『死生学研究』第4号(2004年秋号)
発刊 : 2004年10月25日 |
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松尾剛次 中世における死と仏教 : 官僧・遁世僧体制モデルの立場から |
八幡英幸 胎児期を巡る道徳的思考 : 存在と人称の問題を中心に |
佐藤知乃 『曽我物語』の芸能化 : 江戸歌舞伎にみる鎮魂のゆくえ |
鈴木健太 生が苦であることについて : 「四門出遊」における生苦について |
新島典子 死別体験を生きること : 死者の存在感と生者の死生観 |
シンポジウム「死者と生者の共同性」報告
- 第一部
- 関根清三 総括報告
- 関根清三 趣旨
- ギュンター・ペルトナー 現代の哲学的な死の理解の諸相
- 関根清三 「現代の哲学的な死の理解の諸相」をめぐる三つの質問
- 討議記録
- 第二部
- スティーヴン・F・タイザー 円環と線 : 仏教に於ける死の幾何学
- 宮本久雄 ハヤトロギア的視点による生・死と他者問題の現場
- 塩尻和子 クルアーンの死生観
- 関守ゲイノー 日本の宗教的修行における生と死
- 第三部
- ジェームズ・フォード 20世紀の死者の運命
- 渡辺哲夫 〈われわれ〉と〈わたし〉 : 統合失調症(精神分裂病)の世界から発せられる"死者と生者の共同性"への問い
- 渡辺 裕 西洋音楽にみる死生観の「近代」
- ファビオ・ランベッリ 「死者と生者の共同性」におけるマイクロヒストリーや「非常地帯」的なもの : 渡辺哲夫の論文を読んで
- 川村邦光 死者を掘り起こすこと
- 菅野覚明 所感と質問
- 討議記録
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服部洋一 ホスピスに見る死の分解 : 終末期ケアの現場への文化人類学からのアプローチ |
種村隆元 インド密教の葬儀 |
秋山茂幸 〈内なる他性としての子ども〉から誕生と死へ : 教育学・死生学・精神分析 |
[書評論文] 古澤有峰 医療福祉の文脈におけるスピリチュアルケア(Spiritual Care)の射程 |
欧文レジュメ |