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ロシア語ロシア文学を学ぶ人のための
文献収集の手引き

 以下の文章は、主に卒業論文を執筆する学部生や新しく大学院に入学してきた修士課程の院生を対象にし、当研究室の教官・大学院生らの協力を得て書かれたものです。図書館の利用案内などは東大の例に沿って書かれていますが、文献収集に関する一般的な情報も多数盛り込まれており、学外の方にもいろいろと参考になるのではないかと思います。またロシア語ロシア文学関係の文献を収集するために東大の図書館を利用しようと思っている人には、これは非常に役に立つ手引きとなるに違いありません。筆者が複数のため、文体の不統一が一部ありますがご了承ください。
 なお文中で言及した機関・書店がインターネット上にホームページを持っている場合、リンクをはっておきました。ご活用ください。


(注) 東大(文学部)関係者以外の場合、学内(学部内)図書館の利用条件には制約がありますので、あらかじめご承知おき願います。

目次

はじめに

(1)事典を利用する

(2)図書館を利用する
1.東大文学部3号館図書室
2.東大文学部図書室(法文2号館)
3.東大内の他の図書館
4.東大以外の図書館(大学)
5.東大以外の図書館(一般)
6.海外の図書館
7.補遺・海外の図書館
A.ロシア国立図書館(旧レーニン図書館)の場合
B.大英図書館(British Library)の場合
(3)書店を利用する
1.ロシア語の洋書を購入する
2.英語の洋書を購入する
3.学位論文を購入する
4.古本屋の利用
(4)インターネットを利用する (2014.1追加)

はじめに

 語学文学を学ぶ過程では、多くの文献が必要になります。とはいえ、研究を始めたばかりの頃は、文献を入手しようとする際にとまどうことも多いかと思います。そんな困った時のために、文献を探す際に必要な最低限の知識をまとめてみることにしました。

(1)事典を利用する

 論文やレポートを書こうとする時や、授業で発表をする時には、必要な文献を探すことになります。この時、やみくもに図書館の本棚を眺めたり、検索カードをひっくり返したりしている人は、いないでしょうか。そうする前にあらかじめ事典を引いておくと、色々な点でずいぶんと手間が省けます。
  しっかりした文学事典には、各項目の末尾に参考文献が記されています。この文献表を利用すれば、すぐに必要な基本文献のリストを作ることができます。
  また図書館には、同じ作品でも複数の版が収められています。初学者は、どの版をテキストに用いるべきか、結構迷うものです。こうした時にも、事典の文献表が役に立ちます。事典には普通、しっかりした版しか掲載されないものです。
  東大の場合、文学部3号館7階の演習室や、総合図書館の参考室には、ロシア文学に関する事典が沢山あります。それぞれ個性のある事典なので、なるべく色々なものを引いて、その特徴を理解するようにしましょう。参考までに、以下に主な事典のタイトルを挙げておきます。


Kratkaja literaturnaja enciklopedija (M., 1962-1978).(この辞典はやや古いので、最近の文献は載っていません。新しい事典も引く必要があります。)
Literaturnaja enciklopedicheskij slovar' (M., 1987). (この事典では、簡略表示で文献が掲載されています。)
Russkie pisatel': bibliograficheskij slovar' (M., 1990).
Russkie pisatel' 1800-1917 (M., 1989−). (刊行継続中)
Enciklopedija russkoj zhizn'. rekomendatel'nyj bibliograficheskij spravochnik.
Handbook of Russian Literature (ed. by Viktor Terras; New Haven, 1985)

 ソヴィエト文学を研究する場合には、以下の事典があります。
Dictionary of Russian Literature since 1917 (by Wolfgang Kasack; New York,1988). (文献を記載するのに、簡略表示を用いています。)
The Modern Encyclopedia of Russian and Soviet Literatures (ed. by Harry B. Weber) (1977-). (刊行継続中)


