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1999年9月掲載ニュース
< 1999.9.1 - 1999.9.30 >


 

(9/29掲載)
『イスラム世界』第55号原稿募集のお知らせ

 社団法人日本イスラム協会の機関誌『イスラム世界』は過日第53号を発行し、目下第54号の編集作業を順調に進めておりますが、さらに、来夏発行予定の第55号に掲載する原稿を下記の要領で募集いたします。皆様奮ってご応募ください。 なお、投稿者は原則として本会会員といたしますが、これを機に新たに日本イスラム協会に入会され、投稿なさる方々も大歓迎いたします。入会ご希望の方は事務局(〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3−1 東京大学東洋文化研究所 後藤明研究室:電話03-3815-9565)までご連絡ください。なお、現在年会費は6000円となっております。

原稿締切:2000年2月29日
発行予定:2000年7月1日

*ちなみに、機関誌『イスラム世界』の執筆要項は以下のとおりです。
1.投稿者は原則として本会会員とします。
2.原稿は未発表のものに限ります。
3.論文は400字詰横書原稿用紙50枚までとし、英文(欧文)レジュメ(80ストローク×20行=250wordsぐらい)を添付して下さい。書評及び学界動向紹介は20枚までとします。制限枚数には註、表も含むものとします。その他の原稿に関しては、編集委員会までお問い合わせください。
4.投稿に際しては、原稿の英文(欧文)の題名及びローマ字による氏名を併記してください。
5.原稿が電子データの場合は、原稿ファイル(テキスト形式のものと投稿者が使用するソフトウェアの保存形式によるものの二種類)が保存されたフロッピーディスク(Windows, MS-DOS または Macintosh の形式でフォーマットされたものが望ましい)と400字詰原稿用紙での換算枚数を明記したハード原稿(印字したもの)の両方を投稿してください。
6.英文(欧文)レジュメはなるべくネイティブによる校閲を受けてください。
7.註は原則として一括して論文末に掲げ、引用ページを明記してください。
8.欧文の著書及び雑誌・新聞名には下線を付しておいてください。
9.原稿料は差し上げられませんが論文に関しては抜刷50部をもってこれに代えさせていただきます。
10.原則としてアラビア文字等はすべて転写することとし、その転写法は、平凡社『イスラム事典』の方法に従うこととします。
11.掲載の採否は編集委員会の責任において行い、投稿された原稿の返却は行いません。
12.将来の電子化を睨み、本誌に掲載された原稿の著作権は社団法人日本イスラム協会に委譲していただきます。

(9/29掲載)
日本中東学会第16回年次大会(2000年5月13日〜14日)における研究発表募集のお知らせ

 すでに『日本中東学会ニューズレター』でご案内申し上げましたように、日本中東学会第16回年次大会が北海道大学において、下記のように開催されることになりました。
 第16回年次大会の第2日目、5月14日(日)は複数の会場を設けて研究発表に当てる予定です。実行委員会では、会員の皆様が日頃のご研究の一端をご発表くださいますようご案内申し上げます。発表をご希望の方は、1999年10月30日(土)必着で下記までお申し込みください(日本中東学会会員の皆様にはすでに返信用ハガキをお送りしてありますが、これを機に新たに中東学会にご加入のうえ発表をご希望なさる方々も歓迎いたします)。お申し込みいただいた方には、後日実行委員会から改めて詳細を連絡させていただきます。 また、すでに『学会ニューズレター』でもご報告いたしましたが、一部の会員の方のご要望により、会場の一つをテーマセッションの場として設定することにいたしました。パネルを組んで特別なトピックでセッションを企画するご希望のある方も併せてご応募ください。その場合、テーマ・パネラー等に関しまして詳しい内容を、代表者の方のお名前で返信ハガキとは別に実行委員会までお知らせくださいませ。 皆様の奮ってのご応募をお待ち申しております。

日時:2000年5月13日(土)〜14日(日)
場所:北海道大学
プログラム:
 5月13日(土) 北海道大学学術交流会館
公開記念講演:Dr.Anatoly M. Khazanov(ウィスコンシン大学)"Nomads and their role in the Muslim World"
公開シンポジウム(検討中)
総会
懇親会
 5月14日(日)
研究発表

