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2000年10月掲載ニュース
< 2000.10.1 - 2000.10.31 >


(10/28掲載)<11/11更新>
5b班主催Charles Melville博士講演会(11/13)のお知らせ

 「イスラーム地域研究」5班では、このほど来日される英国ケンブリッジ大学のCharles Melville博士をお招きして、以下のとおり公開講演会を開催します。
 Melville博士は、著名なイラン学者E.G.Browne以来の伝統を持つ、ケンブリッジ大学ペンブローク・カレッジ出身で、現在同大学東洋学部のLecturerです。モンゴル時代からサファヴィー朝時代の歴史研究が専門ですが、同時に地震史の専門家でもあり、中東における地震に関して数多くの著作があります。
 講演会終了後、博士を囲んで懇親の場を設けたいと存じますので、そちらの方にもどうぞお気軽にご参加下さい。

日時:2000年11月13日(月)18:00〜19:30
場所:東京大学東洋文化研究所・3階大会議室
演題:"The Iranian pilgrimage from the Mongols to the Safavids"

*(11/11掲載)
Charles Melville 博士滞在中に以下の二つの催しがあります。
いずれもご参加は自由です。どうぞ奮ってお出で下さい。

1)Melville博士講演と研究者・学生との交流会
 日時:2000年11月15日(水)13:30〜夕刻まで
 場所:東京大学東洋文化研究所
    8階西アジア歴史考古研究室(806室)
 内容:Melville博士による講演"Anatolia under Mongols"と参加者による自己紹介

2)京都大学でのMelville博士講演会
 日時:2000年11月18日(土)14:00〜16:00
 場所:京都大学文学部・西南アジア史資料室
 講演題目:
  "The Iranian pilgrimage from the Mongols to the Safavids"

 

(10/28掲載)
5b班共催第5回「イスラーム圏における国際関係の歴史的展開−オスマン帝国を中心に−」研究会(11/25)のお知らせ

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト「イスラーム圏における国際関係の歴史的展開−オスマン帝国を中心に−」は、本年度第5回研究会を、同じくAA研のプロジェクト「アジア・アフリカにおける政治文化の動態」と新プロ5班bグループ「地域間交流史の諸相」との共催により、以下の要領で開催いたします。
 
日時:2000年11月25日(土)13:30〜18:00
場所:東京外国語大学AA研・4階大会議室 *AA研は西ヶ原旧キャンパスです。
※東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
  4階大会議室(2号館)
〒114-8580 東京都北区西ヶ原4-51-21
  1)JR山手線大塚駅もしくはJR京浜東北線王子駅より
    都電荒川線で「西ヶ原4丁目」下車、徒歩5分
  2)都営地下鉄三田線西巣鴨駅より徒歩10分
  3)JR巣鴨駅もしくは営団地下鉄南北線西ヶ原駅より徒歩15分

共通テーマ
「イスラーム圏における権威のあり方と国際関係」

1) 家島彦一(AA研)
「前近代の国際関係における権力・権威・バイア(契約)
:マムルーク朝・ラスール朝・トゥグルク朝間の外交関係を事例に」
2) 森本一夫(東京大学東洋文化研究所)
「シャラフと国際関係?:問題提起の試み」
3) 大石高志(日本学術振興会・AA研共同研究員)
「カリフの権威 : オスマン朝=インド間での発現形態とその文脈」
4) 鈴木董(東京大学東洋文化研究所・AA研共同研究員)
「3報告へのコメント」
5) 討論

これまでのイスラーム研究一般において、「権威」をめぐっては、正面きって議論されてこなかったように思われます。
"authority" なり、"Herrschaft" なりの概念をめぐっては、古代ローマから現代に至るまでのヨーロッパ社会の発展に即した形で議論されてきました。これをイスラーム史研究の文脈で独自に考察すること、そして「権威」が国家の枠を超えて作用する局面を問題にすることには、大きな意味があるのではないでしょうか。
今回は、できるだけ長い時代の射程の中で、様々な角度からこの問題について議論し、新たな問題を発見できればと願っております。
本プロジェクトの研究会は公開ですので、御関心のある方はどうぞふるって御参加ください。事前の申し込みなどは必要ありません。

*会場は東京外国語大学の旧キャンパス内です。お間違えなく。

*問い合わせ先:
 黒木英充 (AA研)
e-mail: kuroki@aa.tufs.ac.jp
tel:03-5974-3801(研究室直通)