 上に示した事典の中で「簡略表示」としたものでは、著者と刊行年だけで文献を示しています。これだけの情報でも、目指す本が身近な図書館にある場合には、検索カードやカタログを引くことでその本を手にできますが、時として、どうしてもタイトルが分からないこともあります。こうした時は、Ezhegodnik knigi SSSRLibrary of Congress: Union Catalogなどのカタログを引くことで、必要なデータを知ることができるでしょう。これらのカタログは、東大の場合、総合図書館の参考室にあります。


 ロシア語学を学ぶ場合には、以下の目録や事典が参考になるでしょう(東大の場合、いずれも、文学部3号館や8階のスラヴ文学研究室にあります)。


Bibliographie zur russischen Sprache (Symbolae Slavicae 8)(1980).
Bibliographie zur slavischen Sprachwissenschaft (symbolae Slavicae 1) (1977).
A Selected Bibliography of Slavic Linguistics 1,2(l966,1970).
Russkij jazyk; entsiklopedija (1979).
Lingvisticheskij enciklopedicheskij slovar' (1990).


 語学の場合、文学に比べて図書館の蔵書が少ないため、こうした参考書を見るだけでなく、図書館の蔵書を一通り見ておくとよいでしょう。目次を見るだけでも、本のおおよその内容を知ることができます。
 本格的な論文を書く場合には、事典に載っている文献だけでは不十分です。個々の文献についている参考文献のリストなどを参考にして、なるべく多くの文献を集めましょう。また、研究室で購入している雑誌は、なるべく目を通すようにしましょう。雑誌には、論文だけでなく、書評も掲載されています。各年の最終号の巻末に、その年に掲載された論文や記事の一覧がまとめられていることもあります。
 こうして、関連するテーマの論文を収集し、その論文の参考文献リストからまた関連する文献を増やしていくわけですが(この際多くの文献を集めるためには、当然ながら、最新の文献からスタートするべきでしょう)、この過程で、あるテーマにおける基本文献、あるいはより影響力を持つ文献など、文献リストの<見取り図>を把握することができますし、そのテーマの扱われ方の傾向を知ることもできます。


文献に関する情報を集めた雑誌やシリーズ本もありますので、以下にいくつか挙げておきます。 Refarativnyj zhurnal; literaturavedenie.
Refarativnyj zhurnal: jazykoznanija.
Slavjanskoe jazykoznanie: bibliograficheskij ukazatel'
Astra Soviet and East European Bibliographies, East European Languages and Literatures
(Compiled by Garth M.Terry)(英語圏の雑誌に掲載された論文の、著者、タイトルなどを、トピックごとにまとめた情報誌。)

(2)図書館を利用する

 東大の図書館は、学内に分散しているため、他大学に比べて利用が面倒です。どこにどんな性格の図書室があるのか、手続きをどこですべきかを、各図書室で出している案内書などを利用して、きちんと把握しましょう。


1.東大文学部3号館図書室

 必要な文献が分かったら、図書館を利用して本を探すことになります。探す文献が単行本の形をとった洋書である場合、まずもっとも身近な場所にある3号館図書室に行ってみましょう。スラヴ文学研究室で購入した書物は、主にこの3号館図書室に納められています。


2.東大文学部図書室(法文2号館)

 研究室で購入している雑誌の古いナンバーは、文学部図書室に納められています。雑誌に載った論文を探すときには、まずここを利用することになります。なお雑誌の新しいナンバーは、8階の研究室に置かれています。


3.東大内の他の図書館

 文学部の図書室に目指す文献がない場合、学内の他の図書館を利用することになります。総合図書館のOPAC(オンライン総合目録)には、全学の蔵書が登録されているため、探している文献が東大にあるのかどうか、東大のどこにあるのか、を知ることができます。
 

スラヴ文学科の学生・院生は、主に以下の図書館を多く利用することと思います。
総合図書館
教養学部図書館
教養学部外国語研究書庫(教養8号館)


