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1999年6月掲載ニュース
< 1999.6.1 - 1999.6.30 >


(6/30掲載)
1班カザフスタン映画上映とソン監督講演会(7/11)のお知らせ

 現在、朝鮮系カザフスタン人映画監督のラウレンティー・D・ソンLavrenty Dedyunovitch SONG氏が来日しております。
 同監督は、極めて苦しい旧ソ連映像界の中で旧ソ連マイノリティーの状況に関するドキュメンタリーの制作を続けてこられました。
 研究班1では、このたび「地域研究セミナー」として、東京シネマ新社の岡田一男氏の協力を得て、同監督の作品上映と講演を催す運びとなりました。大変貴重な映像とお話が視聴できるよい機会ですので、みなさま、ぜひご参加ください。

日時:7月11日(日)14:00〜17:00
場所:東京大学本郷キャンパス山上会館203
講師:ラウレンティー・D・ソン Lavrenty Dedyunovitch SONG
上映作品
1 「トルコ風の結婚式」 37分  1992年撮影 1996年完成
メスへチア・トルコ人の新婦(キルギスタンのオシ出身)とアルマトゥ出身の新郎の結婚式の前後を描いたもの。1989年にフェルガナで起こったメスへチア・トルコ人への迫害のニュース映像を交錯させながら、嫁入り前の新婦の家と、嫁入り後の新郎の家での祝宴の模様が詳しく描かれている。

2 「音楽の先生」 39分  1998年完成
極東から強制移住させられてきた朝鮮人主体の集団農場、ボリシェビーク(現ウズベキスタン共和国スレドニェ・チェルチク地区)の学校に流刑されてきたユダヤ人音楽教師、イリア・テテルバウムは、5年間の間に、子供たちに優れた音楽教育を施した。辺境の村から3人の職業的音楽家が輩出し年配の元コルホーズ農民たちは、巧みに楽器を演奏し、それが今もって彼らの生き甲斐になっている。人々の想い出から始まって、ベラルーシのミンスク・ドラマ劇場の音楽監督となった、テテルバウムの後半生を紹介する。 

講義題目
「中央アジアとカザフスタンの現在の政治・社会的発展段階における映画とテレビジョンの状況(予定)」

参考資料・レジュメ等の用意がございますので、参加を希望される方は、1-b班の坂井までご連絡いただけると幸いです。

坂井弘紀 E-mail DZF00136@nifty.ne.jp


(6/26掲載)
6班第4回「アラビア語写本史料研究会」(7/4)のお知らせ

次回のアラビア語写本研究会は以下の要領でおこないます。皆様の参加をお待ちしています。なお、初めて参加される方は、谷口まで御連絡下さい。テキスト等をお渡しします。

実施日:1999年7月4日(日)
時 間:13:00〜
場 所:京都大学文学部東館4階 西南アジア史学資料室
担当者:矢島洋一
範 囲:43頁3行目〜44頁末

使用テキスト:Hilal al-Sabi'. Rusum al-Dar al-Khilafa. Ed. `Awad, Mikha'il. Baghdad, 1964.
(英訳:Salem, Elie A. (tr.) Rusum al-Dar al-Khilafa. Beirut, 1977.)

*当研究会に関するお問い合わせは、谷口へお願いします。
*研究会会場に関するお問い合わせは、近藤へお願いします。
 近藤真美 (Manami Kondo)(日本学術振興会・京都大学)
 E-mail:mankondo@ip.media.kyoto-u.ac.jp


