【日時】 |
2010年6月30日(水)17:00〜 |
【場所】 |
本郷キャンパス法文2号館一番大教室 ※会場が変更になりました。 |
【講演者】 |
J. ベアード・キャリコット(J. Baird Callicott) ノース・テキサス大学教授 |
【入場】 |
無料 |
【主催】 |
東京大学グローバルCOEプログラム「死生学の展開と組織化」 |
【招聘協力】 |
上廣倫理財団 |
【言語】 |
英語(質疑応答は通訳あり) |
グローバルCOE「死生学の展開と組織化」は、このたび環境倫理学のパイオニアの一人として知られ。J. ベアード・キャリコット教授(ノース・テキサス大学)をお招きし、以下のように公開講演会を開催します。講演はパワーポイントを用い英語で行いますが、質疑応答は通訳がつきます。
キャリコット教授は環境倫理学を早くから唱道して来られました。1971年にウイスコンシン大学で世界最初の「環境倫理」の講義を行い、1994年から2000年にかけては、国際環境倫理学会の会長を務められました。
In Defence of the Land Ethicsという著書があることからも分かるように、キャリコット教授はアルド・レオポルド(1887-1948)が唱えた「土地倫理」の考え方を継承し、「自然の権利」の概念やエコセントリズムの思想の発展に力を尽くしてきました。昨年、日本語訳書が刊行された『地球の洞察――多文化時代の環境哲学 〈エコロジーの思想〉』(みすず書房、原著、1994年刊)では、アジアの宗教や文化伝統にも多大な関心を寄せて、文化的多様性を踏まえた環境倫理学の構築に取り組んでおられます。この度の公開講演では、環境倫理学の鍵概念の一つでもある「生物多様性」について、正面から論じられます。どうぞふるってご参加下さい。
オーガナイザー:島薗進(宗教学研究室)+一ノ瀬正樹(哲学研究室)
グローバルCOE「死生学の展開と組織化」
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
Tel : 03-5841-3736
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