42号
- パルザックにおける歌
- 「風景」の時代 : ロマン主義の文学と風景のコードについて
- ヴィクトル・ユゴーと反ユダヤ主義 : 13世紀ドイツの「儀式殺人」伝説への言及をめぐって
- 夜のレアリスム : ネルヴァル「十月の夜」論
- 屋根裏の「バベルの塔」 : ネルヴァルの放浪・蒐集・夢
- ネルヴァル『東方紀行』スイスまでの旅 : 案内書、写真機、時刻表をもたない旅
- ヨーロッパとアジアの狭間にて : テオフィル・ゴーチェ『コンスタンチノーブル』(1853)
- ボードレールとロップス
- エンマとラ・ゲリーヌ : 十九世紀文学とヒステリー
- 詩の使用
- エリック・サティあるいは前衛と後衛の交響
- アポリネール、恋愛書簡の機能 : ルーとマドレーヌへの手紙
- ライオンとヒツジのあいだ
- 内なる対話 : ヴァレリーからベケットへ
- ヴァレリー 1894年
- 写真の出現と芸術の危機 : ヴァレリーとベンヤミンの写真論を中心に
- ヴァレリーの「システム」におけるイマージュと記憶
- 『眼球譚』における「裸」
- 父親の誕生 : フランソワ・モーリヤックの小説における父息子の関係
- 殺すか、話すか : レヴィナスによる「倫理」の敷居について
- ベレック La Disparition 〔失綜、あるいは、煙滅〕の日本語訳をめぐる覚書 : 「不在」の翻訳はいかになされるべきか
- 記憶と神話 : イヴ・ボヌブォワの『湾曲した板』における幼年期
- 「ここならざる場所」へ : ル・クレジオにおける旅の起源
- 文学・科学・テクスト : 反-文学あるいは文学の擬態
- あとがき