発刊:2008年3月 |
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- 巻頭の言葉
- 島薗 進
『死生学研究』の継続刊行にあたって -
- ●講演
- 余 英時
中国人の生死観 ―儒教の伝統を中心に
ミハエル・ハイデルベルガー 生命のないものと生きもの ―ネオ・アリストテレス的なアプローチは可能か?
- ●ワークショップ「現代フランス哲学と生命論」
- ピエール・モンテベロ
いかに自然を思考するか? ―ドゥルーズの自然哲学
鈴木 泉 非人間主義の哲学 ―ピエール・モンテベロの仕事をめぐって
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・荒井裕樹
「安楽死」を語るのは誰の言葉か ―六〇年代における在宅障害者の〈生命〉観
・高柳祐子
中世和歌の哀傷表現 ―建久四年(一一九三)美福門院加賀哀傷歌群に見る死と生
・ワルド・ライアン
現在と未来―近現代浄土真宗における死生観の問題について ―野々村直太郎の異安心事件を中心に
- ●国際シンポジウム 「精神医療と触法行為の死生学――殺人行為をめぐって――」
- 一ノ瀬正樹
「精神医療と触法行為の死生学―殺人行為をめぐって―」報告
ジル・ピーエイ
精神異常と責任 ―マクノートン・ルールは明らかに異常をきたしている者に正当に適用できるか
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・山崎浩司
『イキガミ』を読む ―死生の物語の構築と読解に関する試論
・小野谷加奈恵
別れとしての死 ―岸本英夫の生死観
・大久保 豪/涌井智子
失語症を負った脳血管疾患患者のQOL ―文献調査から
・藤崎 衛
ラテン中世の「寿命の延長」(prolongatio vitae)について ―ロジャー・ベイコン、錬金術、教皇宮廷
・諸岡了介/相澤 出/田代志門/岡部 健
現代の看取りにおける〈お迎え〉体験の語り ―在宅ホスピス遺族アンケートから
・尹 鍾甲
新羅仏教の死生観と生命倫理 ―殺生救済論と肉食殺生論を中心に
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欧文レジュメ-
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