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2000年11月掲載ニュース
< 2000.11.1 - 2000.11.30 >


(11/29掲載)
総括班共催日本イスラム協会シンポジウム「アラブの基層文化とイスラーム」(12/2)のお知らせ

 日本イスラム協会では、下記のようなシンポジウムを予定しております。多数の方のご参加をお待ちしております(入場無料)。お問い合わせの際には、islam@ioc.u-tokyo.ac.jpにお願いいたします。

2000年度後期公開講演会・シンポジウムのお知らせ
テーマ:アラブの基層文化とイスラーム

 メッカでイスラームが興った西暦7世紀以来、イスラームはアラブ地域の社会生活、国家の運営、経済活動など、様々な分野で影響を与えてきた。また、コーランは神の言葉としてのアラビア語で書かれているように、アラブの文化もイスラームに取り込まれてきた。アラブの基層文化とイスラームは、どのように融合し、あるいはどのように自己を主張しているのだろうか。イスラーム発生の地、アラビアを中心にして考える。

主催:社団法人 日本イスラム協会(Association for Islamic Studies in Japan)
共催:イスラーム地域研究総括班、立教大学アジア地域研究所

日時:2000年12月2日(土)14:00〜15:30
場所:立教大学 池袋キャンパス 本館2階1206教室(チャペル側の階段を御利用下さい)
(東京都豊島区西池袋3-34-1)池袋駅西口より徒歩7分 地下鉄有楽町線要町より徒歩6分    
パネラー:
  堀内 勝(中部大学国際関係学部教授)
      「イスラームが拒んだもの―血と死肉、ブタ肉、食利用の問題―」
  保坂修司((財)中東調査会研究員)
      「イスラームが受け入れたもの―雨乞いと剣舞―」
司会:福田安志(日本貿易振興会アジア経済研究所地域研究第2部)

*お問い合わせ先:
 113-0033 東京都文京区本郷7ー3ー1
 東京大学東洋文化研究所西アジア部門内
  tel & fax 03-3815-9565
  e-mail:islam@ioc.u-tokyo.ac.jp 

(11/29掲載)
2b班第2回研究会(12/16)のお知らせ

 IAS・2B班第2回研究会を以下のとおり行います。フィールド調査を踏まえた激変期のカザフスタン農業の実態に関する報告と討論です。関心のある方のご参加を期待しています。

日時:12月16日(土)13:30〜17:30
場所:東京大学東洋文化研究所第2会議室(3階)
報告者および報告内容(予定)
13:30〜15:00
李 愛俐娥(り えりあ)
(国立民族学博物館 地域研究企画交流センター 日本学術振興会 外国人特別研究員)
「カザフスタン朝鮮人社会の個人農とゴボンジル農業」と討論
15:15〜16:45
錦見浩司(アジア経済研究所)
「カザフスタンの市場化における農産物の流通市場」(仮題)と討論
17:00〜17:30 総合討論
 
*問い合わせ先:
 清水 学(宇都宮大学)
 e-mail : manacha@msd.biglobe.ne.jp
 Fax: 042-322-0275

(11/25掲載)
5c班第6回「比較史の可能性:公正:秩序の考えかた」研究会(12/23)のお知らせ

 「イスラーム地域研究」5班「比較史の可能性」研究会の第6回研究会を、下記の日程で行います。会のねらいについては、こちらをご覧ください。
 これまで東京を会場にしてきましたが、今回は、岡山に巡業いたします。2年目の最後の研究会ですので、ご都合のつく方とは前日から泊まりがけでゆっくりと議論を楽しみたいと考えております。また、新たに京阪神、中国地方の研究者の方々のご参加を期待しております。(比較史研究会幹事代表 三浦 徹)

テーマ 「公正:秩序の考えかた」
日時:2000年12月23日(土)10:00〜16:30
場所:岡山大学文学部(岡山市津島中3-1-1)
   JR岡山駅東口(4番バス乗り場)より岡電バス17番「岡大・妙善寺」方面バスで15分、   「岡大西門」下車。タクシーは西口から1000円弱)
 
プログラム(予定)
 10:00 受付開始
 10:15 趣旨説明
 10:20-11:50 春日 直樹(大阪大学人間科学部、文化人類学/オセアニア)
      「フィジー社会における良き経済秩序」
 11:50-12:50  昼食(参加者には弁当を手配いたします、有料)
 12:50-14:20 林 文孝(山口大学人文学部、中国近世思想)
      「明清期中国の史論における公正」
 14:30-16:00 長谷部 史彦(慶応義塾大学文学部、中東社会史)
      「アドルと『神の価格』:マムルーク朝期カイロの市場社会と王権」
 16:00-16:30 総括討論

