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2002年1月掲載ニュース
<2001.1.1 - 2001.1.31>


(1/26掲載)
第15回北海道中央アジア研究会(2/16)のお知らせ

 北海道中央アジア研究会では、第15回例会を次のように開催いたします。ご関心のある方でしたら、ご自由に参加いただけます。みなさまのご参加、お待ちしております。
 当研究会のホームページもご参考ください。

日時: 2002年2月16日(土)15:00〜
会場: 北海道大学スラブ研究センター 427号室(非常勤研究員室) 地図はこちら
報告者:宇山 智彦(北海道大学スラブ研究センター)
報告内容:
「カザフ民族意識の発展における知識人とロシア帝政の協働関係−ワリハノフ、アルトゥンサリン、『ステップ地方新聞』」

(1/26掲載)<2/16更新>
3b班「ヨーロッパ・日本〜イスラームとの共生の現場から」ドキュメンタリーフィルム上映(2/23)のお知らせ

 3班bでは、2月23日(土)に、東京の三鷹産業プラザにおいて、『ヨーロッパ・ 日本〜イスラームとの共生の現場から』と題して、イギリス、ドイツ、日本でのムスリムの生活や教育問題に関するドキュメンタリーフィルムを上映いたします。隣人としてのムスリムの声や証言を収録した最新のオリジナル映像です。イスラームとの共生を考える上で貴重な資料ですので関心をお持ちの方の参加を期待しております。

日時:2002年2月23日(土)13:00〜17:00←時間変更!
場所:三鷹産業プラザ701会議室
  (住所:三鷹市下連雀3−38−4 電話:0422−40−9669)
  JR中央線三鷹駅南口徒歩7分。駅前中央通りを二つ目の信号で右折。
内容:ベルリン、ロンドン、東京でのムスリムの生活と彼らが直面する諸課題についての証言を集めたドキュメンタリーの上演と解説。制作は、明治大学山岸研究室、一橋大学内藤研究室の学生・大学院生。

*問い合わせ先:
 一橋大学社会学研究科 内藤研究室 
 tel: 042−580−8940
 e-mail: cs00115@srv.cc.hit-u.ac.jp

(1/26掲載)
1b班「中央アジアにおける国際関係とイスラーム」研究会(3/2)のお知らせ

 「イスラーム地域研究」1班bグループでは、中央アジア関係の分担者・協力者のここ1年の研究成果を公開するため、下記の要領で研究会を開きます。必ずしも国際関係とイスラームに話題を絞らず、中央アジアの現状やアフガニスタン情勢との関わりを幅広く議論する予定です。
 どなたでもご自由に参加していただける会です。皆様のお越しをお待ちしております。準備の都合上、参加を希望される方は、2月26日(火)までに宇山智彦までご連絡くださるようお願いいたします。
 なお、この研究会は第18回中央アジア研究セミナーとの共催です。

日時:2002年3月2日(土)13:30〜(18時か18:30まで。終了後懇親会)
場所:東京大学(本郷キャンパス)山上会館会議室201・202
報告者と題目(仮題を含む):
(1)岩崎一郎(一橋大学)
 「タジキスタン共和国の市場経済化:その政策体系と進捗状況」
(2)宇山智彦(北海道大学)
 「タジキスタンの政治と歴史認識」
(3)坂井弘紀(北海道大学)
 「民族叙事詩と現代国家」
(4)岡奈津子(アジア経済研究所)
 「中央アジア諸国とアフガニスタン情勢」
(5)輪島実樹(ロシア東欧貿易会)
 「カザフスタン民営化」

*参加申込先:
宇山 智彦(北海道大学スラブ研究センター)
 email: uyama@slav.hokudai.ac.jp
2月26日(火)までにご連絡ください

