1 -aグループ 紹介


長期的・全体的な位置づけ

1-aグループとは

すなわち,

日本におけるイスラーム思想研究の発展をめざす
おおらかで柔軟な共同研究の場
次世代研究者を励まし,次世代に役立つ成果



活動スタイルの基本方針は,
談論風発・自由闊達
開かれた門戸と自由な交流
時代と世代の架橋



目標は,

   
<具体的な目標>

現代イスラーム思想の広がりをとらえる眺望を確立する
現代イスラームの思想家群像を明らかにする
現代イスラームの論点と焦点を大胆かつ細心に整理する
イスラームの知の伝統(古典)と現代思想を架橋する
世界的な視野で現代思想とイスラーム思想を架橋する



<研究対象>
「思想」はもっとも広義にとらえる(文学なども含む)
「現代」はおおよそ20世紀とする。その前史としての19世紀も含める。
   (古典とのつながり,比較も目配りする)
「イスラーム思想」はイスラーム・非イスラームを問わず現代ムスリ
    ムの思想および非ムスリムのイスラームに関わる思想
全体が「動態的研究」なので,社会の実態/動態との関連は重視
拠点は「思想と政治」なので,政治思想や思想と政治の関わりも重視



<活動内容>
<活動ペース>




<5年間の計画>

初年度(1997):全体=問題発見の年   
 当グループ=「現代イスラーム思想の論争と焦点」
2年度(1998):全体=テーマと地域の組み合わせ(A)   
 当グループ=「現代イスラーム思想と政治・社会の動態」   
        思想と政治・社会の動態との連関を各地域の事例で検証
3年度(1999):全体=テーマと地域の組み合わせ(B)   
       +国際シンポ(日本)〔予算は別枠〕   
 当グループ=「現代イスラーム思想の眺望──中央アジア・     
        西南アジア・北アフリカ」     
        思想の広がりと共振作用を各地域の事例で検証
4年度(2000):全体=地域の比較+国際歴史学会議(オスロ)   
 当グループ=「現代イスラーム思想の東西」     
        現代思想をめぐる諸次元をイスラーム世界内部の東西比較     
        および西洋でのイスラーム論と交差させる中で検証
5年度(2001):全体=総合+国際シンポ(日本)
 当グループ=「イスラーム思想と現代──思索の深度と新時代の眺望」




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