東京大学フィレンツェ教育研究センター活動記録(1999-2006年)

序文


以下に、19993月の開設から20067月の閉鎖にいたる間に、センターが主催ないし共催した、あるいは協力・参加した催しの一覧を掲げる。

 

1)       

199935日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

「東京大学フィレンツェ教育研究センター開所式」

出席:東京大学教職員10名(青柳正規副学長、樺山紘一人文社会系研究科長ほか)、招待客として瀬木博基駐イタリア日本大使、フィレンツェ大学関係者ほか約30

 

2)       

1999325~27日 ヴュッスー資料館

国際シンポジウム

「フィレンツェ、日本、東アジア」(参加)

主催:ヴュッスー資料館

 

3)       

2000106日 フィレンツェ大学(「114日」の間)

東京大学フィレンツェ教育研究センター開設一周年記念シンポジウム

「日本の中のイタリア・イタリアの中の日本」

主催:東京大学文学部および東京大学フィレンツェ教育研究センター

共催:フィレンツェ大学

協賛:伊藤謝恩育英財団、鹿島美術財団、ロムアルド・デル・ビアンコ財団

後援:在日イタリア大使館、東京イタリア文化会館

 

開会の辞:田村毅(東京大学)

1部 司会:長神悟(東京大学)

パオロ・マラッシーニ(フィレンツェ大学)「フィレンツェにおける東洋学の歴史」

鷺山郁子(フィレンツェ大学)「フィレンツェにおける日本学の歴史」

木下直之(東京大学)「1880年前後の日本におけるイタリア式美術教育」

質疑応答

 

2部 司会:鷺山郁子(フィレンツェ大学)

河野元昭(東京大学)「来舶イタリア人美術家と日本美術」

アレッサンドロ・ベルナルディ(フィレンツェ大学)「日本に恋したイタリア映画:黒澤とレオーネ、パゾリーニと溝口」

高階秀爾(東京大学名誉教授)「イタリアで学んだ明治の芸術家たち:川村清雄と彼の同時代人」

質疑応答

閉会の辞:パオロ・マラッシーニ(フィレンツェ大学)

 

 

 

 

4)       

20011123日 ヴュッスー資料館(フェッリの間)

学術講演会

河野元昭(東京大学)

「日本美術の特質」

司会:アドリアーナ・ボスカロ(ヴェネツィア大学)

共催:ヴュッスー資料館、スティッベルト美術館、ロムアルド・デル・ビアンコ財団

後援:伊藤謝恩育英財団

 

5)       

20011124日 スティッベルト美術館(舞踏の間)

日本美術セミナー

河野元昭(東京大学)、ジャンカルロ・カルツァ(ヴェネツィア大学)

「フレデリック・スティッベルトのコレクションと16世紀から19世紀までの日本美術」

司会:アドリアーナ・ボスカロ(ヴェネツィア大学)

共催:ヴュッスー資料館、スティッベルト美術館、ロムアルド・デル・ビアンコ財団

後援:伊藤謝恩育英財団

 

6)       

2002131日〜328日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本文学セミナー

土肥秀行(東京大学)

「俳句をめぐって」

131日 「イントロダクション:俳句とはなにか」

214日 「伝統的俳句の韻律と主題」

228日 「日本とヨーロッパにおける俳句の歴史的位置付け」

314日 「俳句の現在:様々な国における適正化の試み」

328日 「文学形式としての俳句:分析的アプローチ」

 

 

7)       

2002227日 ヴュッスー資料館(フェッリの間)

学術講演会

石井元章(大阪芸術大学)

「東アジア美術旅行:想像による旅人、美術評論家ヴィットリオ・ピーカ」

司会:マウリツィオ・ボッシ(ヴュッスー資料館)

共催:ヴュッスー資料館、スティッベルト美術館、ロムアルド・デル・ビアンコ財団

 

 

8)       

2002420日 スティッベルト美術館(舞踏の間)

学術講演会

ドナテッラ・ファイッラ(キヨッソーネ美術館)