 いずれも、報告は1時間以内、そのあと30分の質疑を行います。

<宿泊について>
 下記の宿所を仮予約してあります。前夜の22日(金)にここで懇親会を開催します。
 湯迫(ゆば)温泉白雲閣 岡山市を一望できる高台にある旅館。駅から車で15分。
 宿泊費は1泊2食付きで15000円程度(税込み)
 なお、会場となる岡山大学から徒歩3分のところにある岡山県青年館も便利です(岡山市津島東1-4-1、電話086-254-7722、http://www.seinenkan.com、宿泊費和室1人当3800-4300円税別食事なし)。こちらは直接の申し込みもできますが、人数がまとまる方が割安になるそうです。
 上記の2個所に宿泊を希望される方は、5班事務局にお申し込みください。なお、白雲閣に宿泊の場合は、人数に限りがありますので、早めにご連絡ください。

<旅費について>
 イスラーム地域研究の研究分担者・研究協力者の方は、ご所属の班にご相談くださ
い。比較史研究会の方は、5班事務局に早めにご相談ください。

<参加申し込みについて>
 参加される方は、宿舎および当日の弁当の手配の関係がありますので、12月7日(木)までにEメールまたはファクスで5班事務局にご連絡ください(宿泊の希望もお書きください)。事前のお申し込みをいただいた方には、宿舎や研究室会場などの詳しい情報をお送りいたします。
 なお、当日の飛び入り参加も歓迎いたしますが、弁当の手配ができませんのでご了承ください。

*参加申込先:
「イスラーム地域研究」研究班5事務局
Fax. (03)3815-9565 (直通)
E-mail : 5jimu@ioc.u-tokyo.ac.jp

(11/25掲載)
東洋文庫講演会(12/7)のお知らせ

 イスラーム地域研究6班で招聘いたしましたアサーム・ウルンバーエフ氏の東京における講演会を下記のとおり開催いたします。皆様のご来場をお待ちしております。
 なお、ウルンバーエフ氏に関しては、すでにお伝えいたしましたように12/28, 29,12/1に中央アジア関係写本セミナーおよび、12/2に羽田記念館講演会(いずれも会場は京都大学文学部羽田記念館)も開催されますので、こちらにもふるってご参加ください。

日時:12月7日(木)15:00〜
会場: 東洋文庫3階講演室 会場案内はこちら
講演者:アサーム・ウルンバーエフAssam Urunbaev氏
      (ウズベキスタン科学アカデミー東洋学研究所上級研究員)
題目:
「『自筆書簡集 (マジュムーアイェ・ムラーサラート)』にみえる各種税制用語
---15世紀ホラーサーンの税制におけるそれらの意味について---」(ロシア語:通訳付)

*問い合わせ先:
東洋文庫(tel.03-3942-0121)
近藤信彰(nkondo@bcomp.metro-u.ac.jp)

(11/22掲載)
1班・3c班共催第15回中央アジア研究セミナー研究会(12/4)のお知らせ

 「イスラーム地域研究」研究班1中央アジア研究ネットワーク、研究班3c、国立民族学博物館・地域研究企画交流センター連携研究「西アジアの民族形成と宗教」の共催により、第15回IAS中央アジア研究セミナーを開催いたします。現在、日本学術振興会の短期外国人招聘プログラムにより北海道大学スラブ研究センターにご滞在中のカザフスタンの政治学者ジャヌルジャン・ジュヌソヴァ さんにご報告いただきます。
 参加希望の方は念のため、11月28日(火)までに 帯谷<obiya@idc.minpaku.ac.jp>までご連絡ください。旅費につきましては、恐縮ですが、上記連携研究メンバーの方以外は新プロの所属班に各自ご相談ください。
 なお、会場となる第5演習室は分かりにくい場所にありますが、民博4階の渡り廊下を通って地域研究企画交流センター事務室をめざしていただければわかりやすいと思います。入館には職員通用口をご利用ください。
 皆さまのご参加をお待ちいたしております。

日時:平成12年12月4日(月) 15:00〜17:00
場所:国立民族学博物館 第5演習室
報告者:ジャヌルジャン・ジュヌソヴァ Zhanylzhan Dzhunusova
     (カザフスタン外務省外交アカデミー教授)
テーマ:Democratic Traditions in Kazakh Nomadic Society (報告は英語、通訳なし)

*参加申込先:
帯谷知可(国立民族学博物館・地域研究企画交流センター)
obiya@idc.minpaku.ac.jp

(11/22掲載)
6班共催第45回羽田記念館講演会(12/2)のお知らせ

 第45回羽田記念館講演会が、イスラーム地域研究6班との共催でとりおこなわれます。ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、多数ご参加下さいますよう、ご案内いたします。