(6/26掲載)
5c班第3回「回儒の著作研究会」(7/3)のお知らせ

 第3回「回儒の著作研究会」を、下記の要領で開催いたします。ご参加をお待ちしております。

 日時 : 7月3日(土)午後1時30分〜
 場所 : 東京大学文学部アネックス

問い合わせ:黒岩 cookie-1@mail.webnik.ne.jp

 研究班5「イスラームの歴史と文化」・事務局


(6/23掲載)
シンポジウム“アチェ、東ティモール、イリアン・ジャヤ―揺れる「インドネシア」”
(7/17)のお知らせ


 上智大学アジア文化研究所などが主催するシンポジウムのお知らせです。人口のほとんどがキリスト教徒のイリアン・ジャヤ(西パプア)には、現在インドネシア政府が進める移住政策によって、ムスリムが多く移住しており、イスラーム化を懸念する声も出ています。今年になって頻発している民族・宗教間対立(アンボンや西カリマンタンなど)のようなことは起きていませんが、経済格差を背景にして同様の衝突が起きないとは言い切れません。インドネシアにおけるイスラーム研究では、あまりインドネシア東部をあつかったものはないように思いますが、実は大きな問題をはらんでいると思います。ぜひご参加ください。

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アチェ、東ティモール、イリアン・ジャヤ
―揺れる「インドネシア」
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■最終回■1999年7月17日(土)14:00〜17:00(13:30開場)
イリアン・ジャヤ−先住民、開発、人権
○ユーサン・イェブロ(女性ワーキング・グループ)
○デキー・ルマロペン(村落開発財団コーディネーター)
○ヤコブ・ルンビアック(元チェンドラワシ大学教員)
場所 上智大学中央図書館L-812(JR・地下鉄四谷駅徒歩5分)
資料代 各1000円(NINDJA賛助会員、ニュースレター会員の方は無料)
インドネシア語(日本語通訳つき)

 イリアン・ジャヤ(西パプア)は、1960年代にパプアの人びとの声はほとんど無視されるような形で、インドネシア国家の枠組みに取り込まれました。それ以来、パプアの人びとは政治的にも経済的にも「インドネシア」によって搾取されてきました。大規模開発によって、伝統的・慣習法的に所有してきた土地・森林などを奪われ、それに抗議すると「治安攪乱分子」「分離主義者」として軍の弾圧を受ける−−。米国系フリーポート社の銅山開発とその操業地域での人権侵害が、その典型的な例でしょう。日本も、このような問題とはまったく無関係ではありません。フリーポート社の採掘する銅の多くは日本に輸出されていますし、ビントゥニ湾地域で丸紅がおこなったマングローブ林伐採も問題となっています。
 パプアの人びとは、30年以上、権利を剥奪され、人間としての尊厳すら奪われてきましたが、困難な状況のなかで地道な活動がつづけられています。その地道な活動をつづけてこられた3人の方を日本におよびして、お話をうかがうことになりました。日本で、イリアン・ジャヤ(西パプア)の人びとの話を直接聞く機会はほとんどありません。ぜひご参加ください。

 なお、NINDJAは、シンポに向けてイリアン・ジャヤ(西パプア)に関するブックレットを作成中です。1冊800〜1000円程度の予定です。政治、経済、歴史、自然、日本との関わりなど、イリアン・ジャヤ(西パプア)の全体像をつかめるようなものになる予定です。

主催
インドネシア民主化支援ネットワーク
上智大学アジア文化研究所インドネシア研究会
ピースウィンズ・ジャパン

お問い合わせ
インドネシア民主化支援ネットワーク
〒160-0008 東京都新宿区三栄町12-6 ヒルズ三栄町101号室
tel/fax: 03-3356-8364 携帯: 090-2942-9930 e-mail: nindja@bigfoot.com


(6/23掲載)
「チャガタイ語写本研究会」(毎木曜)のお知らせ

 近代以前の時代に中央アジア地域(東・西トルキスタン)のムスリム住民によって書かれたトルコ系言語による文献については、当地域の歴史・社会・文化を研究するための根本的な史料であるにもかかわらず、いまだ十分な研究の蓄積があるわけではありません。
 ところが近年、中央アジア現地や世界各地に散在している写本・文書史料に関する所在情報が、次第に体系的に知られるようになってきました。それとともに、写本の複写物も日本にもたらされ、利用可能になりつつあります。
 そこで、本研究会では、いわゆる「チャガタイ語」で記された写本を、最近複写物がもたらされたものを中心にとりあげ、それらの「史料」としての活用を視野に置きつつ、研究していきたいと考えます。
 具体的には、研究会活動として、担当部分を決め、写本を読み進めるという形式で、例会を毎週行っております。現在読んでいるのは、19世紀後半の東トルキスタンにおける事件について記した、Risala-i Khaqan ichida Tunganlari
qilghan ishi(ロシア科学アカデミー東洋学研究所サンクト・ペテルブルグ支部所蔵)です。
 ご関心のある方の参加をお待ちしております。「「チャガタイ語」に慣れていないので、最初のうちは聞くだけ」、という方も歓迎致します。テキストなどは、こちらで用意致します。