「キヨッソーネ美術館:ジェノヴァ市中心にある日本美術の秘宝」

司会:フランチェスコ・チヴィタ(スティッベルト美術館)

共催:ヴュッスー資料館、スティッベルト美術館、ロムアルド・デル・ビアンコ財団

 

9)       

2002510日 ヴュッスー資料館(フェッリの間)

学術講演会

アドリアーナ・ボスカロ(ヴェネツィア大学)

「吉原:江戸の文化、美術、社交」

司会:マウリツィオ・ボッシ(ヴュッスー資料館)

共催:ヴュッスー資料館、スティッベルト美術館、ロムアルド・デル・ビアンコ財団

 

10)    

200252日〜613日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本美術セミナー

「日本美術の諸相(第1部)」

共催:ボローニャ大学附属極東美術研究所

52日 アレッサンドロ・グイーディ「日本の仏像」

516日 アレッサンドロ・グイーディ「浮世絵序論:誕生から1780年まで」

530日 ラッファエーレ・マンツォ「18世紀末の浮世絵師」

613日 マルティーナ・ベカッティーニ「西洋における日本美術の受容:ジャポニスム序論」

 

  

 

11)    

2002912日〜19日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本映画セミナー

「北野武特集:冷酷と叙情」

監修:ダニエーレ・メオーニ

912日 「Hana-bi」(1997

917日 「ソナチネ」(1993

919日 「あの夏、いちばん静かな海。」(1991

 

 

12)    

2002926日〜109日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本美術セミナー

「日本美術の諸相(第2部)」

926日 土肥秀行「『茶の本』と岡倉覚三:モダニティの情熱と憂鬱」

101日 熊井啓監督『利休:本覺坊遺文』(1989)上映会

103日 土肥秀行「日本と世界のあいだの岡倉」

108日 山口静一(埼玉大学名誉教授)「文明開化期の日本におけるフェノロサ」

109日、ヴュッスー資料館(フェッリの間)

学術講演会

山口静一

「欧化政策に背を向けた画家、河鍋暁斎」

司会:アドリアーナ・ボスカロ(ヴェネツィア大学)

 

 

 

13)    

20021121日〜123日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本映画セミナー

「日本映画の傾向、伝統、革新(第1部)。黒沢清特集:ホラー映画から作家主義へ」

監修:ダニエーラ・ラッディ

1121日 「キュア」(1997

1126日 「回路」(2001

1128日 「カリスマ」(1999

123日 「ニンゲン合格」(1998

 

14)    

20021124日 ヴェッキオ宮殿(五百人広間)

「フォスコ・マライーニの90歳を祝して」

主催:フィレンツェ市、ヴュッスー資料館

共催:東京大学フィレンツェ教育研究センターほか

 

 

15)    

2003130日〜213日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本映画セミナー

「日本映画の傾向、伝統、革新(第2部)。形式と逸脱:5人の最近の映画作家」

監修:ダニエーラ・ラッディ

130日 中田秀夫監督「カオス」(2000

24日 森淳一監督「トイド」(2002

26日 石井聡互監督「エレクトリック・ドラゴン80000V」(2001

211日 三池崇史監督「オーディション」(1999

213日 塚本晋也監督「双生児」(1999

 

16)    

2003131日 ヴュッスー資料館(フェッリの間)

学術講演会

パオラ・ビッリ、ニコラ・ピッチョーリ

「現代美術における東アジアの書道」

司会:アドリアーナ・ボスカロ(ヴェネツィア大学)

共催:ヴュッスー資料館、スティッベルト美術館、ロムアルド・デル・ビアンコ財団

 

17)    

2003227日〜313日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本映画セミナー

「日本映画の傾向、伝統、革新(第3部)。ジャンルの起源:60年代の映画作家たち」

監修:ダニエーラ・ラッディ

227日 小林正樹監督「切腹」(1962

34日 鈴木清順監督「殺しの烙印」(1967

36日 今村昌平監督「果てしなき欲望」(1958

311日 新藤兼人監督「鬼婆」(1964

313日 大島渚監督「青春残酷物語」(1960

 

18)    

2003321 ウフィツィ宮殿図書館(マリアベキアーノ大広間)

