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2000年2月掲載ニュース
< 2000.2.1 - 2000.2.29 >


(2/26掲載)
6班第15回アラビア語写本史料研究会(3/4)のお知らせ

 次回のアラビア語写本史料研究会は以下の要領でおこないます。皆様の参加をお待ちしています。なお、初めて参加される方は、谷口まで御連絡下さい。テキスト等をお届けします。

日時:2000年3月4日(土)13:00〜
場所:京都大学文学部 西南アジア史学資料室(東館4階)
担当者:村田靖子
範囲:71頁1行目〜73頁13行目
使用テキスト:Hilal al-Sabi'. Rusum al-Dar al-Khilafa. Ed. `Awad, Mikha'il. Baghdad,1964.
(英訳:Salem, Elie A. (tr.) Rusum al-Dar al-Khilafa. Beirut, 1977.)

*当研究会に関する御意見・お問い合わせ
 谷口淳一(tan-jun@ma1.seikyou.ne.jp)
*研究会会場に関するお問い合わせ
 近藤真美(Kon-ma@mb3.seikyou.ne.jp)
*当研究会のウェブページも御覧下さい。
 URL: http://ha1.seikyou.ne.jp/home/tan-jun/

(2/26掲載)
民族学博物館主催研究会(3/11)のお知らせ
  
 下記の研究会を3月11日(土)、国立民族学博物館にて開催いたします。皆さまにぜひご出席頂きたく、ご連絡させて頂きます。
 なおこの研究会は、地域研究企画交流センター・東京大学東洋文化研究所・東北大学大学院国際文化研究科連携研究「西アジア地域の政治経済社会変容」、一橋大学との共催となっております。
 出席は自由となっております。みなさまのご出席をお待ちしております。

日時: 3月11日(土)15:00〜18:00 
場所: 国立民族学博物館 4階 地域研究企画交流センター横 第6演習室
発表者およびテーマ:
Dr.Eric Denis(CEDEJ、カイロ・エジプト)
“20 Century Urbanization Procecc in Egypt:from Metropolization to Ecoumenopolis.”
Nabil Samman (東北大学客員助教授)
“The Middle East Water Crisis and its Implication on regional stability”

(2/23掲載)
3a班「ムスリム・アイデンティティ」研究会(3/7)開催のお知らせ

 IAS3班aグループでは、表記の研究会を下記の内容で開催いたします。皆さまのご出席をお願いいたします。 なお、この研究会は、「イスラーム地域研究」研究班3aと、地域研究企画交流センター・一橋大学連携研究「メディアに見るイスラム女性の実像と虚像」との共催となっております。みなさまの参加と積極的な議論をお待ちしております。

日時:3月7日(火)16:00〜
場所:一橋大学 西キャンパス職員集会所

発表者およびテーマ:
Dr.Ghislaine Alleaume(CEDEJ所長、カイロ・エジプト)
“The Historical Demography in Modern Egypt”(仮題)

問い合わせ先:
イスラーム地域研究3班事務局
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
国立民族学博物館地域研究企画交流センター内
 Tel:06-6878-8342
 Fax:06-6878-8353
 e-mail: san@idc.minpaku.ac.jp

(2/19掲載)
1a班ハールーン・アナイ氏最終講演会(3/7)のお知らせ

1班aグループでは、下記の予定でハールーン・アナイ先生(マルマラ大学神学部・助教授)の講演会を行います。すでに皆様ご存知の通り、今年度の新プロ外国人特別研究員として来日された先生は、イスラム思想史の専門家として幅広い関心を持っておられます。以前、行われた2回の講演会では神秘主義ならびに前近代の政治思想についてお話しいただきましたが、今回は現代トルコについての講演となります。なお、先生は3月中にトルコへ帰国なさいますので、今回の講演会で日本での活動は終了となります。年度末のお忙しい時期ではございますが、一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。

日時:2000年3月7日(火)15:00〜17:00
  ←注意!一部に6日との情報が流れましたが、正式日程は7日です。
場所:東京大学本郷キャンパス法文1号館112研究室
(地図はこちら: もしくは下記問い合わせ先までご請求下さい)
題目:The Debates between Turkish Nationalists and Turkish Islamists
(講演は英語で行われます)