日時:2000年12月2日(土)14:00〜 *17:30〜懇親会
場所:京都大学 文学部 羽田記念館 1階講演室 交通案内はこちら
    〒603-8832 京都市北区大宮南田尻町12
    Tel. 075-491-6027 / Fax. 075-491-1052
発表者および題目:
Chr. ヴェルナー 氏(バンベルク大学 講師)
Merchants' Testaments:Vasiyatnames as a Source on Religious Life in Late 19th Century Iran
※使用言語:英語、通訳:なし。
A. ウルンバーエフ 氏(ウズベキスタン共和国科学アカデミー東洋学研究所 上級研究員)
『自筆書簡集(Majmu`a-yi Murasalat)』にみえる各種税制用語:15世紀ホラーサーンの税制におけるそれらの意味について
※使用言語:ロシア語、通訳:あり。

(11/15掲載)
「イスラム国家論研究会」11月例会(11/25)のお知らせ

 当研究会の11月例会は、東京大学総合文化研究科の黛秋津氏に報告をお願いしました。近代のオスマン帝国とヨーロッパとの国際関係のうち、18世紀後半のバルカンを巡る露土外交を取り上げ、その中でも両国間の懸案の一つであったワラキア・モルドヴァの公任命に関する問題に焦点を当てて、発表していただく予定です。
 どうぞ大勢の方々の御参加をお待ちしています。

日時:11月25日(土)13:30〜17:00
会場:東京大学本郷キャンパス法文1号館317教室 キャンパス案内図
報告者:黛 秋津 氏(東京大学大学院博士課程)
題目:「18世紀後半ロシア・オスマン関係の一断面: 
          ワラキア・モルドヴァ公をめぐる問題を中心に」
コメンテーター:木村 真 氏(東洋大学非常勤講師)

*問い合わせ先:
事務担当:高野太輔
Tel&FAX: 042-949-3352
e-mail: vizier@nifty.com

(11/15掲載)
1・3班共催「イスラーム研究とコロニアリズム」研究会(12/9)のお知らせ

 来る12月9日、IAS1班と3班の共同研究会「イスラーム研究とコロニアリズム」を以下の要領で開催いたします。
 発表者の中生先生は、中国の人類学的研究がご専門ですが、これまで積極的に戦前の民族学などの学問と、日本の植民地主義の絡まりについても研究をされてきました。その成果として最近、『植民地人類学の展望』(風響社)という編著を刊行されました。今回の発表の事例は東アジア、東南アジアが中心になりますが、そのなかでもイスラーム研究に焦点を絞って、関係者とのインタビュウーからえた資料なども交えてお話しいただきます。広義の「地域研究」と(ポスト)コロニアリズムとの関係に興味をお持ちの方は、学問分野を問わず、ご参加いただければ幸いです。
 なお、この研究会についてのお問い合わせは大塚和夫 ohtsukak@bcomp.metro-u.ac.jp までお願いします。
 多くの方々のご参加をお待ちしております。

日時:12月9日(土)
場所:東京都立大学国際交流会館中会議室
13:30〜15:00 報告:
 中生勝美(和光大学)「15年戦争期のイスラム研究と軍事戦略」(ビデオ使用予定)
15:00〜15:15 休憩
15:15〜16:00 コメント
 コメンテイター:田村愛理(東京国際大学)、板垣雄三(東京経済大学)
16:00〜17:00 ディスカッション
17:00以降〜 懇親会の予定(南大沢)

*問い合わせ先:
大塚和夫(東京都立大学)
ohtsukak@bcomp.metro-u.ac.jp

(11/15掲載)<12/9更新>
5b班第4回「地域間交流史の諸相」研究会(12/17)のお知らせ

 地域間の接触や交流、異文化の摩擦や融合の諸相を考える5−bグループでは、本年度第2回目の研究会として、「日本史特集」を企画しました。外国研究と日本研究が遊離し、双方が必ずしも共通の論点を持ちえなかったのが、従来のわが国学界における問題点の1つだったかと思います。地域の捉え方や地域間の交流に関して積極的に発言し、日本史研究の最前線で活躍されている3人の専門家を迎えての研究会は、日本史と外国史の間の障壁を取り払い、新しい「学融合」を生み出すための絶好の機会です。
 参加資格等は特にございません。年末のお忙しい時期ではありますが、ぜひご参加下さい。

