Cグループの計画

「イラン研究動向分析−−「イラン」概念をめぐって」
(略称:イラン概念研究会)の活動計画
[研究テーマ]
イラン研究動向分析、「イラン」概念の再検討

[研究会の頻度]
原則として2カ月ごと

[研究会の参加方法]
登録制(メールで小牧へお問い合わせ下さい)

[研究会の形式]
各回ごとに研究動向報告・書評など1件と研究発表1件

[研究会会場]
東京(上智大学四谷キャンパスなど)

[研究成果の発表]
『上智アジア学』第16号(1998年12月刊行予定)

スーフィズム研究動向研究会の計画
[今年度の作業目標]
本研究会は、ディシプリンや専攻地域を異にする研究者間に、共通の議論の土壌を形成することを目標に1年目の活動を行ってきた。本年度はこの作業を継続しつつ、新たな展開をめざしたい。具体的には、今年度中に、スーフィズムの時間的展開と空間的展開を、特定のテキストを用いてたどる作業にいちおうの目途をつけると同時に、スーフィズム研究動向の諸相に関する研究発表・討議の場をなるべく多く持つことを考えている。

[研究会・研究合宿開催予定]
7月に本年1回目の研究会、8〜9月に5-a班「聖者信仰研究会」との合同研究合宿、秋から冬にかけてさらに2回の研究会を予定している。これ以外に、10〜11月に小林寧子氏の責任で2班の招聘するブライネッセン教授を囲んだ研究会では、2-c班「イラン概念研究会」などと積極的に連携して、共同研究を進めていきたいと考えている。

[成果の発表]
成果の公表の仕方は、今後の議論にゆだねられているが、昨年度末の会議では、たとえばスーフィズムに関わる多方面の用語をグロッサリーとしてデータベース化できないか、といったアイデアが出されている。本格的な成果は5年間の研究の遂行を待たねばならず、本年度の成果発表は中間報告的な色合いが強くなるであろう。