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シンポジウム「認知症の終末期ケアを考える〜死生観を見つめて」
食べられなくなったらどのようなケアが望ましいのか。一旦開始した胃ろう栄養法を終了して看取る こととはどのようなことか。高齢者ケアにおける摂食嚥下困難は、自分や家族のこととして誰もが体験する、 超高齢社会の悩ましい問題です。日本人の死生観を踏まえた自然な看取りのあり方とは? 医療技術による豊かさを享受し、かつ、技術にしばられず、その人らしい人生が完結できるような 医療のあり方とは?看取り文化の再構築とは? ご一緒に考えてみませんか。
【日時】 |
2011年12月4日(日)13:00〜17:00
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【場所】 |
東京大学本郷キャンパス安田講堂
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【主催】 |
日本老年医学会(平成23年度厚労省老健事業)
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【共催】 |
日本老年社会科学会、日本老年看護学会、 日本老年歯科医学会、日本老年学会 東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター
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【プログラム】
パンフレットがPDFでご覧いただけます。(平成23年12月6日掲載) 日本老年医学会平成23年度老健事業シンポジウム 「認知症の終末期ケアを考える」
13:00〜15:15
- ・ 開会の辞
甲斐一郎(日本老年社会科学会前理事長、本老健事業WG代表、東京大学教授)
- <第一部> シンポジウム「人工栄養法と看取り医療」
- *胃ろう栄養法を中止して看取ることの是非と法的問題、終末期患者における口腔ケアの重要性や看取り看護の役割について論じます。
・座長:鳥羽研二(国立長寿医療研究センター病院長、日本老年医学会理事)
甲斐一郎(東京大学大学院医学系研究科教授、日本老年社会科学会前理事長)
・講演1 下山和弘(東京医科歯科大学教授、日本老年歯科医学会理事)
・講演2 堀内ふき(佐久大学教授、日本老年看護学会副理事長)
・講演3 鈴木裕(国際医療福祉大学教授、PEGドクターズネットワーク理事長)
・講演4 樋口範雄(東京大学教授、厚労省「終末期医療の決定プロセスガイドライン」座長)
・指定発言 飯島節(筑波大学教授、日本老年医学会倫理委員会委員長)
日本老年医学会「立場表明」10年目の改定 「一旦開始した経管栄養法の中止・終了をどう考えるべきか」
・討論と質疑
- 15:30-17:00 <第二部>鼎談 「ひとりの生活者として生老病死を思うとき」
- *各々の分野においてトップレベルの学識経験者であるこの三人にも、ひとりの生活者としての日常があります。親を看取ること、やがて自分や配偶者も高齢になること、認知症になったり、寝たきりになる場合もあることに何を思うか。ひとりの生活者として、生老病死をどう考えるか?超高齢社会に生きる高齢者にとって希望とは何か?各自の死生観についての率直な語りとその相互作用によって、何が見えてくるでしょうか?
・大内尉義(東京大学老年医学教授)
・島薗進(東京大学宗教学教授)
・清水哲郎(東京大学死生学特任教授)
・モデレーター:会田薫子(死生学・応用倫理センター特任研究員)
・質疑
*当日、「高齢者ケアと人工的水分・栄養補給法の意思決定プロセスガイドライン」原案を提示する予定です。
- 閉会の辞:大内尉義(日本老年学会・日本老年医学会理事長、東京大学教授)
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【シンポジウム事務局】 |
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場4-17-15 トーヨービル5F
(有)プラセール内
TEL:0120-971-145 FAX:03-5337-7962
e-mail: ronen@placer.jp (このアドレスの@は全角です。半角に直してお使いください。spamを防ぐために、このように書いています)
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