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2002年3月掲載ニュース
<2001.3.1 - 2001.3.31>


(3/30掲載)
FRONT-ASIA国際フォーラム「フィレンツエからイスファハンへ−フィレンツエ・イスファハン・京都を三角形に結んで−」(4/3)のお知らせ

 「アジアフロント」構想は、イラン人アーティスト、ホセイン・ゴルバ氏が提唱するプロジェクトです。ユーラシア大陸に栄えたさまざまな文明。それらは陸路や海路のシルクロードを介して互いの価値を認めあい、交流し、共存してきました。「アジアフロント」構想とは、こうした多元的な価値のネットワークであるシルクロードの再生を、今日の多様な文化芸術の交流の中から実現しようという、ゴルバ氏が提唱する構想です。
 昨年は、フィレンツエのルネッサンス様式で名高いピッティ宮殿とボーボリ公園にてアジアフロント構想をテーマとした展覧会とシンポジウムを開催。来年はイランのルネッサンス都市、モザイクと空色のキューポラで世界的に有名なイスファハンでの事業を予定しています。
 今回のフォーラムは、これまでの歩みと今後の展望を、プロジェクトをサポートする様々な分野の方々の話の中から明らかにする試みです。イランの「文明の対話センター」(イランの国際交流推進機関)からは、芸術部門ディレクターのアリ・ラミンさんが緊急来日され、参加されます。
 ご興味おありの方は、お名前、ご所属、連絡先、E-mailをご記入の上、3月31日までにアジアフロント推進会議準備会にメール又はFAX(03-3957-6790)にてお送りください。尚、席の数に限りがありますので、先着順になります。ご了承下さい

「フィレンツエからイスファハンへ−フィレンツエ・イスファハン・京都を三角形に結んで−
差異は価値である サードミレニアムにシルクロードを再建するために理想的な都市の建設は可能か?」

日時:2002年4月3日(水)17:00-20:00
場所:国際交流基金国際会議場
主催:アジアフロント推進会議準備会
企画協力:AIT 【arts initiative tokyo】
協力:国際交流基金、イタリア文化会館、駐日イラン大使館、イラン国際文明の対話センター
*参加料:1000円(ドリンク付き)

プログラム:
17:00 ご挨拶
・小松諄悦 (国際交流基金アジアセンター事業部長)
・アリ・マジェディ(駐日イラン大使館大使)
・シルヴィオ・マルケッティ(イタリア文化会館館長)
17:15 第1部 フィレンツエから(報告)
アジアフロント:サードミレニアムにおける新しいステーション
(アジアフロントの歩みを振り返って)
・司会:馬場璋造(建築評論家)
・木戸敏郎(演出家、音楽学者)
・伊藤裕夫(静岡文化芸術大学教授)
(フィレンツエ「差異は価値である」展NHK放映ビデオ上映)
17:50 休 憩 (イスファハンのビデオ上映)
18:00 第2部 イスファハンへ(展望・分析)
・ホセイン・ゴルバ(アーティスト)「アジアフロント:砂漠の中で信頼を開拓する」
・アリ・ラミン(国際文明の対話センター芸術部門ディレクター)「国際文明の対話センターとアジアフロント:未来に向けた2本の線路」
・南條史生(インディペンデント・キュレーター)「アジアフロント・ヴィレッジ:アートを通じた新しい多元的共存に向けて」
・野口秀行(開発研究所所長)「アジアフロント・ヴィレッジ:文化を通じて経済を活性化する、アジアの新しい窓」
・後藤富雄(フリーエンジニア)「アジアフロント:倫理と科学」
19:15 ラウンドテーブル(討議・意見交換)
・上記+古市徹雄(建築家、千葉工業大学教授)
    西松典宏(NHKエデュケーショナル・エグゼクティヴ・プロデューサー)
・司会:伊藤裕夫(静岡文化芸術大学教授)
19:40 質疑応答
19:50 終了

*申し込み・問い合わせ先:
 アジアフロント推進会議準備会
  email: golba-h@mx6.nisiq.net Tel/Fax:03-3957-6790
お名前、ご所属、連絡先、E-mailをご記入の上、3月31日までにお申し込み下さい。
参加料:1000円(ドリンク付き)です。
!!席の数に限りがありますので、先着順になります。ご了承下さい。

