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2000年6月掲載ニュース
< 2000.6.1 - 2000.6.30 >


(6/28掲載)
6班アイマン・フアード・サイイド氏招聘関連行事のお知らせ

6班「アラビア語写本史料研究会」では、7月後半に元エジプト・ダール・アルクトゥブ館長アイマン・フアード・サイイド氏を招聘し、アラビア語写本講読会と講演会を実施します。すべて公開でおこないますが、講読会への参加を希望される方は事前に御連絡下さい。皆様の参加をお待ちしております。また、講読会や講演会の後には懇親会が予定されていますので、そちらへもどうぞご参加下さい。

*アイマン・フアード・サイイド氏の紹介(6班Web)

<アラビア語写本講読会(京都)>
日時:7月18日(火), 21(金), 22(土) いずれも14:00〜17:00
場所:京都大学文学部羽田記念館 1階講演室(交通機関はこちら
内容:マムルーク朝以前の歴史書を中心にアラビア語写本の講読をおこないます。フアード氏による解説はアラビア語でおこなわれます。出席者はアラビア語による説明を解することが期待されますが、必要に応じて日本語で説明を補います。
*出席希望者には事前に史料のコピーを送りますので、送付先を御連絡下さい。
*問い合わせ先:
  谷口淳一(tan-jun@ma1.seikyou.ne.jp)・近藤真美(kon-ma@mb3.seikyou.ne.jp)

<第1回講演会(福岡)>
日時:7月24日(月) 15時:00〜
場所:九州大学箱崎文系キャンパス 文学部大会議室(4階)(交通案内はこちら
題目:イスラーム時代エジプト史の史料
*講演はアラビア語でおこなわれ、通訳がつきます。
*問い合わせ先:
 大稔哲也(ohtoshi@lit.kyushu-u.ac.jp)・谷口淳一(tan-jun@ma1.seikyou.ne.jp)

<第2回講演会(東京)>
日時:7月27日(木) 15:00〜
題目:アラビア語写本学序説
場所:東洋文庫 3階講演室
*講演はアラビア語でおこなわれ、通訳がつきます。
*問い合わせ先:
 三浦徹(miura-t@pis.bekkoame.ne.jp)・谷口淳一(tan-jun@ma1.seikyou.ne.jp)

(6/28掲載)
6班第22回アラビア語写本史料研究会(7/15)のお知らせ

次回のアラビア語写本史料研究会は以下の要領でおこないます。皆様の参加をお待ちしています。なお、初めて参加される方は、谷口まで御連絡下さい。テキスト等をお届けします。

日時:2000年7月15日(土)13:30〜
場所:京都大学文学部 西南アジア史学資料室
担当者:矢島洋一
範囲:88頁20行目(下から5行目)〜92頁末

使用テキスト:Hilal al-Sabi'. Rusum Dar al-Khilafa. Ed. Mikha'il `Awad. Baghdad, 1964.
英訳:Salem, Elie A. (tr.) Rusum Dar al-Khilafa. Beirut, 1977.
*この他、ロシア語訳・ペルシア語訳・写本(写真)も適宜参照する。

*研究会に関する意見・問い合わせ
 谷口淳一(Junichi Taniguchi) E-mail: tan-jun@ma1.seikyou.ne.jp
*研究会会場に関する問い合わせ
 近藤真美 (Manami Kondo) E-mail: Kon-ma@mb3.seikyou.ne.jp
*当研究会のウェブページも御覧下さい。活字本テキスト82頁(写本113頁)までの日本語訳注を掲載しております。御意見・御感想などをいただければ幸いです。
 URL: http://ha1.seikyou.ne.jp/home/tan-jun/

(6/24掲載)
3a班「ムスリム・アイデンティティ」研究会(7/15)のお知らせ

 3a班では、来る7月15日に一橋大学・地域研究企画交流センター連携研究の一環として 「メディアにみるイスラム女性の実像と虚像」との共催「ムスリム・アイデンティティ」研究会を開催いたします。今回は一橋大学経済研究所の黒崎卓氏をお招きして、下記のテーマで報告をお願いしています。黒崎氏は、開発経済学、農業経済学、アジア経済論の分野で活躍されている気鋭の研究者で、最近では、アマルティア・セン著、『貧困と飢饉』の翻訳をなさっています。(下記に主要業績の一覧を掲載しております。)現代イスラム世界について研究を深めていく上で, 分析の有効な枠組みについて考えていくことも、課題の一つだと思われます。ご関心のある方はぜひ、どなたでも気軽にご参加ください。