日本中東学会第16回年次大会実行委員会
委員長:小山皓一郎
委員:赤堀雅幸、飯塚正人、宇山智彦、川床睦夫、北川誠一、佐藤次高、永田雄三、八尾師誠、太田敬子
問い合わせ先(実行委員会事務局):
 〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目 北海道大学文学部 太田敬子研究室内
  TEL&FAX: 011-706-4196

(9/29掲載)<10/9更新>
2c班共催イスラーム世界研究懇話会第3回例会(10/16)のお知らせ

 下記の日程にて、イスラーム世界研究懇談会第3回例会が開催されることとなりました。ご多忙中とは存じますが、皆様ふるってご参加下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。
 なお、本研究会は、「イスラーム地域研究」プロジェクト2-cグループの(聖者信仰・スーフィズム・タリーカ)研究会との共催となります。

日時:1999年10月16日(土)14:00〜18:00
場所:京都大学 文学部東館4階 472号室
     京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 連環地域論講座講義室
発表者及び題目:
14:00〜16:00 濱田 正美(神戸大学文学部)「中央アジアにおける聖者崇拝」(使用言語:日本語)
16:00〜18:00 Thierriy ZARCONE(Center national de la Recherche Scientifique , Paris)“Religious Syncretism in Contemporary Central Asia:How Sufism and Shamanism Interweave”(使用言語:英語)

連絡先:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
    連環地域論講座事務室  原田 里枝
    tel.:075−753−7387/fax:075−753−7389/e-mail:harada@asafas.kyoto-u.ac.jp

(9/24掲載)<9/29情報更新>
ハールーン・アナイ氏講演会(10/4)のお知らせ

 1班では、今年度、新プロの外国人特別研究員として来日しておられるハールーン・アナイ(Harun Anay、マルマラ大学神学部助教授)氏の講演会を、以下の要領で開催いたします。アナイ氏は、イスラム思想史の専門家で、イスタンブール大学哲学科で博士号を取得されました。氏の関心領域はイスラム思想史全般に渡りますが、特に、倫理思想・政治思想への造詣が深いものとなっております。一人でも多くの皆様のご参加を、心よりお待ちもうしております。

日時:1999年10月4日(月)13:00〜
場所:東京大学本郷キャンパス法文2号館・イスラム学研究室 
題目:Dawwani's Place in the History of Islamic Etical Philosophy(講演は英語で行われる予定です)

*問い合わせ先:東京大学文学部イスラム学研究室(担当:竹下、内藤)
           tel.03-5841-3778 Fax 03-5841-3817(文学部代表)

(9/22掲載)
Taef El-Azhari先生講演会(10/12)のお知らせ

イスラーム地域研究・京都国際シンポジウムに参加するために来日するTaef El-Azhari先生(エジプト、ヘルワーン大学)の講演会を下記のような形で開催いたします。Azhari先生は、シリアの中世史を専門とし、The Saljuqs of Syria:During the Crusades 463-549A.H./1070-1154A.D.(Berlin, 1997)の著作を公刊したエジプトの新進気鋭の歴史研究者です。日本の研究者との交流を望んでおられますので、ぜひこの機会にご参加ください。

日時:1999年10月12日(火)15:00〜17:00
場所:東洋文庫第二会議室(2階)文京区駒込2-28-21 tel.03-3942-0121
(山手線駒込駅、地下鉄三田線千石駅より徒歩7分)
題目:ヌーリー(ザンギー)朝とアイユーブ朝期におけるアターベク職(英語・通訳なし)

*会の終了後、Azhari先生を囲んで懇親会を予定しております。

問い合わせ:三浦 徹(お茶の水女子大学、東洋文庫研究員、第5班)

(9/18掲載)
6班第9回アラビア語写本史料研究会(10/3)のお知らせ

次回のアラビア語写本史料研究会は以下の要領でおこないます。皆様の参加をお待ちしています。なお、初めて参加される方は、谷口まで御連絡下さい。テキスト等をお届けします。

日時:1999年10月3日(日)13:00〜
場所:京都大学文学部西南アジア史学資料室(文学部東館4階南側)
担当者:清水 和裕
範 囲:52頁6行目〜56頁1行目

使用テキスト:Hilal al-Sabi'. Rusum al-Dar al-Khilafa. Ed. `Awad, Mikha'il. Baghdad, 1964.
(英訳:Salem, Elie A. (tr.) Rusum al-Dar al-Khilafa. Beirut, 1977.)

