東京大学常呂実習施設・北見市教育委員会 常呂川下流域の考古資料コレクション

弓弭形角製品
No.39
名称弓弭形角製品
出土遺跡(左)トコロチャシ跡遺跡(史跡常呂遺跡)2号竪穴床面、(中・右)栄浦第二遺跡7号竪穴埋土
法量 (cm)(左)長7.8、(中)長8.4、(左)長9
時代オホーツク文化(後期)
年代紀元8-9世紀
所蔵常呂実習施設
報告書(左)『オホーツク海沿岸・知床半島の遺跡 下巻』Fig.60-7、(中・右)『常呂』Fig.215-2・3
解説鹿角製で、弓の末端の、弦をかける部分に装着する部品(弓弭)であったと考えられるが、弦楽器のミニチュアの頂部とする意見もある。写真右2点の縱4か所の孔にも、元々は「栓」ないし「糸巻き」が挿入されていたとみられる。