 時間:毎週木曜日15:00くらいから (次回は6月24日)
 場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 新免研究室(2号館6階)
     114-8580 東京都北区西ヶ原4-51-21
     地図URL:http://www.aa.tufs.ac.jp/kotsu-sjis.html
連絡・問い合わせ:
         shinmen@aa.tufs.ac.jp(新免)
         sugawara@aa.tufs.ac.jp(菅原)
         ll97078@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp(河原)
ホームページURL:
         http://www3.aa.tufs.ac.jp/~shinmen/chaghatay/chindex.htm
                                             「チャガタイ語写本研究会」


(6/19掲載)
6班マーヒル・アイドゥン氏招聘および関連研究会(7/6,8,9,13,17)のお知らせ

 6班「オスマン文書研究会」では、7月前半にトルコのイスタンブル大学助教授マーヒル・アイドゥン氏を招聘し、以下の予定で「オスマン文書講読会(全3回)」、「オスマン帝国資産台帳に関するラウンドテーブル」、ならびに、京都での講演会も開催いたします。
 アイドゥン氏は、イスタンブル大学歴史学科でオスマン史料講読の授業を担当されているオスマン文書の専門家であると同時に、19世紀後半オスマン帝国下のバルカンをめぐる政治史・行政史に関する多数の論文で知られる研究者です。以下に、6班で主催する講読会・研究会の予定をご連絡いたします。
 すべての研究会は公開ですのでご自由にご参加ください。オスマン文書講読会につきましては、とくに学部や院生の方の参加を歓迎いたします。よろしくお願いいたします。

<オスマン文書講読会>
 日時:7月6日(火)、8日(木)、13日(火)いずれも18:00〜20:00
 会場:東京大学東洋文化研究所3階会議室
 内容:19世紀のオスマン文書のうち、「シャリーア法廷台帳」「人口台帳」「上奏書」からサンプルをえらび、史料講読を行います。
 講師:マーヒル・アイドゥン/高松洋一
 注記:出席ご希望の方には、事前に史料のコピーをお送りしますので、ご連絡ください。
 問い合わせ:6班事務局 IAS6@toyo-bunko.or.jp

<オスマン帝国資産台帳に関するラウンドテーブル>
 日時:7月9日(金)16:00〜19:00
 会場:東京大学文学部アネックス2階小会議室
 発表者と報告タイトル:
 (1)高松洋一:オスマン帝国の資産調査
 (2)江川ひかり:資産台帳にみるバルケスィルの地方社会
 (3)マーヒル・アイドゥン:ブルガリア・タタールパザルジュウの資産台帳について
  なお、発表言語は三報告ともトルコ語となります。
 問い合わせ:6班事務局 IAS6@toyo-bunko.or.jp

<マーヒル・アイドゥン氏京都講演会>
 日時:7月17日(土)15:30〜17:00
  講演題目:アブデュルハミト2世時代の理解をめぐって(英語)
 会場:京都 立命館大学衣笠キャンパス 清心館3階533号教室(7/7情報更新)
 (京都駅からはバスで約50分です)
 会場の地図→http:.//www.l.u-tokyo.ac.jp/IAS/6-han/6images/RitsumeiMap.GIF
 問い合わせ:江川ひかり het07992@lt.ritsumei.ac.jp

マーヒル・アイドゥン氏の略歴・業績は6班ホームページに掲載されています。
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/IAS/6-han/osman/osman.html#3

