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ジョン・ノース教授 死生学連続講義
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第3回 「前44年のルペルカーリア祭のカエサル」
Caesar at the Lupercalia of 44 BCE
この元来建国の神話を再現した豊穣と浄化の儀礼に、カエサルの戴冠式をもくろんだとする当時の世評に対して、カエサル自身は、王ではなく、建国の英雄との結びつきを意図していたという見解が表明された。(当日配布要旨作成:三津間康幸)
第4回 「ポルタ・マッジョーレの地下バシリカ」
The Underground Basilica at the Porta Maggiore
従来の解釈がキリスト教的枠組みにとらわれていたことを指摘して、神話に発する美女の誘拐といったローマの伝統的な宗教観念や死生観の語彙を使いながら、新たな宗教観、死生観を創造しようとした集団がいたことの意義を重視した点が、鮮明な印象を残した。(当日配布要旨作成:鈴木順)