しくきこえる面もありますが、権利というフィクションが持っている、文化が必要だと思う気持ちをもっともなものだと勇気づけ(empowerment)られる可能性を大事にしたいと思っています。

【論文・発表等】

・修士論文「自由権的文化権の保障からみる「表現の自由」の課題:小説「石に泳ぐ魚」出版差し止めを事例として」
・その他業績は こちら

【主な活動】

・日本学術振興会特別研究員(DC2)(2009年~)
・早稲田大学GCOE「演劇・映像の国際的教育研究拠点」研究生(2007年秋~)
・世田谷パブリックシアターレクチャープログラム『パブリックシアターのためのアーツマネジメント講座』TA
・2008年度日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究B)
 「行政構造改革が戦後日本の芸術文化政策の成果に与えた影響に関する研究」アシスタント
・日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト研究事業Ⅴ-2(~2009年3月)
  「日本の文化政策とミュージアムの未来」「都市政策の課題と芸術文化の役割に関する研究」グループ事務局
      http://www.l.u-tokyo.ac.jp/CulturalPolicy/index.html
・早稲田大学GCOE「演劇・映像の国際的教育研究拠点」研究員(2007年秋~2009年3月まで)
・小金井市芸術文化振興計画策定委員会事務局(仮称)(2007年4月~2009年3月)
・逗子市文化振興条例(仮称)検討委員会調査協力(2005年11月~2006年10月)
・足立区社会教育委員会議「足立区における文化芸術振興のための基本施策の策定」調査協力(2005年7月~10月)

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長岡智子
NAGAOKA Tomoko

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長嶋由紀子
NAGASHIMA Yukiko

【経歴】

宮崎市出身。お茶の水女子大学文教育学部国文学科卒業後、企業勤務を経てモンペリエ第三大学で学ぶ。その後、在京のフランス系企業、在日フランス大使館で産業経済分野での日仏交流の職歴を積む。2005年4月より東京大学大学院文化資源学研究専攻。2007年10月より早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム「演劇・映像の国際的教育研究拠点」芸術文化環境研究コース客員研究助手(2010年3月まで)。

【研究上の関心】

身近な生活空間における芸術文化環境はそこに暮らす人間のあり方に大きく影響を及ぼすものではないでしょうか。国内外のいくつかの都市で暮らした経験から、日常の行動範囲のなかで偶然のように訪れる芸術作品との出会いや異文化との接触が蓄積され、次第につながって再構築されて、新しい考え方や生き方を形成していていくことを実感しました。それをもたらしているのは「ほんとうに偶然なのか?」。この問いの芽生えが、文化政策研究に向かう出発点でした。ひとりひとりの人生の可能性を大切にする社会に生きたいという願いが基盤にあります。この視点からフランスの文化政策の歴史と社会背景を分析することが研究課題です。

【修士論文】

「文化開発の理念とフランス自治体文化政策の創成期 ― グルノーブル市デュブドゥ市政時代(1965-83)を中心に ―」(2006年12月)

【論文】

・「『文化開発』の理念とフランス自治体文化政策の創成期 ―グルノーブル市文化政策(1965-83)の問題意識と影響力―」『文化資源学第6号』、2008年3月、49-62頁。
・「フランス都市文化政策論 -アヴィニョン・ミーティング(1964-70)の時代」『演劇博物館グローバルCOE紀要 演劇映像学2007 第1集』、2008年3月、131-150頁。
・「フランス都市文化政策論-制度史からみる政策理念の変遷 (1971-1994)-」『演劇博物館グローバルCOE紀要 演劇映像学2008 第1集』、2009年3月、241-260頁。
・「フランス文化政策分権化の進行と「協力」の制度化-地域文化施設運営の問題を中心に-」『演劇博物館グローバルCOE紀要 演劇映像学2009第2集』、2010年3月、2010年3月、49-66頁。

【翻訳(共訳)】

・フレデリック・マルテル(著)、根本長兵衛・林はる芽(監訳)『超大国アメリカの文化力』、岩波書店、2009年2月(担当:第五章「地域における文化の民主主義」 第六章「文化戦争(カルチャー・ウォーズ)」、201-312頁)。
・クリスティアン・ビエ、クリストフ・トリオー、エマニュエル・ヴァロン(共著)、佐伯隆幸(監訳)『演劇学の教科書』、国書刊行会、2009年3月(担当:エマニュエル・ヴァロン、補論「劇場の外部、外部から見た演劇」、593-627頁)。

