グローバルCOEプログラム 死生学の展開と組織化
東京大学大学院人文社会系研究科グローバルCOE研究室

〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1
Tel 03-5841-3736
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「喪失とケア」に関する3つのワークショップ

講師 Donna Schuurman, PhD (ドナ・シャーマン)
講師 Elizabeth Davies , RN, CT, PhD, FAAN (エリザベス・ディヴィス)
講師 Thomas Attig, PhD (トマス・アティグ)



【日時】 2009年12月6日(日)
【場所】 本郷キャンパス法文2号館1番大教室
【定員】 約100名
【費用】 無料
【参加資格】 下記のいずれかに該当する者
1. 東京大学グローバルCOEセミナー《医療・介護従事者のための死生学》正規参加者(参加証を有している方)
2. 第15回日本臨床死生学会大会参加登録者
3. 1と2に該当しないが、死生学に関心のある医療・介護従事者(医師・看護師・保健師・社会福祉士/ソーシャルワーカー・臨床心理士・介護福祉士等)およびこれに準じる方

*登録者が定員(約100名)を上回った場合は、1と2の登録者を優先します。
3に該当する方は、なるべく 第15回日本臨床死生学会大会 に参加登録してください。



【プログラム】  いずれも逐次通訳付
1.午前の部(10:00〜12:00 講師 Donna Schuurman )
          
 *受付9:30-9:50、開会式9:50から

2.午後の部(13:30〜16:30 講師 Elizabeth Davies、講師 Thomas Attig)
          
 *受付13:00-13:20、開会式13:20から
  [午後は二部構成となります]



*登録者が多数の場合は、なるべく多くの方にWSに参加していただきため、午前または午後のみの参加とさせていただきます。

*東京大学グローバルCOEセミナー《医療・介護従事者のための死生学》正規参加者には参加シール(午前の部・臨床死生学トピック講義1、午後の部・臨床死生学トピック講義2)を受付で配布します。当日参加証をご持参ください。



【講師略歴】  
Donna Schuurman, PhD (ドナ・シャーマン)
          
ダギー・センター(米国オレゴン州ポートランド)のエグゼクティブ・ディレクター。グリーフワーク、グリーフケアの教育・研究者。

ノーザン・イリノイ大学において、親の自殺が子どもに及ぼす影響に関する研究で教育学博士号を取得。Never the Same: Coming to Terms with the Death of a Parentなど、死別悲嘆に関する著書多数。2001-2002年にはThe Association for Death Education & Counseling (ADEC)の代表を務め、2003 年にADECからAnnual Service Awardを受賞。現在は、ダギー・センターの活動を中心となって推進している。同センターは、1982年から、全米遺児遺族グリーフサポートセンターとして、肉親を失った子どもたちとその家族が、体験を分かち合いながら心の痛みを癒し元気を回復できるよう、支援の手を差し伸べている。ポートランドを拠点に、子どもにグリーフケアを提供する個人や団体のトレーニング活動を全米各地のみならず世界中で実施している。同センターは米国内でこの種の活動を行なう草分けとして、また、先駆的なピア・サポート・モデルを開発したことで知られており、現在、このモデルをもとに作られた200近くのプログラムが、世界中で稼働している。

Donna Schuurman博士とダギー・センター(The Doughy Center)については、
以下のURLを参照のこと。
ホームページ: http://www.dougy.org/


Elizabeth Davies , RN, CT, PhD, FAAN (エリザベス・ディヴィス)
カナダのビクトリア大学看護大学院教授、米国のカリフォルニア州立大学サンフランシスコ校(USCF)家族看護学名誉教授。

ワシントン大学(シアトル)で看護学博士号を取得。これまでに、死にゆくことと死別悲嘆、死に直面した患者とその家族へのケアのあり方に関する教育・研究活動を重ねる。近年は、終末期医療の分野のなかでも比較的新しい小児緩和ケアに取り組んでおり、バンクーバー(カナダ)に、北米で最初の小児患者のための独立型ホスピスを設立するなど、緩和ケアに関する一連の研究・実践活動では世界的に著名。International Work Group in Death, Dying and Bereavementの代表などを歴任。Fading Away: The experience of transition in families with terminal illness、Shadows in the Sun: Experiences of sibling bereavement in childhoodなど、著書多数。現在、米国とカナダで、5つの公費研究プロジェクトの代表研究者を務める。また、質的研究の教育・研究者としても知られている。カナダ看護協会からCanadian Nurses Association Centennial Award 、ホスピス緩和ケア看護協会から2008 Distinguished Career Achievement Awardを受賞。

Elizabeth Davies博士に関する詳細情報は、以下のURLを参照のこと。
ホームページ: http://nurseweb.ucsf.edu/www/ffdavib.htm


Thomas Attig, PhD (トマス・アティグ)
          
応用哲学者。死別悲嘆、死にゆく人のケア、デス・エジュケーションなど、死と喪失に関する著書多数。本邦では、How We Grieve: Relearning the Worldが『死別の悲しみに向き合う』(林大訳、平山正実解説、大月書店、1998年)という題名で翻訳出版されている。

1973年、ワシントン大学(セントルイス)で哲学博士号を取得。その後、オハイオ州のボーリング・グリーン州立大学で約四半世紀の間、哲学の教鞭をとる。また、米国において応用哲学という新たな学問領域の確立に指導的な役割を果たした。同大の学部長、名誉教授を経て、現在は独立した教育・研究活動を行っており、世界各地で、医師、看護師、臨床心理士やソーシャルワーカー、教育者、教会関係者、葬儀関係者を対象にセミナーやワークショップを開催している。1995-1996年、The Association for Death Education & Counseling (ADEC)の代表を務める。

Thomas Attig博士に関する詳細情報は、以下のURLを参照のこと。
ホームページ: http://home.earthlink.net/~tattigca/abouttom.html
 




・2009年12月5日〜6日
第15回日本臨床死生学会大会
大会テーマ「臨床現場で生きる/活かす死生学」
ホームページはこちらです→ http://www.l.u-tokyo.ac.jp/dls/15jsct/

ワークショップの様子 ワークショップの様子 ワークショップの様子
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