*講演会終了後、先生を囲んでの懇親会を予定しております。
 参加ご希望の方は下記までご一報いただけると幸いです

*お問い合わせ、連絡先: 
東京大学文学部イスラム学研究室(担当・竹下、内藤)
 〒113-0033 文京区本郷7-3-1
 tel:03-5841-3778(直通)
 fax:03-5841-3817(文学部代表につき、「イスラム学研究室」と宛名を明記してください)
 e-mail:shams@l.u-tokyo.ac.jp

(2/19掲載)
ポール・ルフト先生京都講演会(3/9)のお知らせ

 マンチェスター大学のポール・ルフト先生の東京での講演会につきましては、先に お知らせしましたが、下記要領で京都でも講演会を行います。年度末のご多忙中のところ恐縮ですが、ぜひともご参加下さい。

日時:3月9日(木)15:30〜
(質疑応答を含め2時間程度; 終了後懇親会を予定)
場所: 京都大学大学院文学研究科・文学部新館第4講義室(2階西端)
演題:
Court and Family: The Emergence of the Qajar Rule under Fath 'Ali Shah (1797-1834)
(英語、スライド使用予定)

(2/19掲載)
3班共催第6回イスラーム世界研究懇話会例会(3/2)のお知らせ

下記の日程にて、第6回例会が開催されることとなりました。今回はイスラーム地域研究第3班との共催です。今回の報告者のシター教授は、国際法の観点から、中東地域を研究されています。尚、会場は国立民族学博物館 地域研究企画交流センターです。ご多忙中とは存じますが、皆様ふるってご参加下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。

日時:2000年3月2日(木)13:30〜
場所:国立民族学博物館 地域研究企画交流センター
    4階第7展示場 第6演習室
    (吹田市千里万博公園10-1)
報告者:アフマド・シター氏(カイロ大学教授・京都大学客員教授)
テーマ:
Towards an International Law integrated Settlement of Jerusalem Question.
- An Arab Perspective.

*問い合わせ先:国立民族学博物館 地域研究企画交流センター
  住所:〒565 吹田市千里万博公園10-1
  TEL:06-6878-8342
  FAX:06-6878-8353
  E-Mail:san@idc.minpaku.ac.jp

(2/19掲載)
1班第11回中央アジア研究セミナー(2/26)のお知らせ

 このたび研究班1の中央アジア・ネットワークは、下記のような研究会を開催することになりました。今回は、昨年夏のキルギス南部での武装勢力の侵入・人質事件の舞台ともなったフェルガナ地方の現状について、現地クルグズスタンの研究者に講演をお願いすることができました。会場準備の都合がありますので、参加ご希望の方は2月24日までに、小松宛ご連絡下さるようお願いします。


日時:2月26日(土)15:00〜
場所:東京大学文学部アネックス2階会議室
報告者:
Dr.Anara Tabyshalieva
(Visiting Scholar,Peace and Governance Programme The UN University)
テーマ: Conflict Prevention in the Ferghana valley.

なお、タビシャリエワさんは現在クルグズスタンのInstitute for Regional Studies の所長で、中央アジアの社会、宗教、紛争解決の方法などについて多くの著作があり、諸外国でも精力的な活動を展開されています。今回は国連大学に短期で招聘され、3月初旬に帰国の予定です。講演は英語で行われます。

*お問い合わせ先:小松久男(komatsu@l.u-tokyo.ac.jp

(2/19掲載)
ポール・ルフト先生東京講演会(3/7,14)のお知らせ

 上智大学アジア文化研究所では、イギリス・マンチェスター大学のポール・ルフト先生 Dr. Paul Luft をお招きし、下記の要領で講演会を予定しております。年度末のご多忙な時期に恐縮ですが、ぜひご参加下さるよう、お願い申しあげます。
 なお、ルフト先生は1934年のお生まれ、ドイツのゲッティンゲン大学で『アッバース二世治下のイラン』(独文)で学位を取得され、主にサファヴィー朝から20世紀に至るイラン史に関する多くの著作があります。現在刊行中の『イラン大百科事典』でも何項目かご執筆されている、現代イギリスを代表するイラン研究者です。

