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4: 9号竪穴
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No.
34
報告書の図版番号
掲載なし
内容
9号竪穴 発掘調査の様子
撮影年
2002
原版
6×9
解説
9号竪穴の調査は2001年度から2002年度にかけて行われた。これは2002年の撮影で、竪穴内に十字に設定されたセクションベルトと、ベルト部分の土層堆積の様子がわかる。写真右が北西(開口部)側。
No.
35
報告書の図版番号
PL. 32-1
内容
9a号竪穴 骨集中
撮影年
2002
原版
6×9
解説
9a号竪穴の東壁中央部の壁際で検出された動物骨の集中。約70cm×40cmの範囲に、キツネの下顎骨と鳥骨(タカ科・アビ類)、土器片などが検出されている。写真上が北東(東壁)側。
No.
36
報告書の図版番号
PL. 32-2
内容
9a号竪穴 骨塚a
撮影年
2002
原版
6×9
解説
9a号竪穴の奥壁部で確認された骨塚。写真上が奥壁側。範囲は約0.5m×1mと小規模で、周囲に残る炭化材から、木枠に囲まれていたことが判明した。木枠の内部からは、海獣骨の骨片、石器、土器片などが出土している。
No.
37
報告書の図版番号
PL. 33-1
内容
9b号竪穴 壁際炭化材列
撮影年
2002
原版
6×9
解説
9b号竪穴の北西隅よりやや南側の壁際で検出された炭化材の様子。写真手前が住居内部。丸太材、もしくは丸太の外皮部分を用いた板材を、外皮を内側に向けて立てて並べる様子が確認できる。
No.
38
報告書の図版番号
PL. 33-2
内容
9b号竪穴 壁際炭化材列
撮影年
2002
原版
6×9
解説
9b号竪穴の北西隅よりやや北側の、開口部側の壁際で検出された炭化材の様子。写真手前が住居内部。樹皮を壁面に当て、その内側に丸太の外皮部分を用いた板材を、外皮を内側に向けて立てて並べる様子が確認できる。
No.
39
報告書の図版番号
PL. 34-1
内容
9c号竪穴 礫群出土状況
撮影年
2002
原版
6×9
解説
9c号竪穴の東壁の中央部、壁際付近で検出された礫群の様子。写真手前が住居内部。床面よりやや高い位置で、約1.5m×0.6mの範囲に角礫を主体とする礫の集中が確認された。礫群から少し離れた位置から、土器底部(写真奥)と骨斧(写真左)も出土している。
No.
40
報告書の図版番号
掲載なし
内容
9c号竪穴 遺物出土状況
撮影年
2002
原版
6×9
解説
9c号竪穴の開口部側、貼床の北隅の縁付近で土器と骨斧が出土した際の様子。写真左が貼床、右が開口部の方向。
No.
41
報告書の図版番号
PL. 35-1
内容
9c号竪穴 骨塚c(全景)
撮影年
2002
原版
6×9
解説
9c号竪穴の奥壁部で検出された骨塚。写真奥が奥壁側。約2m×1.3mの範囲に動物骨などが確認された。骨は細かい骨片が散っているような状況で、最下層のクマの下顎骨以外のほとんどの骨は動物種の同定が困難であった。動物骨のほかに、土器や石器も出土した。
No.
42
報告書の図版番号
掲載なし
内容
9c号竪穴 骨塚c(全景)
撮影年
2002
原版
6×9
解説
写真41の骨塚を側面(東側)から撮影した写真。奥壁に向かってせり上がるように動物骨等が堆積している様子がわかる。奥壁の炭化材の外側(写真左)にある宇津内Ⅱb式土器は、9a号竪穴の骨塚aの上面に置かれていたもので、骨塚aに伴うと判断された。
No.
43
報告書の図版番号
PL. 35-2
内容
9c号竪穴 骨塚c最下層
撮影年
2002
原版
6×9
解説
写真41の骨塚を掘り下げ、最下層に達した際の状況。写真奥が奥壁側。吻部を開口部側に向けて置かれたクマの下顎骨と、その奥に置かれた小型の土器が確認できる。
No.
44
報告書の図版番号
PL. 34-2
内容
9c号竪穴 炉c
撮影年
2002
原版
6×9
解説
9号竪穴では竪穴中央部で2か所の炉(炉a・bと炉c)が検出された。これは二つのうちの北側に位置する炉cで、9c号竪穴に伴うものと判断された。石組みの炉で、一辺約1.3mの正方形を呈する。写真手前が東側。
No.
45
報告書の図版番号
PL. 36-1
内容
9号竪穴 開口部側主柱の東側ピット群
撮影年
2002
原版
6×9
解説
開口部側の主柱の東隣で検出されたピット群で、9b号および9c号竪穴に伴うとみられる。この地点では壁際の周溝が途切れており、やや大型で深い10基ほどのピットが列をなして密集していた。機能は不明だが、出入口と関連する可能性も考えられる。
No.
46
報告書の図版番号
PL. 36-2
内容
9号竪穴(全景)
撮影年
2002
原版
6×9
解説
発掘完了時の状況。3軒(9a号・9b号・9c号)の竪穴がほぼ入れ子状になるかたちで、縮小して建て替えられた様子がわかる。3軒とも六角形を呈し、長軸の長さは9a号が11.9m、9b号が10.5m、9c号が10.4mである。写真右が北西(開口部)側。
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