(1/21掲載)
1班"Central Asian Research Series"新刊紹介

 イスラーム地域研究の研究班1に所属する中央アジア研究ネットワークでは、近現代史に関する重要な史料を"Central Asian Research Series"として刊行していますが、このたびその第3号が刊行されましたので、お知らせします。
 これは、後にトルコの東洋学者トガンとして知られることになるアフメト・ザキ・ヴァリディ(1890-1970)が、1925年に亡命先のベルリンからタシュケントのウズベク人歴史研究者、ベクブラト・サリ・オグリに宛てた長文の書簡のロシア語訳注(9-38頁)と自筆書簡のファクシミリ(11葉)、そしてこれをウズベキスタン中央文書局で発見した歴史学研究所の研究員リナート・シガブッディノフ氏による序文(1-5頁)からなっています。
 帝政ロシア末期ウラル地方に生まれたバシュコルト人のヴァリドフは、中央アジア史を中心とする東洋学研究を志しましたが、ロシア革命の中でムスリム民族運動の指導者として活動、ソビエト政権と戦った後、国外に逃れ、最終的にはトルコに帰化してイスタンブル大学でトルコ・イスラーム史の教授となり、多くの著作を世に送った学者として知られています。今回の書簡には、亡命の民族主義者という姿とは打って変わり、自分の研究計画を詳しく語り、学問的な著作の出版の可能性を打診する、純粋な研究者としてのヴァリドフの姿が鮮明に現れています。彼の師ともいえるバルトリドら先学の誤りを正す部分もあり、ヴァリドフの旺盛な研究意欲をうかがうことができます。この書簡を受け取ったサリエフは、後にソビエト政権の抑圧を受けますが、この書簡はロシア革命期のトルコ系ムスリム知識人の歴史観を知る上でも貴重なものといえます。
 本書は、これまでと同じく、ご希望の方には差し上げますので、研究班1事務局まで郵送先を明記の上、お申し込み下さい。
なお、これ以前の刊行物についてはイスラーム地域研究ホームページの研究班1の関係セクションをご覧下さい。(研究班1代表 小松久男)

*郵送希望の方は、下記の要件を明記してお申し込み下さい。
 ご氏名、郵送先住所、ご希望の書名・巻数(例・中央アジアシリーズNo.3)
 email: ias-hiro@l.u-tokyo.ac.jp(1班事務局)

(1/19掲載)
5a班第11回「中東の都市空間と建築文化」研究会(2/23)のお知らせ

 第11回研究会を下記の要領で開くことが決まりました。今回は、インド・イスラームを中心に美術史を研究されている山田さんに、ご発表をお願い致します。
 インドのムガル朝美術を代表するタージ・マハルの平面構成を理解するために、ティムール朝期にカザフスタンに建立されたアフマド・ヤサヴィー廟の影響を検討するという大変興味深い研究です。
 なお、同日午後に開催されます第17回中央アジア研究セミナーにおいて発表されるお二人、考古学者のゲンナージー・イワノフ氏、建築史学者のイスカンダルベク・アズィモフ氏にコメントしていただくことを予定しております。午前の研究会、午後の研究会あわせてご参加いただきますようご案内申し上げます。

日 時:2002年2月23日(土)10:30〜12:30
場 所:東京大学東洋文化研究所・3階大会議室
発表者:山田 篤美(美術史家)
タイトル:「タージ・マハル・コンプレックスのプランについての新解釈及びアフマド・ヤサヴィー廟における終末的シンボリズム」

(1/19掲載)<1/23更新>
5b班第6回「地域間交流史の諸相」研究会(2/23-24)のお知らせ

 5班bグループ第6回研究会を以下のように企画しました。1日目の会場となる、長崎の出島ヘトル部屋とは、当時の資料に基づいて最近復元された、旧オランダ東インド会社商館の副館長の居宅です。我が国で「地域間交流史の諸相」を考えるのに、これ以上ふさわしい場所はないと思います。皆様どうぞふるってご参加下さい。
 準備の都合上、ご参加の方は5班事務局までご連絡下さい。

日時 : 2002年2月24日(日)−25日(月)
場所 : 24日(土) 長崎市・出島オランダ商館跡ヘトル部屋会議室
     25日(日) 長崎市内での実地調査
目的 : 江戸時代日本の海外との交流拠点だった長崎で、当時の我が国の地域間交流の実態を比較の観点から考えるとともに、この3年間の研究活動を総括し、今後の展望を話し合う。
プログラム:
24日(日)13:30〜17:30
 1)高田美由紀(長崎市教育委員会出島復元整備室)
   「出島発掘・復元の現状(仮題)」
 2)羽田 正(東京大学東洋文化研究所)
   「地域間交流史研究会の到達点と展望」
 3)参加者による意見交換と自由討論
25日(月)
 長崎市教育委員会文化財課の方の案内によって、唐人屋敷、新地、丸山町など
 江戸時代長崎の史蹟を巡検