日時:3月7日(火)17:00〜
場所:上智大学四谷キャンパス7号館第4会議室(12階)
題目:"State-formation in 20th century Iran"

日時:3月14日(火)17:00〜
場所:上智大学四谷キャンパス10号館322会議室(3階)
題目:"The Trans-Iranian Railway: folly or a fulfillment of a dream"

 講演はいずれも英語で行われ、通訳はつきませんが、ペーパーをお配りする予定でいます(参加無料)。また、講演終了後、先生を囲んでの懇親会を予定しておりますので、そちらの方にもぜひご参加下さい。また、3月9日(木)には京都大学でも、先生の講演を予定しております。そちらの方にもぜひご参加下さい。

(2/9掲載)<3/1更新>
「現代エジプトの挑戦:日本・エジプト学術交流」(3/4)のお知らせ

*最終プログラム決定
 日本・エジプト学術交流会は日本・エジプト両国政府による2国間学術交流推進プログラムの一環であり、エジプト側からは日本国外務省の招聘によって来日する有力な若手・中堅研究者10名が出席いたします。今回の交流会ではそのうち4名が「イスラーム運動」「市民主義・民主主義」「政治文化」などのテーマについてそれぞれ報告を行い、質疑応答・討論を加えていく形になりますが、プログラムの最後に付記してありますとおり、他の6名の専門も「アフリカ・アラブ関係」「インド洋」「軍備管理」「イラン内政」「エジプト経済」等々多岐にわたっております。交流会における報告内容には直接関心をお持ちでない皆様も、コーヒーブレイク時や懇親会においてそれぞれのご専門に近い分野での交流・議論を実現していただくことが可能かと存じます。また、エジプト側からの参加者は基本的に30代〜40代が中心となっておりますので、今後長く国際共同研究のカウンターパートとして交流を深めていくきっかけともなるかと思われます。
年度末でご多用中のこととは存じますが、「イスラーム地域研究」プロジェクト主催の会でもありますので、エジプト研究者、アラブ研究者にとどまらぬ広範囲の研究者の方々にご出席を賜れば幸いに存じます。

出席の連絡:総括班事務局 3月3日(金)まで
メール(i-office@l.u-tokyo.ac.jp
ファクス(03-5841-2686)

*当日のご参加、懇親会(参加費無料)のみのご参加も大いに歓迎いたします。


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「イスラーム地域研究」プロジェクト主催
『現代エジプトの挑戦:日本・エジプト学術交流』プログラム  

日時:3月4日(土) 13:00〜17:00
場所:東京大学法文2号館内、文学部教官談話室
(文学部事務室がある建物の2階、教職員以外立入禁止の立札の先に進む)

プログラム:
13:00 主催者挨拶および「イスラーム地域研究」の趣旨説明
(研究リーダー佐藤次高:東京大学文学部)
13:10 本件交流の趣旨説明および参加者紹介
(司会:飯塚正人:東京外国語大学AA研
ワリード・アブドゥンナーセル:エジプト外務省大臣室)
*日本側参加者においては、英語での自己紹介をお願いいたします
13:30 報告1:ディア・ラシュワーン(アハラム政治戦略研究所上級研究員)
       「エジプトにおけるイスラーム主義の現状」
14:00 質疑応答・討論
14:20 報告2:アイマン・アブドゥルワッハーブ(アハラム政治戦略研究所研究員)
      「アラブ世界における市民主義、民主主義」
14:50 質疑応答・討論
15:10 コーヒーブレーク
15:40 報告3:ホサーム・アター(芸術学院ドラマ・演劇機関教授)
       「中東政治における現代エジプト文化の新しい役割」
16:10 質疑応答・討論
16:30 報告4:アブドッサラーム・アリー・ノウェイル(国立社会犯罪研究センター研究員)
     「エジプトの政治文化」
16:50 質疑応答・討論
17:10 閉会
17:30 東京大学山上会館にて懇親会(〜19:30まで)

