『死生学研究』第1号(2003年春号)
発刊:2003年3月25日 |
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佐藤慎一 人文学の未来と死生学 |
島薗進 死生学試論(一) |
一ノ瀬正樹 「死ぬ権利」の欺瞞 |
飯田篤司 宗教的死生観の射程 |
吉田真樹 『源氏物語』における死と生 |
荒谷大輔 人格の尊厳とは何か : 中絶をめぐる今日の理論状況の歴史的な基底 |
シンポジウム「洋の東西の美術と思想にみられる死後の世界観」報告
- 小佐野重利 イメージに見る源信とダンテの地獄 : 比較美術史の試み
- 木下直之 明治維新期における地獄イメージの変容
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村上興匡 葬祭の個人化と意識の変容 : 各種アンケート調査をもとにして |
山口裕之 ポストゲノム時代における生命の認識 |
山本芳久 「二重結果の原理」の実践哲学的有効性 : 「安楽死」問題に対する適用可能性 |
麻生享志 製薬業界の外資参入をめぐる「法と経済」の応用倫理的考察 |
黒岩三恵 『ビーブル・モラリゼ』とゴシック期フランスの死生観(1) |
古澤有峰 死生観とスピリチュアリティ : ハワイにおける病院チャプレンの事例から |
矢野秀武 恨みの嗚咽から祝福の舞へ : タイの精霊信仰にみられる加害者としての死と罪業断ちの儀礼 |
遠藤潤 日本社会における神と先祖 : 19世紀の国学を焦点として |
陳南澤 「死生」に関わる言語表現を通して見る「死生観」の文化的バリエーション : 日本語と韓国語を中心に |
欧文レジュメ |