教 授  賴住 光子  (倫理学研究室)

所属
  • 【思想文化学科】倫理学専修課程
  • 【基礎文化研究専攻】倫理学専門分野

専門は、倫理学・日本倫理思想史になる。これまで扱ってきた主たるテキストは、道元『正法眼蔵』や親鸞『教行信証』をはじめとする日本の仏教文献である。これらのテキストを扱う方法は、宗学(宗派の信仰を前提とする学問)をはじめとして、歴史学、国文学、宗教学等、さまざまなものがあり得るが、私が依拠しているのは、和辻哲郎によって切り拓かれた倫理学・日本倫理思想史の方法である。

これは、人間が自己自身や世界をどのようなものとして認識しているのか、またそこからどのような価値や行為規範が導き出されるのかという原理的な問いを持ちつつ、日本において継承されてきたテキストに対するという方法である。原理的問いによってテキストの新たな側面に光を当てつつ、具体的なテキスト分析によって原理的問いをより深化させることを目指している。

なお、このような方法を通じて和辻自身は「間柄的存在」という倫理の原理を見出したが、私自身は、仏教をはじめとする宗教関係のテキストを中心に「間柄の超越」の方向に新たな原理が見いだせないかと模索中である。

詳細情報  2012-2013年度  2014-2015年度  2016-2017年度  2018-2019年度
研究室