国際シンポジウム

「洋の東西の美術と思想にみられる死後の世界観」

主催:東京大学大学院人文社会系研究科・21世紀COEプログラム(「死生学の構築」)および東京大学フィレンツェ教育研究センター

協力:ピサ高等師範学校、フィレンツェ大学、パドヴァ大学、ロムアルド・デル・ビアンコ財団

後援:在イタリア日本国大使館、在日イタリア大使館、フィレンツェ美術館連合監督局

 

開会の辞:島薗進(東京大学)

1部 司会:小佐野重利(東京大学)

エンリコ・カステルヌオーヴォ(ピサ高等師範学校)「ブッファマルコによるピサの壁画中の死と救済のイメージ」

浦一章(東京大学)「ブレイク:ダンテの読者にして挿絵画家」

長島弘明(東京大学)「日本における地獄イメージの流布:『往生要集』の影響」

質疑応答

 

2      司会:サルヴァトーレ・セッティス(ピサ高等師範学校)

マリア・グラツィア・チャルディ・デュプレ・ダル・ポッジェット(フィレンツェ大学)「1415世紀のダンテの天国挿絵に関する基本的な観察」

木下直之(東京大学)「明治維新期の地獄イメージの変容」

カテリーナ・リメンターニ・ヴィルディス(パドヴァ大学)「ペスト、狩猟、そして死」

小佐野重利(東京大学)「イメージにみる源信とダンテの地獄:比較美術史の試み」

質疑応答

閉会の辞:サルヴァトーレ・セッティス(ピサ高等師範学校)

 

 

シンポジウム・プログラム


  

 

 

シンポジウム報告集(200310月刊)

 

 

19)    

200332829日 ヴュッスー資料館(フェッリの間)

国際シンポジウム

「東洋と西洋における科学と文学の関係」

主催:ヴュッスー資料館、SISL

共催:国際交流基金、東京大学フィレンツェ教育研究センター、ロムアルド・デル・ビアンコ財団

 

20)    

200341日〜520日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本映画セミナー

「日本映画の傾向、伝統、革新(第4部)。今村昌平特集:日本のアイデンティティをもとめて」

監修:ダニエーラ・ラッディ

41日 「にっぽん昆虫記」(1963

48日 「人間蒸発」(1967

415日 「復讐するは我にあり」(1979

429日 学術講演会 ダニエーラ・ラッディ

「直接的・間接的現実:ドキュメンタリーと物語のはざまの今村昌平」

56日 「ええじゃないか」(1981

513日 「楢山節考」(1983

520日 「黒い雨」(1989

 

21)    

2003410日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

学術講演会

ジョヴァンニ・ペテルノッリ(ボローニャ大学、ボローニャ大学附属極東美術研究所)

「『源氏物語』の詩的空間」

共催:ボローニャ大学附属極東美術研究所

 

 

 

22)    

2003610日〜712日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本映画セミナー

「日本映画の傾向、伝統、革新(第5部)。ドラマの再発見:6人の最近の映画作家」

監修:ダニエーラ・ラッディ

610日 橋口亮輔監督「渚のシンドバット」(1996

617日 利重剛監督「クロエ」(2001

624日 相米慎二監督「風花」(2001

71日 諏訪敦彦監督「M/Other」(1999

78日 是枝裕和監督「ディスタンス」(2001

712日 青山真治監督「ユリイカ」(2000

 

23)    

200361219日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

伝統芸能セミナー

矢内賢二(東京大学、東京国立劇場)

「文楽:ジャンルの成立と『曾根崎心中』」

作品ビデオ上映あり

612日 「文楽の規範」

619日 「近松の作劇法」

 

 

 

24)    

2003710日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

伝統芸能セミナー

矢内賢二(東京大学、東京国立劇場)

「日本の打楽器、太鼓:神代から現代へ」

作品ビデオ上映あり

 

25)    

200399日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

特別映画上映会

「愛のコリーダ」

(フランス、1976)大島渚監督

 

26)    