イスラム地域研究 第6班 東洋文庫 IAS6@toyo-bunko.or.jp tel: 03-3942-0121


(6/19掲載)
3c班「記憶とエクリチュール」研究会(7/17)のお知らせ

 このたび、3班Cグループでは、新たに「記憶とエクリチュール」研究会を発足させました。(研究会の趣意については、後段をご参照ください。)その第1回研究会を下記のような要領で開催いたします。みなさまの参加と積極的な議論をお待ちしております。

「記憶とエクリチュール」第1回研究会
日時:7月17日(土)14:00〜17:30
会場:東京大学文学部アネックス2階大会議室
報告:岩崎稔(東京外国語大学、哲学)
「イスラエルにおけるメモリー・インダストリー James Young "The Texture of Memory"を中心に」
コメンテーター:
1)臼杵陽(民博・地域研、中東政治文化論)
「イスラエルの政治神話の創出とミズラヒーム」
2)岡 真理(大阪女子大学、現代アラブ文学)
「対抗的記憶の物語 タイムの繁る丘とDeir Yassin Remembered」

*参考文献:James E. Young, "The Texture of Memory: Holocaust, Memorials and Meaning", Yale U.P., 1993

************************************
* なお、希望者には、参考文献の一部を資料として事前に配布いたします。*
* 3班事務までお名前と郵送先をご連絡ください。 *
************************************

** イスラーム地域研究 研究班3事務局 ** san@idc.minpaku.ac.jp


(6/19掲載)
1a班研究会(タミーミー博士招聘)(7/14)(7/17)のお知らせ

梅雨入りをいたしましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 第1班aグループ「現代イスラームの思想と運動」は、今年度イスラーム世界のさまざまな運動について焦点をあてて研究を進めていく予定でおりますが、その一環として、7月中旬に、英国ウェストミンスター大学民主主義研究センター研究員のアッザーム・タミーミー博士をお招きして、研究会を2回開催いたします。
 同博士は、パレスチナ系ヨルダン人で、ヨルダンにおけるムスリム同胞団に大変詳しい方であると同時に、現在はイスラーム世界における民主化について、精力的に研究・活動を行っていらっしゃいます。現場の実態と理論的考察を合わせて、いろいろとお話をうかがい、議論を深める機会であると存じますので、お誘い合わせの上ご参加をよろしくお願い申し上げます。

(1)日時:7月14日(水)15:00〜17:00
   主題:「イスラームにおける人権」
(2)日時:7月17日(土)15:00〜17:00
   主題:「イスラームと民主主義:ヨルダンとムスリム同胞団の経験から」
   報告者:アッザーム・タミーミー博士(英国・ウェストミンスター大学民主主義研究センター研究員)

会場:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・連環地域論講座・講義室
(問い合わせ先・電話:075-753-7387)
研究会終了後、懇親会も予定しております。

なお、ご出欠については、第1班メンバーの方は、第1班事務局・中村様まで<ias-hiro@l.u-tokyo.ac.jp>、その他の方は、連環地域論講座・事務室・古賀様まで<koga@asafas.kyoto-u.ac.jp>、ご連絡下さい。

発信者:小杉 泰(第1班分担者)


(6/19掲載)
「アル=アフガーニーとイスラームの「近代」」第4回研究会(7/17)のお知らせ

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト「アル=アフガーニーとイスラームの「近代」」は、1999年度第1回(通算第4回)研究会を以下の要領で開催いたします。本研究会は、第1班aグループ「現代イスラームの思想と運動」と密接に協力・連携しつつ活動を進めております。

なお、本プロジェクトの研究会は公開ですので、御関心のある方は、どうぞふるって自由に御参加ください。事前の連絡は必要ありません。

日時:1999年7月17日(土)午後2時〜6時
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 4階・大会議室(2号館)
         〒114-8580 東京都北区西ヶ原4-51-21
交通:
  1)JR山手線大塚駅もしくはJR京浜東北線王子駅より都電荒川線で「西ヶ原4丁目」下車、徒歩5分
  2)都営地下鉄三田線西巣鴨駅より徒歩10分
  3)JR山手線巣鴨駅または営団地下鉄南北線西ヶ原駅より徒歩15分
研究報告:
  1)鈴木 均(AA研共同研究員;アジア経済研究所研究員)「ペルシャ語資料によるアル=アフガーニー研究の可能性について」
  2)栗田 禎子(AA研共同研究員;千葉大学文学部助教授)「al-‘Urwa al-Wuthqaをどう読むか−−パート2−−」
☆研究会終了後には近辺で懇親会も予定しておりますので、こちらへの御参加も歓迎いたします。

