平成22年度厚労省老人保健健康増進等事業シンポジウム 「食べられなくなったらどうしますか? 〜認知症のターミナルケアを考える〜 」
認知症が進行すると食べることが次第に困難になり、
終末期には食べることができなくなります。
食べられなくなったらどのようなケアが望ましいのか。
家族や医療・介護職者にとって、 悩みはつきません。
日本人の死生観を踏まえた自然な看取りのあり方とは何か?
それを実現するためには何が必要か?
日本老年学会を構成する7つの老年関係学会は、
この問題に取り組み始めました。
ご一緒に考えてみませんか。
【日時】 |
2011年2月27日(日)13:00〜17:30
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【場所】 |
東京大学本郷キャンパス 鉄門記念講堂 (医学部教育研究棟 14階)
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【主催】 |
日本老年医学会
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【共催】 |
日本老年社会科学会、日本老年看護学会、 日本老年学会
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【協賛】 |
東京大学グローバルCOE 「死生学の展開と組織化」
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【プログラム】
- 開会の辞・趣旨説明
- ・大内尉義
(日本老年学会・日本老年医学会理事長、東京大学大学院医学系研究科教授)
- 第一部
1.基調講演
「認知症高齢者の終末期の医療およびケアをめぐる諸問題」 ・飯島節 (日本老年医学会倫理委員会委員長、筑波大学大学院人間総合科学研究科教授)
- 2.今年度の調査研究事業の報告
@認知症で摂食困難となった高齢者の家族(キーパーソン)を対象とする聞き取り調査について ・西村美智代 (社会福祉法人サン理事長、NPO法人 生活介護ネットワーク代表)
A看護師を対象とする量的調査について ・諏訪さゆり (日本老年看護学会理事、千葉大学大学院看護学研究科教授)
B医師を対象とする量的調査について ・会田薫子 (東京大学グローバルCOE「死生学の展開と組織化」特任研究員)
- 第二部
- パネルディスカッション
*「自然な看取り」と「死生観」をキーワードに、標記課題について考えます。
座長: 大内尉義
甲斐一郎(日本老年社会科学会前理事長、東京大学大学院医学系研究科教授)
パネリスト: 鳥羽研二(国立長寿医療研究センター病院長)
太田喜久子(日本老年看護学会理事長、慶應義塾大学看護医療学部長、教授)
清水哲郎(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
樋口範雄(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
西村美智代
会田薫子
- 閉会の辞
- 太田喜久子
- 進行: 結城拓也(社会福祉法人サン)
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