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担当教員 大西克也 | 学期:通年 | 火・4 | 赤門総合研究棟849 |
従来難読を以て知られてきた戦国時代の楚系文字は、伝世文献と比較可能な郭店楚簡の出土により、その釈読が近年飛躍的に進歩している。本演習ではその成果を踏まえ、文字学的に厳密な釈文を作成し、新出土文字資料を扱う力を身につけることを目標とする。今年度は『上海博物館蔵楚竹書』第7冊(上海古籍出版社、2008年)を読む予定であるが、どの篇を読むかは開講時に決める。
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担当教員 大西克也 | 学期:夏 | 金・3 | 赤門総合研究棟 赤門721 |
古代中国語文法を扱った論文を丹念に精読し、現代中国語を読む力と文法問題を考える力を養うことを目的とする。今年度は古典的論文の一つである丁声樹「釈否定詞弗不」(『慶祝蔡元培先生六十五歳論文集』下冊、国立中央研究院歴史語言研究所、1935年)を読む。
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担当教員 大西克也 | 学期:冬 | 金・5 | 法文1号館210 |
司馬遷『史記・李将軍列伝』を、中華書局点校本をテキストに講読する。外国語である古代漢語の語彙、語法に即した厳密な解釈を目指し、「なぜそのように訳せるのか」を問うことに重点を置く。現代中国語の学習歴は問わない。
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