飯塚正人
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
TEL 03-5974-3475 FAX 03-5974-3838(飯塚宛て明記)
URL:http://www3.aa.tufs.ac.jp/~masato/


(6/16掲載)
イスラム国家論研究会6月例会(6/26)のお知らせ


 梅雨に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 6月の例会は、東京大学大学院の森山央朗氏に報告をお願いしました。4/10世紀末〜6/12世紀初頭に編纂された『ニーシャープ−ル史』とその続編の人名録部分を分析し、そこに描かれたウラマーを主とする人々の地方性と普遍性を論じていただく予定です。
 皆様の御参加をお待ちしております。

日時:6月26日(土)13:30〜17:00
会場:東京大学(本郷)法文1号館316教室
報告者:森山 央朗 氏(東京大学大学院博士課程)
題目:「『ニーシャープール史』にみるウラマーの地方性と普遍性」
コメンテーター:下山 伴子 氏(東京外国語大学大学院)

 会場は東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で2階にお越しください。
 問い合わせ:e-mail連絡担当、堀井 優(e-mail: HZU03442@nifty.ne.jp)までどうぞ。


(6/16掲載)
4班小域グループ研究会(7/15)のお知らせ


 今年度第3回研究会の予定
 1999年7月15日10:00〜 東京大学本郷キャンパス工学部14号館都市工学専攻8階会議室にて
  及川氏、曲渕氏、伊藤氏の発表と討議を行う。

参加ご希望の方は、浅見(asami@ua.t.u-tokyo.ac.jp)にお問い合わせください。
Yasushi Asami
Associate Professor, Department of Urban Engineering, University of Tokyo


(6/16掲載)
5班第6回「サライ・アルバム研究会」(7/17)のお知らせ


 第6回の研究会を開催いたします。個別研究が進展する兆しが見えてきました。
サライ・アルバムにはまだ膨大なテーマが残されています。今回3名の発表がありますが、時間的にはまだ余裕がありますので、発表をお望みの方は水野までご連絡ください。

日時 : 7月17日(土) 13:00〜18:00
会場 : 東京大学 東洋文化研究所・3階 大会議室
      ※なお、当日は入り口の自動ドアがロックされて
       おりますので、建物にお入りになる際には、入り口
       右横ボックス内にあります内線電話から、
       「85899」(大会議室の番号)へご連絡下さい。
個別研究発表
1) 「サライ・アルバムH.2153に見られる顔面石および合成獣とその系譜」
  小林 一枝 (早稲田大学)
2) 「シナの玉座:イル・ハーン朝絵画に現れる玉座の形にちなんで」
  村野 浩 (東海大学)
3) 「サライ・アルバムの花鳥画」
  杉村 棟 (龍谷大学)
フリー・ディスカッション

連絡先:ヤマンラール・水野美奈子 Tel,Fax : 0426-75-1219 e-mail: yaman@db3.so-net.ne.jp


(6/16掲載)
2c班「イスラームと衣の文化」第1回研究会(7/2)のお知らせ


 昨年度、5c班の公募により発足した「イスラームと衣の文化」研究会は、今年度は“イスラームと民衆運動”をテーマとする研究班2 グループcに移動しました。今年度も研究会と読書会を中心に活動する予定です。
 今年度第1回の研究会は、トルコと日本のスカーフ・ヴェールに関して調査に基づいた報告です。女性はもちろんですが、現地でもなかなか女性と接することの少ない男性のご参加を特にお待ちしております。

日時 7月2日(金曜日) 14:00〜
場所 上智大学図書館5階 524号室(L-524)
 (JR中央線・営団地下鉄丸の内線・同南北線四谷駅下車)
 (図書館の入り口で研究会参加とお伝えください。)
発表者
 中山紀子(中部大学) 「トルコのスカーフ素描」
 西尾ふみ(北海道大学大学院) 「日本人改宗ムスリマにおけるヴェールの意味」
連絡先:大坪玲子(otsubo@bunjin.c.u-tokyo.ac.jp)