日時:7月15日(土)14:00〜17:00頃
場所:一橋大学西キャンパス本館特別応接室
報告者およびタイトル:
黒崎卓(一橋大学経済研究所)「開発経済学とジェンダー間資源配分」

報告の内容:ジェンダー間での資源配分と経済発展のあり方について、衝撃的な問題
提起をしたのがアマルティア・センらによる「喪われた女性たち」(missing women)の推計であった。本報告では、この問題提起を受けた開発経済学が、その後、どのようにジェンダー間の資源配分の問題、とりわけ世帯内部でどのように経済行動が決定されているのかを分析するようになったのか、理論面及び実証のツールを中心に展望する。展望においては、世界の途上国の中でジェンダー差別が根強い地域と一般に言われているムスリム国である、南アジアのパキスタンの事例にできるだけ触れて,議論が抽象的になりすぎないように留意したい。 

<黒崎卓氏主要業績一覧>

「パキスタン北西辺境州における貧困・リスク・人的資本」『アジア経済』第40巻9/10号, 1999.9/10: 91-114.
黒崎卓・澤田康幸「途上国農村における家計の消費安定化--パキスタンの事例を中心に--」『経済研究』第50巻第2号, 1999.4: 155-168.
「貧困とリスク--ミクロ経済学的視点--」絵所秀紀・山崎幸治編『開発と貧困--貧困の経済分析に向けて--』(アジア経済研究所、研究双書、No.487、1998年): 161-202..
「インド乾燥農業地域における農村のセーフティー・ネットと家計消費」佐藤宏編『南アジア諸国の経済改革と社会階層』アジア経済研究所、調査報告書、1996.3:115-138.
「発展途上国における農産物価格形成と政府介入--パキスタン・パンジャーブ州における小麦の事例--」『アジア経済』35(10) 1994.10:31-63.
「パキスタンにおける大土地所有者--農業政策との関係を中心として--」山中一郎編『パキスタンにおける政治と権力--統治エリートについての考察--』アジア経済研究所(研究双書、1992年、No.415):107-156.
「開発の概念の諸相--インド、パキスタン--」川田順三他編『いま、なぜ「開発と文化」なのか』岩波講座・開発と文化第1巻、岩波書店:254-255、1997年.
黒崎卓・山崎幸治訳、アマルティア・セン著、『貧困と飢饉』岩波書店.2000年.

(6/17掲載)
東京歴史科学研究会6月講座「比較・オスマン帝国と徳川幕府」(6/24)のお知らせ

 今年度東京歴史科学研究会の6月講座では、「比較・オスマン帝国と徳川幕府〜前近代アジアの官僚制〜」と題して、オスマン朝と近世日本における統治制度・支配組織のありかたについて、特に官僚制と「支配エリート」に重点をおいた比較を試みます。それぞれの専門領域から相違点と共通点を探り出すことによって、比較史における有効な枠組みを新たに考えることを企画していますので、ふるってご参加下さい。

日時:2000年6月24日(土曜日)14:00〜(開場13:30〜)
会場:一橋大学 東キャンパス 東1号館 1301教室 
  (JR国立駅南口より徒歩7分)
発表者および題目:
鈴木 董 『前近代オスマン帝国の支配組織の構造』
市川寛明 『日本近世における官僚制の特質 −比較の素材として-』
*参加費 600円

*問い合わせ先:
1.東京歴史科学研究会
  〒114-0023 東京都北区滝野川 2-32-10 滝野川マンション222
  Tel/Fax 03-3949-3749
2.森山央朗(東京大学大学院人文社会系研究科博士課程)
  Email:ll97079@m.ecc.u-tokyo.ac.jp

(6/17掲載)
6班第21回アラビア語写本史料研究会(6/24)のお知らせ

 次回のアラビア語写本史料研究会は以下の要領でおこないます。皆様の参加をお待ちしています。なお、初めて参加される方は、谷口まで御連絡下さい。テキスト等をお届けします。また、活字本テキスト82頁(写本113頁)までの日本語訳注をウェブページ上に掲載しております。御意見・御感想などをいただければ幸いです。

日時:2000年6月24日(土)13:30〜
場 所:京都大学 羽田記念館
担当者:近藤真美
範 囲:87頁1行目〜88頁19行目(下から6行目)