(10/28掲載)
イスラーム世界研究懇話会(11/18)のお知らせ

 今回は、昨年から今年にかけてバグダードにご滞在であった森高久美子氏のお話を伺います。皆様ふるってご参加くださいますよう宜しくお願い申し上げます。人数把握のため、ご参加の方は事務担当の原田までご一報いただけると幸いです。


日時:11月18日(土)15:00〜 
  (終了後、懇親会を予定いたしております)
場所:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 連環地域論講座講義室
  (時計台のあるメイン・キャンパスの、文学部東館4階東側)
報告者:森高 久美子 氏(大阪外国語大学)
「チグリス今昔アラビアンナイトの写本をめぐって」

*連絡先:
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 
連環地域論講座 事務室 原田
tel:075-753-7387 fax:075-753-7389
harada@asafas.kyoto-u.ac.jp

(10/28掲載)
4班第30回「歴史地理情報処理研究会」(11/13)のお知らせ

主催:「地理情報システムによるイスラーム地域研究」班
日時:11月13日(月) 13:00-14:00
場所:東京大学法文2号館4階2425 水島研究室
テーマ:
インド・チングルプット地域における
 1. 行政区界の発生要因の分析
 2. 農作物データの分析
 3. その他

(10/28掲載)
総括班第1回「再考・アラブと日本」研究会(11/25)のお知らせ

総括班「再考・アラブと日本」プロジェクトは、以下の研究会を開きます。
興味のある方はどなたでもご参加ください。

日時:11月25日(土)14:00〜17:00
場所:東京大学文学部アネックス小会議室 地図はこちら
   東京都文京区本郷7−3−1
   TEL:03−5841−2687
発表者:浜渦哲雄(広島大学大学院国際協力研究科教授)
発表タイトル:「日本とアラブの経済関係−石油・企業進出を中心として−」

*問い合わせ先:
「再考・アラブと日本」事務(担当:川久保)
ar_ni@hotmail.com 

 なお、皆様ご承知のことと思いますが、「再考・アラブと日本」プロジェクトは、先のアラビア石油の利権延長問題でのサウジアラビアとの交渉決裂という事態を受けて、これまでのアラブと日本との関係を見直し、将来における両者のあるべき関係を探ろうという目的から急遽、立ち上げられたプロジェクトです。アラビア石油問題を取り上げたのは、そこにこれまでのアラブと日本との関係のあり方の特徴の一端を見ることができると考えたからであり、アラビア石油問題はプロジェクト立ち上げのあくまでもきっかけに過ぎず、プロジェクトの本来の目的は、日本とサウジアラビアを含むアラブ地域、さらには中東との間の、また石油問題を含む政治・経済・文化全般に関する問題を見直し、今後のあるべき関係を探ることです。

 これまでのところ、このプロジェクトでなにができるかを検討してきたため、研究会は半ば内輪の形で開催してまいりました。しかし、ここにきて、プロジェクトの方針がはっきりとしてきましたので、研究会をオープンな形にして、多くの方々の参加をいただき、お知恵を拝借しようということになりました。プロジェクトの方針とは、アラビア石油問題の検討と、広範囲のアラブ・日本関係の再考の2本立てによって、プロジェクトを進めて行こうというものです。特に後者については、技術・文化交流を主たるテーマとし、現地で実際に活躍している技術者や文化担当官と研究者との間における意見交換の場とすることを願っています。
 そして、こうして得られた情報については、ネットワーク上でアクセス可能な形でデータベース化する予定でおります。なお、この後者を目的とした企画の一環として、12月2日には、例年実施されるイスラーム協会主催の公開シンポジウム(「アラブの基層文化とイスラーム」)に共催という形で参加することになりました。このシンポジウムについても、皆様のご協力を仰ぎたいと思います。(文責 加藤博)

*問い合わせ先:
「再考・アラブと日本」事務(担当:川久保)
ar_ni@hotmail.com 

(10/28掲載)<11/11更新>
1b班共催第1回「東欧・中央ユーラシアの近代とネイション」研究会(11/25-26)のお知らせ

 1班bグループより下記の研究会についてお知らせします。報告タイトルに未定の部分が多いことをお詫びします。*(11/11掲載)報告タイトルなどが確定しました。事前の参加申し込みは不要です。
 旅費が必要な方は、所属されているIAS各班の事務局にご相談ください。皆様のご参加をお待ちしております。