*付記:その他のエジプト側参加者の所属と専門 
1.ムハンマド・アーシュール(カイロ大学政治経済学部教官)
専門:アフリカ問題、アフリカ・アラブ関係
2.イプラヒーム・アラファト(カイロ大学アジア研究所副所長)
  専門:エジプトの対アジア政策(インド洋問題)
3.アハマド・イプラヒーム・マフムード(アハラム戦略研究所研究員)
  専門:軍縮、不拡散、アラプ・イスラエル紛争、エジプトの安全保障
4.ムハンマド・シャウキー・ハーフェズ(カイロ大学政治経済学部教官)
  専門:国際法、パレスチナ問題
5.マグディー・スブヒー・ユースフ(アハラム戦略研究所研究員)
専門:現代エジプトの経済発展
6.ワリード・アブドゥンナーセル(外務省大臣室一等書記官)
専門:イスラーム革命から現在までのイラン内政

(2/9掲載)
6班第14回アラビア語写本史料研究会(2/20)のお知らせ

次回のアラビア語写本史料研究会は以下の要領でおこないます。皆様の参加をお待ちしています。なお、初めて参加される方は、谷口まで御連絡下さい。テキスト等をお届けします。

日時:2000年2月20日(日)13:00〜
場所:京都大学文学部 西南アジア史学資料室(東館4階)
担当者:清水和裕
範囲:67頁12行目(下から2行目)〜70頁末
使用テキスト:Hilal al-Sabi'. Rusum al-Dar al-Khilafa. Ed. `Awad, Mikha'il. Baghdad, 1964.
(英訳:Salem, Elie A. (tr.) Rusum al-Dar al-Khilafa. Beirut, 1977.)

*当研究会に関するお問い合わせは、谷口tan-jun@ma1.seikyou.ne.jpへお願いします。
*研究会会場に関するお問い合わせは、近藤Kon-ma@mb3.seikyou.ne.jpへお願いします。
*当研究会のウェブページも御覧下さい。
 URL: http://ha1.seikyou.ne.jp/home/tan-jun/

(2/9掲載)
3c班研究会(マイケル・コーヘン教授発表)(2/12)のお知らせ

この度3c班では、バール・イラン大学(イスラエル)のマイケル・コーヘン教授を発表者にお迎えして、以下のとおり研究会を開催いたします。
ご参加頂ける方は、3班事務までご連絡頂ければ幸いです。もちろん、当日のご参加も歓迎いたします。開催日が迫っておりますが、多くの方のご参加をお待ちしております。

日時:2000年2月12日(土)15:00〜18:00
場所:如水会館 (東京都千代田区一ツ橋2-1-1) 地図はこちら
発表者:マイケル・コーヘン教授(バール・イラン大学)
報告タイトル:
「イスラエル問題をめぐるトルーマン政権とアイゼンハワー政権の比較 1945-56年」

*連絡先:
イスラーム地域研究 研究班3事務局*
email:san@idc.minpaku.ac.jp 
Tel:06-6878-8342
Fax:06-6878-8353

(2/9掲載)
イスラム国家論研究会2月例会(2/19)のお知らせ

 今年最初の例会は、中世アラブ史が御専門の柳沼豊氏に報告をお願いしました。本発表では、アイユーブ朝期カイロのマドラサをめぐり、その立地条件と設立時期の検討、ならびに教授職の任命・継承状況の分析などを通じて、当時におけるマドラサ運営の一端を紹介していただく予定です。年度末の御多忙な時期とは存じますが、どうぞ大勢の方々の御参加をお待ちしています。

日時:2月19日(土)13:30〜17:00
場所:東京大学本郷キャンパス法文1号館317番教室
報告者:柳沼 豊氏(中央大学大学院博士課程)
題目:アイユーブ朝時代カイロのマドラサ設立とウラマー社会
コメンテーター:阿久津正幸氏(慶應大学大学院)

 会場は東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。

*問い合わせ先:
堀井(email:HZU03442@nifty.ne.jp

(2/5掲載)
「イスラーム圏としての南アジア:歴史から現代へ」(2/19-20)のお知らせ

 文部省科学研究費・特定領域研究「南アジアにおける構造変動とネットワーク」第4班「南アジアにおける生活世界の探究」1999年度第2回研究集会として、「イスラーム圏としての南アジア:歴史から現代へ」が、下記の通り行われます。参加自由ですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。 