*当研究会に関するお問い合わせは、谷口淳一<tan-jun@ma1.seikyou.ne.jp>へお願いします。
*研究会会場に関するお問い合わせは、近藤真美<Kon-ma@mb3.seikyou.ne.jp>へお願いします
*当研究会のウェブページ(URL: http://ha1.seikyou.ne.jp/home/tan-jun/)もご覧下さい。

(9/18掲載)
5c班第4回「回儒の著作研究会」(9/25)のお知らせ

「回儒の著作研究会」では、下記のとおり第4回例会を行います。皆様のご参加をお待ちいたします。  

 日時:9月25日(土) 14:00〜17:30
 場所:東京大学文学部アネックス・小会議室
 内容:『天方性理』第1章6節「性理始分図」

  詳細については黒岩[cookie-1@mail.webnik.ne.jp]までお問い合わせ下さい。

(9/18掲載)
秋野記念プロジェクト「中央アジアの平和と環境」およびフェローシップのお知らせ

 昨年7月に筑波大の秋野豊先生がタジキスタンで国連監視団員として活動中に殉職されてから、早くも1年余りが過ぎました。日本政府が秋野先生を記念して拠出した事業費を使って、国連大学が、ユーラシア研究・中央アジア研究のための「秋野記念研究プロジェクト」(5年間)をスタートさせようとしています。
 このプロジェクトは、一般の共同研究プロジェクトとはやや異なり、若い研究者に現地調査や留学の機会を提供することを主眼としています。全体テーマは「中央アジアの平和と環境」で、中央アジアの国際関係、政治、経済、社会、環境問題などに関する研究を行う人を対象としています。地理的範囲の限界については関係者の間でもやや議論が分かれているところですが、「中央アジア」をなるべく広く解釈して、旧ソ連中央アジア5カ国だけではなくその隣接諸地域や旧ソ連各地に関する研究も取り込んでいこうという方向にあります。また、必ずしも狭義の現状分析だけでなく、現代的な関心のもとで歴史的パースペクティヴを持った研究でもよいでしょう。なにぶんにも初年度なので、どのような審査が行われるかはまだ確かではありません。
 このフェローシップを使って2000年に現地調査・留学を希望する人は、1999年10月31日までに研究提案(英語)を国連大学に提出しなければなりません。採用された場合、秋野記念フェロー(研修生)として、最長1年間の現地滞在が可能になります。滞在に関する手配は、国連大学がバックアップします。また秋野フェローに対する日本国内での指導は、小松久男先生(東京大学)、塚谷恒雄先生(京都大学)と宇山智彦(北海道大学)が担当することになっています。
 プロジェクトに関連してセミナーや国際会議も開かれます。また秋野フェローによる論文で優れたものは、国連大学から何らかの形で刊行される予定です。
 フェローシップの応募用紙は、こちら<http://www.unu.edu/akino/announce.html>からダウンロードすることができます。

(9/18掲載)
5a班第2回「知識と社会」研究会(10/30)のお知らせ


 5a班の研究会「知識と社会」では、第2回の研究会を以下の要領で開催します。皆様の広いご指示に感謝するとともに、ご参加のほどをよろしくお願い申し上げます。「知識と社会」研究会では、ご関心をお持ちのお方に広く参加していただくために、できる限りのことをしたいと考えております。東京以外にご在住の方でご参加の意向をお持ちの方は、お早めに森本一夫(morikazu@ioc.u-tokyo.ac.jp)までご連絡下さい。