「東欧・中央ユーラシアの近代とネイション」第1回研究会
主催:科学研究費基盤研究「東欧・中央ユーラシアの近代とネイション」
 (研究代表:林忠行・北海道大学スラブ研究センター教授)
共催:「イスラーム地域研究」1班bグループ

日時:2000年11月25日(土)〜26日(日)
場所:北海道大学スラブ研究センター大会議室(423号室)地図はこちら

*(11/11掲載)研究会のプログラムがほぼ固まりました
プログラム:
11月25日(土)
セッション1 13:00〜15:30
 報告:佐原徹哉(東京都立大学人文学部)
  「19世紀バルカン都市におけるネイション形成とエトニー、エスニシティ」
 報告:宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター)
  「歴史学は「民族」をどう扱えばよいのか:中央ユーラシア史研究の
  視点から(仮)」
 討論:大塚和夫(東京都立大学人文学部)

セッション2 15:45〜18:15
 報告:栗原成郎(創価大学文学部)
  (バルカンにおける民族歌謡について。タイトル未定)
 報告:坂井弘紀(北海道大学スラブ研究センター)
  「中央ユーラシアの叙事詩に謡われる「ノガイ」について」
 討論:伊東一郎(早稲田大学文学部)

11月26日(日)
セッション3 9:30〜12:00
 報告:月村太郎(神戸大学法学部)
  「ネイションにおけるメンバーシップと領域」
 報告:小沢弘明(千葉大学文学部)
  「方法としての民族・国民―歴史学の現状と展望」
 討論:林忠行(北海道大学スラブ研究センター)

セッション4 13:00〜15:30
 報告:松前萌(東京大学大学院博士課程)
  「「民族」のはざま:ブルガリア、ポマクの事例から」
 報告:渡邊日日(日本学術振興会特別研究員)
  「民族の解釈学へのプロレゴメナ#2:ロシア・ブリヤーチアに於ける
  エトノス共同体と「民族」的実践の乖離について(仮)」
 討論:北川誠一(東北大学国際文化研究科)

(10/21掲載)
北海道中央アジア研究会(10/21)のお知らせ

北海道中央アジア研究会では、次回の例会を次のように開催いたします。

日時: 2000年10月21日(土) 15:30
会場: 北海道大学スラブ研究センター 427号室(非常勤研究員室)地図はこちら

報告者: 宇山智彦(北大スラブ研究センター助教授)
報告内容: カザフスタン・クルグズスタン出張報告
−文書館等での作業の成果とトラブル−

ご関心のある方でしたら、ご自由に参加いただけます。
みなさまのご参加、お待ちしております。

(10/18掲載)
早稲田大学文学部講演会(11/2)のお知らせ

 佐藤彰一先生(名古屋大学西洋史)から講演会のご案内が届いております。
この講演は、イスラーム支配下北アフリカでのキリスト教徒の宗教実践の模様を炙り出す興味深い内容で、半ば以上イスラーム史の研究者にも関わりあるものと思います。ぜひご参加ください。

日時:11月2日(木)14:00〜
場所:早稲田大学文学部 39号館6階第7会議室
論題:「パレオグラフィー(古文字学)と歴史:シナイ半島のラテン語写本について」
論者:ジャン・ヴザン氏(Ecole Pratique des Hautes Etudes, Frace; 専門はラテン古書体学)

*連絡先:
早稲田大学文学部フランス文学研究室
(tel. 03-5286-3681)

(10/18掲載)
1c班研究会(10/21)のお知らせ

 1−cでは,下記要領で研究会を開催します。今回は,インドにおける近現代の家族法立法に関する報告です。間接統治というイギリスの植民地支配の一例としても,また漸次的な法の継受の一例としても興味深いケースです。ふるってご参加ください。

日時:10月21日(土)14:00〜
場所:東京大学文学部アネックス大会議室
報告者:伊藤弘子(愛知女子短期大学)
演題:インドにおけるイスラーム法 婚姻・離婚法を中心に

(10/18掲載)
第3回「理性と宗教」研究会(11/18)のお知らせ

 下記の要領で第3回「理性と宗教」研究会を開催いたします。お忙しいこととは存じますが、奮ってご出席くださいますようお願いいたします。内容は、前回に引き続き、下記のテキストを手がかりにして多面的な議論をおこなうことを中心にいたします。

