「都市政策の課題と芸術文化の役割」研究グループ

2007年度活動報告

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◆2007年11月15日(木) 13:30−15:30 森啓氏講演会
「戦後日本の文化政策と「文化の見えるまちづくり政策研究フォーラム」」
会場:東京大学本郷キャンパス法文1号館2F216教室
事前申込み制・定員20名・先着順
講師:森啓氏(北海学園大学法学部政治学科教授)
本講演では、森啓氏に90年代以降の日本の文化政策の課題、これからの展望を「文化の見えるまちづくり政策研究フォーラム」という事例をもとにお話ししていただきます。「文化の見えるまちづくり政策研究フォーラム」は1991年から2003年まで全10回、全国の自治体持ち回りで開催され、各地から行政や企業、芸術団体関係者が集まり、白熱した議論が交わされました。
このフォーラムを牽引してきた森氏に、なぜこのようなフォーラムを開催する必要があったのか、そこでは何が目指されたのかをうかがいます。当時の取り組みに対する評価を通して、今後の文化政策の課題と展望を考える貴重な機会に、ぜひお越し下さい。
ご案内チラシはこちら


◆2007年12月2日(日)〜6日(木)ドイツ文化政策学者ヴォルフガング・シュナイダー氏来日講演
※12月3日(月)世田谷パブリックシアターでの講演の時間が15:00−17:30に変更になりましたのでご注意下さい!
ドイツよりヴォルフガング・シュナイダー氏(ヒルデスハイム大学教授)を招聘し、東京・神戸にて、講演会を開催します。
ヴォルフガング・シュナイダー氏
ヒルデスハイム大学教授。専門は文化政策。ドイツ連邦共和国連邦議会文化委員会委員、国際児童演劇連盟議長(ASSITEJ)、ヒルデスハイム大学文化学・芸術コミュニケーション学部学部長。
詳しいご案内はこちら


◆第7回文化資源学フォーラム「1000円パトロンの時代−ファンドによるアート支援の現状と課題−」
2007年12月14日(金) 13:30-17:00(13:00開場) 東京大学山上会館
入場無料・申込先着100名 →アクセスはこちら
<パネリスト>
小原 啓渡(演劇ファンド:大阪市立芸術創造館館長)    
小松 真実(音楽ファンド:ミュージックセキュリティーズ株式会社 代表取締役)
土井 宏文(映画ファンド:ジャパン・デジタル・コンテンツ信託株式会社代表取締役社長)
モデレーター:福井 健策(弁護士・ニューヨーク州弁護士・東京大学大学院非常勤講師)
その他詳細は文化資源学研究専攻ホームページへ


◆2008年2月27日(水) 公開研究会「ドイツ劇場改革の行方」
報告者:フィリップ・ボーマン(ザクセン文化インフラ研究所研究員)
「ドイツ東部地域における劇場改革―ナイセ3ヵ国文化連合、ソルブ・ナショナル・ アンサンブルを事例として」 ※逐次通訳あり
1990年のドイツ再統一後、旧東側の劇場の統廃合が続いています。経営的な理由から合併した後に、合併を解消する事例、思い切った人員削減、アンサンブルの一部縮小、いったん市の助成が削減されたものの改めて助成措置が発表されるなど、現在においても、劇場運営と地域の文化政策は 試行錯誤を続けている状況にあります。
今回は、旧東ドイツ地域で、ポーランドと国境を接するゲルリッツを中心に、劇場改革の状況、その革新的で実践的な試みについて、ザクセン文化インフラ研究所研究員のフィリップ・ボーマン氏にご報告いただきます。
日時:2008年2月27日(水)14:00-
場所: 東京大学本郷キャンパス法文1号館1階115教室アクセスはこちら
定員:40名
共催:文部科学省現代GP「アートマネジメント教育による都市文化再生」(神戸大学)
講師略歴:Philipp Bormann (フィリップ・ボーマン)
1976年 ヒルデスハイム生まれ
2003年 ドレスデン工科大学文化経営学修士課程終了
2003年 ツィタウ・ゲルリッツ大学文化・マネジメント学科非常勤講師 現在に至る
2005年 ザクセン文化インフラ研究所研究員 現在に至る
専門は、文化経済学、文化政策(自治体文化振興計画、劇場改革)


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