教養学部図書館には、米川文庫があります。ここには、戦前に翻訳されたロシア文学の訳書が多く収められています。
 事典などで、Diss. などと書いてある文献があります。これは、学位論文(dissertation)です。主要な学位論文は、スラヴ研究センター(北大)で購入しています(インターネット上で検索できます。)。東大の図書館(文学部3号館、教養学部ロシア語教室など)も多少は購入しています。


4.東大以外の図書館(大学)

 目指す文献が東大になかった場合、学外の図書館を利用することになります。国立大学の院生は、国立大学ならばどの大学でも自由に閲覧することができます。
 私立大学の図書館は、各大学によって利用資格が異なっていますが、おおむね所属大学の図書館の発行した紹介状が必要となる場合が多いようです。東大生(学部生含む)の場合、紹介状は、文学部3号館図書室で発行してもらえます。
 東京周辺の大学でロシア文学関係の文献が充実しているのは、東京外国語大学、一橋大学、早稲田大学、上智大学(上智大学には、中央図書館の他にも、ロシア思想関係の本の多い聖三木図書館もあります)です。

 インターネットを利用すれば、学術情報センターが提供するNACSIS(オンライン情報検索サービス)で検索を行って、図書や雑誌などの所在を知ることができます。



 さて学外の図書館も近場であれば、自分の足で出かけることも可能ですが、遠方の大学の場合、それがかないません。国立大生はそうした場合でも、国立大学の蔵書であれば、文献を郵送で取り寄せて、閲覧することができます(図書館間相互貸借)。東大文学部生の場合、この手続きは文学部3号館図書室で行っています。
 また遠くの大学にある雑誌論文や単行本の一部をコピーしてもらい、郵送で取り寄せることができます(学外図書館所属資料の文献複写)。これは、国立大学だけでなく、私立大学についても可能です。この手続きは同じく文学部3号館図書室で行っています。また、貸借・複写いずれも、東大OPACの「My OPAC」を利用して申し込むことができます。


5.東大以外の図書館(一般)

 和書を探している場合、国会図書館に行けば、大抵、一発で解決します。国会図書館には国内で出版された全ての本を納入する、原則になっているからです。しかし、国会図書館の本は館外貸し出しをしてくれず、コピーにも枚数制限があります(しかも、コピー代が法外に高いです)。その上、閉架式で、司書が本を渡してくれるまでに、さんざん待たされます。だから、できることなら、国会図書館は利用しない方がよいでしょう。
 意外と使えるのは、公立の図書館です。都立図書館の蔵書の数はかなりのものですし、区立の図書館も馬鹿にしたものではありません。とりあえずは、自宅の近所にある図書館や、東大生の場合は、大学に近い文京区立真砂図書館にでも行ってみてはいかがでしょうか。
 朝日出版社から出ていた「ロシア文学案内」(1977、品切れ)は、巻末にロシア文学の主な翻訳書の一覧を掲載しています。手元においておくと、翻訳の有無をすぐに知ることができ便利です。図書館などには置かれていますので、一度見ておくとよいでしょう。
 ロシア語の本を探している場合、忘れてはならないのが、日本ロシア語情報図書館です。これは、東京ロシア語学院の中にある小さな図書室ですが、よその図書館にはない文献が結構あります。年会費がやや高いですが、利用する価値はあります(住所:世田谷区経堂1‐11‐2;電話:03‐3429‐8239)。
 日本ロシア語情報図書館の年会費は6000円。但し、非会員でも閲覧だけなら当日料金で利用できる(貸し出しは会員のみ)。コピーは一枚100円(非会員料金)。


6.海外の図書館

 探している文献が日本国内にないという場合は、海外の図書館から取り寄せることもできます。東大の場合、この手続きは文学部3号館図書室の受付で行っています。ただし、手元に届くまでに、費用や日数が結構かかるようです。また、常に確実に届くというわけでもありません。