日時:200011月18日(土)14:00〜
場所:東京学芸大学、人文科学系研究棟1号館3階、哲学第1演習室
 東京都小金井市貫井北町4−1−1  交通案内はこちら

テキスト:F.Rosenthal, The Muslim Concept of Freedom, Leiden:E.J.Brill,1960, pp.56-80.
(テキストをお持ちでない方は下記の連絡先までお知らせください。)
報告者:高野太輔さん(日本学術振興会特別研究員、イスラーム史)
コメント:吉田京子さん(日本学術振興会特別研究員、イスラーム思想)

*連絡先:
小林 春夫(東京学芸大学)
184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
Tel.&Fax.042-329-7321
e-mail:kobayash@u-gakugei.ac.jp

(10/18掲載)
2c班研究合宿(11/3-4)のお知らせ

 今年度も下記の日程にしたがい,研究合宿を開催いたしたく存じます。
原則としては宿泊を伴う全日出席ですが,せっかく京都でやることもあり,一部参加も広く受け入れたいと思います。詳細なプログラム等については,改めてご連絡申し上げますが、まずは参加ご希望の方は,宿泊の必要も含めて赤堀まで急ぎご連絡ください。

 日時:11月3日(金)−4日(土)
 会場:(財)日本クリスチャンアカデミー関西セミナーハウス
〒606-8134京都市左京区一乗寺竹ノ内町23
電話:075-711-2115ファックス:075-701-5256 セミナーハウスのwebはこちら

 内容:
読書会:Elizabeth Sirriyeh, Sufis and anti-Sufis: The defence, rethinking and rejection of Sufism in the modern world, Richmond, Surrey: Curzon, 1999(第4章から終章)
研究発表:石原美奈子(南山大学),外川昌彦(広島大学)
帰朝報告:今松泰(神戸大学),森山央朗(東京大学),赤堀雅幸(上智大学)

*読書会のテクストについては自身でご用意いただくか,赤堀までご連絡ください。

*原則としては宿泊を伴う全日出席ですが,一部参加も広く受け入れたいと思います。
 参加希望の方は,宿泊の必要も含めてご連絡ください。

*連絡先:
赤堀雅幸(上智大学アジア文化研究所助教授)
m-akahor@hoffman.cc.sophia.ac.jp

(10/14掲載)
総括班第2回「再考・日本とアラブ」研究会(10/22)のお知らせ

 総括班内「再考・日本とアラブ」研究会,第2回研究会を,以下の日程で行います.本研究会では,現代における日本とアラブのこれまでの関係を,石油開発事業に関連する事例を中心としながらも,できるだけ多様な側面から検証しようとしております.どうぞ奮ってご参加下さい.

日時 : 10月22日(日)14:00〜18:00
場所 : 東京大学文学部アネックス2階大会議室 交通案内
発表者およびタイトル
水島多喜男 (徳島大学総合科学部教授)
「最近の石油産業をめぐる論調について−論点の分布と変化を中心に−」
宮本千晴(マングローブ植林行動計画スタッフ)
「サウジアラビアの海辺の人と自然−マングローブを手がかりに−」
(宮本さんの報告は、現地滞在報告になります。)

*問い合わせ先
mizushim@ias.tokushima-u.ac.jp
水島 多喜男

(10/14掲載)
東洋文化研究所東洋学研究情報センター・特別セミナー(11/18)のお知らせ

 このたび東洋学研究情報センターでは、インドイスラーム建築史研究者のキャサリン・アッシャー女史をお招きして、下記の要領で特別セミナーを開催することとなりました。
 アッシャー女史はインドのイスラーム建築全般にご造詣が深く、特にムガル朝の建築を専門となされ、「Architecture of Mugahl India」(Cambridge,1992)をThe New Cambridge History of Indiaの一巻として執筆されました。
 なお、コメンテーターとして荒松雄先生をお迎えする予定でございます。先生方は、40年前に「インド史跡調査団」を組織され、デリーを中心にインド・イスラーム建築の調査をなされました。当センターにおいては「インド史跡調査団」が撮影した写真を保存しており、公開に向けて整理中でございます。アッシャー女史の講演を機に、インド・イスラーム建築への関心が深まりますことを祈念いたします。
 参加は自由ですので、皆様ぜひともご参加ください。

