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Webコンテンツ番号 77 画像の名称 オホーツク墓 10号 撮影年 昭和22年 画像の解説 小児。被甕。被甕土器の手前に蕨手刀、刀子、鉄鏃が確認できる。『下巻』別篇p.11 Fig.4には「オホーツク土器、蕨手刀、刀子出土状況」とあるが、左手前に写っているのが遺体であるならば、この写真の土器や鉄製品は原位置を保っているのか疑問が残る。 被甕土器は「貼付式浮文」とされるが、No.78の写真によれば貼付文は頚部のみで、口縁部は無文のように見える。熊木編年(2018)の沈線文期後半の土器か。 紙焼き記載の注記 報告書等の図版番号 『下巻』別篇p.11 Fig.4、 『北辺の海の民』図23③ アルバム通し番号 56 箱番号 D番号 D-19 -
Webコンテンツ番号 95 画像の名称 オホーツク墓 20号の上部で検出された土器・クマ頭骨等 撮影年 昭和23年 画像の解説 オホーツク墓20号の上部で検出された遺物。中央に土器、その左側に刀子と角製の円形垂飾、さらにその左側に骨斧が認められる。これらの遺物はオホーツク墓20号の埋葬の際に置かれた副葬品と考えられている。 土器の右側にはクマの頭骨があり、その周辺では多数の獣骨及び石鏃の未製品が出土したとされる。報告では、クマ頭骨は20号に伴うものではないと判断されているが、時間的な前後関係は不明。土器底部の穿孔は意図的なものか否か不明とされる。土器は口縁部の上下縁に爪形文、肩部に貼付文を有する刻文系土器。 紙焼き記載の注記 報告書等の図版番号 『下巻』別篇p.36 Fig.13-上、 『北辺の海の民』図23④ アルバム通し番号 19 箱番号 D番号 D-08 -
Webコンテンツ番号 107 画像の名称 オホーツク墓 (番号不明その4) 撮影年 昭和22年または23年 画像の解説 昭和22年または23年発掘のオホーツク墓とみられるが、人骨番号は不明。遺体は小児とみられ、被甕。被甕土器は、口縁部は無文で肥厚帯なし、肩部に貼付文を有しており、熊木編年(2018)では沈線文期後半に相当する。 『下巻』別篇p.54第1表において、貼付文の副葬土器を伴う墓には該当する例がない。その点からすると、この第1表に掲載されていない28号もしくは29号に該当する可能性がある。 紙焼き記載の注記 報告書等の図版番号 『北辺の海の民』図26 アルバム通し番号 54 箱番号 16-2 D番号 D-75