7.補遺・海外の図書館

 取り寄せの手続きに入る前に必ず、その文献が日本国内に無いことを「NACSIS」等で確かめましょう。

A.ロシア国立図書館(旧レーニン図書館)の場合

 ロシア版国立国会図書館であり、旧ソ連・ロシア国内で刊行された書籍は全て揃っている建前になっている。到着まで通例2か月程かかるようである。東大文学部図書室の場合、到着後の貸出期間は一週間なので、すぐにコピーするか、マイクロの場合はリーダーで紙におこす。とりよせの形態(現物、マイクロ、ゼロックスコピー)は申し込み時にリクエストできるが、常に希望どおりになるとは限らない。料金は、到着時に同封されているインヴォイス(送り状)の記載に応じて、「国際返信切手券(IRC)」を郵便局で買い、文学部図書室カウンターに支払う。インヴォイスが同封されていない場合は、とりあえず料金のことは無視してよい(たいてい後から送られてくる)。返送など面倒な手続きは文学部図書室のほうでやってくれる。料金は筆者の経験ではリーズナブルなものであった。コピーは法外に高額だという噂があったが、筆者の場合、十数枚(比較的新しい雑誌のコピー)が、送料込みで千円しなかったと記憶している。

B.大英図書館(British Library)の場合

 「BLDSCサービス」によって取り寄せることになる。東大生の場合、文学部図書室でも代行してくれるが、ブリティッシュ・カウンシル(略称ブリカン)の会員になって個人で頼んだほうが到着が早いらしい。筆者は飯田橋のブリカン図書室(研究社英語センタービル内。東京理科大の隣り)で年会費4000円を払って入会し申し込んだところ、4か月で到着した。「BLDSCサービス」とは、ブリカンが British Library Document Supply Centre (BLDSC)から、1800年以降の出版物をとりよせてくれるというものである。通常、申込日から2−3週間で届く建前だが、実は半年かかるケースもある。現物貸し出しは一冊4800円、またフォトコピーはl0頁まで1000円で、それ以降は10頁ごとに1000円加算される。博士論文は長さに関係なくl件につきゼロックスコピー14000円、マイクロ8000円である。BLDSCに無い文献でも、申し込み時に申請すれば、英国内のバックアップ・ライブラリーからとりよせてくれる場合もある。なお、大英図書館蔵書目録「BLC」は、東大(総合図書館参考室)にもあるが、あまり信頼のおける目録ではない。
 注意──書籍の種類によっては、「館外持ち出し不可」の指定が付されて送られてくることがある(バックアップ・ライブラリーからのは大抵そうらしい)。その場合は館内のコピー機を使うことになるが、一枚50円で、しかも英国著作権法により総頁数の20%しかコピーさせてくれない。筆者(ひっしゃ)は、ある作家のコンコーダンスを十日かけて筆写(ひっしゃ)するはめになった。東大文学部図書室経由で申し込むとこうした事態が回避できるかは定かでない。


3.書店を利用する

1.ロシア語の洋書を購入する

 ロシア語の文献は、神保町の「ナウカ」や、本郷の「日ソ図書」で販売しています。ロシアで出版された本はなかなか再版されません。将来、必要になりそうな本は、当面いらない本でも、購入しておきましょう。又、この2店とも定期的にカタログを出していますから、必要な(必要となるかもしれない)本は注文しておきましょう。より確実に購入できます。


2.英語の洋書を購入する

 英米の洋書を販売する店は、東京にいくつもあります。東大本郷の生協書籍部・洋書売り場では、洋書を組合員価格で販売しています(非組合員は定価)。店頭に置かれていない本でも、丸善に在庫があれば、短期間で取り寄せてもらえます。英米の洋書の場合、注文する前に Books in Print などのカタログを見れば、探している本が流通しているかどうかが分かります。こうしたカタログは、書店だけでなく図書館の参考室にも置いてあります。
 海外の大学の紀要などは、書店のルートなどで購入することはなかなか困難です。こういう場合は、直接著者に依頼する方がよいようです。先生方に、連絡の方法を聞いてみるとよいでしょう。


