助 教  岩谷 舟真  (社会心理学研究室)

所属
  • 【行動文化学科】社会心理学専修課程
  • 【社会文化研究専攻】社会心理学専門分野

集団規範の維持メカニズム、特に対人的な相互作用のなかで個々人の意図と反する現象が生じるプロセスについて関心を持っている。具体的には、(1)集団の個々人が他の集団成員の心を読み合い行動するなかで、各々の集団成員には支持されない規範が集合的に生起・維持される状態(多元的無知状態)がどのようなメカニズムで発生するのか、(2)多元的無知状態が生じやすい社会環境はどのようなものであるのか、といった集団規範の維持に関する研究を社会調査・実験室実験などの手法を通じて行っている。加えて、(3)他者の行動をある方向へと変容させるための仕掛け(ナッジ)が当初の意図とは異なる行動を促す場面について、認知科学を専門とする研究者と共同して研究を行っている。(1)から(3)のいずれの研究においても、相互作用の中でのコミュニケーションのズレやそれがもたらす帰結について、現実社会の問題と関連づけながら理解したいと考えている。

研究室