『英国を視る』

は、英文学者にして旧制東京高校・東京大学などで教えた
松浦嘉一(1891〜1967)が著し、
1940年に第一書房から刊行された。

1984年に講談社学術文庫に収められるにあたって、
松浦高嶺がまえがきを記しておられる。

この書が、我々の
英国をみる 歴史と社会』(リブロポート、1991)
責任編集:草光俊雄・近藤和彦・斎藤修・松村高夫

でも意識され、言及されていること(p.305)は
あらためて言うも愚かであろう。