2003916日〜1021日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本映画セミナー

「日本映画の傾向、伝統、革新(第6部):大島渚特集」

監修:ダニエーラ・ラッディ

916日 「 愛と希望の街」 (1959)

923日 「日本の夜と霧」 (1960)

930日 「白昼の通り魔」 (1966)

107  「絞死刑」 (1968)

1014日 「新宿泥棒日記」 (1969)

1021日 「東京戦争戦後秘話 (1970)

 

27)    

20031028日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

現代美術レクチャー

「幻想音楽:影の音楽」

演奏:片岡祐介、片岡由紀

司会:野村幸弘(岐阜大学、幻想工房)

ビデオ「場所の音楽」上映&レクチャー

パーカッショニスト2名による即興演奏あり

 

28)    

20031030日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

学術講演会

マルティーナ・ベカッティーニ(ボローニャ大学附属極東美術研究所)

「日本美術の諸相(第3部):トスカーナのジャポニスム」

共催:ボローニャ大学附属極東美術研究所

 

29)    

20031111日〜129日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本映画セミナー

「日本映画の傾向、伝統、革新(第7部):最近の日本映画における家族の肖像」

監修:ダニエーラ・ラッディ

1111日 岩井俊二監督「リリィ・シュシュのすべて」(2001

1118日 杉森秀則監督「水の女」(2002)

1125日 竹中直人監督「東京日和」(1997)

122日 三池崇監督 「カタクリ家の幸福」(2002)

129日 黒沢清監督 「アカルイミライ」(2002)

 

30)    

20031117日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

新刊プレゼンテーション

ジョルジョ・アミトラーノ(ナポリ東洋大学)、鷺山郁子(フィレンツェ大学)、和田忠彦(東京外国語大学)

「メリディアーニ叢書における川端康成作品集出版を記念して」

 

 

31)    

20031213日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

特別映画上映会

「孔雀」

(日本・香港、1998)クリストファー・ドイル監督

 

32)    

2004129日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

現代美術レクチャー

坂野嘉彦(作曲家)、野村幸弘(岐阜大学、幻想工房)

「幻想音楽:回転の音楽」

演奏:鬼頭加代子、水野みどり、伊藤真美、坂野嘉彦

 

<第1部>(映像:野村幸弘)

1.

2. Outside

 

<第2部>「回転の音楽」

1. 平行カノン曲

2. レコードプレーヤーのための音楽

3. 回転テーブルといくつかの楽器のための音楽

 

 

33)    

2004127日〜224日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本映画セミナー

「日本映画の傾向、伝統、革新(第8部):70年代日本映画特集」

監修:ダニエーラ・ラッディ

127日 山田洋二監督「幸福の黄色いハンカチ」(1977

23日 神代辰巳監督「赫い髪の女」(1979,)

210日 藤田敏八監督「修羅雪姫」(1973)

217日 伊藤俊也監督 「女囚さそり第41雑居房」(1972)

224日 長谷川和彦監督 「太陽を盗んだ男」(1979)

 

34)    

2004226日 フィレンツェ大学文学部

学術講演会

菊池真(早稲田大学)

「日本文学における猫:源氏物語と形代の猫」

司会:鷺山郁子

共催:フィレンツェ大学文学部言語学科

 

35)    

2004311日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

討論会

「アンナ・アントニーニ著『世界の魅惑:宮崎駿の映画』(Il principe constante刊、2003)をめぐって」

参加:サラ・ファーヴァ、ダニエーラ・ラッディ、著者

引き続き宮崎駿監督「となりのトトロ」(1988)上映

 

36)    

2004319日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

学術講演会

ダニエーレ・セスティーリ(ローマ大学)

「神楽、神々の音楽と踊り」

 

37)    

2004330日〜54日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

日本映画セミナー

「日本映画の傾向、伝統、革新(第9部):三池崇史特集」

監修:ダニエーラ・ラッディ

330日  極道戦国志 不動 (1998)

46日  デッド・オア・アライブ 犯罪者 (1999)

420日 中国の鳥人 (1998)

427日 アンドロメディア (1998)

54日  極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU (2003)

 

38)    