(6/16掲載)
3a班「ムスリム・アイデンティティ研究会」(7/17)のお知らせ


7月17日(土)
  時 間:午後3時〜6時
  場 所:一橋大学西キャンパス職員集会所
  報告者:Dr. Golnar Mehran (Al-Zahra University, Tehran, Iran)
テーマ:「中東における女子教育:イランを事例に」(仮題)
※ペーパーは当日配布いたします。また、研究会終了後、
簡単なレセプションを用意しております。

** イスラーム地域研究 研究班3事務局 ** san@idc.minpaku.ac.jp (新プロ3班事務局)


(6/16掲載)
4班第17回歴史地理情報処理研究会(7/8)のお知らせ


日時:7月8日(木曜日) 10:30-11:30
場所:東京大学法文2号館4階2425 水島研究室

テーマ:
インドポンネリにおける
 1. 土地被覆データの村落別集計
 2. NOAA画像に基づいた緑地変化分析手法の検討
 3. その他

Yukio Sadahiro, Associate Professor
Center for Spatial Information Science, The University of Tokyo
URL: http://okabe.t.u-tokyo.ac.jp/okabelab/sada/home-e.html


(6/16掲載)
5-b班「イスラーム圏における国際関係の歴史的展開」第5回研究会(7/10)のお知らせ

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト「イスラーム圏における国際関係の歴史的展開−オスマン帝国を中心に−」は、1999年度第2回(通算第5回)研究会を以下の要領で開催いたします。
 本プロジェクトの研究会は公開ですので、御関心のある方は、自由に御参加ください。事前の連絡は必要ありません。

 今回は、オスマン帝国の対東方、対西方の関係の持ち方にかかわる問題をめぐって、それぞれ16世紀と19世紀の時期に焦点を絞って検討する機会になるでしょう。

日時:1999年7月10日(土)14:00〜18:00
会議内容:
研究報告
1)堀川 徹(AA研共同研究員;京都外国語大学外国語学部)「16世紀中央アジアの巡礼とオスマン帝国」
2)松井 真子(AA研共同研究員;日本学術振興会特別研究員)「オスマン帝国と『自由貿易』−19世紀前半における関税政策の検討」

場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 4階・大会議室(2号館)
        〒114-8580 東京都北区西ヶ原4-51-21
交通: 1)JR山手線大塚駅もしくはJR京浜東北線王子駅より都電荒川線で「西ヶ原4丁目」下車、徒歩5分
もしくは2)都営地下鉄三田線西巣鴨駅より徒歩10分
もしくは3)JR山手線巣鴨駅または営団地下鉄南北線西ヶ原駅より徒歩15分

研究会終了後、近辺で懇親会も予定しておりますので、こちらへの御参加も歓迎いたします。

問い合わせ:黒木 英充 e-mail: kuroki@aa.tufs.ac.jp tel.:03-5974-3801(研究室直通)
なお、1999年度第1回研究会は、6月27日に開催されます。


(6/9掲載)
中央アジア研究会第47回例会(6/19)のお知らせ

中央アジア研究会6月例会を下記の通り開催いたします。どなたでもご参加いただける研究会ですので、皆様ふるってご参加ください。

日時:6月19日(土)14:00〜
発表者:河原弥生(東京大学大学院)
題目:「コーカンド・ハーン国におけるハーンとホージャ」
会場:東京大学文学部アネックス2階会議室

島田志津夫(中央アジア研究会事務)


(6/9掲載)
6班第2回「オスマン文書研究会」(6/19)のお知らせ

第2回オスマン文書研究会は、以下の要領でおこないます。発表者にシリアの文書館での勤務をおえて帰国されたばかりの大河原氏をお迎えし、文書館を中から観察する機会に恵まれた氏ならではの最新情報もお話しいただける予定です。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。