日時:10月30日(土)14:30〜17:00(発表1時間20分、討論1時間)
場所:東京大学東洋文化研究所3階第1会議室
発表者:阿久津正幸(慶應義塾大学文学研究科 後期博士課程)
論題:「知識の伝達とイスラーム諸学間の相対的関係−アレッポのマドラサを舞台にして」
発表要旨:
 マドラサとはイスラーム世界の伝統的な教育施設であるが、教育機能の検討がないまま、従来の研究史では政治や社会との関係において評価が下されてきた。
 これは、教育の場であるマドラサが、なぜ政治的・社会的機能を果たし得たのか、つまり知識と社会との関係が問われた上で考察された評価ではないことを指摘していきたい。
 本発表は、マドラサという教育の場で扱われた、イスラーム諸学を中心とする知識が、どのように伝達されてきたのかを検討していく試論となる。これは、マドラサの社会史的考察に向けた作業の一過程に位置づけられる。

(9/18掲載)
4班第19回歴史地理情報処理研究会(10/13)のお知らせ

下記の通り、研究会を開催します。

日時:10月13日(水)10:30〜11:30
場所:東京大学法文2号館4階2425 水島研究室
テーマ:
インドポンネリにおける
 1. 村落別集計した土地被覆データの分析
 2. NOAA画像に基づいた土地利用データと降水量の関係の分析
 3. その他

(9/15掲載)<11/10更新>
5・6班共催国際ワークショップ「ペルシア語文書研究の可能性」(12/4)のお知らせ

第5班と第6班は共同で国際ワークショップ「ペルシア語文書研究の可能性」(Studies on Persian Archival Sources)を下記の日程で開催いたします。イラン・中央アジア・インド等広大なペルシア語文化圏で作成されたさまざまな文書の形式・内容について、地域間比較的の観点から、実のある議論をたたかわすことを目指します。現在、急速に伸びつつある分野であり、世界的に見ても最先端の成果が期待できます。招聘研究者を交えた他の企画も行われる予定ですので、ご期待ください。

日時:1999年12月4日(土)
会場:東京大学本郷キャンパス東洋文化研究所大会議室
*プログラム終了後、本郷周辺で18時より懇親会を予定しております。

*このワークショップに参加される方は、準備の都合上、11/26(金)までに、5班事務局(e-mail:5jimu@ioc.u-tokyo.ac.jp, Fax: 03-3815-9565)に以下の情報をお寄せくだだけると幸いです。
1. 御氏名 (和文およびローマ字)
2. 御所属機関、およびその英名
3. 御連絡先(e-mail, tel, fax等、連絡が可能なもの)
4. 懇親会への参加の有無

*その他問い合わせ先:近藤信彰(nkondo@bcomp.metro-u.ac.jp)

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International Workshop on Persian Archival Sources
December 4, 1999
at Institute of Oriental Culture, the University of Tokyo

10:00-10:20 Opening Session

10:20-11:00
ISOGAI Ken'ichi (Kyoto University)
"Hanafite waqf theory reflected in waqf deeds from 16th and 17th century Bukhara".

11:00-11:40
Christoph WERNER (University of Bamberg)
"The Winners of Qajar Social Transformation: a Case Study in Landownership".

11:40-12:20
Bakhtiyar BABADJANOV (Institute of Oriental Studies, Tashkent)
"Irshad-name of the Kubraviya and the Naqshbandiya belonging to 16th and 17th century from the Collection of Biruni Institute, Tashkent".

(12:20-13:20 Lunch Break)

13:20-14:00
KONDO Nobuaki (Tokyo Metropolitan University)
"Waqf of Ostad `Abbas: Revision of Deeds in Qajar Tehran".

14:20-15:00
Mansur SEFATGOL (University of Tehran)
"Majmu'eha: An Important and Unknown Sources of Historiography of the Last Safavids: the Case of Majumu'-e Mirza Moina"

(15:00-15:20 Coffee Break)

15:20-16:00
Hashem RAJABZADE (Osaka University of Foreign Studies)
"Documents on Water Distribution in Qajar Iran"

16:00-16:40
YAMAGUCHI Akihiko (The University of Tokyo)
"On the Term 'Resm-i cift' in Ottoman Tax Registers on Iran".