使用テキスト:Hilal al-Sabi'. Rusum Dar al-Khilafa. Ed. Mikha'il `Awad. Baghdad, 1964.
英訳:Salem, Elie A. (tr.) Rusum Dar al-Khilafa. Beirut, 1977.
*この他、ロシア語訳・ペルシア語訳・写本(写真)も適宜参照する。

*研究会に関する御意見・お問い合わせ:
 谷口淳一(Junichi Taniguchi)
  E-mail: tan-jun@ma1.seikyou.ne.jp
*研究会会場に関するお問い合わせ:
 近藤真美 (Manami Kondo)(京都大学大学院文学研究科)
  E-mail: Kon-ma@mb3.seikyou.ne.jp
*当研究会のウェブページも御覧下さい。
  URL: http://ha1.seikyou.ne.jp/home/tan-jun/

(6/17掲載)<6/21更新>
2b班「吉野川第十堰及びアラル海問題」に関する研究会(7/15-16)のお知らせ

 2B班では徳島市吉野川第十堰問題とアラル海問題に関する研究会を以下の要領で開きます。2つの問題は別の課題ですが、環境・水利用のありかたについて共通の議論も可能かと思います。

日時:7月15日(土)-16日(日)
7月15日(土)
 9:30〜11:00 石田紀郎(京都大学)「アラル海問題の現状と課題」
 11:10〜12:40 清水学(宇都宮大学)「カスピ海石油を巡る最近の動向」
 14:00〜18:00 武田真一郎(愛知大学)「吉野川第十堰問題」他1名(未定) 
7月16日(日)
 9:00〜12:00 吉野川第十堰の現場見学
(若干変更の可能性があります。確定次第ご連絡致します)
場所:徳島大学総合科学部(徳島市南常三島町1−1)1号館2階 第2会議室
交通案内:
(1)空路の場合: 徳島空港から 徳島駅行きバス 徳島大学前下車
(2)大阪難波から南海電車接続高速船利用の場合:
  徳島港(マリン・ターミナル)から徳島駅行きバスで徳島駅まで行き,
  徳島駅前バス・ターミナルで乗り換えてバスで徳島大学前下車
(3)大阪(阪急三番街,大阪駅前,南海難波駅の各バス・ターミナル)発の徳島行き
 高速バス(明石大橋,淡路島経由)の場合: 
  徳島駅前到着,徳島駅前バス・ターミナルで乗り換えてバスで徳島大学前下車
  (尚、大学キャンパスは2つあり「医学部前」の方ではありませんのでご注意下さい)
*当日の連絡先:088-656-7188(水島多喜男・研究室直通)

*宿泊施設について:
 徳島大学のご厚意で、余裕のある限り大学の宿泊施設(定員13名)のご利用が
 可能だとのことです。1泊バス付き食事無しで1700円程度です。
 ご希望があればご連絡下さい。

*連絡先 
 清水 学
 e-mail : manacha@msd.biglobe.ne.jp
 Fax: 042-322-0275  


(6/17掲載)
AA研夏期言語研修のお知らせ

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、本年度も恒例の夏期言語研修を実施いたします。
 本年度の研修言語は、東京会場がアフリカーンス語とシャン語、大阪会場がペルシャ語です。詳細はAA研のホームページ(http://www.aa.tufs.ac.jp/)をご覧いただきたく存じますが、申し込み締切が6月21日に迫っておりますので、特に関西方面の先生方に、学生さん等に対して、ペルシャ語研修の宣伝をお願いできれば幸甚です。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

(6/14掲載)<6/21更新>
「聖者信仰・スーフィズム・タリーカをめぐる研究会」第2回研究会(6/24)のお知らせ

 今回は、「サイイド」を統一テーマに設定し、総論およびイラン、イエメン、インドの事例報告をいたします。事例報告の中ではサイイドと聖者信仰との関係も論じられる予定です。

日時:6月24日(土)13:00〜17:00
場所:京都大学人文科学研究所・本館(東山東一条)西館会議室 交通案内
※ JR京都駅から206系統のバスに乗られる方は、京都市内の週末の交通渋滞を考慮に入れますと、だいたい30〜40分を見込んでおられればよいのではないかと思います。