*参加申込先:
 「イスラーム地域研究」研究班5事務局
  E-mail : 5jimu@ioc.u-tokyo.ac.jp

(1/16掲載)
エジプト近代史資料研究会(1/29)のお知らせ

 下記の要領でエジプト近代史の資料をめぐる研究会を開催いたします。
ご関心のある方は、ぜひご出席ください。

日時:2002年1月29日(火)14:00〜18:00頃まで
会場:東京大学東洋文化研究所第二会議室(3F)
報告者:
池田美佐子
「立憲君主制期エジプトの「知識史」研究のための資料」
松本弘
「立憲君主制期エジプトの憲法と政党」
勝沼聡
「エジプト関係英国議会資料について」
鈴木恵美
「エジプト人民議会議事録について」

*連絡先:
 長沢 栄治(東京大学東洋文化研究所)
  電話 03−5841−5887
  ファックス  3815−9565
  nagasawa@ioc.u-tokyo.ac.jp

(1/15掲載)
6班ペルシア語文書研究会(1/26)のお知らせ

IAS6班ペルシア語文書研究会は、下記の通りプロジェクト最後の研究会を開催いたします。皆様是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。

日時:2002年1月26日(土)14:00〜17:00
場所:立命館大学衣笠キャンパス隣接
   アカデメイア立命21・立命館大学国際平和ミュージアム内
   衣笠セミナーハウスK205会議室
*立命館大学国際平和ミュージアムは、大学正門を入らずに正門外の左手(東側)の道を下がっていくと右手にあります。「江川ひかりプロジェクト(トルコ系遊牧民の総合的研究)」という表示が出ております。
アクセスについてはこちらもご覧ください

報告者と題目:
渡部良子氏(東京大学大学院)
「ペルシア語書簡における位階の作法
  ---イラン・イスラーム世界における文書作成の理念をめぐる一考察」

*研究会に関するお問い合わせ
近藤信彰(東京都立大学) E-Mail: nkondo@bcomp.metro-u.ac.jp

*会場に関するお問い合わせ
衣笠セミナーハウス受付電話番号075-465-8110
K205会議室は内線6205

(1/15掲載)<1/26更新>
連続公開講演会「これからのイスラーム地域研究 ― イスラーム世界の統一性と多様性(2)」東京講演会(3/9-10)のお知らせ

 私たちは、1997年4月から科学研究費補助金を受けて、5年計画の「イスラーム地域研究プロジェクト」を開始しました。この間、内外の研究者の幅広い参加と協力を得て、多数の研究会、セミナー、国際シンポジウムを開催し、イスラーム世界の歴史と文化、そして今や世界規模に拡大した現代イスラーム地域の政治や社会の動態について多彩な研究を積み重ねてきました。そこで、今年3月にこの研究プロジェクトを終えるにあたり、これまでの研究成果をふまえて今後の研究を展望するとともに、若い世代の皆様に関心をもっていただこうという趣旨から、この公開講演会を企画しました。
 先にお知らせした京都での公開講演会につづき、東京でも公開講演会を開催します。下記の講師の皆様が講演してくださいます。
 昨年9月11日の同時多発テロ事件の後、ともすれば「過激な原理主義」のイメージで見られがちなイスラーム世界が、実際にはどれほど多様で豊穣な文化や社会を作り上げてきたのかをあらためて認識する機会となれば幸いです。
 なお、この連続公開講演会は「イスラーム地域研究プロジェクト」最終年度の全体集会として行われます。
 事前の参加登録は必要ありません。どうぞふるってご参加下さい。

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「これからのイスラーム地域研究 ― イスラーム世界の統一性と多様性(2)」

日時:2002年3月9日(土)〜10日(日)
場所:東京大学本郷キャンパス法文2号館2階2番大教室

プログラム:
3月9日(土)10:00〜18:00
午前の部10:00〜12:00
桝屋 友子(東京大学東洋文化研究所助教授)
 「日本とイスラーム美術」
黒木 英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授)
 「多元的都市社会の発展的研究に向けて:ポスト9.11世界における二元論の克服」
昼休憩 12:00〜13:00
午後の部13:00〜18:00
柳橋 博之(東京大学大学院人文社会系研究科助教授)
 「ある思考様式としてのイスラーム法学」
近藤 信彰(東京都立大学人文学部史学科助手)
 「ウラマーとファトワー」
休憩
東長 靖 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教授)
 「スーフィズム・聖者研究の現状と課題」
子島 進 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助手)
 「イスラーム的NGOの探求−現代イスマーイール派の展開を軸に」

