この度、2015年8月3日から8日にかけて、千葉市幕張で国際中欧・東欧研究協議会(The International Council for Central and East European Studies、略称ICCEES[イクシーズ])の第9回世界大会が開催される運びとなりました。
ICCEESは旧ソ連・東欧圏の研究に携わる各国の学会を糾合した、総合的地域研究の国際組織で、その視野はロシアを中心としながらも、中欧・東欧諸国、ウクライナ、コーカサス、中央アジア、モンゴル、中国にまで、つまりロシア・中央ユーラシアのほぼ全域に及びます。
ICCEESは5年に一回、世界大会を開催してきましたが、この大会が欧米の外で行われるのは史上初めての画期的なことです。旧ソ連諸国、欧米、アジアなど60以上の国々から2,000名近くの研究者の参加が見込まれており、政治、経済、国際関係、歴史、社会、文学、芸術、言語、宗教など、あらゆる専門分野にわたって最新の研究成果が発表され、討議される予定です。
今年の夏、幕張はユーラシアの息吹を呼び込みます。
私たちは、アジアで初めての世界大会を、<多くの西と多くの東が出会う場所>にすることを目指します。 |