日時:2000年2月19日(土)〜20(日)(時間はプログラムをご覧ください)
場所 東京外国語大学4号館6階中会議室

プログラム:
2月19日
13:30〜14:40
小西正捷「ウズベキスタンで考えたこと:中央アジアと南アジアの歴史的・文化的関係」
14:40〜15:50
真下裕之「インドのイスラーム政権とアッバース朝:13〜16世紀」
15:50〜16:20 休憩
16:20〜17:30
近藤信彰「イラン、トゥラン、ヒンド:詩人伝に見る17〜18世紀ペルシア語文化圏の諸相」
(終了後、懇親会を予定しています。)

2月20日
10:00〜11:10
麻田豊「ペルシャ語文化圏としての南アジア」
11:10〜12:20
小牧(萬宮)幸代「イスラームにおける聖遺物と聖者信仰」
12:20〜13:20 昼休み
13:20〜14:30
外川昌彦「ベンガルの『チャール・トリカ(四つのタリーカ)』:バングラデシュのイスラーム聖者廟の事例から」
14:30〜15:40
小谷汪之「南アジアの生活世界におけるムスリムという存在:歴史的展望」

*お問い合わせ:
小谷汪之(hkontani@bcomp.metro-u.ac.jp)
近藤信彰(nkondo@bcomp.metro-u.ac.jp)
南アジアプロジェクトのホームページ http://n-juten.l.u-tokyo.ac.jp/

(2/2掲載)<2/9更新>
横浜エジプト・フェスティバル(2/10)←中止のお知らせ

当フェスティバルは、タンヌ−ラ舞踊団が名古屋の後援を終えたあと、急きょエジプトに帰ることになってしまったため、中止が決定されました。遅蒔きの連絡ですが、フェスティバルへの参加を考えていらした方は、お出かけにならないで下さい。今年の「エジプト年、2000」には、NHKの4大文明展、エジプト映画祭、カイロ人形劇団の来日など多彩なイベントは計画されています。

(2/2掲載)
東京エジプト・フェスティバル(2/8)のご案内←中止のお知らせ

当フェスティバルは、タンヌ−ラ舞踊団が名古屋の後援を終えたあと、急きょエジプトに帰ることになってしまったため、中止が決定されました。遅蒔きの連絡ですが、フェスティバルへの参加を考えていらした方は、お出かけにならないで下さい。今年の「エジプト年、2000」には、NHKの4大文明展、エジプト映画祭、カイロ人形劇団の来日など多彩なイベントは計画されています。

(2/2掲載)
オリバー・ワトソン博士特別講演会(2/9)のお知らせ

 この度、東京大学東洋文化研究所の平成11年度リーダーシップ支援事業で、ビクトリア・アンド・アルバート美術館(ロンドン)陶器・ガラス部門主任学芸員のオリバー・ワトソン博士をお招きして、特別講演会を下記の要領にて開催することになりました。博士は、イスラーム陶器史における世界の第一人者であり、特にラスター彩陶器に関する造詣がとても深い方でいらっしゃいます。通訳は、金沢大学埋蔵文化財調査センターの佐々木花江先生にお願いしています。参加資格などは特にございませんので、奮って御参加下さいますようお願い申し上げます。

日時:2月9日(水)15:00〜
場所:東京大学東洋文化研究所・3階大会議室(文京区本郷7-3-1)
講演者:オリバー・ワトソン博士
(ロンドン、ビクトリア・アンド・アルバート美術館 陶器・ガラス部門主任学芸員)
演題:"Museums, Collecting, Art-History and Archaeology"『美術館、収集、美術史、考古学』
通訳:金沢大学埋蔵文化財調査センター助教授 佐々木花江
講演要旨:
 ヨーロッパにおける学問としてのイスラーム陶器史「成立」の過程で、ヨーロッパの美術史研究者、コレクター、美術館の関心がいかに限られたタイプのイスラーム陶器に片寄っていたか、その結果、現在までに一般の人々に示されているイスラーム陶器史の虚像が、実際に考古学的発掘によって明らかにされた実像といかにかけ離れたものとなってしまったかを、ビクトリア・アンド・アルバート美術館の陶器コレクションを中心に論じる。

 

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