Catherine B. Asher
(Associate Professor, Department of Art History, University of Minnesota)
“Building Authority : Architectural Programs and Changing Royal Ideology
 in Late Sultanate and Mughal India”

日時 : 2000年11月18日(土) 14:00〜17:30
      ※なお、18時より懇親会を予定しております。
場所 : 東京大学東洋文化研究所・3階大会議室
      ※当日は土曜日のため入口が施錠されております。
   入口横にある内線電話で(内)85899にご連絡ください。
責任者 : 中里 成章、深見 奈緒子(東京大学東洋文化研究所) 

Building Authority: Architectural Programs and Changing Royal Ideology
in Late Sultanate and Mughal India

Catherine B. Asher
  
  Professor Ara's 1982 essay in Acta Asiatica entitled, "The Lodhi Rulers and the Construction of Tomb buildings in Delhi," discussed a link between architecture under the Lodis and changing royal ideology. His insights suggesting the large increase in the number of tombs during this period was a direct result of the unique concept of kingship found in the Afghan based Lodi period proved invaluable to my work on the architectural patronage of the following three patrons : Sher Shah Sur who ruled in the mid-16th century; Raja Man Singh, who was the Mughal Akbar's highest ranking noble; Sawai Jai Singh, the 18th century founder of Jaipur, who was one of the most influential nobles in the Mughal military. 
This paper will probe their use of a large scale architectural programs as an agent of legitimacy.
Sher Shah's massive building campaign across Sur domain which stretched from modern Bangladesh to Pakistan was aimed at constructing an image of an ideal Islamic ruler, just in nature and descended from high birth. Man Singh's patronage, while extensive, appears less like a massive campaign with a single agenda. Rather his appears to have evolved over time and served two agendas, his own and the Mughal state, often the line between them blurred. Sawai Jai Singh, a descendant of Raja Man Singh, too, became a great patron of architecture, however, the interests his building campaign favored again reflected changing concepts of imperial ideology. His pattern of patronage continues a process began by his predecessor, Man Singh. But unlike Man Singh's patronage which is found wherever he served the Mughal state as well as in his ancestral lands, Sawai Jai Singh's patronage is limited to his own territory. However, its scale, the construction of a whole new planned city, was monumental; moreover, like the 16th century Mughal emperor, Akbar, and less like his contemporary Mughal masters, Sawai Jai Singh was concerned with the rights of all subjects. This is reflected in his new city, Jaipur, which while commonly today regarded as a Hindu city, was in fact, intended as a universal city to promote harmony among all subjects.

(10/14掲載)
2a・2c班合同研究会(11/23)のお知らせ

 IAS2Aと2Cでは,本年度2班として招聘するHayati Nizar氏とBoaz Shoshan氏のお2人にお願いして,11月25ー26日に京都で開催される国際ワークショップとは別に,東京でも研究会を開催することといたしました。
 統一的な主題の下に行われる国際ワークショップを補う形で,お2方のご専門に直結したお話をうかがい,議論を深める良い機会になろうと思います。
 参加を希望される方は赤堀までご一報ください。当日はフルペーパを用意する予定です。
 また,研究会終了後には懇親会を予定しています。

 日時:2000年11月23日(木:勤労感謝の日)13:00-17:00
 場所:上智大学10号館322会議室(図書館向かい,6階はアジア文化研究所交通案内
 
 Hayati Nizar
  Gender in Islam: Matrilineal Culture in Minangkabau(West Sumatra)
 Boaz Shoshan
  Rethinking Madness in Medieval Islam
発表者のプロフィールはこちらをご覧ください

*参加申込先:
赤堀雅幸
上智大学10号館602研究室
tel. 03-3238-3755 fax. 03-3238-3690
m-akahor@hoffman.cc.sophia.ac.jp

(10/12掲載)
)6班第27回アラビア語写本史料研究会(10/29)のお知らせ

次回のアラビア語写本史料研究会は以下の要領でおこないます。皆様の参加をお待ちしています。なお、初めて参加される方は、谷口まで御連絡下さい。テキスト等をお届けします。

日時:2000年10月29日(土)13:30〜
場所:京都大学文学部 西南アジア史学資料室
担当者:矢島洋一
範 囲:105頁20行目〜107頁末

使用テキスト:Hilal al-Sabi'. Rusum Dar al-Khilafa. Ed. Mikha'il `Awad. Baghdad, 1964.
英訳:Salem, Elie A. (tr.) Rusum Dar al-Khilafa. Beirut, 1977.
*この他、ロシア語訳・ペルシア語訳・写本(写真)も適宜参照する。