3月10日(日)10:00〜18:00
午前の部10:00〜12:00
山岸 智子(明治大学政治経済学部助教授)
 「地域研究の素材と方法をめぐる悩み」
赤堀 雅幸(上智大学アジア文化研究所助教授)
 「人類学と中東研究からイスラーム地域研究へ−民衆の聖者信仰を事例に−」
昼休憩 12:00〜13:00
午後の部13:00〜18:00
新免 康 (中央大学文学部教授)
 「中国ムスリムとイスラーム地域研究」
帯谷 知可(国立民族学博物館地域研究企画交流センター助手)
 「中央アジア地域研究の現場から」
酒井 啓子(日本貿易振興会アジア経済研究所地域研究第二部副主任研究員)
 「国際政治の中のイスラーム社会」
飯塚 正人(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授)
 「現代イスラーム運動の統一性と多様性」
臼杵 陽 (国立民族学博物館地域研究企画交流センター助教授)
 「イスラームとユダヤ教のはざまで−中東イスラーム世界のユダヤ人」

*問い合わせ:
「イスラーム地域研究」事務局
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学文学部アネックス
Tel:03-5841-2687 e-mail:i-home@l.u-tokyo.ac.jp (担当:名久井 綾)

(1/12掲載)
5c班第17回「回儒の著作研究会」例会(1/19)のお知らせ

上記研究会を以下のとおり行います。お誘い合わせのうえ、奮ってご参加下さい。

日時:2002 年1月19日(土) 14:00〜17:00
場所:東京大学文学部アネックス・小会議室
題目・発表者:『天方性理図伝』巻五・終古一息図説
       中西竜也(京都大学大学院博士課程)

(1/12掲載)
2a班「民主運動と民主化問題」研究会(1/26)のお知らせ

 第2班aグループでは下記の研究会を実施いたします。本グループの実質的な研究会としては最後になるかと思いますので、多数の方のご参加をお願いいたします。
 スハルト体制崩壊後、インドネシアでは、様々なイスラーム運動やイスラーム系政党が政治的影響力を拡大してきました。本報告は、それらの中でも、イスラームを旗印として掲げ、政治や社会の変革を積極的に主張して、選挙でも一定の支持を集めている正義党と、同党登場の背景となった1980年代以降の大学における宗教運動(ダーワ・カンプス)に焦点を当てたものです。現地資料にもとづいて、これらの運動の実態や論理を紹介し、インドネシアにおけるこれまでの宗教運動の系譜に位置づけ、さらに、それらがインドネシアの民主化にとって持つ意味を検討するものです。ぜひご参加ください。

日時:2002年1月26日(土) 11:00〜13:00
場所:上智大学四ッ谷キャンパス10号館3階322号室
報告:見市建(神戸大学大学院)
  「インドネシアにおけるイスラーム主義と民主化:ダーワ・カンプスと正義党を中心に」
コメント:栗田禎子(千葉大学)

(1/12掲載)
2a班第7回「東南アジア・イスラーム地域の民衆と民衆運動−ジャウィ文書の重要性について−」研究会(1/20)のお知らせ

 イスラーム地域研究プロジェクト2班aグループでは、以下の要領で「東南アジア・イスラーム地域の民衆と民衆運動 −ジャウィ文書の重要性についてー」第7回研究会を開催いたします。午後の講読に初めて参加される方には、テキストのご案内をいたしますので、川島までご一報ください。

日時:2002年1月20日(日)11:00〜18:00頃
場所:上智大学四ツ谷キャンパス9号館3階359号室
プログラム:
11:00-12:30
1)新井和広(ミシガン大学大学院)
「20世紀前半の東南アジアにおけるアラビア語新聞・雑誌」
13:30-18:00頃 
2)資料紹介
 A. 西尾寛治(東京女子大学)「ジャウィ文献関連カタログの紹介」
B. 他の資料紹介・情報交換(参加者)
3)ジャウィ文書講読:(進み具合によっては終了時間延長の可能性あり)
 A. Rahsia Belajar Jawi. (ジャウィ学習の秘訣)
   第9課 p.21の初めから、p.29まで(テキスト本文の最後まで)序文、裏表紙。
B. Al Munir. (1910年代に西スマトラで発行されたイスラーム近代派の雑誌。インドネシア語)
  配布テキスト2枚目の右側の頁(円にAl Munirと記された表紙の隣の頁)*tnbyh* という題、および、本文4行 