報告:
 1.森本 一夫(東京大学東洋文化研究所)
    「サイイド・シャリーフ論からの提言」
  2.小牧 幸代(京都大学人文科学研究所)
    「北インド・ムスリム社会におけるサイヤドの社会的地位」
  3.大坪 玲子(上智大学アジア文化研究所)
    「イエメンのサイイド:ザイド派イマーム制とハドラマウトの聖者信仰を中心に」

※ 西館会議室は、本館の付属の建物です。当日は、本館の数カ所に貼り紙を
しておきますので、それに従って会場(西館)までお越しください。

※ 人文研・本館は、基本的に土日は玄関が閉まっております。本館の通用門または西館の玄関のどちらかを、12:30〜13:00の30分間開けておきますので、できるだけ、その間にお越しください。

※ 研究会終了後、18:00から懇親会をもちたいと考えております。

*参加申込先:
 小牧 幸代(京都大学人文科学研究所助手)
  ghazal@zinbun.kyoto-u.ac.jp

(6/14掲載)<6/21更新><6/28更新>
1b班「ナショナリズムと神話」研究会開設と第1回研究会(7/4)のお知らせ

 1班bグループでは、その主たる研究関心に「ナショナリズムと国民国家」を置き、今年度の研究実施計画では、それを「共通課題として、イスラーム地域の内外を比較する連続的な研究会を開催する」としています。その関心に基づき、「ナショナリズムと神話」研究会をここに立ち上げました。近代の産物たるナショナリズムが言語共同体や宗教共同体、過去の王朝の記憶や儀礼・共通の祖先の共有などを礎型として「創造」されたものであることは、さまざまなナショナリズム研究者が指摘してきたことですが、本研究会においては、最終的な研究関心を「イスラーム地域におけるナショナリズムとイスラームの関係」におきつつも、広くナショナリズムが礎型とする社会集団意識全般を対象として、それらをナショナリズムがいかに「再生」させてきたか、という点を探っていくこととしたいと考えています。とりわけ「神話」の創造・書き換えといった作業は広くナショナリズム一般において見られる現象であり、ここに焦点をあてて「ナショナリズムと神話」と研究会の題を冠した次第です。この研究会を通じて、「神話」にせよ「民族宗教」にせよ「普遍宗教」にせよ、ナショナリズムの手によって利用される「材料」と化した、その過程はいかなるものであったのか、またその過程において「材料」がナショナリズムの「利用」に対して「反乱」するとすれば−−イスラーム復興がナショナリズムによるイスラームの「文化」への矮小化に反発したように−−いかなる契機をもってそれがなされるのか、そうした疑問を少しずつ解明していければ、と考えています。

 その第1回として、以下の形で研究会を開催いたしますので、多くの方々のご出席をお待ちしております。1班以外の方々も多いに歓迎いたします。刺激的な報告が期待されますので、皆様に積極的にご参加いただければ幸甚です。


日時:7月4日(火)14:00〜19:00
場所:アジア経済研究所(幕張) 本館2階会議棟 C22会議室 会場までのアクセス
*地図が必要な方は、第1班事務局までご連絡ください。
報告者および報告内容(予定)
1.笹川秀夫氏(上智大学大学院外国語学研究科地域研究専攻)
「植民地と植民地後の言説にみる連続性と断絶――カンボジアの宮廷舞踊を事例として」2.高倉浩樹氏(東京都立大学人文学部助手)
「サハ・ナショナリズムとソビエト規格文化」(サハはヤクートの民族自称)

*報告者業績
笹川秀夫氏
 「カンボジア研究の枠組みの脱構築:カンボジア版ラーマ物語「リアムケー」を事例として」
   『東南アジア学』1999年第5巻
 「アンコールの王権とナショナリズム」『東南アジア学』1999年第6巻
高倉浩樹氏『社会主義の民族誌』都立大学出版会、2000年3月。

*当日連絡先:
酒井啓子
tel: 043-299-9521
mail: keikosak@ide.go.jp

(6/10掲載)
「イスラーム地域研究」2000年度全体集会(7/8)のお知らせ

 イスラーム地域研究プロジェクトでは、下記のとおり今年度の全体集会を開催いたします。1991年の湾岸戦争を今あらためて多面的に考えることは、現代イスラーム世界の動態を解析しようとする私たちの研究プロジェクトの趣旨にかなったものです。この全体集会はもちろん公開の形で開かれます。ご多忙とは存じますが、ふるってご参加下さいますようご案内申し上げます。
 なお、準備の都合がありますので、懇親会を含めて、出席される方は、6月30日(金)までに、こちらのアドレスまでご連絡くださいi-home@l.u-tokyo.ac.jp (担当:山前)
 なお、当日は工事のため「イスラーム地域研究」事務局の電話は停止されますので、ご承知おき下さい。

