NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点グループ2「中東政治の構造変動」では、研究活動の一環として、「中東イスラーム研究の先達者たち」プロジェクトを2007年度から試験的に開始しています。このプロジェクトは、先駆者的な研究者とのインタビューを記録し、シリーズ「中東イスラーム研究の先達者たち」として整理・出版することを通じて、中東研究・イスラーム研究のこれまでの歩みを振り返り、その成果を確認することを目的にしています。
シリーズの第一回として刊行したのは、黒田安昌先生の『弱者の細道を行く:アメリカ中東研究に携わった日本人の研究者』です。日本とアメリカ、そして中東という研究世界の狭間の道を、第二次世界大戦敗戦直後から今世紀にいたる激しく動く政治情勢に身をもって接しながら、研究者として生きた黒田先生の数々の経験と知見には、繰り返し読み直して学ぶべきものが多いと考えます。
*****
先日、NIHU関連の各拠点には本冊子を各20部お送りしましたので、ご入用の方は各拠点事務局にお問い合わせください。また、東大拠点グループ2事務局には若干の在庫がありますのでご連絡いただければ、恐縮ですが郵送費ご負担でお送りいたします(B5判の入る大きさの送付用封筒に切手210円分を貼り,返送先郵便番号・住所・氏名を明記し、下記住所まで郵送にてお申し込みください)。
なお本冊子の在庫はなくなる次第、サービスを終了させていただきますので、お申し込みになる前にこのページで在庫状況を確認くださるようお願いいたします。
〒 113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学文学部アネックス
イスラーム地域研究
グループ2事務局
|