 日時:2000年12月17日(日)13:00〜18:00
 場所:東京大学東洋文化研究所・3階大会議室
 報告:荒野 泰典(立教大学文学部) 
    「長崎の子供たち―近世日本の「国際結婚について」―」←題目変更
    高橋 公明(名古屋大学大学院国際開発研究科)
    「海域世界の中の済州島と高麗」
    村井 章介(東京大学大学院人文社会系研究科)
    「『海東諸国記』と陶磁の道」

※当日は日曜日のため、研究所入口の自動ドアがロックされている場合がございますので、その際は入口の掲示にご注意下さい。

(11/15掲載)
2班Hayati Nizar氏ならびにBoaz Shoshan氏発表研究会(11/23)のお知らせ

 IAS2Aと2Cでは、本年度2班として招聘するHayati Nizar氏とBoaz Shoshan氏のお2人にお願いして、11月25〜16日に京都で開催される国際ワークショップとは別に、東京でも研究会を開催することといたしました。
 統一的な主題の下に行われる国際ワークショップを補う形で、お2方のご専門に直結したお話をうかがい、議論を深める良い機会になろうと思います。
 以下、簡単にですが、両氏の紹介をいたします。
 Boaz Shoshan氏は、1948年テルアヴィヴ生まれ、1978年プリンストン大学にて博士号取得、現在、イスラエル、ベン=グリオン大学人文社会科学部中東研究学科助教授の任にあります。歴史学とその記述、民衆文化研究を専門とされ、主著としては、Popular culture in Medieval Cairo, Camebridge University Press, 1993、論文としては"On Popular Literature in Medieval Cairo," Poetics Today 14 (1993): 349-65; "High Culture and Popular Culture in Medieval Islam," Studia Islamica 73 (1991), 67-107などがあります。近著にDiscourse on Gender/Gendered Discourse in the Middle EastとThe Poetics of Early Islamic Historiographyが予告されているとのことです。
 Hayati Nizar氏は、1950年生まれ、インドネシア、スナン・カリジャガ・ジョクジャカルタ国立イスラーム宗教大学にて博士号取得し、イスラームとジェンダー、民衆教育、母系社会におけるイスラームの問題などを幅広く取り上げられています。現在は、国立イスラーム宗教大学神学部教授(学部長)の職にあります。学位論文「西スマトラにおける若者の宗教的価値認識」1992; 「ミナンカバウのアダットとイスラームにおける女性の地位と役割」1995; "The Role of Women Leaders and Women Organizations in the Struggle for Independence," 1997他多数の論考があります。
 懇親会設定の都合などもありますので、参加を希望される方は赤堀までご一報ください。すでに参加を表明されている方は結構です。
 当日はフルペーパを用意する予定です。

 日時:2000年11月23日(木:勤労感謝の日)13:00-17:00
 場所:上智大学10号館322会議室 構内地図はこちら
 発表:
 Hayati Nizar
  Gender in Islam: Matrilineal Culture in Minangkabau(West Sumatra)
 Boaz Shoshan
  Rethinking Madness in Medieval Islam

*研究会・懇親会参加申込先:
 赤堀雅幸
  上智大学10号館602研究室
   tel. 03-3238-3755 fax. 03-3238-3690
   m-akahor@hoffman.cc.sophia.ac.jp(official)

(11/15掲載)
3b班「宗教と民族の復興?」研究会(11/18-19)のお知らせ

IAS3b班では、「宗教と民族の復興?:「反近代」型主体形成にみるナショナリズムと宗教の接合点」研究会を以下の要領で開催いたします。この研究会では、アンチ・グローバリズムの祖型としての近代と近代化に対する積極的な 対抗運動としての側面を有する日本の農本主義運動、ブルガリアの農民同盟運動、および、 インドにおけるヒンドゥ・ナショナリズムを比較して検討します。みなさまのご出席をお待ちしております。
 なお、この研究会は、東京都立大学・地域研究企画交流センター連携研究「民族と宗教の復興?−地域間の比較の試み」との共催となっております。
*19日(日)は、周辺の食堂などは営業しておりません。昼食用のお弁当の手配を希望される方は、大塚和夫ohtsukak@bcomp.metro-u.ac.jpまでご連絡下さい。

日時:11月18日(土)〜19日(日)
場所:18日 東京都立大学国際交流会館大会議室(18日)
     19日  同
 中会議室(19日)

プログラム:
11月18日(土):国際交流会館大会議室
 13:30〜15:30
  報告T 畔上 直樹(東京都立大学)
  「国家神道」の「ファシズム的国教」化過程をめぐる予備考察
 (報告要旨) 
 近代日本における1930年代〜敗戦までの「国家神道」は、代表的研究者・村上重良に
 よれば、その抑圧的本質が顕在化した「絶頂期」、「ファシズム的国教」だとされる。
  報告では、近年の研究成果の検討により、この30年代以降の「国家神道」の性格に
 ついて一つの見通しをたててみたい。ただし、注目するのはさしあたり、この段階への
 移行過程である。限定的・予備的な検討にすぎないが、議論の素材提供ができればと
 考えている。
 15:00〜16:00
  休憩
 16:00〜18:00
  報告U 木村真   
  「20世紀初頭のブルガリア農民同盟運動に見る反近代とナショナリズム」(仮題)