16:40-17:20 General Discussion

*問い合わせ先:近藤信彰(6班分担者:nkondo@bcomp.metro-u.ac.jp)

(9/15掲載)
イスラム国家論研究会9月例会(9/25)のお知らせ


 秋一番の例会は、北海道大学より報告者をお招きしました。ひさびさのオスマン朝史関係の報告で、15世紀前半の「簡易帳」(ディルリク保持者に関する記録)から、オスマン朝初期のアルバニア地方におけるティマール制軍団員と地方行政機構の実態が明らかにされます。オスマン朝形成史を考える上でも、重要な論点が見いだされるものと思われます。どうぞ大勢の方々の御参加をお待ちしています。

日時:9月25日(土)13:30〜17:00
会場:東京大学本郷キャンパス法文1号館317号教室
報告者:今野 毅氏(北海道大学大学院博士課程)
題目:「15世紀のアルバニア=サンジャク:サンジャク=ベイとスバシュとカーディーと」
コメンテーター:清水保尚氏

 会場は東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。
*お問い合わせ:e. mail連絡担当、堀井(HZU03442@nifty.ne.jp)まで

(9/11掲載)
中央アジア映画特集のお知らせ

 中央アジア映画特集が9月に東京で開催され14本の名作が上映されます。これはキルギス・フランス映画『あの娘と自転車に乗って』が10月2日に公開されるのを記念して上映されるものです。(この作品については後日、改めてご案内いたします。)たいへん貴重な機会ですので、みなさま、どうぞお誘い合わせの上、ご覧ください。

日時:9月18日(土)〜10月1日(金)
場所:キネカ大森(JR大森駅東口西友大森店5階)電話03-3762-6000 

上映プログラム等詳細はこちらをご覧下さい。

(9/11掲載)
イスラーム世界研究懇話会第2回例会(9/18)のお知らせ

 下記の予定にて、第2回例会が開催されることとなりました。ご多忙中とは存しますが、皆様奮ってご参加下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

日時:1999年9月18日(土)15:00〜17:00
場所:京都市左京区吉田本町京都大学 文学部東館4階 472号室
    (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 連環地域論講座 講義室)
報告者:パブロ・ベネイト氏(セビリア大学助教授、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科外国人研究員)
  “ The Glory of Islamic Spain and Ibn Arabi”(使用言語:英語)

お問い合わせ:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 連環地域論講座事務室 古賀かおり
tel:075-753-7387/fax:075-753-7389/e-mail:koga@asafas.kyoto-u.ac.jp

(9/8掲載)
5c班第2回「比較史の可能性」研究会(10/17)のお知らせ


 IAS5班では、今年度より新たに「比較史の可能性」研究会の活動を開始し、6月に第1回研究会を行いました。第2回の研究会は、下記のとおり開催することとなりました。皆様のご参加をお待ちしております。 

 日時:1999年10月17日(日)12:30〜18:00
 場所:東京大学東洋文化研究所3階大会議室
 発表者および題目:「契約:神・共同体・個人」
  12:30〜14:00 高見澤磨(東京大学東洋文化研究所、中国法)
        「中国において典型的な契約とはいかなるものか:近現代法導入の局面において」
  14:15〜15:45 西尾寛治(サバ・マレーシア大学、マレー史)
        「ムラユ世界における君臣間の「誓約」:ムラユ語ヒカヤット“スジャラ・ムラユ”の分析を中心に」
  16:00〜17:30 岩武昭男(関西学院大学文学部、イラン史) 
        「イスラーム世界における契約の理論と実態」
  17:30-18:00 総括討論
いずれも、報告は1時間程度、そのあと30分の質疑を行います。会の終了後、簡単な懇親会を予定しております。

*事前に参加の申し込みをいただいた方には、報告要旨(参考文献リスト付)をお送り致します。これは、当日の質疑や討論を活発にするために、多少なりとも頭と体の準備をしたうえで、報告に臨もうという趣旨のものです。申し込みは、9月27日までにEメール5jimu@ioc.u-tokyo.ac.jpまたはファクスで5班事務局にご連絡ください。もちろん、当日の飛び入り参加も歓迎いたします。

