幻の第III部 − 言語に与る人間
以下は、最終段階で元来の意味で「割愛」した幻の第三部です。
出版されたものの第8章ははじめは第3部の最後に12章として入っていました。近くこの第三部は独立した著作として企画しなおす予定です。
- 第8章 コミュニケーションの射程
- コミュニケーションのかたち
- 記号
- 基礎コミュニケーション・パターンと行為・価値の起源
- 第9章 語彙のネットワーク
- 対応姿勢の差異化としての分類ないし呼び分け
- 言葉を交わし得る相手である人間
- 第10章 人格の成立と多重性
- さまざまな言語ゲームの習得
- 私の二重化=人格の成立
- 複数の言語ゲーム・複数の私の並立
- 複数の私の間での情報交換が途絶える
- ビリーはなぜ多重人格になったのか
- 第11章 共同行為の地平を拓く
- 行為の共同性
- 単独でする行為の場合
- 誰かに対して何かをする
- 誰かと一緒に何かをする
- 看做しアニミズム
- 共同行為の構造
- 共同行為の倫理
- ことばに共に与かる共同行為の現場へ