11月19日(日):
中会議室
 10:00〜12:00
  報告V 近藤光博(東京大学大学院)
  「現代インドのヒンドゥー・ナショナリスト運動 :そのイデオロギーと活動形態」
 (報告要旨)
   ヒンドゥー・ナショナリスト運動の全体像の提示をこころみる。とりわけ、ヒンドゥー・
  ナショナリスト・イデオロギーの構造分析に重点をおくことで、この勢力にまつわる
  様々な問題点を浮き彫りにする。さらには、時間がゆるす範囲で、比較の視点も導入し
  現代世界における「民族ないしは宗教の復興」の一例としてヒンドゥー・ナショナリズムを
  どのように位置づけたらよいか、という点にも言及したい。
 13:00〜15:00
  全体討論

*19日(日)は、周辺の食堂などは営業しておりません。昼食用のお弁当の手配を希望される方は、大塚和夫ohtsukak@bcomp.metro-u.ac.jpまでご連絡下さい。

(11/11掲載)
1a班共催第7回「アル=アフガーニーとイスラームの「近代」」研究会(12/9)のお知らせ

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト「アル=アフガーニーとイスラームの「近代」」は、本年度第2回(通算第7回)の研究会を、新プロ1班aグループ「現代イスラームの思想と運動」との共催により、以下の要領で開催いたします。
 今回は、シーア派とマレーシアを題材に、イスラームの「近代」を考えようという野心的な報告2つをお願いすることができました。本プロジェクトの研究会は公開ですので、御関心をお持ちの方はどうぞふるって御参加ください。事前の申し込みなどは必要ありませんが、本プロジェクトの共同研究員以外で遠方からお出でになられる方は、飯塚まで早めにご一報いただければ幸いです。
 なお、会場は下記の通り東京外国語大学の旧キャンパス内ですので、どうかお間違えにならないようご注意下さい。研究会終了後には、忘年会を兼ねた懇親会を予定しております。
 
日時:2000年12月9日(土)13:30〜18:00 
場所:東京外国語大学AA研・4階セミナー室(2号館)
  〒114-8580 東京都北区西ヶ原4-51-21
  1)JR山手線大塚駅もしくはJR京浜東北線王子駅より
    都電荒川線で「西ヶ原4丁目」下車、徒歩5分
  2)都営地下鉄三田線西巣鴨駅より徒歩10分
  3)JR巣鴨駅もしくは営団地下鉄南北線西ヶ原駅より徒歩15分
報告:
1.松永 泰行(日本大学国際関係学部)
「イスラム復興主義運動の分類への一視座――浄化型と革新型の区分」
2.中田 考(山口大学教育学部)
「マレーシアのイスラーム「近代」――汎マレーシアイスラーム党(PAS)を中心に」

*問い合わせ先:
 飯塚正人(AA研)
 e-mail: masato@aa.tufs.ac.jp
tel:03-5974-3475(研究室直通)

(11/11掲載)
パネルディスカッション「燃えるパレスチナ」(11/12)のお知らせ

11月12日に開催されますパネルディスカッションのご案内をさせていただきます。

パネルディスカッション「燃えるパレスチナ」
主催者「パレスチナ子供のキャンペーン」

日時:11月12日(日)13:30〜16:30
会場:中央大学駿河台記念館(JRお茶の水駅聖橋口3分)
参加費:1000円
発言:板垣雄三氏(日本中東学会会長)
   立山良司氏(防衛大学校教授)
   平山健太郎氏(白鴎大学教授)
司会:高橋和夫(放送大学助教授)