(3/27掲載)
新プロ「イスラーム地域研究」プロジェクトの皆様へ

 すでにご承知の通り、1997年にスタートした「イスラーム地域研究」は、この3月末をもって終了いたします。研究分担者の方々、研究協力者の方々の長期間にわたるご協力に心からお礼申し上げます。この間、イスラームに関連する諸問題を、広範な分野にわって研究してまいりましたが、数多くの研究会、現地調査、外国人研究者を交えたワークショップ、国際会議などを通じて実りある研究成果をあげると同時に、今後取り組むべき課題も明らかになったものと考えております。
 プロジェクトをはじめるに当たって、私は5年間の研究成果を和文と英文の叢書に集約して公刊し、将来の研究の確かな礎にしたいと思っておりました。今、まさにその収穫の時を迎えております。プロジェクトは終了しますが、引き続き成果のとりまとめにご尽力いただけますようお願いいたします。本プロジェクトの実行によって、現在、日本のイスラーム研究が国際的な期待と関心を集めていることは疑いありません。このような期待に応えるべく、来年度以降も、何らかの形で「イスラーム地域研究」を継続・発展させていきたいと考えておりますので、その際にはまた積極的なご協力をいただければ幸いに存じます。

2002年3月27日 「イスラーム地域研究」プロジェクト・リーダー:佐藤次高

(3/25掲載)
第7回イスラム人口研究懇談会(日本人口学会イスラム人口研究委員会)(4/5)のお知らせ

 来る4月5日(金)の午後に早稲田大学本部キャンパス横(地下鉄東西線早稲田)において下記の通り、第7回イスラム人口研究懇談会が開催される運びとなりました。登録メンバー以外の方もふるってご参加ください。広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等)に関連していれば結構ですので、次回以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。
 なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は予約が必要ですので、懇親会に参加を希望される方は小島(h-kojima@ipss.go.jp)宛にメールで4月3日(水)の午後6時までにお知らせ下さい。(呼びかけ人:店田廣文(早稲田大学)、小島宏(国立社会保障・人口問題研究所))

日時:2002年4月5日(金)15:00〜17:45
場所:早稲田大学人間総合研究センター分室(高田牧舎ビル2F)(地図はこちら)
プログラム:
15:00-15:30 会務報告・自己紹介
15:30-16:30 青山温子(名古屋大学)
     「中東と北アフリカにおけるリプロダクティブ・ヘルス」
16:30-16:45 休憩
16:45-17:45 竹内治子(東京大学)
     「バングラデシュの農村の小児の気管支喘息の疫学調査」
18:30-    懇親会 (大久保 ベンガル料理「カベリ」)

*問い合わせ先:
!!懇親会参加の方は4月3日(水)18:00までにお申し込み下さい!!
 小島 宏(国立社会保障・人口問題研究所)
 e-mail: h-kojima@ipss.go.jp

(3/15掲載)
AA研所内研究会(3/22)のお知らせ

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所で長く共同研究を組織され、個人としても多くの優れた研究業績をあげてこられた家島彦一先生が本年3月末をもって、停年退官なさいます。つきましては、下記の要領で最終所内研究会が開催されますので、お知らせ申しあげます。なにぶん本年度は5名もの退所所員がおります関係で、通常の大学における最終講義に相当する最終研究報告もわずか40分という短い時間になってしまっておりますが、この研究会は公開ですので、ご都合のつかれる方はどうぞ新築なったAA研棟(東京外国語大学府中朝日町キャンパス)までお越しください。
 なお当日、研究会後の懇親会等はございませんので、念のため。

日時:2002年3月22日(金)13:30〜17:00
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室(303)
 !!AA研は西ヶ原から府中へ移転しました。交通案内
プログラム:
13:30-14:10 森 幹男 「タイ族社会における守護霊信仰」
14:10-14:50 本田 洋 「関王崇拝と吏族:韓国南原地域の事例を中心に」
14:50-15:30 中嶋幹起 「福建人がAA研をつくったのか−長崎通事の系譜−」
15:30-15:40 休憩
15:40-16:20 内藤雅雄 「インド系移民調査のノートから−パーティダール(パテール)コミュニティに関して」
16:20-17:00 家島彦一 「イブン・バットゥータは本当に中国に行ったのか?Did Ibn Battuta go to China?」
司会:石井 溥

(3/13掲載)
イスラム国家論研究会3月例会(3/23)のお知らせ

 3月の例会は、中央大学博士課程の田村行生氏に発表をお願いしました。ウマイヤ朝の中央アジア進出とその統治について、サマルカンドの在地勢力の動向や職掌の観点から論じていただく予定です。会場は東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。
 大勢の方々の御参加をお待ちしています。

日時:2002年3月23日(土)13:30〜17:00
場所:東京大学本郷キャンパス法文1号館317教室
報告者:田村 行生 氏(中央大学大学院博士課程)
題目:「ウマイヤ朝のサマルカンド征服とその統治」
コメンテーター:高野 太輔 氏(日本学術振興会)

*お問い合わせ先:
事務連絡担当・橋爪 mail:barq02@hotmail.com


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