科目名 「近現代中国生活芸術研究」
担当教員  伊藤徳也 学期:通年 水・2 駒場8‐319
 林語堂のFrom Pagan to Christian(59)を中国語訳を見ながら精読していく。林語堂は、80年代以降アメリカ向け中国文化スポークスマンとして一部で高い評価を得ているが、その一方で浅薄な作家とみなされがちである。そうした評価は、主に、彼の中文エッセイとMy Country and My People (35)、The Importance of Living (37) あるいはMoment in Peking (39) 等在米ベストセラーを根拠としている。しかし、林語堂が決して浅薄な文人でないことは、From Pagan to Christianが如実に示している。この授業は林語堂を根本的に再評価するための第一歩である。




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