2004422日、525日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

連続講演会

「日本美術の諸相(第4部):源氏物語の美術と音楽」

共催:ボローニャ大学附属極東美術研究所

 

422

ジョヴァンニ・ペテルノッリ(ボローニャ大学、ボローニャ大学付属極東美術研究所)

「源氏物語絵巻:絵画と文学の卓越した関係」

 

525

小山真由美(イヴレア市立ガルダ美術館)

「漆器、源氏香、書道における源氏物語の伝統」

 

39)    

2004527日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

学術講演会

ロベルタ・ノヴィエッリ(ヴェネツィア大学)

「戦前の日本映画におけるジャンル作品」

 

 

40)    

200463日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

学術講演会

土肥秀行(東京大学)

「ピエル・パオロ・パゾリーニ監督『アポロンの地獄Edipo re』と<運命のテーマ>」

 

41)    

2004611日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

東京大学フィレンツェ教育研究センター年報

「『日伊文化Cultura Italo-Giapponese』創刊号発刊を記念して」

出席:鷺山郁子(フィレンツェ大学)、土肥秀行(東京大学)、フランチェスコ・チヴィタ(スティッベルト美術館)、フランコ・チェザーティ(チェザーティ出版社)、ダニエーラ・ラッディ、マルティーナ・ベカッティーニ(ボローニャ大学付属極東美術研究所)

 

42)    

2004629日 東京大学フィレンツェ教育研究センター

音楽セミナー

「ある晴れた日に:『蝶々夫人』初演から100年を記念して」

藤井泰子(ソプラノ)、セルジョ・ペトルツェッラ(テナー)、マッシモ・スカピン(伴奏)、ミケーレ・スオッツォ(解説)

後援:日本大使館

 

公演プログラム



       

 

43)    

2004916日 BZF

「映画監督・高畑勲氏をむかえて」

司会 ダニエーラ・ラッディ

同日15時 フィレンツェ大学文学部

高畑監督作品上映会

「おもひでぽろぽろ」 (1991)

「ホーホケキョ となりの山田くん」(1999)

英語字幕付き原語上映

  

 

44)    

20041018日 ヴュッスー資料館(フェッリの間)

学術講演会

「初期のヴェネツィア・ビエンナーレにおける日本」

アドリアーナ・ボスカロ(ヴュッスー・アジア所長)、アレッサンドロ・トージ(ピサ大学)と

「ヴェネツィアと日本Venezia e il Giappone: studi sugli scambi culturali nella seconda metà dell’Ottocento

(Istituto Nazionale d’Archeologia e Storia dell’Arte, 2004)

の著者・石井元章(大阪芸術大学)による対話

共催:ヴュッスー資料館

  

 

45)    

20041027日 フィレンツェ大学文学部

学術講演会

西野春雄(法政大学)

「能の魅力:伝統と現在」

司会:鷺山郁子(フィレンツェ大学)

共催:フィレンツェ大学文学部言語学科

 

46)    

20041115日 ヴュッスー資料館

「マライーニ文庫・開設記念式典」(参加)

主催:ヴュッスー資料館

出席:レオナルド・ドメニチ(フィレンツェ市長)、ミエコ・マライーニ、ダーチャ・マライーニ、ジョヴァンニ・ゴッツィーニ(ヴュッスー資料館長)、アドリアーナ・ボスカロ(ヴュッスー・アジア所長)など

 

47)    

200535日 BZF

朗読会

吉増剛造、マリリヤ・コルボ

The Other Voice

司会:マルコ・マッツィ

 

48)    

2005331日(木) スティッベルト美術館(舞踏の間)

学術講演会

菅野覚明(東京大学)

「武士道とは何か」

共催:スティッベルト美術館

  

 

49)    

2005512, 13, 16

映画特集上映会

「吉田喜重:われわれを見返す映画」

主催:東京大学フィレンツェ教育研究センター、国際交流基金

協力:ステンセン学院、イタリア書房フィレンツェ、BZF、フェスティバル・デイ・ポポリ

 

512日 ステンセン学院

「鏡の女たち」(2002年、伊語字幕付)