*問い合わせ先:
川久保 pnr@excite.co.jp

(11/11掲載)
1b班研究会(12/2)のお知らせ

 1班bグループでは、中央アジアとカフカスの政治・国際関係に関する研究会を、下記の要領で行います。
 報告者のマゴメドフ氏は、ダゲスタン(北カフカス)出身で、国際的に活躍中のロシア地方政治研究者であり、現在スラブ研究センターにCOE外国人研究員として滞在中です。今回は、カスピ海のパイプラインをめぐるホットな話題を提供してくださいます。
 また、ジュヌソヴァ女史はカザフスタンを代表する政治学者の1人で、現在日本学術振興会外国人短期招へいプログラムでスラブ研究センターに滞在中です。
 準備の都合上、研究会に参加を希望される方は、11月28日(火)までに宇山<uyama@slav.hokudai.ac.jp>宛お知らせください。
 皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2000年12月2日(土)14:00〜18:00
場所:東京大学文学部アネックス2階大会議室 地図はこちら
報告1:アルバハン・マゴメドフ Arbakhan Magomedov
   (ロシア、ウリヤノフスク工科大学)
  "Pipeline Poker: Caspian Oil and Changing Incentives of Russian Regional Elites
       along the Pipeline Tengiz-Novorossiisk (A Comparative Analysis)
報告2:ジャヌルジャン・ジュヌソヴァ Zhanylzhan Dzhunusova
   (カザフスタン外務省外交アカデミー)
  "Civil Society and State: Challenges for Kazakhstan"

*参加申込先:
宇山 智彦(北海道大学スラブ研究センター)
uyama@slav.hokudai.ac.jp

(11/11掲載)
5a班第6回「中東の都市空間と建築文化」研究会(12/9)のお知らせ

 第6回研究会を下記の要領にて開くことが決まりました。万障お繰り合わせの上、みなさま是非ご出席ください。今回は、本年度の5班aグループ招聘の外国人研究者であるSoucek女史を迎えて、イスラームの宗教建築についてマムルーク朝の事例からお話ししていただきます。マムルーク・スルターンによる宗教建築への調度品・備品の寄進についても、歴史的側面・美術的側面から考察されます。

 日時:2000年12月9日(土)13:30〜16:30
 場所:東京大学東洋文化研究所・3階大会議室
 発表者および題目:
 Priscilla Soucek
 (Professor, Institute of Fine Arts, New York University)
  “Monumentalizing Piety :Religious Practices and Mamluk Architecture”

 ※当日は土曜日のため、研究所入口の自動ドアがロックされている場合がありますので、入口の掲示にご注意下さい。

(11/11掲載)
4班トルコ都市研究会(12/14)のお知らせ

イスラム地域研究4班トルコ都市研究会では、下記の要領で次回の研究会を開催します。
みなさま、どうぞふるってご参加ください。

日時:12月14日 10:00〜12:00
場所:東京大学本郷キャンパス工学部14号館8階802号室(都市工学専攻会議室)

*問い合わせ先
 浅見泰司(Yasushi Asami)
 Phone&Fax: +81-3-5841-6226
 E-mail: asami@ua.t.u-tokyo.ac.jp

(11/8掲載)
6班中央アジア関係写本史料購読会(11/28,11/29,12/1)のお知らせ

 イスラーム地域研究6班では、ウズベキスタン科学アカデミー東洋学研究所より、アサーム・ウルンバーエフ(Assam Urunbaev)先生を招聘して、中央アジア関係写本史料講読会を開催いたします。ウルンバーエフ先生は、ウズベキスタンにおけるペルシア語写本・文書研究の権威であられ、初期ティムール朝史の基本史料であるヤズディーのザファル・ナーマの出版や、ティムール朝晩期の代表的文人であるジャーミーの自筆書簡の研究などで夙に知られています。
 テキストにはYazdiのZafar-nama(11/28(火)、29(水))、およびサンクト・ペテルブルクの東洋学研究所に所蔵される、15-16世紀中央アジアの文書書式典範であるA210写本(12/1(金)、但し、この日の使用史料については変更の可能性あり)を使用する予定です。
 なお、前もってテキストをお配りするため、参加予定の方は11月18日までに近藤信彰(E-mail: nkondo@bcomp.metro-u.ac.jp または fax: 03-3943-0783)までご連絡ください。特に、関西以外から参加希望の方には、費用などの件をご連絡しますので、お早めにお知らせください。
 講習会の内容に関するお問い合わせは磯貝健一(isoken@p4322.nsk.ne.jp)までお寄せください。
 また、講習会前日の夕方(11/27(月))、受講者とウルンバーエフ先生との顔合わせの席を設ける予定ですので、受講を希望される方はできる限りご参加下さい。
 貴重な機会ですので、多数のご参加をお待ちいたしております。

日時:2000年11月28日(火) 午前の部 10:30-12:00、午後の部 14:00-15:30
  11月29日(水) 午前の部 10:30-12:00、午後の部 14:00-15:30
  12月 1日(金) 午前の部 11:00-13:00、午後の部 15:00-17:00
会場:京都大学文学部羽田記念館 会場への案内図
使用言語:ロシア語(通訳有)

*参加申込先:
  近藤信彰
 email:nkondo@bcomp.metro-u.ac.jp
  fax: 03-3943-0783
*講習会の内容に関する問い合わせ:
  磯貝健一
 email:isoken@p4322.nsk.ne.jp