「イスラーム地域研究」2000年度全体集会
テーマ:「歴史としての湾岸戦争」
日時:7月8日(土)受付開始13:00〜、集会13:30〜15:45
場所:東京大学本郷キャンパス法文2号館2階2番大教室 場所案内はこちら
(東京大学正門から安田講堂に向かって進むと、右手奥の大きな建物が法文2号館です。その中央のアーケイドを入ると左手中央に入口があります。そこから入って回り階段を2階に上がると2番大教室があります。)

プログラム:
13:00〜 受付開始
13:30〜13:45 問題提起:酒井啓子(アジア経済研究所)
13:45〜15:45 報告(各30分を予定)
 小杉泰(京都大学) 「湾岸戦争の3つの位相:ねじれた文明の対立」
 栗田禎子(千葉大学) 「湾岸戦争とアラブの政治的未来」
 赤堀雅幸(上智大学)「 ベドウィンの湾岸戦争:サッダーム・フセイン讃歌を歌う人々」
 五十嵐武士(東京大学)「湾岸戦争と冷戦後のアメリカ外交」
15:45〜16:00 コーヒーブレイク
16:00〜16:40 報告に対するコメント
 橋爪大三郎(東京工業大学)
 西谷修(東京外国語大学)
16:40〜17:45 総合討論
*総合司会は、酒井啓子と大塚和夫(東京都立大学)がつとめる予定です。
18:00〜19:30 懇親会(山上会館 地階レストラン御殿)
*懇親会費 4000円、学生は2000円

*全体集会、懇親会出席連絡先
Email:i-home@l.u-tokyo.ac.jp (担当:山前)

(6/10掲載)
6班第1回ペルシア語文書研究会(7/1)のお知らせ

 IAS6班ペルシア語文書研究会では、下記の通り、今年度第1回の研究会を開催いたします。
 発表者の露口哲也さんは、パキスタン所蔵のペルシア語文書の数少ない専門家の1人でいらっしゃいます。パキスタンにおけるペルシア語文書研究事情についても、貴重な知見がえられる会になるかと存じます。皆様のご来場をお待ち申し上げます。

日時:7月1日(土) 14:00〜
会場:東京大学文学部アネックス 小会議室 地図はこちら
発表者及び題目:
露口哲也氏(立教大学大学院)
「文書史料−−地方史史料として 19世紀パンジャーブの場合」
 
*問い合わせ先:
近藤信彰(都立大学人文学部)nkondo@bcomp.metro-u.ac.jp

(6/7掲載)
イスラム国家論研究会6月例会(6/17)のお知らせ

 今月の例会は、昨年度末に修士論文を提出された東京大学博士課程の小笠原弘幸氏に、発表をお願いしました。オスマン朝で18世紀初頭に成立した公式の修史官である「ヴェカイニュヴィス」の形成過程と著作の性格について、初期の4人の修史官とその著作を取り上げて史学史的見地から検討していただく予定です。どうぞ、大勢の方々の御参加をお待ちしています。

日時:6月17日(土)13:30〜17:00
会場:東京大学(本郷)法文1号館317教室 構内案内
報告者:小笠原 弘幸 氏(東京大学)
題目:「オスマン朝における初期修史官の形成と性格
   『ナイマ史』から『キュチュクチェレビザーデ史』まで、公式年代記の叙法の検討−」
コメンテーター:赤坂 恒明 氏(早稲田大学)

*お問い合わせ先
事務連絡担当:高野
Tel&FAX: 042-949-3352
e-mail: vizier@nifty.com

(6/7掲載)
5c班第8回「回儒の著作研究会」(6/10)のお知らせ

日時:2000年6月10日(土)13:30〜17:00
場所:東京大学文学部アネックス小会議室
発表者・題目:
  1.『天方性理』図伝第一章第十二節
    佐藤 実(京都大学人文科学研究所・非常勤研究員)
  2.『天方性理』図伝第五章第一節
    中西 竜也(京都大学大学院修士課程)