3.学位論文を購入する

 海外の大学に提出された学位論文を、購入することも可能です。紀伊国屋などいくつかの洋書店で、学位論文の注文を受け付けています。参考までに、雄松堂の連絡先を記しておきます。(雄松堂書店・学位論文センター/文京区大塚3−4 2−3/te1.03‐3943‐5891; fax.03‐3943‐9104)


4.古本屋の利用

 絶版の和書を購入したい場合など、古本屋を利用することができます。古本屋には欲しい本がいつもあるというわけにはいきませんが、まめに通っていれば様々な本を発見できるでしょう。東京の古本屋は、神保町や早稲田に多くあります。早稲田には、ロシア文学関係の本が比較的多く売られているようです。古本屋は品揃えにそれぞれ特色がありますので、自分の足で回ってみてそれをつかんでおくとよいでしょう。


4.インターネットを利用する

 インターネット上の書店「オゾン」(ロシア語書籍)、「アマゾン」(洋書)「日本の古本屋」(和古書)などを通じて図書を購入することもできます。ただし、インターネットを使って買い物をするとき、注意しなければいけないのはセキュリティの問題です。クレジットカードの番号など他人に知られたくない情報を、ホームページ上のフォーム(プラウザから文字・数字を入力する欄)やEメールで無造作に知らせてはいけません。フォームやEメールで伝達される情報は、特にセキュリティ・システムが働いていない場合、第3者が内容を見ることも不可能なことではありません。手に取れば誰でも内容がわかるハガキと同じようなものだと考えてください。
 書店以外にも、インターネット上にはさまざまなデータベースがあり、上手に利用すれば非常に便利です。ただし、著作権の保護にはくれぐれも留意してください。以下、いくつかの書店やデータベースを紹介します。


OZON
http://www.ozon.ru/
 ロシアで最も有名なネット書店。多くの本が集められていますが、しかし品切れも非常に多いので、いざというときには使えないことがよくあります。
Alib
http://www.alib.ru/
 ロシア語書籍のほとんどが手に入る、巨大なネット書店。OZONよりも遥かに品揃えが充実しています。なお、ロシアには他にもネット書店がありますが、「オゾン」と「アリブ」を押えていれば、基本的には用を賄えるはずです。
ГИЛЕЯ
http://hylaea.ru/
 アヴァンギャルド関連の書籍の専門店。以前はモスクワ市内に実際に店舗を構えていましたが、現在は専らネット書店として機能しています。注文すれば日本への配送も可能です。
disserCat
http://www.dissercat.com/
 ロシアの大学に提出された学術論文の電子図書館。無名の学生の論文から、著名な研究者の論文まで、幅広いジャンルに亘り数多くの論文が揃っています。一部は無料で閲覧可能ですが、全文を読むにはネット上で論文を購入する必要があります。購入手段は色々選ぶことができます。ロシア在住の場合は、ロシアの携帯電話を用いて購入するのが簡単。日本在住の場合は、Western Union というサービスを使って購入することができます。なお、disserCat のサイトによれば、クレジットカードでも決済できると書いてありますが、日本のカードは対応していないようです(2013年現在)。
Журнальный зал
http://magazines.russ.ru/
 ロシアで刊行されている雑誌の多くを無料で閲覧できます。バックナンバーも揃っています。検索機能も当然あるので、とても便利です。

注)本文中に記載された価格や電話番号は、その後に変わっている場合があります。


初版文責:岩本和久
協力:長谷見一雄、清水道子、柳町裕子、斉藤毅、久野康彦
1997.7.増補改訂
増補改訂、電子テキスト化担当:久野康彦、三好俊介(以上敬称略)
2011.6一部改訂
2014.1一部改訂