科目名 「楚系文字研究」
担当教員  大西克也 学期:通年 火・2 赤門総合:738
 従来難読を以て知られてきた楚系文字は、伝世文献と比較可能な郭店楚簡の出土により、その釈読が近年飛躍的に進歩している。本演習ではその成果を踏まえ、文字学的に厳密な釈文を作成し、新出土文字資料を扱う力を身につけることを目標とする。今年度は上海博物館蔵楚簡より『三徳』を取り上げる予定である。授業冒頭で、楚系文字解読に必要な知識を講義する。



担当教員  大西克也 学期:冬 火・5 法文1号館:112
 司馬遷『史記・酷吏列伝』を、中華書局点校本をテキストに講読する。外国語である古代漢語の語彙、語法に即した厳密な解釈を目指し、「なぜそのように訳せるのか」を問うことに重点を置く。現代中国語の学習歴は問わない。


担当教員  大西克也 学期:夏 金・3 赤門総合:721
 古代中国語を扱った論文を丹念に精読し、現代中国語を読む力と文法問題を考える力を養うことを目的とする。テキストは開講時に指示するが、受身文、使役文など上古中国語の動詞に関わる文法事象を扱った論文を読む予定である。


担当教員  大西克也 学期:夏 金・5 法文1号館:210
 段玉裁『説文解字注』は、全巻現存するものとしては最古の字書である後漢の許慎『説文解字』に付けられた注として、最高峰にあるという評価が定着している。緻密な思考の末に練り上げられた段玉裁の文章に立ち向かい、その思考経路を追体験し、検証することにより、清朝の文章の正確な読解力を養うことを目標とする。今学期は巻一を冒頭から読む。



担当教員  大西克也 学期:冬 金・5 法文1号館:210
 段玉裁『説文解字注』講読1の続きであるが、学期単位の受講を可能とするため、夏学期と冬学期とに分割する。




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