実施日:1999年6月19日(土)(参加自由)
時 間:16時より
場 所:東京外国語大学 2号館3階 語学研究所会議室(AA研の入っている建物の入口を入ってすぐのフロアです)前回とは別の会場となりましたのでご注意ください
発表者:大河原知樹
題 目:「シャリーア法廷文書研究の展望」

問い合わせ:6班研究協力者 高松洋一 buyurun@td5.so-net.ne.jp
  または 6班代表    林佳世子 hayashik@fs.tufs.ac.jp


(6/5掲載)
第5回原典講読会(6/26)のお知らせ

 中世イスラーム帝国の君臣論をめぐる第5回研究講読会(原典購読会)を下記のとおり行います。
なお、テキスト並びに資料準備の都合上、参加される方はFAXまたはE-mailでご連絡をお願いいたします。

 実施日:6月26日(土)15:00〜17:00
 場 所:大阪外国語大学 アラビア語共同研究室(B棟7階)
     〒562-8558 箕面市粟生間谷東8-1-1
テキスト:「アルファフリー」p.15から

土曜日のため、B棟入構の際にはご記名をお願いします。
ご不明の時は、研究室までご連絡下さい。(0727-30-5305)

問い合わせ・連絡先
森高久美子  大阪外国語大学 tel&fax : 0727-30-5305(研究室直通)
E-mail : gisho@moon.email.ne.jp moritaka@post01.osaka-gaidai.ac.jp


(6/5掲載)
地理情報システムArcView の利用説明会(6/17)のお知らせ

 総括班情報システム委員会では最新のコンピュータ技術を地域研究に活用するために、各研究拠点に設備されている機器やソフトの使用方法に関する講習会を開催しています。
 前回のマイクロフィルムのデジタル化装置に引き続き、今回は市街図などの地理情報をコンピュータ上に読み込み、その加工や分析を行うことのできるソフト、Arc View の利用説明会を開きたいと思います。今回の会場も文学部アネックスですが、ここには現在Windows版とMac版の両者がそろっています。

日時:6月17日(木)13:00〜17:00
場所:東京大学文学部アネックス2階 IAS事務局

 当日は、実際の地図をスキャナーで読みとるところから始めます。このスキャナーもまたアネックス内のものを利用します。
 当日の「教材」については、パスコ社の担当者と相談の上、小松の方で用意することになりました。今、考えているのは中央アジアのフェルガナ地方における人口動態と民族分布にかんするデータを地形図の上に盛り込むというプランです。時間の制約のため、当日は一つの教材しか扱えませんが、具体的な地図をご持参の上、いろいろ質問していただくのもよいかと思います。
 なお、会場準備の都合もありますので、参加される方は、前日までに小松宛、ご連絡下さるようお願いいたします。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

IAS情報システム委員会 小松久男


(6/5掲載)
5-a班第1回「知識と社会」研究会(7/3)のお知らせ

研究班5-a主催「知識と社会」研究会の第1回の例会について、7月3日に開催する予定であることのみご連絡申し上げておりましたが、詳細が以下のように決定いたしましたので改めて通知いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

発表者:佐藤健太郎(東京大学人文社会系研究科院)
題目 :「新奇」な祝祭
〜 マグリブ・アンダルスにおける預言者のマウリド導入をめぐる議論
日時 :7月3日(土)14:00〜17:30
場所 :東京大学東洋文化研究所第1会議室
-----------------------------------------------<6/19情報更新>---------------
参加者の皆様は、ぜひ以下の文献に目を通しておいて下さい。
 N.J.G. Kaptein. Muhammad's Birthday: Early History in the Central Muslim
 Lands and Development in the Muslim West until the 10th/16th Century. Leiden
 et al.: E.J. Brill. 1993
 のうち、
 Chapter Four: The Mawlid under the `Azafids. pp. 76-96.