*問い合わせ先:
  黒岩 e-mail:cookie-1@mail.webnik.ne.jp

(6/7掲載)
5b班「イスラーム圏における国際関係の歴史的展開−オスマン帝国を中心に−」研究会(7/1)のお知らせ

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト「イスラーム圏における国際関係の歴史的展開−オスマン帝国を中心に−」は、本年度第2回研究会を、新プロ5班bグループ「地域間交流史の諸相」との共催により、以下の要領で開催いたします。(なお、本年度第1回目の研究会は6月17日の5班bグループの研究会に相当します。)
 本プロジェクトの研究会は公開ですので、御関心のある方はどうぞふるって御参加ください。事前の申し込みなどは必要ありません。

日時:2000年7月1日(土)14:00〜18:00
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所4階セミナー室(2号館)交通案内
会議内容 : 研究報告と討議
1)奥田 敦(AA研共同研究員:慶応義塾大学総合政策学部・助教授)
  「イスラームの国際法とイスラーム法の国際性」
2)小松 香織(AA研共同研究員:筑波大学歴史・人類学系・専任講師)
 「オスマン帝国末期の海運界 -外国系資本との競合問題を中心に-」

*研究会終了後、懇親会を予定しておりますので、こちらへの御参加も歓迎いたします。

*お問い合わせ先:
黒木 英充
e-mail: kuroki@aa.tufs.ac.jp
tel.:03-5974-3801(研究室直通)

(6/7掲載)
3b班研究会「『宗教と民族の復興?』の疑問符をめぐって」(6/24-25)のご案内

プログラムは以下のとおりとなっております。多くの方々のご参加をお待ちしています。
(この研究会は、東京都立大学・地域研究企画交流センター連携研究 「宗教と民族の復興?−地域間比較の試み」との共催となっております。)

日時:6月24日(土)25日(日)
場所:東京都立大学91年館会議室(交通案内はこちら

プログラム:
*各発表1時間、討論1時間(予定)
24日(土)
13:30-14:45 研究会の発足の挨拶と自己紹介
15:00-17:00 大塚和夫(東京都立大学)
        「宗教と民族の復興?」の疑問符をめぐって
17:00-    懇親会(南大沢周辺を予定)
25日(日)
10:00-12:00 臼杵陽(国立民族学博物館地域研究企画交流センター)
        「宗教と民族のディレンマ−イスラエル・パレスチナから」
12:00-13:00 昼食
13:00-15:00佐原徹哉(東京都立大)
        「アンチ・グローバリズムとナショナリズム−バルカンからの視点」

*都立大周辺にはあまり食堂がないため、25日(日)の昼食(お弁当)を実費にて
  用意いたします。
 連絡先:大塚和夫ohtsukak@bcomp.metro-u.ac.jp

(6/3掲載)
3a班「ムスリム・アイデンティティ」研究会(6/24)のお知らせ

 今回はアラビア語翻訳家の高野晶弘氏を招いて、昨年度3aグループがカイロで収集した、1920年代から今日に至るまでの映画ビデオ1200本をもとに報告をお願いしています。多数の方々の参加をお待ちしております。なお、この研究会は、一橋大学・地域研究企画交流センター連携研究「メディアにみるイスラム女性の実像と虚像」との共催になっております。

日時:6月24日(土)14:00〜18:00(予定)
場所:一橋大学東キャンパス 東1号館2階・2203教室
報告者およびタイトル:
高野晶弘(翻訳家)「エジプト大衆映画の今昔−IAS3班所蔵1200本のエジプト映画をみて」

(6/3掲載)<6/17更新>
2a班第2回「理性と宗教」研究会(7/1)のお知らせ

日時:7月1日(土)14:00〜
場所:東京学芸大学小金井キャンパス 人文科学系研究棟1号館3階 哲学第1演習室
 (交通案内はこちら
テキスト:Franz Rosenthal, The Muslim Concept of Freedom, Leiden,:Brill, 1960,
     chapter IV,:Legal and sociological aspects of the concept of freedom, pp.29-56.
報告者:堀井聡江(東京大学、日本学術振興会特別研究員)
コメント:佐藤健太郎氏(東京大学、日本学術振興会特別研究員、アンダルス史)←変更

*テキストは絶版のため、お持ちでない方にはコピーをお送りいたします。
*会場準備の都合上、参加の方は事前にお知らせください。

*テキスト・参加申込先:
小林 春夫(東京学芸大学)
E-mail:kobayash@u-gakugei.ac.jp

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