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ガザ攻撃1周年・映画とシンポジウムの集い【ガザは今どうなっているのか】報告
長沢栄治(東京大学東洋文化研究所)

 概要

  • 日時:7月20日(月・祝日)            
  • 会場:東京大学(本郷キャンパス)経済学部 研究科棟第1教室
  • 主催:土井敏邦・パレスチナ記録の会
  • 共催:NIHUプログラム・イスラーム地域研究プログラム東京大学拠点パレスチナ研究班

 プログラム

13:00 【映画上映】

最新作「ガザ攻撃 2014年夏」(監督・土井敏邦/124分)

<序章> ガザ攻撃の経緯と狙い
<第一部>破壊と殺戮
<第二部>産業・生活基盤の破壊
<第三部>封鎖
<第四部>ハマス観

15:15〜【休憩】(15分)

15:30 【シンポジウム】

<一部> ガザの現状報告  
  • パレスチナ子どものキャンペーン
  • JVC(日本国際ボランティアセンター)
  • ラジ・スラーニ氏(パレスチナ人権センター代表)(映像出演/予定)
<二部> 解説(中東情勢とパレスチナ・イスラエル)
  • シリア、イラク情勢のパレスチナ・イスラエルへの影響・臼杵陽氏(日本女子大学教授/中東研究)
  • ガザ攻撃後のパレスチナとイスラエルの動向・錦田愛子氏(東京外国語大学准教授/パレスチナ研究)
<三部> 討論(ガザに私たちは何ができるのか)
  • NGO/NPO関係者
  • 臼杵陽氏
  • 錦田愛子氏
  • (司会)土井敏邦
<四部> 質疑応答

18:00 終了

 報告

2014年夏のイスラエルによるガザ地区攻撃をめぐって、映像資料とその解説を通じて、パレスチナ問題の現在を考える議論が行われた。映像資料に関して土井監督から説明があり、現地NGOの二団体の活動報告が手島氏と金子氏によって行われ、研究者の立場から臼杵陽氏がシリア・イラク情勢との関係、錦田氏がイスラエルの国内情勢などについて解説した。多数の参加者があり、活発な質疑・議論が行われた。
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