(11/4掲載)
九州史学会(12/9)およびイスラム文明学部会(12/10)のお知らせ

 今年度は、来る12月10日(日)、下記の要領で九州史学会・イスラム文明学部会を開催いたします。午前中に研究発表を3本行い、午後にはイスラーム地域研究「イスラーム関係史料の収集と研究」班との共催で特別企画「イスラム法廷の世界」と題した研究会を行います。特別企画は、昨年に続き、史料そのものにこだわった、研究の最前線の成果をご披露いただこうというものです。近年注目を浴びておりますこの分野に関する発表を通じて、イスラム法理論の立場から、また、法廷文書の分析から、イスラム法廷が果たした社会的機能と、法廷をめぐる人間関係といった諸側面が明らかにされるものと期待されます。
 また、前日の9日(土)には九州史学会全体の公開講演会、懇親会も開催されますので、こちらの方も併せてご参加いただけるとありがたく存じます。
 時節柄ご多忙の折とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加下さいますようお願いいたします。皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。
 準備の都合上、ご参加予定の方は下記のいずれにご参加かを明記の上、お葉書、あるいはFax, e-mailにて当方までお知らせください。

日時:2000年12月9日(土)〜10日(日)
会場:九州大学箱崎文系地区 →会場へのアクセス

12月9日(土)
公開講演(於:法文系講義棟101番教室)
13:30〜
 川本芳昭(九州大学大学院教授)
     「漢唐間における『新』中華意識の形成」
 山田欣吾(一橋大学名誉教授)
     「ドイツ中世の歴史記述と『ライヒ』:
        ここではなぜ『ナチオール』な歴史が書かれなかったのか」

九州史学会全体の懇親会(於:文系食堂) 会費3000円
17:30〜

12月10日(日)
午前の部:イスラム文明学部会 研究発表(於:法文系講義棟203番教室)
10:30〜11:00 石黒大岳(九州大学大学院)
       「マムルーク朝時代におけるナイル満水儀礼の執行者たち」
11:00〜11:30 古賀直樹(九州大学大学院修了)
       「20世紀ジャジーラの植生変化と牧畜民:
       シリア北東部アブドアジズ山地の植生史をとおして」
11:30〜12:00 Mohammad Afifi(カイロ大学)
       “The Image of Egypt by Muslim Travelers in Ottoman Period”

午後の部:特別企画「イスラム法廷の世界」 
     (共催:イスラーム地域研究「イスラーム関係史料の収集と研究」班)
13:30〜14:20 柳橋博之(東京大学)
       「フィクフとカーディーの法」
14:20〜15:10 清水保尚(東洋文庫非常勤職員)
       「オスマン朝における財務行政からみた法廷の役割」
15:10〜15:30 休憩
15:30〜16:20 三浦徹(お茶の水女子大学)
       「イスラム法廷と地域社会」
16:20〜16:50 総括討論
   

イスラム文明学部会の懇親会
18:00〜(予定)

*準備の都合上、ご参加予定の方は下記のいずれにご参加かを明記の上、お知らせください。
 *12月10日午前のイスラム文明学部会研究発表
 *12月10日午後の特別企画「イスラム法廷の世界」
 *12月10日夜のイスラム文明学部会の懇親会


*申込先:
九州大学文学部イスラム文明学研究室
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1
Tel & Fax : 092-642-2384
e-mail : islam@lit.kyushu-u.ac.jp
または
石黒大岳(hiroi@lit.kyushu-u.ac.jp

(11/4掲載)
6班第28回アラビア語写本史料研究会(11/23)のお知らせ

次回のアラビア語写本史料研究会は以下の要領でおこないます。皆様の参加をお待ちしています。なお、初めて参加される方は、谷口まで御連絡下さい。テキスト等をお届けします。

日時:2000年11月23日(木・祝)13:30〜
場所:京都大学文学部 羽田記念館
担当者:谷口淳一
範 囲:108頁1行目〜110頁末


使用テキスト:Hilal al-Sabi'. Rusum Dar al-Khilafa. Ed. Mikha'il `Awad. Baghdad, 1964.
英訳:Salem, Elie A. (tr.) Rusum Dar al-Khilafa. Beirut, 1977.
*この他、ロシア語訳・ペルシア語訳・写本(写真)も適宜参照する。

*研究会に関する意見・問い合わせ
 谷口淳一(Junichi Taniguchi)
 E-mail: tan-jun@ma1.seikyou.ne.jp
*研究会会場に関する問い合わせ
 近藤真美 (Manami Kondo)
 E-mail: Kon-ma@mb3.seikyou.ne.jp
*当研究会のウェブページも御覧下さい。活字本テキスト82頁(写本113頁)までの日本語訳注を掲載しております。御意見・御感想などをいただければ幸いです。
 URL: http://ha1.seikyou.ne.jp/home/tan-jun/