*研究会に関する意見・問い合わせ
 谷口淳一(Junichi Taniguchi)
 E-mail: tan-jun@ma1.seikyou.ne.jp
*研究会会場に関する問い合わせ
 近藤真美 (Manami Kondo)
 E-mail: Kon-ma@mb3.seikyou.ne.jp
*当研究会のウェブページも御覧下さい。活字本テキスト82頁(写本113頁)までの日本語訳注を掲載しております。御意見・御感想などをいただければ幸いです。
 URL: http://ha1.seikyou.ne.jp/home/tan-jun/

(10/12掲載)
AA研開催インドネシア・イスラームに関する研究会(10/12)のお知らせ

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、10月12日(木)に下記の要領で、インドネシア・イスラームに関する研究会を開催いたします。ふるってご参加ください。


Dear Colleagues,
Mr. Mohamad Hisyam, a researcher of Indonesian Institute of Sciences, will give a talk on Thursday. All those who are interested are heartily welcome.

speaker: Mr. Muhamad Hisyam (LIPI, Indonesia)
temporarily stay at ILCAA as a JSPS fellow
title: The Interaction Religion and State in Indonesia: the Case of the Islamic Courts.
time: 14:00 - 16:00, 12 October, 2000
venue: Syoukaigisitu (2415)
ILCAA, Tokyo Gaikokugodaigaku,
Nishigahara 4-51-21, Kita, Tokyo

contact: Miyazaki, K.
tel. (office): 03-5974-3800
fax:(office): 03-5974-3838
E-mail: kmiya@aa.tufs.ac.jp 

(10/12掲載)
第22回スペイン史学会大会の(10/29)のお知らせ

 スペイン史学会では,例年秋の大会を公開のシンポジウム形式でおこなっていますが,今年の大会では「レコンキスタの終わり――勝者の世界、敗者の世界」というテーマで開催することになりました。イスラーム・スペイン最後の王朝であったナスル朝グラナダ王国が滅亡し、レコンキスタ運動が完了した後の状況が、勝利者側のキリスト教徒と、敗れたムスリムやモリスコの目にそれぞれどのように映り、彼らがそれぞれの状況にいかに対応しようとしたのかを議論する予定です。非会員の方でも自由に参加できますので,ぜひイスラーム地域研究関係者の方々にも多数ご参加いただき,議論をより広がりのあるものにしていきたいと考えています。

日時:2000年10月29日(日) 13:00〜17:00
会場:拓殖大学文京キャンパスE館401教室
   (都営地下鉄丸の内線茗荷谷駅下車徒歩3分)
   参加料無料(ただし資料代500円)

テーマ「レコンキスタの終わり:勝者の世界,敗者の世界」

報告T
 増井実子(常葉学園大学講師)「創られた「モリスコ」:16世紀を中心に」
報告U
 佐藤健太郎(東京大学大学院博士課程)「「イスラーム側」から見た1492年以後」
コメンテータ
 関哲行(流通経済大学教授)

*問い合わせ先:
 佐藤健太郎(sato.kentaro@nifty.ne.jp
 スペイン史学会事務局(admsjhe@attglobal.net

スペイン史学会のホームページ(http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/sjhe/

(10/4掲載)<10/12更新>
6班第2回ペルシア語文書研究会(10/21)のお知らせ

 6班ペルシア語文書研究会では、下記の通り、今年度第2回の研究会を開催いたします。今回はオスマン語の検地帳に取り組まれている山口昭彦さんに発表をお願いしました。オスマン朝のシステムとイランの現実とが交錯する興味深いものです。皆様のご来場をお待ち申し上げます。

日時:10月21日(土) 14:00〜
会場:京都大学文学部 羽田記念館 交通案内はこちら
報告者および題目:
山口昭彦氏(東京大学)
「イラン関係オスマン検地帳に見る18世紀初頭イランにおける集落の規模について(仮題)」

<10/12掲載>
参加予定者に事前に資料を配布することになりました。
参加予定の方は近藤まで、ご一報ください。

*お問い合わせ先:
近藤信彰(都立大学人文学部)nkondo@bcomp.metro-u.ac.jp
fax: 0426-77-2112

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