*当日は、休日のため通常は入口が閉まっています。12:00〜12:30の間は、正面入口を開けておきますので、できるだけこの時間帯に入館くださるようにお願いいたします。遅れてお出でになる方は、正面入口右側にある内線電話を使って、会場(内:85899)または5班事務局(内:25883)と連絡をお取り下されば、ドアをお開けいたします。

(9/4掲載)<10/6更新>
公開シンポジウム「イスラームと市民社会:東南アジアからのメッセージ」(11/7)のお知らせ

 笹川平和財団では、この度、東南アジアの代表的イスラーム知識人10名を我が国に招待して、公開シンポジウムを開催することにいたしました。これらの知識人は、同地域における社会開発、民主化、市民社会の確立を目指して、様々な場で活躍している方々であります。21世紀に向かって、冷戦終結後の新たな世界秩序を構築する上で、我が国とイスラーム世界との建設的な交流と協力が緊要であることはいうまでもありません。中でも、我が国にとって、最も身近な地域の一つである東南アジアでは、5億人余りの総人口のうち、4割以上の2億人余りがイスラーム教徒であり、政治経済、社会文化の領域で、イスラームが大きな役割を果たしています。
 同地域のイスラームは伝統的に文化的多元主義と宗教的寛容を特徴としてきましたが、最近における民族的、宗教的な対立の激化は、同地域の平和と安定の将来に不安を抱かせるものがあります。
 今回の公開シンポジウムを通して、東南アジアのイスラーム知識人がどのように現状を把握し、どのような理念と展望をもって市民社会の建設に従事しているか、また、我が国の関係者に何を期待し、どのような交流と協力を望んでいるか、直接耳を傾けたいと思います。聞き役、コメンテーターには、我が国のイスラーム研究、地域研究の専門家の参加を得ました。どうぞ、学界に限らず、広く政官財界、ジャーナリズム、さらにNGO/NPOの実践家の方々が、奮ってご来会下さる様、お待ちいたします。(笹川平和財団理事長 入山 映)

日時:1999年11月7日(日)13:30〜17:30
場所:国際文化会館講堂(東京都港区六本木5-11-16)
プログラム:
13:30〜13:40 開会挨拶 入山 映(笹川平和財団理事長)
13:40〜15:30
第1部:「イスラームの視点から見た市民社会:基本的理念と東南アジアの現実」
司会:オマール ファルーク バジュネイド Omar Farouk Bajuneid(広島市立大学教授)
パネリスト:
ヌルホリス マジド Nurcholish Madjid(インドネシア、パラマデイナムリヤ大学学長)
オスマン バカール Osman Bakar(マレーシア、マラヤ大学教授、副学長補佐)
シャロン シデイック Sharon Siddique(シンガポール、コンサルタント、元東南アジア研究所副所長)
マイケル マストウーラ Michael Mastura(フィリピン、元国会議員、スルタンコダラトアカデミー財団理事長)
チャイワト サタアナンド Chaiwat Satha-Anand(タイ、タマサート大学平和情報センター所長)
コメンテーター:
首藤もと子(駒沢大学教授)、竹田いさみ(獨協大学教授)、中西久枝(名古屋大学助教授)、床呂郁哉(東京外国語大学助手)
15:30〜15:45 休憩
15:45〜17:30
第2部「東南アジアにおけるイスラーム市民社会運動の課題と展望」 
司会:中村光男(千葉大学名誉教授)
パネリスト:
M. アミン アブドウーラ M.Amin Abdullah(インドネシア、ムハマデイヤー副議長同イスラーム法審議会議長、国立イスラーム宗教学院ジョクジャカルタ校教授)
M. ファジュルル ファラー M.Fajrul Falaakh(インドネシア、ガジャマダ大学講師、ナフダトウール ウラマー社会福祉部議長)
シャリファ ザレハ セイド ハッサン Sharifah Zaleha Syed Hassan(マレーシア国民大学教授)
M.モハマド アブ バカール Mohamad Abu Bakar(マレーシア、マラヤ大学準教授)
プリーダ プラプチョブ Preeda Prapertchob (タイ、コンケーン大学講師)
コメンテーター:
中村緋紗子(文教大学教授)、子島 進(国立民族学博物館外来研究員)、見市建(神戸大学大学院)、オマール ファルーク バジュネイド(広島市立大学教授)
18:00〜20:00 懇親会:国際文化会館「樺山ルーム」