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南雲由子
NAGUMO Yuko

【研究テーマ】

アーティスト自身による、制作発表/生活の両立可能なシステムの構築

【経歴】

1983年、東京生まれ。2001年より山野美容芸術短期大学にて美容の技術を学び、美容師国家資格取得後、東京芸術大学美術学部先端芸術表現科へ。2008年卒業。2008年より、山野美容芸術短期大学教員。
映画、PV等でヘアメイクとして活動する他、人に直接触れ、相手にスウィッチを入れる、行為としてのヘアメイクを主としたプロジェクト型作品等、制作活動中。2007年<大阪・アート・カレイドスコープ2007>出展。2009年<大地の芸術祭2009 越後妻有トリエンナーレ>出展。

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長谷川三保子
HASEGAWA Mihoko

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*2009年度修了

黄茗詩
HUANG Ming Shih

台湾台北市出身。文化経営専攻修士課程。
台湾で大学を卒業後、実演団体のJU PERCUSSION GROUPに入社し、アートマネジメントの仕事を経て、文化資源学研究室に進学。アートマネジメント人材の育成と活用について関心を持つ。趣味としては、きれいな音を楽しむことや、音をきれいに出すことがもっとも好き。

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町村悠香
MACHIMURA Haruka

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松浦耕平
MATSUURA Kohei

入学にいたるまで

学部3年のとき受講した、小林先生の授業に感銘を受けました。日本における芸術文化の位置づけに対し、自分が漠然と感じていた疑問について、言語化し、整理するきっかけと、そのためのツールを与えられたように思いました。あれから2年、いまこの場でこうして研究できることに感謝しつつ、大学院での生活を送っています。
社会人経験がある方が多く、バラエティに富んだ学生が集まるのが文化資源学研究室の特長です。どちらかというと出不精でこもりたがる方の人間ですので、諸先輩方や同期のみなさんのまぶしさに圧倒されながらも、マイペースに研究に励んでいます。

趣味

音楽、特にクラシック、ジャズが好きです。とある楽器を演奏するのが趣味だったことから、持っているCDのおよそ7割がその楽器関連のものであるのが密かな悩みです。クラシックならば、19世紀後半以降のもの、主に室内楽や協奏曲、ジャズは、ビバップ期以降のコンボを聴きます。

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*2009年度修了

横山梓
YOKOYAMA Azusa

*Art(原点)

小さい頃から絵を描くのが好きでした。祖父が、京都・嵐山の私立美術館で働いていた時期があり、そこに遊びに行って展示物を見るのが大好きでした。おそらくその辺りに原点があって、学部時代は迷わず美術史を専攻し、ご縁あっていまは文化資源にいる次第です


*Zasshi(出版)

入学前まで出版社で単行本や雑誌の編集の仕事をしていました。そのせいもあって、紙媒体には愛着があり、気まぐれにアレコレ雑誌を買うのが好きなのですが、昨今雑誌の休刊・廃刊のニュースが相次いでいて、元同業者として何ともやるせない気がしています。

*Usagi(好きなもの)

「鳥獣戯画」のウサギグッズを見つけると必ず買ってしまいます。あの、愛くるしい動きが大好きです。本作を書いた平安時代の“誰かさん”(未だ定かではないようですが)は、私が最も尊敬するアーティストの一人です。


*Specialty(これから)

現在、自分なりのテーマを模索中です。かねてより「美術を伝えていくこと」に関心があり、また、前述↑のように、仕事を通して、紙媒体をはじめとする出版物の形態について改めて考えてみたいと思うようになりました。そこで、この2つがクロスする「展覧会カタログ」に焦点を当てたいと思っています。

*Announce(特技?)

学部時代は、アナウンサーのまねっこをよくしていました。でも最近は滑舌もめっぽうダメダメだし、発表の場では不覚にも緊張してしまいます・・・。強いて言うなら、辛うじて会得した腹式呼吸がカラオケで役に立っているのかなぁ・・・。

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李知映
Lee Ji Young

【研究対象】

劇場は人と人を介在することで、直接的な交流、交歓を生み、自他を越えた存在や時間の共有を体験できる「場」や「空間」であると考えている。さらには、劇場は芸術家の遊びの場及び観客の家であるべきだと考えている。劇場に対するこのような考え方を土台にしながら、日本の日比谷公会堂のようなものが、殖民地時代にあった韓国で作られた府民館を見ることで、複合文化施設について考えていきたい。

【論文】

修士論文「花道の美学的研究」(早稲田大学大学院 文学研究科 演劇専攻、2008)

【論考】

「LEE STRASBERGのMETHOD演技訓練についての研究」(慶星大学院、演劇学専攻論文集、2003年)
「即興劇の理論と実際」(慶星大学院、演劇学専攻論文集、2003年)

【主な活動】

1993年〜現在 現代演劇の女優として活動
2003年 日本文化庁海外芸術人招請研修員

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