*連絡先:
 川島緑(上智大学)
  〒102-8554 千代田区紀尾井町7-1
 上智大学アジア文化研究所
 電話:03-3238-3697 Fax:03-3238-3690
  e-mail: QYG02577@nifty.ne.jp

(1/12掲載)
第17回中央アジア研究セミナー(2/23)のお知らせ

 下記の通り、新プロ第17回中央アジア研究セミナーを開催いたします。今回はフェルガナ・プロジェクトの一環としても位置づけていますが、1班・3班ならびに国立民族学博物館・地域研究企画交流センターの連携研究「西アジアの民族形成と宗教」の合同開催となります。
 イワノフ氏の専門は考古学、フェルガナ地方における考古学研究の第一人者で、長年フェルガナにおける発掘をリードして来られました。考古学に限らずフェルガナ地方の歴史と文化について深い造詣をお持ちです。
 アズィモフ氏はウズベキスタンのご出身で、長らくタシュケントの芸術学研究所に勤務されましたが、昨年からカザフスタンで仕事をなさっています。専門は中央アジア、特にウズベキスタンの建築史です。
 たくさんの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

日時:2002年2月23日(土) 13:30-17:00
場所:東京大学山上会館2階 中会議室(201・202号室)
報告者および題目:
 ゲンナージー・イワノフ Gennadii IVANOV(フェルガナ州立地域研究博物館)
 「フェルガナの歴史から見たウズベキスタンの国家性」
  "Gosudarstvennost' Uzbekistana v svete istorii Fergany"
イスカンダルベク・アズィモフ Iskandarbek AZIMOV(カザフスタン第一建築アカデミー) 
「フェルガナ盆地の失われたイスラーム史跡」(スライド付き)
"Utrachennye islamskie pamiatniki arkhitektury ferganskoi doliny"
使用言語:ロシア語(通訳あり)

(1/12掲載)
5a班第9回「知識と社会」研究会(1/27)のお知らせ

 IAS5班の研究会「知識と社会」では、第9回の研究会を以下の要領で開催します。
 今回は「総括と展望」の会ということで、共同主宰者のひとり、森本一夫が3年間の研究会活動を振り返り、今後の課題を述べる予定です。また、これまでの研究会の活動に積極的に参加してくださった皆さんにも、それぞれ(任意の)コメントをいただきたいと考えています。一家言ある方もない方も、ぜひご参加ください。

日時:2002年1月27日(日)14:00〜16:30
   (森本発表1時間15分、休憩10分、討論1時間5分)
場所 :東京大学東洋文化研究所3階・第一会議室
(なお、当日は内側からでなければドアが開きません。できるだけ定時までに建物に入っていただけるようお願いいたします)
話題提供者:森本一夫(北海道大学文学部、「知識と社会」研究会共同主宰者)
論題:「「知識と社会」研究会の総括と展望」
要旨:
「知識と社会」研究会は、この3年間に、2回のワークショップを含む9回の例会を開催してきた。「中世」から現代、モロッコから中国、ファトワーからNGOと、実に多岐にわたるテーマの研究発表が「知識と社会の相関関係」という枠組みのもとで展開されてきた。そういった研究成果を共有できたことがこの研究会の最大の成果であったと考えられるが、ではそうして共有されるに至ったものは何なのか、また共有できないかと希望したのにできなかったものは何なのか、共同主宰者の責任として、この研究会の活動の総括を試みたい。

(1/12掲載)
イスラム国家論1月例会(1/19)のお知らせ

 1月の例会は津田塾大学博士課程に在籍される宇野陽子さんにお願いしました。タイトルは「「トルコにおける対連合国抵抗運動の主張とその変化(1919-1924年)」です。1920年1月にオスマン帝国議会で承認された「国民誓約」を軸に、アンカラの大国民議会でのムスタファ・ケマルによる例年の開会演説に見る論旨の変化に関する発表となります。

日時:2002年1月19日(土)13:30〜17:00
会場:慶応義塾大学三田キャンパス大学院生棟
 正門から入り、正面の校舎を抜ける階段を上ると、中庭に出ます。中庭に出て、左側にある8階建ての建物が会場となる大学院生棟です。
報告者:宇野 陽子氏(津田塾大学)
題目:「トルコにおける対連合国抵抗運動の主張とその変化(1919-1924年)―国民誓約を中心に―」
コメンテーター:粕谷 元 氏