上映後講演会

吉田喜重(監督)、岡田茉莉子(女優)

「女性に見返されるヒロシマ」

 

513日 ステンセン学院

20:00「秋津温泉」(1962年)

22:00「エロス+虐殺」(1969年)

(共に伊語字幕付)

 

516日 ヴュッスー資料館(フェッリの間)

講演会

吉田喜重(監督)、岡田茉莉子(女優)

「吉田喜重:われわれを見返す映画」

 

フィレンツェの他、ミラノ県立シネマテーク、ボローニャ市立シネマテーク、ローマ日本文化会館、トリノ市立シネマテークにて上映会と講演会を行った。

 

特集プログラム表紙



     

 

50)    

2005628日 ヴュッスー資料館(フェッリの間)

学術講演会

「吉増剛造、詩集The Other Voice (Scheiwiller, 2005)について」

出席:鷺山郁子(フィレンツェ大)、マッシモ・モーリ(詩人)、ヤーコポ・リッチャルディ(Playon叢書監修者)、マルコ・マッツィ(詩集監修者)

協力:思潮社

 

     

 

 

51)    

2005922-24日 ヴュッスー資料館

「イタリア日本学会第29回年次大会」(開催協力・参加)

主催:イタリア日本学会

 

52)    

2005129日 "Area N.O." Natura Cultura

シンポジウム

「オリエントからオリエント・エキスプレスへ

中国・日本・イギリス・イタリアの推理小説について」

後援:フィレンツェ大学日本語日本文学科

 

土肥秀行(東京大学、司会)「文学のジャンルとしての推理小説の機能」

ルーカ・スティルペ(フィレンツェ大学)「法の学び場 中世中国の推理小説の教育的機能」

スーザン・ペイン(フィレンツェ大学)「ホームズからヘヴルスへ イギリス推理小説の捜査官」

鷺山郁子(フィレンツェ大学)「理性の病理 日本の現代推理小説」

レンツォ・クレマンテ(パヴィア大学)「イタリア推理小説の流れ」

全体討論

 

シンポジウム・プログラム



 

  

 

53)    

2006328日 “Area N.O.” Natura Cultura

東京大学フィレンツェ教育研究センター年報

「『日伊文化Cultura Italo-Giapponese』第2号発刊を記念して」

参加:マッシモ・モーリ(詩人)、マルコ・マッツィ、トンマーゾ・リーザ(フィレンツェ大学)、土肥秀行(東京大学)

会の終わりにM・マッツィ作、M・モーリ出演、映画Niente da vedere, niente da nascondere(部分)を上映。

 

54)    

2006411日 "Area N.O." Natura Cultura

朗読会

「吉増剛造、マリリヤをむかえて」

参加:マッシモ・モーリ(詩人)、鷺山郁子(フィレンツェ大学)、マルコ・マッツィ、土肥秀行(東京大学)

     

  

 

55)    

2006512日 フィレンツェ市立スティッベルト美術館

「能楽シンポジウム 花伝、心より心に伝ふる花」

共催:スティッベルト美術館、ボローニャ市シンバレン文化協会

後援:日本大使館、フィレンツェ大学日本語日本文学科

 

午前の部

挨拶:中村雄二(日本大使)、キルステン・アッシェングリーン(スティッベルト美術館館長)

演舞:モニック・アルノー(金剛流シテ、師範代) 仕舞「高砂」

司会:鷺山郁子(フィレンツェ大学準教授)

西野春雄(法政大学教授) 「現代に蘇る古典:復曲能と再創造」

引き続き「雪鬼」ビデオ上映

ボナヴェントゥーラ・ルペルティ(ヴェネツィア大学教授)「能における引用と能からの引用」

演舞:モニック・アルノー 舞囃子「山姥」

 

午後の部

司会:ボナヴェントゥーラ・ルペルティ

鷺山郁子「源氏に取材した能:六条御息所について」

マッテオ・カザーリ(ボローニャ大学講師)「伝統のかわらぬ活力」

モニック・アルノー「能面に仕えて」

 

シンポジウム・プログラム



 

  

 

 

 

利用状況に続く)