*使用言語:英語(同時通訳付き)
*公開シンポジウム/懇親会とも入場無料です(講堂の定員は70名です。参加希望の方はお早めに笹川平和財団まで申し込み下さい。)
*出張依頼書の必要な方は、用紙を添えてお申し出下さい。

郵便番号108-0073 東京都港区三田3-12-12 笹川記念会館内 笹川平和財団
Tel.: 03-3769-6253/Fax:03-3769-2090
(担当者:若山、長谷川)

(9/4掲載)<10/6更新>
九州史学会・イスラム文明学部会(12/11-12)のお知らせ

 九州大学文学部・イスラム文明学講座では,昨年6班との共同で,写本研究に関するシンポジウムを開催しました。多くの方々のご協力により,盛況・好評のうちに終了することができました。改めてお礼申し上げます。
 これを受け,今年も写本について特別企画「写本史料校訂上の諸問題」を行うことにいたしました。今回は,写本史料の校訂にあたられた方々にご発表をお願いして,そのご苦心の一端をお話いただこうと思っております。写本研究の最先端の成果を知る貴重な機会ですので,ぜひご参加くださいますようお願いいたします。また、詳しい「ご案内」をご希望の方は、研究室までお知らせください。折り返し郵送いたします。

日時:1999年12月11-12日(日)
場所:九州大学箱崎文系キャンパス(会場へのアクセスはこちらをご覧下さい)
 
12月11日(土)
公開講演
13:30〜17:00 佐伯弘次「応永の外寇と東アジア」
         長節子「朝鮮前期朝日関係の虚像と実像」
17:30〜19:30 各部会合同の懇親会(文学部会議室)

12月12日(日)
イスラム文明学研究室の大学院生による研究発表
発表者及び題目:
10:30〜11:00 長野芳彦「ターヒル朝のタバリスターン総督居住都市の設定について」
11:00〜11:30 仁田茜「欧露史料にみえるマンギト朝アミール・ナスルッラー像」
11:30〜12:00 西村淳一「メルヴにおけるフザーア族の活動:ウマイヤ朝末期を中心に」

イスラム文明学部会特別企画「写本史料校訂上の諸問題」
発表者及び題目:
13:30〜14:30 間野英二「チャガタイ語史料校訂上の諸問題:『バーブル・ナーマ』の場合」
14:30〜15:30 太田敬子「イブン・シフナのアレッポ史の諸問題:校訂作業を通じて」
15:30〜15:50 休憩
15:50〜16:50 今澤浩二「オスマン語史料校訂上の諸問題:『ケマルパシャザーデ・ターリヒ』の場合」
18:00〜(予定) イスラム文明学部会の懇親会(中央区天神の割烹料理店)

*準備の都合上、ご参加の方は下記のいずれにご出席かを明記して、お葉書あるいは西村淳一宛Email(nishimu@lit.kyushu-u.ac.jp)で、イスラム文明学研究室までお知らせ下さい。
1)12月11日午後の公開講演
2)12月11日夜の全体での懇親会
3)12月12日午前のイスラム文明学部会・研究発表
4)12月12日午後のイスラム文明学部会・特別企画 「写本史料校訂上の諸問題」
5)12月12日夜のイスラム文明学部会の懇親会

*お問い合わせ先:
九州大学文学部イスラム文明学研究室
〒812-8581 福岡市東区箱崎 6-19-1
tel./fax:092-642-2384
清水宏祐(smzksk@ibm.net)

(9/4掲載)
6班第8回アラビア語写本史料研究会(9/11)のお知らせ


 次回のアラビア語写本史料研究会は以下の要領でおこないます。皆様の参加をお待ちしています。なお、初めて参加される方は、谷口まで御連絡下さい。テキスト等をお渡しします。

日時:1999年9月11日(土)13:00〜
場所:京都大学文学部 西南アジア史学資料室(文学部東館4階南側)
担当者:谷口 淳一
範 囲:49頁3行目〜52頁5行目
使用テキスト:Hilal al-Sabi'. Rusum al-Dar al-Khilafa. Ed. `Awad, Mikha'il. Baghdad,1964.
(英訳:Salem, Elie A. (tr.) Rusum al-Dar al-Khilafa. Beirut, 1977.)