*お問い合わせ先:
 事務連絡担当(橋爪)barq02@hotmail.com

(1/12掲載)
東洋文庫奨励研究員研究発表会(1/25)のお知らせ

 さて、このたび東洋文庫奨励研究員・高松洋一氏の受入期間がこの3月で終了することになりますので、この機会に下記の要領にて研究発表会を催したいと存じます。
 ご多用中恐縮でございますが、ご参加下さいますようご案内申し上げます。なお、参加費は無料となっております。

日時:2002年1月25日(金)15:00〜17:00
場所:東洋文庫 3F 講演室
演題・発表者
高松洋一(東洋文庫奨励研究員)
「勅令・台帳・抜粋−18世紀オスマン朝文書行政における情報処理について−」
司会:永田雄三研究員

(1/12掲載)
1a班「現代イスマーイール派の動向と思想」研究会(1/25,1/28)のお知らせ

 近年、アーガー・ハーンを精神的指導者と仰ぐイスマーイール派が、宗派復興の大きなうねりをみせています。開発NGOを通した社会的成果をもとに、極端なローカル色を払拭し、イスラームのメインストリームを意識したメッセージを発信するようになっています。
 今回、パキスタンよりイスマーイール派の女性宗教学者であるシャナーズ・フンザイー氏をお招きし、宗派独自の宗教思想やそれとリンクする形での開発実践についてお話いただきます。
 現代イスマーイール派の動向と思想を知る絶好の機会です。みなさまお誘いあわせのうえ、ご参加ください。
 なお、発表は英語で行われます。発表タイトルはいずれも仮題です。

京都
 日時:2002年1月25日(金)15:00〜17:00
 場所:京都大学文学部東館1階経済第16演習室
 スケジュール:
  15:00〜15:30 子島 進「現代イスマーイール派の概要」(イントロ)
  15:30〜16:30 シャナーズ・フンザイー「パキスタンのイスマーイール派における2つの宗教文化」
  16:30〜17:00 質疑応答

東京
 日時:2002年1月28日(月)18:00〜20:00
 場所:東京大学本郷キャンパス山上会館002号室
 スケジュール:
  18:00〜18:30 子島 進「現代イスマーイール派の概要」(イントロ)
  18:30〜19:30 シャナーズ・フンザイー「Spiritual Science- 現代イスマーイール派、ナースィル・フンザイー師の思想」
  19:30〜20:00 質疑応答

*連絡先:
 子島 進(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
  電話:075−753−7388(不在の場合は、7387へお電話ください)
  e-mail nejima@asafas.kyoto-u.ac.jp

(1/12掲載)
「アメリカ社会の多様性:アメリカの中のイスラーム社会」(1/25)のお知らせ

 東京アメリカン・センターでは、いままでも、アジア系、アフリカ系、ラテン系、そしてネーティブ・アメリカンなど、アメリカ社会の多様性をテーマに講演会を開いてまいりましたが、今回はアメリカの中のムスリム、イスラーム教徒について講演会を開きます(同時通訳付き)。現在アメリカに約800万人いると言われるムスリム(イスラーム教徒)市民は、イスラーム諸国からの移民であるムスリム市民と、1930年代以降生まれたブラック・ムスリムに大きく分けられます。移民の歴史、ブラック・ムスリムの発生、その後ムスリム市民がアメリカ社会にどのような役割をなしてきたか、そして、同時多発テロ後のムスリム市民の対応などについて、2人の専門家に話していただきます。 多くの皆様のご参加を希望します。
 ご出席の方は、下記フォームにお書き込みの上、ファックス(03-3436-0900)または、yokhat@gol.com (担当:畠山陽子)までお申し込みください。
 警備上、必ず申し込みをしていただくように、重ねてお願い申し上げます。
 ご質問などありましたら、担当の畠山陽子宛てにお電話で03-3436-0987、あるいは、yokhat@gol.com までご連絡下さい。