(11/1掲載)
第2回イスラム人口研究懇談会(12/19)のお知らせ

 おかげさまで9月14日には十数名の方々の参加を得て、第1回「イスラム人口研究懇談会」を開催することができました。予想外に、イスラム諸国での家族計画や母子保健に従事された方が多く、日本語、英語、ベンガル語で話が弾みました。当日、参加できなかった方を含めて登録されている方が、三十数名になりました。
 さて、その際に12月19日(火)に午後3時から、早稲田大学(本部キャンパス横)で第2回の研究懇談会をもつことに決まりましたが、以下の通り、詳細が決まりましたので、お知らせします。おかげさまで、いろいろな面でバランスの取れたプログラムになりました。登録されてない方で興味がありそうな方にもお知らせいただければ幸いです。

 なお、18時からの懇親会は吉村作治教授関連のエジプト考古学ビルのエジプト料理屋でおこなうことになりましたが、人数が多いので予約を入れる必要があるため、懇親会に参加される予定の方は12月14日(木)正午までに小島までメールなどでお知らせ下さい。
 また、研究懇談会に出席される方には以下に要旨があるSyedaさんのfull-paperを直前にメールでお送りする予定ですので、出席される方は合わせてお知らせ下さい。

*12月1日前後はコンピュータ・システム更新のため、11月20〜25日、12月4〜14日は出張のため、連絡がつきにくくなり、ご迷惑をおかけすると存じますが、よろしくお願い申しあげます。


日時:2000年12月19日(火)15:00〜17:45
場所:早稲田大学人間総合研究センター分室(高田牧舎ビル2F)地図はこちら
   新宿区戸塚町1-101 TEL 03-3203-0363
   
プログラム
15:00-15:30 会務報告・協議
15:30-16:30 Syeda Shahanara Huq and Makio Ishiguro
      "A Bayesian Analysis on Historical Change of the Determinants
        of Unmet Need for Contraception in Bangladesh"
16:30-16:45 休憩
16:45-17:45 林玲子「アラブ諸国の出生動向と移民政策に関する一考察」
18:00-   懇親会 パピルス TEL 03-5292-8737
      新宿区西早稲田2-4-26エジプト考古学ビル1F 

*参加申込先:
小島 宏
国立社会保障・人口問題研究所
〒100-0011 千代田区内幸町2-2-3
日比谷国際ビル6F
TEL (03)3503-1711 ext.4420
E-mail: h-kojoma@ipss.go.jp
(11月20〜25日、12月1日前後、12月4日〜14日は連絡がつきにくくなります)

(11/1掲載)
IAS公開講演会(1班第13回中央アジア研究セミナー)(11/11)のお知らせ

 研究班1の中央アジア研究ネットワークでは、このたび下記の通り第13回中央アジア研究セミナーを開催することになりました。この講演会は公開ですので皆様ふるってご参加下さい。なお、準備の都合がありますので、ご出席の方は11月9日(木)までに研究班1事務局の清水(email: ias-hiro@l.u-tokyo.ac.jp)までご連絡下さい。

日時:11月11日(土)12:00〜
場所:東京大学山上会館地下1階001会議室
講演者:
ダヴード・チャルミー氏(イラン国際問題研究所中央アジア研究センター研究員)
演題:Islamic Identity in Central Asia

*参加申込先:
研究班1事務局(担当:清水)
ias-hiro@l.u-tokyo.ac.jp

(11/1掲載)
1班第14回中央アジア研究セミナー(11/18)のお知らせ

 「イスラーム地域研究」 研究班1の中央アジア研究ネットワークでは、現在来日中のステファン・ドゥドワニョン氏に報告をお願いして、下記の通り第14回中央アジア研究セミナーを開催することになりました。このセミナーは2週連続となりますが、こちらも公開ですので皆様ふるってご参加下さい。
 なお、準備の都合がありますので、ご出席の方は11月16日(木)までに研究班1事務局の清水(email: ias-hiro@l.u-tokyo.ac.jp)までご連絡下さい。

日時:11月18日(土)15:00〜
場所:東京大学文学部アネックス2階大会議室
報告者:Stephane A. Dudoignon (CNRS- Strasbourg)
題目:An Islamic Modernism in Siberia: The Journal "Sibiriya"
    (Tomsk, 1912-1913) and its Audience

*参加申込先:
研究班1事務局(担当:清水)
email: ias-hiro@l.u-tokyo.ac.jp

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