なお、当該文献の入手が困難な場合には、第5班事務局 5jimu@ioc.u-tokyo.ac.jpにご連絡いただければ、ゼロックスコピーの用意などの手段で、できるだけ対応したいと考えております。その際、ご連絡先、コピーの郵送先をお知らせ下さい。
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なお、当日は、最初に研究会の簡単な趣旨説明を行います。終了後に懇親会を行います。

お問い合わせ:
森本一夫(東京大学東洋文化研究所)
Tel: 03-5841-5888 Fax: 03-3815-9565 e-mail: morikazu@ioc.u-tokyo.ac.jp


(6/2掲載)
6班第3回「アラビア語写本史料研究会」(6/12)のお知らせ

次回のアラビア語写本研究会は以下の要領でおこないます。なお、初めて参加される方は、谷口まで御連絡下さい。

実施日:1999.6.12(土)
時 間:13:00〜
場 所:京都大学文学部 西南アジア史学資料室(文学部東館4階南側)
担当者:近藤真美
範 囲:41頁4行目〜43頁2行目

使用テキスト:Hilal al-Sabi'. Rusum al-Dar al-Khilafa. Ed. `Awad, Mikha'il. Baghdad, 1964.
(英訳:Salem, Elie A. (tr.) Rusum al-Dar al-Khilafa. Beirut, 1977.)

*当研究会に関するお問い合わせは、谷口へお願いします。
 谷口淳一(Junichi Taniguchi) E-mail:tan-jun@ma1.seikyou.ne.jp
*研究会会場に関するお問い合わせは、近藤へお願いします。
 近藤真美(Manami Kondo) E-mail:mankondo@ip.media.kyoto-u.ac.jp


(6/2掲載)
3班《合同シンポジウム「二言語主義、言語干渉、植民地主義」》(6/11)のお知らせ

この度3班では、地域研究企画交流センター・東京大学東洋文化研究所・東北大学国際文化研究科連携研究「西アジア地域の政治経済社会変容」、TEASとの共催で、標記のシンポジウムを下記の要領で開催いたします。

日 時:1999年6月11日(金)10:20−17:00
場 所:国立民族学博物館(大阪・万博公園)地域研究企画交流センター・中演習室

プログラム:

10:20〜10:30 開会の辞
10:40〜11:10「ハウサの植民地化」ジョン・E・フィリップス(弘前大学人文学部)
11:10〜11:40「フランコフォンとモロッコ政治への影響」中川 恵(日本学術振興会特別研究員)
11:40〜12:10 質疑応答
12:10〜13:30 昼食
13:30〜14:00「ポストコロニアル時代とイスラム運動:言語のイスラム化戦略」エルモスタファ・レズラズィ(日本学術振興会特別研究員)
14:00〜14:30「台湾における日本と中国の言語政策:1895−1955」ロバート・サンダース(東北大学言語文化部)
14:30〜15:00 質疑応答
15:15〜16:00「ポスト言語学とポストコロニアリズム」マフディ・エルマンジェラ(ムハンマド五世大学)
16:00〜17:00 総括討論
18:00〜   懇親会

★会場準備の都合上、出席される方は、3班事務局までE-mai、FAXでお知らせください。
なお、この連絡は参加を制限するものではありませんのでご連絡を頂かなかった方でもご参加頂けます。

** イスラーム地域研究 研究班3事務局 **
san@idc.minpaku.ac.jp Tel:06-6878-8342 Fax:06-6878-8353


(6/2掲載)
3-a班「ムスリム・アイデンティティ研究会」(7/3)のお知らせ

3班では、以下の要領で研究会を開催いたします。研究分担者・協力者の意見交換と基本的理論枠の合意をはかる研究会として、多数の方のご参加をお待ちしております。

  日 時:1999年7月3日(土)15:00〜18:00
  場 所:一橋大学西キャンパス本館一階特別応接室
  報告者:平井文子(千葉大学)
  テーマ:「開発とジェンダー」

*参加者は、平井文子「開発と女性:ジェンダーについての一考察」(上)(下)、
『アジア・アフリカ研究』(アジア・アフリカ研究所)Vol.36, No.3 (No.341),
1996年、Vol.37, No.3 (No. 345), 1997年を読んでおいてください。

** イスラーム地域研究 研究班3事務局 **
san@idc.minpaku.ac.jp Tel:06-6878-8342 Fax:06-6878-8353

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