日時:2002年1月25日(金) 18:00〜20:00
場所:東京アメリカン・センター・ホール(港区芝公園内abc会館10階)
講師:
ジョン・O・ヴォール(ジョージタウン大学イスラーム史教授)
ザーヒド・H・ブハーリ (ジョージタウン大学研究員、MAPS (Muslims in American Public Square) のディレクター兼主任調査官)
講師略歴:
John O. Voll (ジョン・O・ヴォール)
 ジョージタウン大学イスラーム史教授。北米中東研究学会とニューイングランド歴史学会の前会長。アメリカ有識者協会、ニューハンプシャー人文学協議会、ニューハンプシャー世界問題協議会、スーダン研究協会の各理事。1991年には、エジプトのムバラク大統領から、イスラームに関する卓越した学識に対し、大統領勲章を授与される。ハーバード大学博士号取得。著作多数。

Zahid H. Bukhari (ザーヒド・H・ブハーリ)
 ジョージタウン大学イスラーム教徒とキリスト教徒の相互理解促進センター研究員、同大学のMAPS(Muslims in American Public Square)ディレクター兼主任調査官。MAPSプロジェクトは、アメリカ社会でのイスラーム系アメリカ人の役割と貢献度を調査。カラチ(パキスタン)大学卒業後、パキスタン世論研究所勤務を経て、米コネチカット大学より博士号取得。北米イスラミックサークル(ICNA)事務局長、LAのイスラミック・リソース研究所研究員、北米イスラミックサークルの「救助と援助の手」会長としてNGOの海外援助・復興計画プロジェクトを監督。1999年より現職。

*申し込みフォーム 申込先yokhat@gol.com (担当:畠山陽子)

・氏名(ふりがな):
・登録番号(宛名前の符号):(ある方のみ)T/M ____

・所属部署(英語も) 
・役職名
・FAX:
・EMAIL:

*問い合わせ先:
 東京アメリカンセンター(担当:畠山陽子)
 電話:03-3436-0987 email: yokhat@gol.com

(1/7掲載)<1/12更新>
6班第45回アラビア語写本史料研究会(1/13)のお知らせ

次回のアラビア語写本史料研究会は以下の要領でおこないます。皆様の参加をお待ちしています。なお、初めて参加される方は、谷口まで御連絡下さい。テキスト等をお届けします。

日時:2002年1月13日(日)13:30〜
場所:京都女子大学 J校舎3階 J303-1(史学科研究室12)←変更しました!
[会場への道順]
<バス利用>
京都駅前バスターミナルD2乗場より京都市バス206系統または特206系統(いずれも東山通り方面行き)に乗車→馬町(うままち)下車→馬町交差点より渋谷(しぶたに)通りを東(右)に入り、徒歩10分→点滅信号交差点(交番あり)を越えた道沿い北側(左手)のレンガ調の5階建ての建物。
<タクシー利用>
馬町交差点から渋谷通りを東に入るよう告げてください。あとは<バス利用>の説明を参照して下さい。京都駅から800円くらいで行けます。
*単に「京都女子大学へ」と言うと、正門の方へ連れて行かれ、会場までさらに5分ほど歩くことになりますので注意してください。
*受付にて、研究会への参加者であることを告げて下さい。

担当者:谷口淳一(京都女子大学)
範 囲:142頁15行目〜143頁末

使用テキスト:Hilal al-Sabi'. Rusum Dar al-Khilafa. Ed. Mikha'il `Awad. Baghdad, 1964.
英訳:Salem, Elie A. (tr.) Rusum Dar al-Khilafa. Beirut, 1977.
*この他、ロシア語訳・ペルシア語訳・写本(写真)も適宜参照する。

*研究会に関する意見・問い合わせ
 谷口淳一(Junichi Taniguchi)
 E-mail: taniguti@kyoto-wu.ac.jp
*研究会会場に関する問い合わせ
 近藤真美 (Manami Kondo)
 E-mail: Kon-ma@mb3.seikyou.ne.jp
*当研究会のウェブページも御覧下さい。活字本テキスト118頁(写本163頁)までの日本語訳注を掲載しております。御意見・御感想などをいただければ幸いです。
 URL: http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~yyajima/SGAMS/

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Website ボルネオ研究1月更新のお知らせ

Website ボルネオ研究を更新しました。是非ご覧下さい。
【更新内容】
@TOPページに里村欣三著『河の民(オラン・スンガイ)』初版本の画像をアップ。
Aアジア歴史資料センターHPとリンク。(資料閲覧にはプラグインソフトが必要)
Bコタ・キナバル殉難之碑をアップ。

Website ボルネオ研究-ボルネオ島と日本人の関係史-
http://www.borneo.ac/

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