*当研究会に関するお問い合わせは、谷口淳一(tan-jun@ma1.seikyou.ne.jp)へお願いします。
*研究会会場に関するお問い合わせは、近藤真美(Kon-ma@mb3.seikyou.ne.jp)へお願いします。
当研究会のウェブページ(http://ha1.seikyou.ne.jp/home/tan-jun/)も御覧下さい。

(9/1掲載)<10/6更新>
2班国際ワークショップ「イスラーム地域の民主化と民衆運動」(11/27-28)のお知らせ

 下記のようなワークショップを開催いたします。ご参加ご希望の方は、10月20日までに第2班事務局までご連絡いただけますようお願いいたします。
 11月27日(土)〜28日(日)に「イスラーム地域研究」プロジェクトの第2班では、「イスラーム地域の民主化と民衆運動」というテーマでシンポジウム形式の研究会を開催することになりました。中東でも、東南アジアでもイスラーム地域の民主化問題は重要課題ですが、なかなか進展しないというのが実状です。今回のシンポジウムでは、とくに民衆がこの民主化にどのような関わりを持っているのか、ということに焦点を定めたいと思います。ただし、この場合の民衆、民衆運動というのは、学生、労働者、青年層、スーフィー教団、女性、中小の商人、宗教組織など、いわゆる特権的な支配階層以外の幅広い層を対象に考えております。本ワークショップは今年度の第2班全体の研究活動として行われますので、是非ご参加下さいますようお願いいたします。
 プログラムの最終案は後日お知らせいたしますが、現段階でのプログラム案は以下のようになっています。宿泊会場、懇親会の予約等の関係で参加者の人数の確認が必要ですので、ご参加の予定者は10月20日までに第2班事務局までご連絡ください。どうかふるってご参加下さいますようお願い申し上げます。なお、第2班分担者及び協力者の方につきましては10月20日までにご出欠のご連絡をいただけますようお願いいたします。

日時:11月27日(土)〜28日(日)
場所:かずさアカデミアホール107会議室
   292-0812 木更津市矢部1637 tel.:0438-20-5555
内容:
テーマ「イスラーム地域の民主化と民衆運動」

11月27日(土)
16:00〜17:30 基調講演
間寧(アジア経済研究所)「社会運動論とトルコの事例研究」"Approaches to Social Movements and a Case Study of Turkey"
18:00〜 懇親会

11月28日(日)ワークショップ
9:00〜 9:40 Boutheina CHERIET(アルジェ大学)
9:40〜 9:50 質疑
9:50〜10:30 栗田禎子(千葉大学)  
10:30〜10:40 質疑
10:40〜11:00 コーヒー・ブレーク
11:00〜11:40 Syed Farid Alatas(国立シンガポール大学社会学部)
11:40〜11:50 質疑
11:50〜12:30 水野広祐(京都大学)
12:30〜12:40 質疑
12:40〜13:40 昼食
13:40〜14:40 コメント コメンテーター:臼杵陽(民博)、川島緑(上智大学)、浅見靖仁(一橋大学)
14:40〜17:00 総合討論

*報告、コメント、討論はすべて英語で行われます。
*報告は、ワーキングペーパー・シリーズの成果として刊行する予定です。
*宿泊は隣接のオークラアカデミアパーク・ホテル(tel.0438-52-0111)を予約してあります。
*参加申し込みについて:
第2班事務局(Tel./fax:03-3238-3162 Email:h-ono@hoffman.cc.sophia.ac.jp)までお願いいたします。
なお、会場は市街地から遠く、原則として宿泊していただくことになります。
念のため、申し込み時に、宿泊希望の有無、懇親会への参加の有無をお知らせください。
*ワークショップ責任者
 鳥居高(明治大学)(torikiz@mte.biglobe.ne.jp)
 私市正年(上智大学)( m-kisaic@hoffman.cc.sophia.ac.jp)

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